なぜか不思議に 最後の2択。
4択マークが基本の「1次」。そして、
○正解を含む「最後の2択」までは絞れるのに、 △なぜかことごとく正解を外して、地団駄。 |
マーク試験の世界ではこれを「最後の2択」と呼び、既に大学入試センター試験では、研究・対策が発展しています。そしてこれ、タネも仕掛けも簡単です。
A:問題がそう作られるからです。
具体的には点差をつける、間違わせるために、正解と紛らわしいダミー選択肢を用意する。でもこのダミー、作るのが面倒。だから「最後の3択」にはまずしません。
A:問題がそう作られるからです。
具体的には、出題側は過去の出題や正答率から、受験側の思考パターンやその弱点に知悉します。そして「つい選んでしまいたくなる」曖昧ダミー選択肢をこっそり混ぜてきます。
A:2択に絞った後は、「消去法」。★重要★
正しい選択肢を選ぶのでなく、どちらかの間違いを見抜き、そちらを落とします。
A:「1次」540点荒稼ぎ+スト合格が射程内に。
最後の2択を当てる=間違いを指摘して落とす習慣がつくと。「指摘するための」正しい知識を、加速度的に吸収します。
「1次」最後の2択で磨いた、正しい知識+間違い指摘力。 |
そう、それがスト合格力の最大の源泉。スト合格者「の間だけ」の口コミ世界では、そんなことが語り継がれています。
へぇ、「最後の2択」とは、目の付け所が面白い。 |
ではそれを「1次」高得点につなげるために。出題心理学+数字の科学の両面で確かめます。
【最後の2択力】なぜ間違えるかの心理と科学
最後の2択の出題心理
出題側の試験委員だって人の子です。
△テキストレベル、誰でも当たるABランクじゃ詰まらない。 ×H28「情報」の様な奇問難問糞問を出すと、非難の的。 ○正解率50%=解答が2つに割れるCランク良問で、称賛を得たい。 |
とはいえ、そのパターンは1つじゃない。そこで過去問をタテ解きし、ひっかけパターンを把握しておきます。
ひっかけパターン例
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最後の2択を数字で科学
このグラフは、過去5年分、TACデータリサーチによるA~Eランクマーク数の構成比を示す。Cが多いほど教育効果の高い、良問です。
※経営・財務・運営は手持ちデータがなかったため、後日再掲します。
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そんな仮説が浮かんだら、「1次」ゴールはもうすぐそこに。
今日のまとめ
「最後の2択」メリットは、心理的にも科学的にも実証済。
へぇ、そんな素敵な作戦が、なぜスト合格者「の間だけ」で語り継がれるんだい? それはね、
「1次」を受かってしまうと、選択肢のない「2次」の世界に、全員強制的に移動するから。 |
「最後の2択」とは、△正解を選ぶのでなく、○間違いを指摘して落とす訓練ドリル。へぇ、それが「2次」スト合格に直結? これはいいコト聞いたかも。
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