用語の単純暗記を問う「運営」「情報」では、正しい内容で別用語を説明する「主語入れ替え」パターンが数多く出題される。そこでそのパターンの効果を3つに整理します。

用語の核心を正しく理解していると、主語と述語の矛盾による不自然さに直感で気づき、即座に誤りの選択肢だと見抜けます。
選択肢の文章を最後まで読まなくても、出だしの特徴的なキーワードを見た瞬間に解答の方向性を絞り込めるようになります。
誤答選択肢は別の重要用語の正しい説明文である場合が多く、記述内容から本来の用語を特定できるかが問われる仕組みです。
この意図を見抜いて正しい主語に置き換える力があれば、引っかけ問題の罠に迷うことなく自信を持って正誤を判断できます。
記述から本来の用語が瞬時に思い浮かべば、悩む時間を省いて1問あたりの処理スピードを高める効果が直接的に得られます。
ここで生み出した時間を、計算問題や事例形式の長文読解など、より思考を要する問題へ戦略的に回すことが可能になります。
【過去問類題解き放題】一問一答アプリでクイズ~「情報」25マーク×2セット
近年の「1次」は正解選択肢を選ぶだけでは当たりにくいので、誤答を素早く見つけて落としたい。そしてこの「一目で感じる違和感」が、80分で解けない量の与件を読み解く「2次」の時短に直結します。
問題用紙:情報25マークを正答率A⇔Cの2セット用意しました。

テストレットA~一目でわかるテキストレベル
テキスト前半 基礎知識
| PCの周辺機器を接続するインタフェースに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア RFIDは、PC本体から周辺機器に給電を行うことができるインタフェースである。 ×イ HDMIは、アナログ映像専用の伝送規格である。 ×ウ Bluetoothは、有線で周辺機器を接続するための規格である。 ×エ SATAは、外部ディスプレイを接続するための規格である。 ○オ USB Type-Cは、コネクタの上下の向きを気にせずに差し込むことができる。 |
| ア(誤答):目的語ズレ。RFIDは給電用ではなく、電波を用いてICタグのデータを読み書きし個体識別を行うシステムです。 イ(誤答):目的語ズレ。HDMIはアナログではなく、デジタル信号で伝送する規格です。 ウ(誤答):修飾語ズレ。Bluetoothは有線ではなく、無線で周辺機器を接続するための規格です。 エ(誤答):目的語ズレ。SATAは外部ディスプレイではなく、HDDやSSDなどの記憶装置を接続するための規格です。 |
| ×ア RFID(→○USB)は、PC本体から周辺機器に給電を行うことができるインタフェースである。 ×イ HDMIは、アナログ(→○デジタル)映像専用の伝送規格である。 ×ウ Bluetoothは、有線(→○無線)で周辺機器を接続するための規格である。 ×エ SATAは、外部ディスプレイ(→○HDDやSSD)を接続するための規格である。 |
×イウエは修飾語・目的語部分の簡単な入れ替えで、手始めの主語入れ替えは×ア一つ。これでRFIDとUSBの正しい知識が手に入ります。
| データやファイルの形式に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア MP3は、可逆圧縮方式による画像ファイルの形式である。 ○イ JPEGは、非可逆圧縮方式を採用した静止画像のファイル形式である。 ×ウ CSVは、文字の色や大きさなどのレイアウト情報を保持できる形式である。 ×エ XMLは、動画データを圧縮してストリーミング配信するための形式である。 ×オ ZIPは、データを暗号化せずにファイルサイズを拡大するための形式である。 |
| ア(誤答):目的語ズレ。MP3は画像ファイルではなく、音声ファイルの形式です。 ウ(誤答):述語ズレ。CSVはレイアウト情報を保持できません(カンマ区切りのテキストです)。 エ(誤答):目的語ズレ。XMLは動画データの圧縮形式ではなく、データ構造をタグで記述するマークアップ言語です。 オ(誤答):述語ズレ。ZIPはファイルサイズを拡大するのではなく、圧縮して小さくするための形式です。 |
| ×ア MP3は、可逆圧縮方式による画像(→○音声)ファイルの形式である。 ×ウ CSVは、文字の色や大きさなどのレイアウト情報を保持できる(→○できない)形式である。 ×エ XML(→○MP4)は、動画データを圧縮してストリーミング配信するための形式である。 ×オ ZIPは、データを暗号化せずにファイルサイズを拡大(→○縮小)するための形式である。 |
| 文字コードに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア ASCIIコードは、漢字やひらがななどの日本語文字を表現できる。 ×イ EUCは、Windows OSの標準文字コードとして開発された。 ○ウ Unicodeは、世界の主要な文字を統一的に表現できる文字集合である。 ×エ JISコードは、カラー画像データを表現するための国際規格である。 ×オ シフトJISは、7ビットで英数字のみを表現する文字コードである。 |
| ア(誤答):述語ズレ。ASCIIコードは日本語(漢字等)は表現できません。 イ(誤答):修飾語ズレ。EUCはWindowsではなく、主にUNIX系OSで標準的に用いられる文字コードです。 エ(誤答):目的語ズレ。JISコードは画像データではなく、文字を表現するための日本の国家規格です。 オ(誤答):修飾語ズレ。シフトJISは英数字だけでなく、2バイトを用いて日本語も表現できる文字コードです。 |
| ×ア ASCIIコードは、漢字やひらがななどの日本語文字を表現できる(→○できない)。 ×イ EUCは、Windows OS(→○Unix系OS)の標準文字コードとして開発された。 ×エ JISコードは、カラー画像データ(→○文字)を表現するための国際(→○国内)規格である。 ×オ シフトJISは、7ビットで英数字のみを(→○2バイトで日本語も)表現する文字コードである。 |
| データベースの分類に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ○ア NoSQLは、音声や画像などの非構造化データや大量のデータの管理に適している。 ×イ 階層型データベースは、行と列からなる表形式でデータを管理する。 ×ウ キー・バリュー型は、SQLを用いて複雑なテーブル結合操作を行う方式である。 ×エ リレーショナルデータベースは、データを木構造で管理する方式である。 ×オ ネットワーク型データベースは、オブジェクト指向の概念を取り入れたものである。 |
| イ(誤答):主語ズレ。表形式でデータを管理するのはリレーショナルデータベースです。 ウ(誤答):述語ズレ。キー・バリュー型は単純なキーと値のペアで管理するため、複雑な結合操作には不向きです。 エ(誤答):目的語ズレ。リレーショナルデータベースは木構造ではなく、表形式でデータを管理します。 オ(誤答):主語ズレ。オブジェクト指向の概念を取り入れたものはオブジェクト指向データベースです |
| ×イ 階層型(→○リレーショナル)データベースは、行と列からなる表形式でデータを管理する。 ×ウ キー・バリュー型(→○リレーショナルデータベース)は、SQLを用いて複雑なテーブル結合操作を行う方式である。 ×エ リレーショナル(→○階層型)データベースは、データを木構造で管理する方式である。 ×オ ネットワーク型(→○オブジェクト指向)データベースは、オブジェクト指向の概念を取り入れたものである。 |
