【R3モデル答案Ⅰ】ファブレスと時流は先取りだけど営業力ゼロ以下の印刷A社

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まさかの印刷A社とは、ついに作問までコピペ?

印刷事業は先細るから、組織構造+行動をまず変え、人事施策の助言で脱ゆで蛙。試験委員交代の割には、安全運転な作問でスタートな。

そう。未だにノウハウ信者のベテ・ふぞ・パクリを除き、イマドキ猫でも想定読み+構文+根拠コピペでお揃い答案へ。そこでどこまで丁寧にコピペできるか、評論歴12年のベテが作ったモデル答案をどうぞ。

Q
第1問(配点20点) 1B戦略論 情報整理
2代目経営者は、なぜ印刷工場を持たないファブレス化を行ったと考えられるか。100字以内で述べよ。
A

理由は、①デジタル化や新規参入により事務用印刷の単価下落や小ロット化が進むほか、②他の印刷会社が刷新した設備を外注で利用でき、③自社にコンサルティング工程のみ残す分業で顧客の細かいニーズに対応するため。(100字)

Q
第2問(配点20点) 2A組織構造 期待効果
2代目経営者は、なぜA社での経験のなかった3代目にデザイン部門の統括を任せたと考えられるか、100字以内で述べよ。
A

任せた理由は、①3代目にアートディレクターとして協力企業や工程を統括して進捗管理をさせ、②前職での共同プロジェクト経験や人脈を活かし、③印刷部門から独立して部門や採用を任せて事業承継への準備にするため。(100字)

Q
第3問(配点20点) 1B戦略論 情報整理
A社は、現経営者である3代目が、印刷業から広告制作業へと事業ドメインを拡大させていった。これは、同社にどのような利点と欠点をもたらしたと考えられるか、100字以内で述べよ。
A

利点は、①変化した社内人材を活用し、②社外協力で事業案件に合ったプロジェクトチームを形成できること。欠点は、①広告制作では競合他社が数多く、②営業力も弱いため目立った売り上げの回復に至っていないこと。

第1~3問までは根拠のコピペで。①ふぞ流盛り盛りキーワード⇔②構文利用のキレイな日本語どちらにするかは、宗派の好みで決まります。

Q
第4問(配点20点) 2A組織行動・行動 助言
2代目経営者は、プロジェクトごとに社内と外部の協力企業とが連携する形で事業を展開してきたが、3代目は、2代目が構築してきた外部企業との関係をいかに発展させていくことが求められるか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
A

助言は、これまでのプロジェクトごとに連携する受注型から、外部企業の成功事例やデザイン力を生かす提案型にすること。そこでドメインや組織文化を再定義し、既存顧客での新規需要創造を実現して関係を発展させる。(100字ポエム)

Q
第5問(配点20点) 3人事施策 助言
新規事業であるデザイン部門を担う3代目が、印刷業を含めた全社の経営を引き継ぎ、これから事業を存続させていく上での長期的な課題とその解決策について100字以内で述べよ。
A

長期的な課題は、印刷とデザイン部門を統合し、営業力を強化して美術印刷の新規需要や市場を開拓すること。解決策は①サプライチェーン管理を進め、②営業担当の採用や配転を行い、③評価や報酬も考慮し売上増を図る。(100字)

H28A社を写経しとけば、第5問=人事施策でバツにはならない。そし使える根拠ゼロ以下の第4問ポエムは、ふぞ+ベテを落とすための後出し採点基準発動用か?

ほう。やはり写経効果とは、昂る心を静めて明鏡止水でキレイにコピペ
ではどの段落をどうコピペできたか、設問別マーカーで確認します。

第1問
第2問
第3問
第4問
第5問

第1段落 A社の概要

A社は首都圏を拠点とする、資本金2,000万円、従業員15名の印刷・広告制作会社である。1960年に家族経営の印刷会社として創業し、1990年より長男が2代目として引き継ぎ、30年にわたって経営を担ってきたが、2020年より3代目が事業を承継している。

第2段落 創業時は職人技の活版印刷

創業時は事務用品の分野において、事務用品メーカーの印刷下請と特殊なビジネスフォームの印刷加工を主な業務としていた。当初は印刷工場を稼働しており、職人が手作業で活字を並べて文章にした版を作って塗料を塗る活版印刷が主流で、製版から印刷、加工までの各工程は、専門的な技能・技術によって支えられ、社内、社外の職人の分業によって行われてきた。

第3段落 オフセット印刷の台頭

しかしながら1970年代からオフセット印刷機が普及し始めると、専門化された複数の工程を社内、社外で分業する体制が崩れ始め、それまで印刷職人の手作業によって行われてきた工程が大幅に省略され、大量・安価に印刷が仕上げられるようになった。

第4段落 印刷デジタル化で安価な小ロット化、さらに新規参入で単価も低下 1⃣

さらに2000年頃より情報通信技術の進化によって印刷のデジタル化が加速し、版の作成を必要としないオンデマンド機が普及することによって、オフィスや広告需要の多くが、より安価な小ロット印刷のサービスに置き換わっていった。とりわけ一般的な事務用印刷の分野においては、技術革新によって高度な専門的技術や知識が不要となったため、印刷業ではない他分野からの新規参入が容易になり、さらに印刷の単価が下がっていった。

