あの凄絶な4事例を終えて1ヵ月。どのスクールよりも突き抜けた事例解説を1ヵ月30日続けたこのクソサイトが、12月より「1次」対策を本格開始。今年で受かるあなたも来年受けるあなたも、あのD友館をどう蹴っ散らすかに心が躍る、ドッキドキの毎日が始まります。

K事例Ⅳ

【R5Ⅳ予想第1問】電卓を 10回叩くと 3指標 / Ⅳの解き方13個+生産性

簿記1級→診断士→US-CPAスト合格※かつ、事業再生先の現職経理部長。Ⅳよわよわが多い試験評論界で抜群の実績を誇る当サイトの、経営分析チートをどうぞ。

※US-CPAはCBTに不慣れな初回1科目のみ不合格。試験に一度落ちると説明がメンド臭くなるので、さっさとスト合格を決めましょう。

Q
Ⅳつよつよ会計男子の誰もが頷く、最速の経営分析。それは【電卓叩く回数を最小】にして計算ミスのリスクを減らすことだ。
A

それは耳よりな情報ですね。計算→検算の電卓2回でピタリなら猫60点でも、一度の電卓ミスは2回、3回再計算が要るので、B、C評価まっしぐらに。そこでまず経営指標の定義のおさらいです。

①収益性

収益性は企業が収益を上げているかどうかを示す指標です。主な要素には売上高、利益、純利益率、収益成長率などが含まれます。収益性が高い企業は、売上高に対して利益を上げ、経営の健全性を示します。高い収益性は投資家や株主にとって魅力的で、企業の成長や競争力を示す重要な要素です。

②効率性

効率性は企業がリソースを最適に活用しているかどうかを評価する指標です。主な要素には生産コスト、在庫回転率、労働生産性などが含まれます。効率的な企業は、コストを最小限に抑え、生産効率を高めて競争優位性を獲得します。高い効率性は収益性向上に貢献します。

③安全性

安全性は企業のリスク管理能力を評価する指標で、主に財務的な安全性を指します。要素には負債の健全性、流動比率、固定費のカバレッジ比率などが含まれます。安全な企業は経済的な変動に対して強靭で、危機的な状況に対処できる可能性が高いです。

④生産性

生産性は企業がリソースをどれだけ生産的に活用しているかを示す指標です。労働生産性、資本生産性、生産プロセスの効率性などが考慮されます。高い生産性は、同じリソースでより多くの生産物を生み出し、収益性と効率性の向上に寄与します。

【ファイナル経営分析】電卓を 10回叩くと 3指標 / Ⅳの解き方13個+生産性

電卓は収益性4+効率性4+安全性2=10回叩く
①収益性は売上/粗利/営業/経常利益を他社比で出して指標を先に決め、②効率性は棚卸/有形固定資産回転率の4つに決め打ちし、③安全性は自己資本比率をまず選ぶ。(100字)

広く知られる通り、経営分析指標は別解が広く認められ、(生産性のような例外を除き)原則猫にも満点を与える設定。最初の収益性を比で出して、計算ミスを防ぐことがコツです。

収益性で電卓①~④回目

Q
収益性で、売上高総利益率・営業利益率・経常利益率のどれを選ぶか、いつも悩んで時間をロスします。
A

収益性で3つのどれを選んでもバツはなく、60字マス目を記述しやすい根拠を選べばOK。そこで【電卓①~④回目は他社比を求め】、R4なら最も優れた売上高総利益率を選ぶと安全な。

効率性⑤~⑧回目はタナカ・ユウコ

Q
効率性指標の回転率候補は、総資本/売上債権/棚卸資産/有形固定資産の4つある。棚卸資産回転率(タナカ)・有形固定資産回転率(ユウコ)の2つに絞る理由を教えろ。
A

他の2指標が候補であっても、①在庫多すぎ(→タナカ)、②有形固定資産の稼働が低すぎ(→ユウコ)ならすぐその場で答にしてOK。くっだらない語呂合わせで、指標名も忘れません。

安全性⑨⑩は自己資本比率を最初に計算

Q
TACが13指標に絞っても、流動/当座/固定/固定適合/負債/自己資本の6つもあって、覚えにくいのが安全性です。
A

そこで安全性は【自己資本比率】一択に決め打ちし、そうでない時だけ別指標を探す。また自己資本低なら→負債比率UPなので、負債比率を選ぶ利点はゼロ以下です。

R5出題確率は半々?~生産性は必ずチェック

定義が複数=別解が出るので国家試験出題はないとされた労働生産性を出したR4第1問。R5再出題されるかどうかより、今後のビジネスに欠かせない【付加価値】を学ぶ手段として試験を使います。

今日のまとめ

Q
なおこの電卓10回の最速チートは、このサイトの発案でなく、長年の受験テクニックとして成立したもの。言われてみれば、電卓パチパチの回数は少ない方が、失敗リスクもない。
A

Ⅳを解くのに簿記不問~経営分析は電卓10回
①Ⅳの題意は簿記不要で財務諸表を「診る」人材を育成することにあり、②その結果D社のヘタクソノウハウが横行するのに対し、③正しい知識があれば最速最短を常に選べる。(100字)

デキる奴ほど素早く・正確に・簡単に解くのが事例Ⅳ。それは【正解が一つに決まる】会計業界では、常にムダを省いてわかりやすく説明する工夫がなされるためです。

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