| データベースの処理・管理技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア インデックスは、データの検索速度を意図的に低下させるために用いる。 ×イ ロールバックは、ハードウェア障害時にバックアップファイルからデータを復元する処理である。 ×ウ トランザクションは、データベースのスキーマ(構造)を定義する機能である。 ×エ レプリケーションは、不要になったデータを自動的に削除する機能である。 ○オ 排他制御は、複数の利用者が同時に同一データを更新した際の矛盾を防ぐ仕組みである。 |
| ア(誤答):述語ズレ。インデックスは検索速度を向上(高速化)させるために用います。 イ(誤答):主語ズレ。ハードウェア障害時にバックアップ等から復元する処理はロールフォワード等です。ロールバックは処理途中のトランザクションを取り消す機能です。 ウ(誤答):目的語ズレ。トランザクションは構造定義ではなく、分割できない一連の処理のまとまり(単位)です。 エ(誤答):目的語ズレ。レプリケーションはデータの削除ではなく、複製を作成し可用性を高める機能です。 |
| ×ア インデックスは、データの検索速度を意図的に低下(→○向上)させるために用いる。 ×イ ロールバック(→○ロールフォワード)は、ハードウェア障害時にバックアップファイルからデータを復元する処理である。 ×ウ トランザクション(→○DDL(データ定義言語))は、データベースのスキーマ(構造)を定義する機能である。 ×エ レプリケーション(→○ガベージコレクション)は、不要になったデータを自動的に削除する機能である。 |
主語入れ替えパターンでは、×イ(ロールバック⇔ロールフォワード)のように予めセットになっている用語同士の入れ替えは易。×ウエのように全く違う用語は難です。
| SQLの基本構文に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア ORDER BY句は、特定の列の値を基準にデータをグループ化するために用いる。 ×イ SELECT句は、検索結果の並べ替え順序を指定するために用いる。 ×ウ FROM句は、データベースから抽出する列(フィールド)の名前を指定する。 ×エ GROUP BY句は、複数のテーブルを結合するための結合条件を指定する。 ○オ WHERE句は、テーブルから特定の条件を満たす行を抽出するために用いる。 |
| ア(誤答):主語ズレ。データをグループ化するのはGROUP BY句です。 イ(誤答):主語ズレ。並べ替え順序を指定するのはORDER BY句です。 ウ(誤答):主語ズレ。抽出する列の名前を指定するのはSELECT句です。 エ(誤答):主語ズレ。テーブルを結合するのはJOIN句などです。 |
| ×ア ORDER BY(→○GROUP BY)句は、特定の列の値を基準にデータをグループ化するために用いる。 ×イ SELECT(→○ORDER BY)句は、検索結果の並べ替え順序を指定するために用いる。 ×ウ FROM(→○SELECT)句は、データベースから抽出する列(フィールド)の名前を指定する。 ×エ GROUP BY(→○JOIN)句は、複数のテーブルを結合するための結合条件を指定する。 |
特に難度の低い「運営」では、誤答選択肢同士の主語を入れ替えるだけで正解知識になることが多い。主語入れ替えに気づくとおっきく時短します。
| ネットワークを構成する機器に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア リピータは、データリンク層で動作し、MACアドレスを参照してデータの転送先を決定する。 ○イ ルータは、ネットワーク層で動作し、異なるネットワーク同士を接続して最適な経路を選択する。 ×ウ スイッチングハブは、ネットワーク層で動作し、IPアドレスを参照して経路を選択する。 ×エ ブリッジは、アナログ信号とデジタル信号を相互に変換する装置である。 ×オ ゲートウェイは、物理層で電気信号を増幅し、伝送距離を延ばすための装置である。 |
| ア(誤答):主語ズレ。データリンク層でMACアドレスを参照してデータの転送先を決定するのはブリッジ(スイッチングハブ)です。 ウ(誤答):主語ズレ。ネットワーク層でIPアドレスを参照して経路を選択するのはルータです。 エ(誤答):主語ズレ。アナログとデジタルの相互変換を行うのはモデムです。 オ(誤答):主語ズレ。物理層で電気信号を増幅するのはリピータです。 |
| ×ア リピータ(→○ブリッジ)は、データリンク層で動作し、MACアドレスを参照してデータの転送先を決定する。 ×ウ スイッチングハブ(→○ルータ)は、ネットワーク層で動作し、IPアドレスを参照して経路を選択する。 ×エ ブリッジ(→○モデム)は、アナログ信号とデジタル信号を相互に変換する装置である。 ×オ ゲートウェイ(→○リピータ)は、物理層で電気信号を増幅し、伝送距離を延ばすための装置である。 |
| インターネットの仕組みに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア DNSは、IPアドレスとMACアドレスを対応づける仕組みである。 ×イ NATは、ドメイン名とIPアドレスを相互に変換する仕組みである。 ○ウ DHCPは、ネットワークに接続する機器に対してIPアドレスなどを自動的に割り当てるプロトコルである。 ×エ MACアドレスは、インターネット上のWebサーバの場所を示す文字列のことである。 ×オ IPv4は、128ビットのIPアドレス空間を持つ規格である。 |
| ア(誤答):主語ズレ。IPアドレスとMACアドレスを対応づける仕組みはARPです。 イ(誤答):主語ズレ。ドメイン名とIPアドレスを変換する仕組みはDNSです。 エ(誤答):主語ズレ。インターネット上のWebサーバの場所を示す文字列はURLです。 オ(誤答):主語ズレ。128ビットのIPアドレス空間を持つのはIPv6です。 |
| ×ア DNS(→○ARP)は、IPアドレスとMACアドレスを対応づける仕組みである。 ×イ NAT(→○DNS)は、ドメイン名とIPアドレスを相互に変換する仕組みである。 ×エ MACアドレス(→○URL)は、インターネット上のWebサーバの場所を示す文字列のことである。 ×オ IPv4(→○IPv6)は、128ビットのIPアドレス空間を持つ規格である。 |
| サイバー攻撃などの脅威に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア 標的型攻撃は、不特定多数の利用者に無差別にスパムメールを送りつける手口である。 ○イ ランサムウェアは、感染したPCのデータを暗号化し、復号の対価として金銭を要求するマルウェアである。 ×ウ DoS攻撃は、パスワードを総当たりで入力してシステムへの不正ログインを試みる攻撃である。 ×エ ゼロデイ攻撃は、ソフトウェアの脆弱性が修正された後に、そのパッチを悪用する攻撃である。 ×オ ソーシャルエンジニアリングは、高度なハッキング技術を用いてネットワークに侵入することである。 |
| ア(誤答):修飾語ズレ。標的型攻撃は無差別ではなく、特定の組織や個人をピンポイントで狙います。 ウ(誤答):主語ズレ。パスワードを総当たりで入力するのはブルートフォース攻撃です。 イエ誤答):修飾語ズレ。ゼロデイ攻撃はパッチが公開される前(無防備な状態)を狙う攻撃です。 オ(誤答):目的語ズレ。ソーシャルエンジニアリングはハッキング技術ではなく、人間の心理的な隙を突くアナログな手法です。 |
| ×ア 標的型攻撃は、不特定多数(→○特定)の利用者に無差別に(→削除)スパムメールを送りつける手口である。 ×ウ DoS(→○ブルートフォース)攻撃は、パスワードを総当たりで入力してシステムへの不正ログインを試みる攻撃である。 ×エ ゼロデイ攻撃は、ソフトウェアの脆弱性が修正された後(→○される前)に、そのパッチを悪用する攻撃である。 ×オ ソーシャルエンジニアリングは、高度なハッキング技術(→○人的な手段)を用いてネットワークに侵入(→○情報を盗み取る)することである。 |
