おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

J事例Ⅲ

【事例Ⅲの歴史】くだらない方の「事例Ⅲ」

「事例Ⅲ」が苦手です。

こらこら。机上の「法務」に続き、現場の「Ⅲ」も苦手かい。

苦手を放置してひたすら皿回しに熱心だと、ふぞ先輩の刑です。

「事例Ⅲ」は、なぜ皆苦手にしがち?
生産活動に関する基礎+応用を幅広く問う。つまり過去問の答えを覚えることに夢中なAASやふぞ先輩の裏をかくから。

要するに、「運営管理」で知識の幹を固めず、「Ⅲ」過去問の後追いばかりする奴のことな。

そして足元がぐらぐらふらつく、皿回しループの刑です。

くだらない方の「事例Ⅲ」【「Ⅲ」が強けりゃ心強い】

1⃣「生産」用語はわかりにくい~英語に直すと正確に

モノづくり、生産管理は日本のお家芸
近年中国にお株を奪われっ放しとはいえ、日本の生産技術は家電や繊維のアジア圏、自動車の米国や欧州進出と、諸外国からの評価が高い。だがその分、日常生活では聞かない、生産管理特有のナゾの用語が。
差配(さはい)って何だい?
とりさばく・とりしきる・処置するという意味で、類義語は支配、対義語は放置。英語にすると"act as agent"、またはdispatching, control, management辺りになります。
画像:Meaning-book

上から「支配」ではなく、割り当てたり順序を変えたり、ヨコから支えるイメージな。

スクールやサークル。「上下関係で教わる」しか能がないふぞ先輩が、一緒苦手なトコです。

2⃣ニチ子と重代~くだらないから忘れない

生産計画(planning)と統制(control)の暗記は、これで行け。

ニチ子と重代。

生産計画
Planning

日程計画

調達計画

工数計画
生産統制
Control

進捗管理

現品管理

余力管理

ああ、くだらない。でもこれで一生忘れないから、この語呂合わせはふぞ先輩には内緒です。

3⃣基礎と応用? ~2年前のベストメソッド振り返り

予備校ソムリエを自負するHAKS氏の事例シリーズ。2年も前の旧作は役立つか?
そう。年々進化する事例の前では、2年前の最新スタイルがもう古臭い。でも古いやり方を知っておくと、何かに役立つ?

古いやり方に引っ張られ、スト生があっさり逆転。それがここ2年の傾向な。

そこで、新旧変わらない「幹」と、年々変わる「枝葉」の違いを知り、使い分けます。

今日のまとめ

当試験でちょくちょく見かける語呂合わせ。なぜくだらないほど忘れない?
本当に大事な知識は、80分の本試験中でこそスッと使いたい。「幸の日も毛深い猫」だって、5,000人が知恵を絞った成果です。
英語にするとなぜ良いの?
オジサン言葉のJIS定義は正直わかりにくい。それより英語にする方が、理解が定まり、グローバルにも使えます。
そこでふぞ先輩に内緒で、「事例Ⅲ」を得意にするコツを
生産管理のセンセイたちは、合理性や秩序が好きで、ムダが嫌い。「ふぞろい」なんて身の毛がよだつほど、この世にあってはならない存在です。

そう、そこでくだらないほど忘れない。「Ⅲ」が教えたいのは生産性向上であり、今の「短時間で合格スコア」のコスパ志向とピタリ一致だぜ。

うん、そして240点ふぞ先輩の大好物。モチベーションやストイックとは、「事例Ⅲ」ではこれっぽちも求められていないのです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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