試験ブログの書き手は、揃い揃ってストレート。
実務補習メンバー間で挨拶代わりに「2次は何回受けました?」 そう互いにシグナルを送って格付けしあう。そんなソーシャル資格を代表する試験ブログ(サークル)では、
「2次」受験回数と反比例して発言力が下がる。
つまり①最後まであきらめず受け続けると誰でも合格 ②短期合格の決め手は国語力 ③出題傾向+採点基準が毎年ラディカル変化。すると誰もが「2次」合格は一発で決めたくなるもの。
加えて、「1次」受験回数を問わず、「2次」を1回で合格する「2次ストレート」「1.5年ストレート」の人気が上昇中。どうも「2次」の受け方を知った状態で「1次」を学び直すと、何かいいコトがある様です。
そこで彼らの成功に学び、終わった科目の復習法~どう学び直すか~を考えます。
【合格体験記に学ぶ】過去問を使った効率復習術
1⃣「保険受験」効果の定着
今年「1次」免除の権利がある方が、知識の維持または、翌年全科目「学び直し」になるリスクを避けるため当年「1次」を受け直すことを、「保険受験」と呼びます。
あの難関「1次」をなぜ簡単に再合格できるかといえば、①知識を忘れて→覚え直す「長期記憶化」効果が高いのですが、②「2次」での使われ方を知った上での「学び直し」効果が見逃せません。
2⃣テキストは中古でOK、過去問は最新版で回転重視。
「1次」過去問とは、当てた当てないで一喜一憂する「アウトプット」でなく、間違い選択肢を使って「2次」で使う知識を「インプット」するツール。イマドキそこを知らない方はまずいません。
①過去問はなぜ最新を使うのか? →前年の低正答率問題(CD)や誤答選択肢から、今年再出題されるため。 |
②テキストはなぜ中古で良いのか? →「2次」で使うのは「1次」で毎年出る領域である他、最新知識は過去問でカバーできるため。 ※2019スピテキ「経営」の様に大幅改訂がある場合は、最新版の入手が有利。 |
③周囲が当てるABを100%当てることがなぜ大事? →4択全てを吟味し確実に当てることで、周囲の4倍の知識が備わるため。 |
3⃣誤解答の解き直しや、音声講座の倍速聞き直し
過去問の解き直しは○×△回転法がセオリーで、3回当てた問題は放置し、×△問題を「つぶす」ことで効率的にスコアが伸びます。理屈でいうと、3回当てた=長期記憶化済なのでいつでも当たる。もうそこを解き直してもスコアは伸びません。
また「経営」「財務」「運営」の音声/動画講義が手元にあれば、たまに2.0倍速で聞き直しを。「2次」対策力UPと頭の回転が速くなる一石二鳥です。
今日のまとめ
「2次ストレート」「1.5年ストレート」に学ぶ、終わった科目の復習法
1位:過去問集の解き直し(記憶の長期化+追加知識のインプット)
2位:音声/動画講義の倍速視聴
3位:自作学習ツールに目を通す
また一定サイクルの解き直しで体得する「財務」と異なり、「経営」「運営」は解き直すサイクルをなるべく伸ばし、「忘れる→思い出す」を繰り返します。なお思い出す間隔を空ける方が長期記憶につながるため、「経営」「運営」をこまめに解き直すより、2次「Ⅰ~Ⅲ」対策を始める方が得策です。
へぇ、「2次」を踏まえた「1次」の学び直しとは、イイコトだらけだね?
はい、では明日は「これから学ぶ科目の予習法」です。
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