| 暗号化技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア 共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に異なる鍵を用いる方式である。 ×イ 共通鍵暗号方式は、公開鍵暗号方式に比べて暗号化・復号の処理速度が遅い。 ×ウ 公開鍵暗号方式は、送信者と受信者が事前に同じ鍵を安全に共有しておく必要がある。 ×エ ハイブリッド暗号方式は、デジタル署名と生体認証を組み合わせた方式である。 ○オ 公開鍵暗号方式は、送信者が受信者の公開鍵で暗号化し、受信者は自身の秘密鍵で復号する方式である。 |
| ア(誤答):主語ズレ。暗号化と復号に異なる鍵を用いるのは公開鍵暗号方式です。 イ(誤答):述語ズレ。共通鍵暗号方式は公開鍵暗号方式に比べて処理速度が速いのが特徴です。 ウ(誤答):主語ズレ。事前に同じ鍵を安全に共有しておく必要があるのは共通鍵暗号方式です。 エ(誤答):目的語ズレ。ハイブリッド暗号方式は、共通鍵暗号と公開鍵暗号方式を組み合わせた方式です。 |
| ×ア 共通鍵(→○公開鍵)暗号方式は、暗号化と復号に異なる鍵を用いる方式である。 ×イ 共通鍵暗号方式は、公開鍵暗号方式に比べて暗号化・復号の処理速度が遅い(→○早い)。 ×ウ 公開鍵(→○共通鍵)暗号方式は、送信者と受信者が事前に同じ鍵を安全に共有しておく必要がある。 ×エ ハイブリッド暗号方式は、デジタル署名と生体認証(→○共通鍵暗号と公開鍵暗号)を組み合わせた方式である。 |
| 情報セキュリティ管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア 情報セキュリティポリシーは、一度策定した後は環境が変化しても改定してはならない。 ×イ プライバシーマークは、企業が所有する特許技術を保護するための認定制度である。 ×ウ CSIRTは、従業員の勤怠管理や給与計算を行うための社内組織である。 ○エ ISMSは、組織内の情報について機密性・完全性・可用性を維持し改善するための仕組みである。 ×オ リスク回避とは、サイバー保険に加入して損害の負担を第三者に移転することである。 |
| ア(誤答):述語ズレ。情報セキュリティポリシーは定期的に見直し・改定しなければなりません。 イ(誤答):目的語ズレ。プライバシーマークは個人情報を適切に取り扱っている企業を認定する制度です。 ウ(誤答):目的語ズレ。CSIRTはインシデント(事故)対応を主導する専門組織です。 オ(誤答):主語ズレ。サイバー保険に加入して負担を移転することはリスク移転です。 |
| ×ア 情報セキュリティポリシーは、一度策定した後は環境が変化しても(→○すると)改定してはならない(→○の必要がある)。 ×イ プライバシーマークは、企業が所有する特許技術を保護するため(→○個人情報を適切に取り扱う企業)の認定制度である。 ×ウ CSIRT(シーサート)は、従業員の勤怠管理や給与計算を行うための社内(→○インシデント(事故)対応を主導する専門)組織である。 ×オ リスク回避(→○移転)とは、サイバー保険に加入して損害の負担を第三者に移転することである。 |
シーサート(Computer Security Incident Response Team)は試験未出ながら、いつテレビドラマの主役を張ってもおかしくないネーミングセンスの良さに注目。そして普段は敵に察知されないよう従業員の勤怠管理や給与計算を行うおじオバに変装し、AIリストラに怯えるオチが付きます。

| システムの信頼性設計に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア フォールトトレランスは、利用者が誤った操作をしてもエラーにならないように防ぐ設計思想である。 ○イ フェイルセーフは、障害発生時にシステムを安全な状態に移行させて停止させる設計思想である。 ×ウ フールプルーフは、障害発生時に一部の機能を低下させても処理を継続する設計思想である。 ×エ フェイルソフトは、部品の品質を高めて故障自体を発生させないようにする設計思想である。 ×オ デュアルシステムは、予備のシステムを待機させておき、本番機に障害が発生した際に切り替える方式である。 |
| ア(誤答):主語ズレ。誤操作してもエラーにならないように防ぐ設計思想はフールプルーフです。 ウ(誤答):主語ズレ。一部機能を低下させても処理を継続する設計思想はフェイルソフトです。 エ(誤答):主語ズレ。故障自体を発生させないようにする設計思想はフォールトアボイダンスです。 オ(誤答):主語ズレ。予備のシステムを待機させて切り替える方式はデュプレックスシステムです。 |
| ×ア フォールトトレランス(→○フールプルーフ)は、利用者が誤った操作をしてもエラーにならないように防ぐ設計思想である。 ×ウ フールプルーフ(→○フェイルソフト)は、障害発生時に一部の機能を低下させても処理を継続する設計思想である。 ×エ フェイルソフト(→○フォールトアボイダンス)は、部品の品質を高めて故障自体を発生させないようにする設計思想である。 ×オ デュアルシステム(→○デュプレックスシステム)は、予備のシステムを待機させておき、本番機に障害が発生した際に切り替える方式である。 |
典型的な主語入れ替えパターン。デュアル⇔デュプレックスのような紛らわしい言い換えに普段から注意を払うと、これも「2次」国語力UPに直結します。

| プログラム言語や開発に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア コンパイラは、ソースコードを1行ずつ解釈しながら実行するソフトウェアである。 ×イ Javaは、特定のOSやハードウェアに依存する環境でなければ動作しない言語である。 ○ウ Pythonは、ライブラリが豊富であり、データ分析や機械学習の分野で広く利用されている。 ×エ HTMLは、リレーショナルデータベースのデータを操作するための問い合わせ言語である。 ×オ オブジェクト指向言語は、プログラムの処理手順を上から下へ順次記述することに特化している。 |
| ア(誤答):主語ズレ。ソースコードを1行ずつ解釈しながら実行するのはインタプリタです。 イ(誤答):述語ズレ。JavaはOSやハードウェアに依存せずに動作する言語です。 エ(誤答):主語ズレ。データベースのデータを操作するための言語はSQLです。 オ(誤答):主語ズレ。処理手順を上から下へ順次記述することに特化しているのは手続き型言語です。 |
| ×ア コンパイラ(→○インタプリタ)は、ソースコードを1行ずつ解釈しながら実行するソフトウェアである。 ×イ Javaは、特定のOSやハードウェアに依存する環境でなければ動作しない(→○によらず動作する)言語である。 ×エ HTML(→○SQL)は、リレーショナルデータベースのデータを操作するための問い合わせ言語である。 ×オ オブジェクト指向(→○手続き型)言語は、プログラムの処理手順を上から下へ順次記述することに特化している。 |
テキスト後半 システム開発・ITトレンド
| 情報システムのアーキテクチャやシステム構成に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア 仮想化は、既存のハードウェアやソフトウェアを同等のシステム基盤へと移すことである。 ×イ EAは、生産・販売・物流などの基幹業務を統合し管理することで、全体最適を図る考え方である。 ○ウ SOAは、ソフトウェアの機能をサービスという部品とみなし、組み合わせてシステムを構築するアーキテクチャである。 ×エ スケールアウトは、サーバを高性能なものに取り替えることでシステム全体の処理能力を高める手法である。 ×オ SoSは、中央のサーバで処理単位を分割し、それらを多数のPCで並列処理するシステム形態である。 |