第5段落 2代目社長のファブレス転換と高精度な仕上がり需要の獲得 1⃣

こうした一連の技術革新に伴う経営環境の変化に直面する中で、多くの印刷会社が新しい印刷機へと設備を刷新してきたのに対して、A社では、2代目が社長に就任すると、保有していた印刷機、印刷工場を順次売却し、印刷機を持たない事業へと転換した。制作物のデザイン、製版、印刷、製本までの工程を一括受注し、製版や印刷工程を、凸版、凹版、平版などの版式の違いに応じて専門特化された協力企業に依頼することで、外部にサプライチェーンのネットワークを構築し、顧客の細かいニーズに対応できるような分業体制を整えることに注力した。A社では、割り付けやデザインと紙やインク、印圧などの仕様を決定して、印刷、製本、加飾などの各工程において協力企業を手配して指示することが主な業務となっていった。当時、新しい技術に置き換わりつつあった事務用印刷などの事業を大幅に縮小し、多工程にわたり高品質、高精度な印刷を必要とする美術印刷の分野にのみ需要を絞ることで、高度で手間のかかる小ロットの印刷、出版における事業を幅広く展開できるようになった。その結果、イベントや展示に用いられる紙媒体の印刷物、見本や写真、図録、画集、アルバムなどの高精度な仕上がりを求められる分野において需要を獲得していった。

第6段落 事業転換と人材入れ替えによるファブレス化 1⃣

1990年代から行われた事業の転換は、長期にわたって組織内部のあり方も大きく変えていった。印刷機を社内で保有していた時は、製版を専門とする職人を抱えていたが、定年を迎えるごとに版下製作工程、印刷工程を縮小し、それらの工程は協力企業に依頼することとなった。そして、図案の作成と顧客との接点となるコンサルティングの工程のみを社内に残し、顧客と版下職人、印刷工場を仲介し、印刷の段取りを決定して協力企業に対して指示を出し、各工程間の調整を専門に行うディレクション業務へと特化していった。

第7段落 案件ごとのプロジェクトチーム体制始動 4⃣

他方で2000年代に入ると、同社はデザインと印刷コンテンツのデジタル化に経営資源を投入し、とりわけ高精細画像のデータ化においてプログラミングの専門知識を持つ人材を採用し始めた。社内では、複数の事業案件に対してそれぞれプロジェクトチームを編成し、対応することとなった。具体的には、アートディレクターがプロジェクトを統括して事業の進捗を管理し、外部の協力企業を束ねる形で、製作工程を調整しディレクションする体制となった。

第8段落 既存中小企業向け広告制作は競合が激しく、新規需要創造が不可欠 2⃣ 3⃣

また、広告代理店に勤務してた3代目が加わると、2代目は図案制作の工程を版下製作から独立させて、新たにデザイン部門を社内に発足させ、3代目に部門の統括を任せた。3代目は、前職においてデザイナー、アーティストとの共同プロジェクトに参画していた人脈を生かし、ウェブデザイナーを2名採用した。こうした社内の人材の変化を受けて、地域内の中小企業が大半を占める既存の顧客に向けた広告制作へと業務を拡大した。しかしながら、新たな事業の案件を獲得してくことは難しかった。とりわけ、こうした新たな事業を既存の顧客に訴求するためには、新規の需要を創造していくことが求められた。また、中小企業向け広告制作の分野においては、既に数多くの競合他社が存在しているため、非常に厳しい競争環境であった。さらに新規の市場を開拓するための営業に資源を投入することも難しいために、印刷物を伴わない受注を増やしていくのに大いに苦労している。

第9段落 事業案件に合わせた社内PJチームの形成 4⃣

新規のデザイン部門と既存の印刷部門はともに、サプライチェーンの管理を担当し、デザインの一部と、製版、印刷、加工に至る全ての工程におけるオペレーションは外部に依存している。必要に応じて外部のフォトグラファーやイラストレーター、コピーライター、製版業者、印刷職人との協力関係を構築することで、事業案件に合わせてプロジェクトチームが社内に形成されるようになった。

第10段落 目立つ営業活動はなく売上げ横ばい 3⃣5⃣

2代目経営者の事業変革によって、印刷部門5名とデザイン部門10名の2部門体制で事業を行うようになり、正社員は15名を保っている。3代目は特に営業活動を行わず、主に初代、2代目の経営者が開拓した地場的な市場を引き継ぎ、既存顧客からの紹介や口コミを通じて新たな顧客を取り込んできたが、売り上げにおいて目立った回復のないまま現在に至っている。

Q
へぇ、設問別マーカーで色分けすると、第1~3段落は全く使わず、第6段落まで進んでやっと第1問。そして第8~10段落で第3~5問の60点配点カオスとは、こりゃ作問係はふぞろい君が相当嫌い?
A

そう、クソ長い第5段落の根拠はほぼ使わない。設問別マーカーなら一目で分かるR3「事例Ⅰ」でも、想定読みすらできないふぞ+ベテにはトンデモ難問です。

うん、デジタルの時流では、古臭いウンコノウハウを保有する輩から順に一発退場へ。
今日はこの後、再現答案受付開始+「Ⅳ」エクセル速報と、デジタルシフトが目白押しです。(80字)

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