ここのサイト主が試験を評論し始めてから16年、そして200%なミライを始めて名乗ったのが2016年。当時はまさかサイトが、こんなロボットアニメになるとは想定しませんでした。

試験に、いや世間を一変しかねないDeepなインパクト、おっと違ったResearchをChatGPTがおっ始める。それがつい先日の2025年2月で、10月試験の合否をどう左右するか猫でも知りたい? そこを前後編の2回シリーズでお届けします。

1次Do:学習実行

【宇宙で一番賢い暗記法】AI×暗記でスト当確 / 情報・法務・中小暗記の進め方

東大卒・外資コンサル・公認会計士に代表される「超速スト当確」とは、常に正しい学習行動を選択し続けることのみで達成される。そして生成AI時代ではそのアプローチが明文化され、誰でも採用できてしまいます。

Q
難易度緩和と学習時短が進み、AIブームを受けて申込30,000人に届く勢いの「1次」であるが、実は近年難易度が引き締められて、特に暗記科目のスコアが伸びにくい。ここで暗記を苦手にすると「2次」でふぞろいの刑に遭うと聞いたので、助けてください。
A

別シリーズで進行する「5分でわかるふぞろい」によると、数学国語理科すべてと暗記を苦手にするとパーフェクトふぞろい認定され、「2次」はキーワードモリモリのふぞろい戦法をチョイスする他にない。それが嫌ならここで暗記を鍛えます。

記憶暗記(運営・中小)

用語や統計を5語単位でカード化し間隔反復で回す。数値は語呂合わせと図で視覚化。短期記憶への符号化を促すため音読と書写も併用し、一週間毎に復習して定着度を高める。

理解暗記(情報)

3文字略語を機能別マインドマップに整理し、概念間の矢印を書き込み声に出して説明。OSIモデルやクラウド構成を自分で描き直し、他人に1分講義して理解を定着させる。

応用暗記(法務)

出題範囲を表にまとめてリスト化し、過去問を解く度に周辺知識をセットで覚える。会社機関図や人物関係図を描き、わかりにくい時は「誰を一番救済すべきか」で判断する。

【宇宙で一番賢い暗記法】AI×暗記でスト当確 / 情報・法務・中小暗記の進め方

「1次」の暗記はブルームの6つの認知領域に対応し、暗記で鍛える所が違う。ここを正しい順序で得意化すると、東大卒並みに「2次」を上位5%スト当確です。

ブルーム認知領域科目特徴例
応用暗記経営法務法律条文・判例を事例に当てはめる演習型学習(例:会社法上の組織形態や知財制度の適用判断)
理解暗記経営情報システムコンピュータ用語やネットワーク・データベース概念の理解(例:OSI参照モデル、SQLの機能)
記憶暗記運営管理生産管理・品質管理など多数の用語・公式・手順を暗記(例:作業順序、在庫管理指標)
丸暗記中小企業経営・政策中小企業白書・政策・補助金制度など大量の数字・制度名を暗記(例:中小企業基本法、信用保証制度)
①知識の習得は正しい順序で

Bloomのタキソノミー(認知の階層モデル)では、知識の習得は「記憶→理解→応用→分析→評価→創造」の順に高められるとされる。この観点から、中小企業診断士一次試験の「暗記科目」(運営管理、情報、法務、中小企業経営・政策)を位置づけると、上の表になる。

たとえば運営管理や中小企業経営・政策は多くの用語・数字・制度を記憶して使いこなす科目であり、経営情報システムは技術用語の理解が中心、経営法務は法律知識を応用してケースに当てはめる科目と言える。

②記憶⇔理解⇔応用領域を自由自在に

実際、情報システム・法務・中小企業経営・政策は「暗記メイン科目」とされる一方、経営法務は時に「応用」色も帯びる科目である。したがって、本報告では運営管理・中小企業経営・政策を記憶領域、情報システムを理解領域、法務を応用領域と位置づける(表参照)。

これらの科目は合格率にも波があり、直近の結果では2023年(令和5年)に情報システム11.4%、運営管理8.7%と低水準に沈んだのに対し、中小企業経営・政策は20.6%に回復している。法務科目では2018年にわずか5.2%という年もあり、年度による難易度変動が大きいことが特徴である。これら傾向からも、暗記量が難易度に大きく影響する暗記科目では、効率的な暗記方法の導入が不可欠である。

「1次」はR1に突如ド易化した後、R6に掛けて「情報」「法務」「中小」の平均点を下げている。この仕組みを知らず「ボクは暗記が苦手!」と思い込まされると、「2次」過去問の答を暗記するふぞろいループに誘導されます。