| ア(誤答):主語ズレ。既存のシステム基盤を移すのはリホストやマイグレーションです。仮想化は物理サーバ上に複数の仮想サーバを構築する技術です。 イ(誤答):主語ズレ。基幹業務を統合し管理するのはERPです。EA(エンタープライズ・アーキテクチャ)は組織の構造と機能を4つの体系で分析する枠組みです。 エ(誤答):述語ズレ。サーバを高性能なものに取り替えて処理能力を高めるのはスケールアップです。スケールアウトはサーバの「台数を増やす」手法です。 オ(誤答):主語ズレ。処理単位を分割し並列処理するのはグリッドコンピューティングなどです。SoS(System of Systems)は複数の独立したシステムが統合され、より高度な機能を実現するシステムのことです。 |
| ×ア 仮想化(→○リホスト)は、既存のハードウェアやソフトウェアを同等のシステム基盤へと移すことである。 ×イ EA(→○ERP)は、生産・販売・物流などの基幹業務を統合し管理することで、全体最適を図る考え方である。 ×エ スケールアウト(→○アップ)は、サーバを高性能なものに取り替えることでシステム全体の処理能力を高める手法である。 ×オ SoS(→○グリッドコンピューティング)は、中央のサーバで処理単位を分割し、それらを多数のPCで並列処理するシステム形態である。 |
| アジャイル開発の手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア スクラムにおけるスプリントレビューは、開発チームが昨日行ったことや今日行うことを共有するイベントである。 ○イ XPにおけるペアプログラミングは、2人のプログラマがペアとなり、相談やレビューを行いながら協力して開発を行う。 ×ウ リーンソフトウェア開発は、随時ミーティングを設けつつスプリントと呼ばれる周期を繰り返して開発を進める手法である。 ×エ フィーチャ駆動開発は、開発工程を上流から下流へ順次移行し、後戻りはシステムの完成後にのみ許される手法である。 ×オ プロダクトオーナーは、開発チームが円滑に開発できるよう、障害物を取り除く責任を持つ役割である。 |
| ア(誤答):目的語ズレ。昨日行ったことや今日行うことを共有するのはデイリースクラムです。スプリントレビューは成果物をステークホルダーに提示するイベントです。 ウ(誤答):主語ズレ。スプリントと呼ばれる周期を繰り返すのはスクラムです。リーンソフトウェア開発はムダを排除し学習を早める原則に基づく手法です。 エ(誤答):主語ズレ。上流から下流へ順次移行し後戻りを想定しないのはウォーターフォールモデルです。 オ(誤答):主語ズレ。開発チームの障害物を取り除く責任を持つのはスクラムマスターです。プロダクトオーナーは製品の価値(優先順位)を最大化する責任を持ちます。 |
| ×ア スクラムにおけるスプリントレビュー(→○デイリースクラム)は、開発チームが昨日行ったことや今日行うことを共有するイベントである。 ×ウ リーンソフトウェア(→○スクラム)開発は、随時ミーティングを設けつつスプリントと呼ばれる周期を繰り返して開発を進める手法である。 ×エ フィーチャ駆動(→○ウォーターフォールモデル)開発は、開発工程を上流から下流へ順次移行し、後戻りはシステムの完成後にのみ許される手法である。 ×オ プロダクトオーナー(→○スクラムマスター)は、開発チームが円滑に開発できるよう、障害物を取り除く責任を持つ役割である。 |
| システム開発手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ○ア DevOpsは、開発側と運用側が密接に連携して、システムの導入や更新を柔軟かつ迅速に行う開発の方法論である。 ×イ ローコード開発は、プログラミング言語を用いてソースコードを1行ずつ詳細に記述する手法である。 ×ウ リファクタリングは、外部から見たソフトウェアの振る舞いを変更して、処理速度の最適化を行う手法である。 ×エ ウォーターフォールモデルは、システムを独立した小さな機能に分割し、並行して設計と構築を繰り返す手法である。 ×オ オブジェクト指向開発は、プログラムの処理手順を上から下へ順次記述することに特化している手法である。 |
| イ(誤答):述語ズレ。ソースコードを詳細に記述するのではなく、GUIや部品を用いてソースコードの記述を最小限に抑える開発手法です。 ウ(誤答):述語ズレ。リファクタリングは「外部から見た振る舞いを変更せずに」内部の構造を整理・改善する手法です。 エ(誤答):主語ズレ。小さな機能に分割して構築を繰り返すのはアジャイル開発などです。 オ(誤答):主語ズレ。処理手順を順次記述するのは手続き型プログラミングです。 |
| ×イ ローコード開発(→○インタプリタ)は、プログラミング言語を用いてソースコードを1行ずつ詳細に記述する手法である。 ×ウ リファクタリングは、外部から見たソフトウェアの振る舞いを変更して(→○せずに)、処理速度の最適化を行う手法である。 ×エ ウォーターフォールモデル(→○アジャイル開発)は、システムを独立した小さな機能に分割し、並行して設計と構築を繰り返す手法である。 ×オ オブジェクト指向開発(→○手続き型プログラミング)は、プログラムの処理手順を上から下へ順次記述することに特化している手法である。 |
| システム開発に利用されるモデリング技法やUMLに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア シーケンス図は、対象となるシステムとその利用者とのやり取りを表現するダイアグラムである。 ×イ アクティビティ図は、オブジェクト間のメッセージの流れを時系列に表現するダイアグラムである。 ×ウ ユースケース図は、データの流れに着目して、対象業務のデータの入力から出力までの処理を記述する。 ○エ クラス図は、対象となるシステムを構成する概念や事物と、それらの間にある関連を表現するダイアグラムである。 ×オ DFDは、ユースケースをまたがったオブジェクトごとの状態の遷移を記述するダイアグラムである。 |
| ア(誤答):主語ズレ。システムと利用者のやり取りを表現するのはユースケース図です。 イ(誤答):主語ズレ。オブジェクト間のメッセージの流れを時系列に表現するのはシーケンス図です。アクティビティ図は業務フローや処理の手順を表現します。 ウ(誤答):主語ズレ。データの流れと処理の関係を記述するのはDFDです。 オ(誤答):主語ズレ。オブジェクトの状態遷移を記述するのはステートマシン図です。 |
| ×ア シーケンス(→○ユースケース)図は、対象となるシステムとその利用者とのやり取りを表現するダイアグラムである。 ×イ アクティビティ(→○シーケンス)図は、オブジェクト間のメッセージの流れを時系列に表現するダイアグラムである。 ×ウ ユースケース図(→○DFD)は、データの流れに着目して、対象業務のデータの入力から出力までの処理を記述する。 ×オ DFD(→○ステートマシン図)は、ユースケースをまたがったオブジェクトごとの状態の遷移を記述するダイアグラムである。 |
| 情報システムのテストに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア アルファテストでは、システム開発の最終段階で、運用環境において利用者に実際に業務手順に沿って使用してもらう。 ×イ ホワイトボックステストでは、プログラムの内部構造を考慮せず、入力に対して正しい出力が得られるかを検証する。 ×ウ ペネトレーションテストでは、モジュール内の分岐や繰り返しなど、内部ロジックが正しいかどうかを確認する。 ×エ ドライバとは、上位モジュールから下位へと結合する際、未完成の下位モジュールの代わりとなるテスト用ダミーのことである。 ○オ 回帰テストでは、プログラムを変更した際に、その変更によって予期せぬ影響や不具合が現れていないかを確認する。 |
| ア(誤答):目的語ズレ。利用者に実際に業務手順に沿って使用してもらうのは運用テスト(ユーザー受入テスト)です。アルファテストは主に開発者や関係者内で行います。 イ(誤答):主語ズレ。内部構造を考慮せずに入出力の関係を検証するのはブラックボックステストです。 ウ(誤答):主語ズレ。モジュールの内部ロジックを確認するのは単体テスト(ホワイトボックステスト)です。ペネトレーションテストはシステムへの侵入を試みるセキュリティテストです。 エ(誤答):目的語ズレ。未完成の下位モジュールの代わりとなるのはスタブです。ドライバは未完成の上位モジュールの代わりになります。 |
| ×ア アルファ(→○運用)テストでは、システム開発の最終段階で、運用環境において利用者に実際に業務手順に沿って使用してもらう。 ×イ ホワイトボックス(→○ブラックボックス)テストでは、プログラムの内部構造を考慮せず、入力に対して正しい出力が得られるかを検証する。 ×ウ ペネトレーション(→○ホワイトボックス)テストでは、モジュール内の分岐や繰り返しなど、内部ロジックが正しいかどうかを確認する。 ×エ ドライバ(→○スタブ)とは、上位モジュールから下位へと結合する際、未完成の下位モジュールの代わりとなるテスト用ダミーのことである。 |
| プロジェクトのスケジュールや進捗管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア WBSは、プロジェクトのリスク要因を影響度順に並べ、各要因の影響度合いを示したチャートである。 ×イ マイルストーンは、スケジュールの遅れを取り戻すために、順次行う予定の作業を並行して実行することである。 ○ウ ガントチャートは、作業開始と終了の予定と実績を表示した横棒グラフで、スケジュールを管理するために利用する。 ×エ PERTは、横軸に開発期間、縦軸に予算消化率をとって、費用管理と進捗管理を同時に行うための折れ線グラフである。 ×オ クリティカルパスは、プロジェクト全体の作業を分解し、その構造を階層的に示した図のことである。 |
| ア(誤答):主語ズレ。リスク要因を影響度順に並べたものはトルネード図などです。WBSは作業を階層的に分解した図です。 イ(誤答):主語ズレ。順次行う作業を並行して実行するのはファストトラッキングです。マイルストーンはプロジェクトの重要な節目(節目となる日付)を指します。 エ(誤答):主語ズレ。費用と進捗を同時に管理する折れ線グラフはトレンドチャート(EVMなど)です。PERTは作業順序と所要時間をネットワーク図で表したものです。 オ(誤答):主語ズレ。作業を階層的に分解した図はWBSです。クリティカルパスは、プロジェクトの中で最も時間がかかり余裕のない作業経路のことです。 |
| ×ア WBS(→○トルネード図)は、プロジェクトのリスク要因を影響度順に並べ、各要因の影響度合いを示したチャートである。 ×イ マイルストーン(→○ファストトラッキング)は、スケジュールの遅れを取り戻すために、順次行う予定の作業を並行して実行することである。 ×エ PERT(→○EVM)は、横軸に開発期間、縦軸に予算消化率をとって、費用管理と進捗管理を同時に行うための折れ線グラフである。 ×オ クリティカルパス(→○WBS)は、プロジェクト全体の作業を分解し、その構造を階層的に示した図のことである。 |
| EVM(Earned Value Management)によるプロジェクト管理の指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア PV(出来高計画値)とは、ある時点までに完了した作業に対して、実際にかかったコストの累積値のことである。 ○イ EV(出来高実績値)とは、プロジェクトの特定の時点までに完了した作業の予算上の価値のことである。 ×ウ AC(コスト実績値)とは、プロジェクトが完了した時にかかる予定の総予算のことである。 ×エ SPI(スケジュール効率指数)は、PV(出来高計画値)をEV(出来高実績値)で除して算出される。 ×オ CPI(コスト効率指数)が1.0未満の場合、コストが予算内に収まっている(良好である)ことを示す。 |
| ア(誤答):主語ズレ。実際に掛かったコストの累積値はAC(コスト実績値)です。 ウ(誤答):主語ズレ。プロジェクト完了時の総予算はBAC(完成時総予算)です。 エ(誤答):述語ズレ。SPIは「EV ÷ PV」で算出されます。 オ(誤答):述語ズレ。CPIは「EV ÷ AC」で算出され、1.0未満の場合はコストが「予算を超過している(悪い)」ことを示します。 |
| ×ア PV(出来高計画値)(→○AC)とは、ある時点までに完了した作業に対して、実際にかかったコストの累積値のことである。 ×ウ AC(コスト実績値)(→○BAC)とは、プロジェクトが完了した時にかかる予定の総予算のことである。 ×エ SPI(スケジュール効率指数)は、PV(出来高計画値)をEV(出来高実績値)(→下線部あべこべ)で除して算出される。 ×オ CPI(コスト効率指数)が1.0未満の場合、コストが予算内に収まっている(良好である)(→○を超過している)ことを示す。 |
| ITを活用した企業経営やDXに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ○ア デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、データやデジタル技術を活用し、製品やサービス、ビジネスモデルを変革することである。 ×イ DX認定制度は、人件費削減を目的としてAIやロボットに人間の仕事を代替させている企業を国が認定する制度である。 ×ウ スマートファクトリーとは、モノの使用状況のデータを収集し、それに基づいてメンテナンスを行うサービスモデルのことである。 ×エ SoS(System of Systems)は、ソフトウェアの機能をサービスという部品とみなして組み合わせるアーキテクチャである。 ×オ ビジネスモデルキャンバスは、財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4つの視点から、企業の業績を評価するフレームワークである。 |
| イ(誤答):目的語ズレ。DX認定制度は、デジタルガバナンス・コードに基づきDX推進の準備が整っている企業を認定する制度であり、人間の仕事の代替が目的ではありません。 ウ(誤答):主語ズレ。モノの使用状況に基づくサービスモデルはスマートサービスです。スマートファクトリーは工場をネットワーク化して効率化する工場そのもののことです。 エ(誤答):主語ズレ。機能をサービスとして組み合わせるアーキテクチャはSOAです。 オ(誤答):主語ズレ。4つの視点から業績を評価するのはバランススコアカードです。 |
| ×イ DX認定制度は、人件費削減を目的としてAIやロボットに人間の仕事を代替させている(→○DXの準備が整っている)企業を国が認定する制度である。 ×ウ スマートファクトリー(→○スマートサービス)とは、モノの使用状況のデータを収集し、それに基づいてメンテナンスを行うサービスモデルのことである。 ×エ SoS(System of Systems)(→○SOA)は、ソフトウェアの機能をサービスという部品とみなして組み合わせるアーキテクチャである。 ×オ ビジネスモデルキャンバス(→○バランススコアカード)は、財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4つの視点から、企業の業績を評価するフレームワークである。 |