Step-1:記憶科目の暗記法(運営・中小)

①「運営」の暗記法

生産管理・品質管理・在庫管理・プロジェクト管理など幅広い知識を扱う。公式や手順をただ暗記するだけではなく、イメージと結びつけて覚えるのが効果的である。たとえば実際の生産ラインや業務の様子を動画や図でイメージしながら学習すると、単なる暗記ではなく場面から理解できるようになる。ある受験生は「生産管理は事例Ⅲ(製造業のケース)で出題されるため、現場を想像しながら学習すると情報整理がしやすい。動画や図を見るとよい」と述べている。

このように、映像や図で現場をイメージして暗記すれば、二次試験でも生産現場の問題把握や対策立案に役立つ。暗記ツールとしては、工程表やQC7つ道具のまとめ表を作成したり、用語カード(フラッシュカード)で反復練習する手法が有効である。過去問・問題集を繰り返し解くことで、頻出の公式やキーワードを身体化していくのもポイントだ。

②「中小」の暗記法

白書データや政策名称、制度概要の暗記が中心となる。政府の中小企業支援策は複雑かつ頻繁に変更されるため、最新情報を追いかける習慣が重要である。直近の傾向では2023年は合格率が上昇したものの、この科目の問題は年度によって大きく異なる。例えば、2022年には出題範囲が広がり合格率が10.9%に落ち込んだのに対し、2023年は伝統的な補助金の問題が中心となり易化した(合格率20.6%)ことが知られる

学習にあたっては、まず「頻出論点」を押さえること。補助金制度や政策支援策は特に重要で、国交省・経産省の主要な補助金として「小規模事業者持続化補助金」「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「事業再構築補助金」の4つが4大補助金と呼ばれている。これらをきちんと暗記し、特徴や要件をおさえておけば、二次試験で中小企業支援の提案を行う際にも具体例として言及できる。政策や統計数字は白書・公表資料から書き写して要点をまとめ、反復して覚える方法が基本である。

「運営」の暗記はたまに「事例Ⅲ」で問われることもありますが、「中小」はまるで役に立たない無意味な暗記を強制される。ここで420点でいいやと投げ出さず、「暗記力のド基礎を鍛える」心意気が有効です。

Step-2:理解科目の暗記法(情報)

①IT実務をイメージしながら理解を深める

IT用語やシステム概念が中心だが、難易度は科目の中では比較的低いと言われる。基本的なIT用語を押さえれば60点以上が狙えるともされ、暗記科目として学習しやすい面がある。

例えば、ハードウェア(CPU・メモリ)、ソフトウェア(OS・ミドルウェア)、ネットワーク(プロトコル、OSIモデル)などの基本知識を体系的に暗記すればよい。たとえばクラウド上のサーバー・DB・ネットワークの関係を自分で図示し、役割を確認すると効率的である。学習時にはこうした構成図を参照し、各コンポーネントや通信プロセスをイメージしながら覚えると理解が深まる。

②アルファベット3文字用語は意味で覚える

メモリ効率を高めるためには、語呂合わせやリズム唱和といった工夫も有効だ。たとえば略語は正式名称から覚えたり、よく出る用語を連想する語呂合わせを自作したりする。

解説書やテキストに付属の練習問題を回数こなして用語に慣れ、苦手項目は復習のため別途まとめノートを作るとよい。試験傾向として、ITパスポート試験の過去問からの流用(TCP/IP, セキュリティ用語など)が多いため、IPパスポートのテキストで基礎を学ぶ方法も効率的である。

③過去問と違う出題の増加に注意

情報システム科目の学習は「理解」を重視するが、直近の試験問題では過去問の踏襲割合が低く出題も難化傾向にある。2023年の合格率は11.4%と非常に低く推移した。これらを踏まえ、得点源にすべきは頻出論点だけに絞るのが賢明である。

なお二次試験では、IT知識を駆使して解答する問題はごく限定的であり、実際には「経営戦略に即したIT活用策」を論じれば十分とされる。したがって一次試験では基礎用語を確実に押さえ、時間をかけすぎないようにするのが得点効率の面で重要である。

「情報」は明らかに難度を上げて正答率を下げているので、ここはスクール情報を参考にしたい。隣のノウハウのような数年遅れの誤った合格自慢を掴むとひどい目に遭うので留意します。

Step-3:応用科目の暗記法(法務)

①過去問を最初に解いて出題範囲を知る

会社法・民法など法律条文の知識や商慣習、契約・知財など広範な内容を扱う。条文の趣旨や判例の要点を暗記するだけでは突破しにくく、演習問題で適用力を養うことが求められる。試験の難易度は年によって大きく変動するが、過去には合格率5%台に落ちた年もある。