「事例Ⅰ~Ⅱ」にすぐ使えそうなのに、つい出しそびれたのか、なかなか出題されない「ビジネスモデルキャンバス」。きっとこのまま出題されないので、試験以外の実務でさっさと使いましょう。

| 技術経営(MOT)の概念に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア オープンイノベーションは、自社の内部の技術やアイデアのみを用いて、情報漏洩を防ぎながら新製品を開発する手法である。 ×イ プロダクト・イノベーションは、製品を生産する工程や手法を革新して生産性を高めることである。 ×ウ 魔の川(Devil's River)は、開発された新製品が事業化され、市場で利益を生み出すまでの間に存在する障壁のことである。 ○エ コアコンピタンスは、他社が容易に模倣できない、企業に競争優位をもたらす中核的な技術や強みである。 ×オ ハッカソンは、既存の製品を分解してその構造や仕組みを分析し、自社の製品開発に活かす手法である。 |
| ア(誤答):修飾語ズレ。自社内部のみを用いるのはクローズドイノベーションです。オープンイノベーションは外部の技術やアイデアを積極的に取り入れます。 イ(誤答):主語ズレ。生産する工程や手法を革新するのはプロセス・イノベーションです。 ウ(誤答):主語ズレ。事業化から市場で利益を生み出すまでの障壁は「ダーウィンの海」です。魔の川は基礎研究から製品開発に至るまでの障壁です。 オ(誤答):主語ズレ。既存製品を分解して分析するのはリバースエンジニアリングです。 |
| ×ア オープン(→○クローズド)イノベーションは、自社の内部の技術やアイデアのみを用いて、情報漏洩を防ぎながら新製品を開発する手法である。 ×イ プロダクト(→○プロセス)・イノベーションは、製品を生産する工程や手法を革新して生産性を高めることである。 ×ウ 魔の川(Devil's River)(→○ダーウィンの海)は、開発された新製品が事業化され、市場で利益を生み出すまでの間に存在する障壁のことである。 ×オ ハッカソン(→○リバースエンジニアリング)は、既存の製品を分解してその構造や仕組みを分析し、自社の製品開発に活かす手法である。 |
ハッカソン? また知らない用語をAIが言い出す時は、すかさずサーチ。実際に出題される可能性はほぼゼロなので、5秒で済ませて暗記は不要。

| デジタルマーケティングや顧客接点に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア コンバージョン率は、Webサイトを訪れた全ユーザのうち、最初のページだけを見て他のページに移動せずに離脱した割合である。 ×イ SEOは、顧客データを一元管理することで、顧客に合った商品やサービスを提案するシステムである。 ×ウ CTIは、Webサイトの訪問者の閲覧履歴を追跡して、別のサイト上でも自社の広告を表示する仕組みである。 ×エ ロングテールは、売れ筋の上位20%の商品が全体の売上の80%を占めるという経験則のことである。 ○オ オムニチャネルは、実店舗やオンラインストアなどのあらゆる顧客接点を統合し、一貫した購買体験を提供する戦略である。 |
| ア(誤答):主語ズレ。最初のページだけで離脱する割合は直帰率です。コンバージョン率は目的(購入など)を達成した割合です。 イ(誤答):主語ズレ。顧客データを一元管理して提案を行うのはCRMです。SEOは検索エンジン最適化です。 ウ(誤答):主語ズレ。閲覧履歴を追跡して広告を表示するのはリターゲティング広告です。CTIは電話とコンピュータを統合したシステムです。 エ(誤答):主語ズレ。上位20%が売上の80%を占めるのはパレートの法則です。ロングテールは、販売機会の少ない商品でも品揃えを増やすことで全体の売上を大きくする法則です。 |
| ×ア コンバージョン(→○直帰)率は、Webサイトを訪れた全ユーザのうち、最初のページだけを見て他のページに移動せずに離脱した割合である。 ×イ SEO(→○CRM)は、顧客データを一元管理することで、顧客に合った商品やサービスを提案するシステムである。 ×ウ CTI(→○リターゲティング広告)は、Webサイトの訪問者の閲覧履歴を追跡して、別のサイト上でも自社の広告を表示する仕組みである。 ×エ ロングテール(→○パレートの法則)は、売れ筋の上位20%の商品が全体の売上の80%を占めるという経験則のことである。 |
| クラウドコンピューティングの提供形態に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア パブリッククラウドは、特定の企業が自社専用の環境として構築し、外部の利用者を排除して運用する形態である。 ×イ SaaSを利用する場合、クラウドサービス事業者がミドルウェアやデータベースなどの開発環境のみを提供し、アプリケーションは利用者が開発する。 ○ウ IaaSを利用する場合、情報システムの稼働に必要な仮想サーバやネットワークなどのインフラ部分が事業者から提供される。 ×エ ハイブリッドクラウドは、複数のパブリッククラウドサービスのみを組み合わせてシステムを構築する形態である。 ×オ エッジコンピューティングは、全てのデータを中央のクラウドサーバに集約して処理することで、リアルタイム性を高める技術である。 |
| ア(誤答):主語ズレ。自社専用の環境として構築・運用するのはプライベートクラウドです。 イ(誤答):主語ズレ。開発環境(プラットフォーム)を提供する形態はPaaSです。SaaSはソフトウェア(アプリケーション)をそのまま提供します。 エ(誤答):修飾語ズレ。パブリッククラウドのみではなく、パブリッククラウドとプライベートクラウド(やオンプレミス)を組み合わせて構築する形態です。 オ(誤答):述語ズレ。全てのデータを中央に集約するのではなく、端末の近く(エッジ)で分散処理を行い通信遅延を防ぐ技術です。 |
| ×ア パブリック(→○プライベート)クラウドは、特定の企業が自社専用の環境として構築し、外部の利用者を排除して運用する形態である。 ×イ SaaS(→○Paas)を利用する場合、クラウドサービス事業者がミドルウェアやデータベースなどの開発環境のみを提供し、アプリケーションは利用者が開発する。 ×エ ハイブリッドクラウドは、複数のパブリッククラウドサービスのみ(→○やプライベートクラウド)を組み合わせてシステムを構築する形態である。 ×オ エッジコンピューティングは、全てのデータを中央のクラウドサーバに集約して(→○なるべく端末の近くで分散)処理することで、リアルタイム性を高める技術である。 |
| AIや機械学習の技術・事象に関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
| ×ア 機械学習の「クラスタリング」は、カテゴリ型の変数を予測してデータを分類する手法であり、教師あり学習に含まれる。 ○イ 教師あり学習は、入力データとそれに対する正解データのペアを読み込ませて、モデルに特徴を学習させる手法である。 ×ウ ディープラーニングは、人間の専門家の知識をルールとして入力し、それに基づいてコンピュータが推論を行うシステムである。 ×エ ハルシネーションは、AIが意図的に特定の企業や組織を狙って、不正メールを送りつけるサイバー攻撃の現象である。 ×オ プロンプト・インジェクションは、大量のデータを複数台のサーバに分散して処理し、学習速度を向上させる技術である。 |
| ア(誤答):目的語ズレ。クラスタリングはデータをグループに分ける手法であり「教師なし学習」です。カテゴリ予測は「分類(教師あり学習)」です。 ウ(誤答):主語ズレ。専門家の知識をルール化して推論を行うのはエキスパートシステムです。ディープラーニングはニューラルネットワークを用いる手法です。 エ(誤答):目的語ズレ。ハルシネーションはサイバー攻撃ではなく、生成AIが事実に基づかないもっともらしい嘘(幻覚)を生成する現象です。 オ(誤答):主語ズレ。プロンプト・インジェクションは分散処理技術ではなく、生成AIに対して特殊な指示を入力し、意図しない挙動を引き起こすサイバー攻撃です。 |
| ×ア 機械学習の「クラスタリング(→○分類(クラシフィケーション))」は、カテゴリ型の変数を予測してデータを分類する手法であり、教師あり学習に含まれる。 ×ウ ディープラーニング(→○エキスパートシステム)は、人間の専門家の知識をルールとして入力し、それに基づいてコンピュータが推論を行うシステムである。 ×エ ハルシネーション(→○スピアフィッシング)は、AIが(→削除)意図的に特定の企業や組織を狙って、不正メールを送りつけるサイバー攻撃の現象である。 ×オ プロンプト・インジェクション(→○分散深層学習)は、大量のデータを複数台のサーバに分散して処理し、学習速度を向上させる技術である。 |
AI関連は毎年出題され、その度に新知識が増えるので全体像を押さえにくい。そこで慌てず1問ごとにAI解説し、ここはコツコツ知識を増やします。

例の辞書より分厚い過去問のなヘタクソ長文解説に慣れると、「不適切です」の理由をくどくど書かれて嫌になる。そこで「正解を覚えて終わり」にしないよう、次のテストレットCは5択から正解2つを選ぶ複数選択問題です。
テストレットC~最後の2択が勝負所
テキスト前半 基礎知識
| PCの接続規格に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a 静電容量方式のタッチパネルは、画面の複数点を同時に触れて操作(マルチタッチ)することができる。 ○b Bluetoothは、2.4GHz帯を利用するため、電子レンジなどの家電製品からの電波干渉を受ける可能性がある。 ×c USB Type-Cのすべてのポートは、外部ディスプレイへの映像出力に対応している。 ×d HDMIは、PCの電源を切らずに外付けHDDを接続するためのインタフェースである。 ×e NFCは、数kmの長距離通信を低消費電力で行うための無線規格である。 |
| c(誤答):修飾語ズレ。すべてのポートが対応しているわけではなく、対応・非対応のポートが混在しています。 d(誤答):目的語ズレ。HDMIは映像と音声の出力規格であり、外付けHDDのデータ転送規格ではありません。 e(誤答):修飾語ズレ。NFCは数kmではなく、数センチ程度の近距離通信規格です。 |
| ×c USB Type-Cのすべてのポートは、外部ディスプレイへの映像出力に対応している(→追加:とは限らない)。 ×d HDMIは、PCの電源を切らずに外付けHDD(→○外部ディスプレイ)を接続するためのインタフェースである。 ×e NFCは、数kmの長距離通信(→○10㎝程度の非接触通信)を低消費電力で行うための無線規格である。 |
NFCと聞くと「?」でも、スマホやSuicaのことと言えば即納得です。

| データ構造とファイルに関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a オープンデータは、特定の企業が自社の競争優位を保つために社内でのみ利用するデータのことである。 ×b データクレンジングは、大量のデータを複数のサーバに分散して並列処理する技術のことである。 ○c データレイクは、構造化データと非構造化データを加工せず、そのままの形式で大量に格納する場所である。 ○d JSONは、キーと値のペアでデータを記述し、Webアプリケーション間のデータ交換に広く利用されている。 ×e XMLは、リレーショナルデータベースにおけるテーブル間の結合条件を定義するための言語である。 |
| a(誤答):主語ズレ。社内でのみ利用するデータではなく、一般公開され二次利用可能なデータのことです。 b(誤答):述語ズレ。データクレンジングは分散処理ではなく、データの誤りや重複を修正し品質を高める処理のことです。 e(誤答):目的語ズレ。XMLは結合条件を定義する言語ではなく、データ構造をタグで記述するマークアップ言語です。 |
| ×a オープン(→○独占的内部)データは、特定の企業が自社の競争優位を保つために社内でのみ利用するデータのことである。 ×b データクレンジング(→○分散処理)は、大量のデータを複数のサーバに分散して並列処理する技術のことである。 ×e XML(→○SQL)は、リレーショナルデータベースにおけるテーブル間の結合条件を定義するための言語である。 |
| 文字コードに関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a Unicodeは、世界中の異なる言語の文字を統一的に扱うことを目的として規格化された。 ×b EUC-JPは、Windows環境で標準的に用いられることを目的に開発された日本語文字コードである。 ×c シフトJISは、すべての文字を1バイトで表現し、データ容量を最小限に抑える方式である。 ×d MIMEは、アナログ音声をデジタルデータに変換する際の量子化ビット数を定める規格である。 ○e ASCIIコードは7ビットで構成され、英数字や制御文字など128種類の文字を表現できる。 |
| b(誤答):修飾語ズレ。EUC-JPはWindowsではなく、主にUNIX系OS向けに開発された文字コードです。 c(誤答):修飾語ズレ。シフトJISはすべて1バイトではなく、2バイト文字(漢字など)も混在させて表現する方式です。 d(誤答):目的語ズレ。MIMEは電子メールで画像や音声などのバイナリデータを扱うための規格です。 |
| ×b EUC-JPは、Windows(→○UNIX系OS)環境で標準的に用いられることを目的に開発された日本語文字コードである。 ×c シフトJISは、すべての文字を1(→○2)バイトで表現し、データ容量を最小限に抑える方式である。 ×d MIME(→○CD品質(16ビット)やハイレゾ音源(24ビット))は、アナログ音声をデジタルデータに変換する際の量子化ビット数を定める規格である |
選択肢×dの元ネタはR5「情報」第14問。あまりに突然なので追加で解説を。

| データベースの特性に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a カラムナー(列指向)データベースは、1件のレコードを行単位で順次読み込むトランザクション処理に最適化されている。 ○b リレーショナルデータベースは、データの整合性を保つためのトランザクション処理(ACID特性)に優れている。 ○c キー・バリュー型データベースはNoSQLの一種であり、単純な構造のため大容量データの高速な読み書きが可能である。 ×d 階層型データベースは、テーブル同士を共通の列(外部キー)で結びつけて柔軟に検索する方式である。 ×e インメモリデータベースは、データをすべてハードディスクに保存することで、電源遮断時のデータ保護を最優先する。 |
| a(誤答):述語ズレ。カラムナーデータベースは特定の列のみを高速に読み込むため、分析処理(集計)に最適化されています。 d(誤答):主語ズレ。テーブル同士を共通の列で結びつけて検索する方式はリレーショナルデータベースの特徴です。 e(誤答):目的語ズレ。インメモリデータベースはデータをハードディスクではなく、すべてメインメモリ上に配置して高速化します |