学習の基本は過去問演習で、まず頻出論点をリストアップすることだ。民法改正(2020年施行)の影響で出題範囲が拡大したため、施行後の新ルールや重要判例(抵当権、保証契約、債務者変更など)もしっかり押さえる必要がある。

②表にまとめて自分で理解(AI利用可)

暗記のコツとしては、体系的整理が有効である。例えば会社の機関設計(株主総会、取締役会、監査役、執行役等)は文字情報だけでは理解しづらいが、ネット上の図解を参考にしながら自分で関係図を描いて整理した人がいる。

このように視覚化することで、各機関の相互関係が頭に入りやすくなる。実務的な例では、訴訟・紛争対応の流れをフローチャートにまとめたり、契約書の主要条項を図式化したりして、概念的な理解と暗記を両立させるとよい。

③頻出論点・知識を探して基礎固め

また、過去問演習から学習計画を立てる戦略もある。ある受験者は、TACスピテキと問題集で基本を学んだ後、直近5年分の過去問を数回解き直す学習法を取った。

問題集で基礎を固めたうえで、過去問を順にこなし、「確実に正解できる問題」「2択に絞れる問題」を増やすことで合格ライン(40点×1.1=44点程度)を目指したという。難易度の高い問題は無理に覚え込まず、その周辺の基本事項を復習するに留め、効率的に点数を上げたとのことである

「法務」では暗記と演習の往復が合格の鍵となる。条文や用語の丸暗記ではなく、事例問題を多数解いて「どの法律知識を使えばよいか」を身体で覚える練習を積むことで、「2次」につながる応用力が備わります。

Step-4:暗記を強化するほどスト当確

①1次で鍛えた記憶で2次を解答(運営)

「1次」4択マークで鍛えた暗記のコツは、「2次」事例で分析・評価・創造といった高次認知能力を発揮することに直結する。例えば運営管理で学んだ生産管理や品質管理の知識は、二次試験の事例Ⅲ(生産・技術)で直接生かせる。

実際にある受験生は「生産管理の現場をイメージできれば、二次試験でも課題を整理しやすい」と述べており、事例Ⅲの工場運営の問題に対応できたという。具体的には、在庫量や稼働率、生産計画の立案・調整といった知識を用いて、与件文中のボトルネックの原因を分析・提案することができる。

②IT基礎知識の理解で2次の助言(情報)

情報システムで覚えたIT用語も、ケースに応用される場面がある。実際、令和2年度事例Ⅲ第3問では「C社の納期遅延対策として社内IT化を検討している。どのように助言するか」という設問が出題されており、IT機器・ネットワーク化の知見が助言に求められた。

普段解く機会は少ないが、ICT活用に関する知識があれば(例:システム導入による生産効率化、ERPやSCMの活用など)、事業改善案に具体性が増す。なお、アガルートによれば高度なIT知識は必要とされず、経営戦略に沿ったIT活用提案で十分とされている。

③MBA的ケーススタディで問われることも(法務)

経営法務で習得した法知識も事例に潜在的に役立つ。たとえばR4事例Ⅰ第1問では「A社が会社組織に移行する前の強み・弱み」を問う問題があり、会社法上の株式会社化の要点(有限会社から株式会社への移行要件)など法務的知見が背景理解に有効だった。

契約問題では、製品の納入遅延や取引先との紛争を題材に法的立場を踏まえたアドバイスが求められることがある。また、知的財産分野ではマーケティングの提案時に商標・特許の活用例を出せれば説得力が増す。

これらはすべて一次試験で暗記した条文・制度知識を土台にしており、「法律は実務でも使う」という受験生のアドバイスの通り、学習しておけば実践的な分析・提案に応用可能である。

AIに訊けば何でもわかる時代に「暗記なんて・・」と思いがちですが、記憶がしっかりしないとAIの嘘を見抜けない。よって「1次」の嘘つき4択マークを睨みつけ、誤答を正解に直す正文化学習は「2次」の準備に超有効です。

今日のまとめ

Q
「1次」で暗記や記憶を鍛えることで、AIの嘘を見破る力が高まり、AIを6~7月暗記対策のアドバイザー(コパイロット)に出来る。AI×暗記を鍛えてスト当確とは、上手い事を考えやがった?
A

AIに正しく助言させるのは最初こそ手間取るが、一度慣れると続々新たなアドバイスをくれる。「2次」のAI利用が当たり前の中、「1次」暗記にAIを活用するのが今年の勝ち筋です。

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