| ×a カラムナー(列指向)データベースは、1件(→○複数)のレコードを行単位で順次(→○列単位で高速に)読み込むトランザクション(→○分析)処理に最適化されている。 ×d 階層型(→○リレーショナル)データベースは、テーブル同士を共通の列(外部キー)で結びつけて柔軟に検索する方式である。 ×e インメモリデータベースは、データをすべてハードディスク(→○メインメモリ)に保存することで、電源遮断時のデータ保護(→○高速反応)を最優先する。 |
| データベースの管理技術に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a ロールフォワードは、トランザクションが異常終了した際に、更新前ログを用いて処理を取り消すことである。 ×b トリガは、テーブル間のリレーションシップを定義し、データの重複入力を事前に排除する機能である。 ×c デッドロックは、排他制御を最適化し、複数のトランザクションの処理速度を向上させるための仕組みである。 ○d ストアドプロシージャは、一連のSQL文を1つのプログラムとしてDBMS側に保存し、ネットワークの通信量を削減する。 ○e レプリケーションは、データベースの複製を別のサーバにリアルタイムに作成し、可用性を高める仕組みである。 |
| a(誤答):主語ズレ。異常終了時に更新前ログを用いて処理を取り消すのはロールバックです。 b(誤答):述語ズレ。トリガは重複入力を排除する機能ではなく、特定の操作時にあらかじめ定義された処理を自動実行する機能です。 c(誤答):述語ズレ。デッドロックは処理速度を向上させる仕組みではなく、処理が互いに待ち合い完全に停止してしまう現象です。 |
| ×a ロールフォワード(→○ロールバック)は、トランザクションが異常終了した際に、更新前ログを用いて処理を取り消すことである。 ×b トリガ(→○参照整合性)は、テーブル間のリレーションシップを定義し、データの重複入力を事前に排除する機能である。 ×c デッドロック(→○MVCC)は、排他制御を最適化し、複数のトランザクションの処理速度を向上させるための仕組みである。 |
| SQLの応用的な構文に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a INNER JOINは、指定した結合条件に一致するレコードのみを複数のテーブルから抽出する。 ×b COUNT関数は、テーブル内の数値列の合計値を計算するために用いる集計関数である。 ○c HAVING句は、GROUP BY句でグループ化された後の集計結果に対して、抽出条件を指定するために用いる。 ×d LEFT OUTER JOINは、結合する右側のテーブルにしか存在しないレコードもすべて結果に含める。 ×e GROUP BY句を用いたSELECT文では、SELECT句にテーブル内の任意の列を自由に指定することができる。 |
| b(誤答):主語ズレ。合計値を計算するのはSUM関数です。COUNT関数は行数(件数)をカウントします。 d(誤答):修飾語ズレ。LEFT OUTER JOINは右側ではなく、左側のテーブルのレコードをすべて含めます。 e(誤答):修飾語ズレ。GROUP BYを用いた場合、SELECT句にはGROUP BYに指定した列か集計関数しか指定できません。 |
| ×b COUNT(→○SUM)関数は、テーブル内の数値列の合計値を計算するために用いる集計関数である。 ×d LEFT OUTER JOINは、結合する右(→○左)側のテーブルにしか存在しないレコードもすべて結果に含める。 ×e GROUP BY句を用いたSELECT文では、SELECT句にテーブル内の任意の列を自由に(→○GROUP BYに指定した列か集計関数を)指定することができる。 |
| ネットワーク構成と品質に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a ルータは、OSI基本参照モデルのデータリンク層で動作し、MACアドレスに基づいてパケットを転送する。 ○b 帯域幅(通信容量)が大きくても、通信経路の遅延(レイテンシ)が大きいと、実際の体感速度が低下することがある。 ×c VLANは、物理的なLANケーブルの配線に依存してネットワークを分割する技術である。 ○d スループットは、単位時間あたりに実際にネットワークを通過して転送される有効なデータ量を指す。 ×e ジッタ(揺らぎ)は、通信速度を安定させるためにルータに意図的に設けられたバッファ機能のことである。 |
| a(誤答):目的語ズレ。ルータはネットワーク層でIPアドレスに基づいてパケットを転送します。 c(誤答):修飾語ズレ。VLANは物理的な配線に依存せず、論理的にネットワークを分割する技術です。 e(誤答):述語ズレ。ジッタはルータの機能ではなく、パケット到達の遅延時間のばらつき(揺らぎ)のことです。 |
| ×a ルータは、OSI基本参照モデルのデータリンク(→○ネットワーク)層で動作し、MAC(→○IP)アドレスに基づいてパケットを転送する。 ×c VLANは、物理的なLANケーブルの配線に依存して(→○仮想的なセグメントを設けて)ネットワークを分割する技術である。 ×e ジッタ(揺らぎ)(→○パケットバッファ)は、通信速度を安定させるためにルータに意図的に設けられたバッファ機能のことである。 |
正答率Cを何問も作らせると、絶対に試験に出ないような知識を使ってくることがある。どうみても出なさそうな用語は安心してスルーし、誤答の作り方だけ覚えます。
| インターネットプロトコルに関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a IPv6は、IPv4と完全な互換性があり、特別な変換装置なしに直接通信ができる。 ×b DHCPは、ブラウザに入力されたドメイン名から、対応するIPアドレスを検索するためのプロトコルである。 ○c NATは、企業内のプライベートIPアドレスと、インターネット上のグローバルIPアドレスを相互に変換する技術である。 ×d サブネットマスクは、IPアドレスをMACアドレスに動的に変換するために用いられる値である。 ○e DNSラウンドロビンは、一つのドメイン名に対して複数のIPアドレスを順に返し、サーバへのアクセスを分散させる。 |
| a(誤答):修飾語ズレ。IPv6はIPv4と直接の互換性はなく、変換装置なしには通信できません。 b(誤答):主語ズレ。ドメイン名からIPアドレスを検索するのはDNSです。 d(誤答):目的語ズレ。サブネットマスクはMACアドレスに変換する値ではなく、IPアドレスのネットワーク部とホスト部を分割するための値です。 |
| ×a IPv6は、IPv4と完全な互換性があり(→○直接の互換性がなく)、特別な変換装置なしに直接通信ができる(→○できない)。 ×b DHCP(→○DNS)は、ブラウザに入力されたドメイン名から、対応するIPアドレスを検索するためのプロトコルである。 ×d サブネットマスク(→○ARP)は、IPアドレスをMACアドレスに動的に変換するために用いられる値である。 |
| サイバー攻撃と防御の概念に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a ゼロトラストは、社内外のネットワーク境界を問わず、すべてのアクセス要求を信頼せずに都度検証するモデルである。 ×b ゼロデイ攻撃は、OSやソフトウェアのパッチが公開された直後に、適用が遅れている端末を狙う。 ×c プロンプト・インジェクションは、パスワードを総当たりで入力してシステムの認証を突破する攻撃である。 ○d 標的型攻撃は、特定の企業や組織を狙い、業務に関連したメールを装うなど巧妙な手口で侵入を試みる。 ×e エコーチェンバーは、攻撃者が企業のWebサイトを改ざんし、訪問者を不正なサイトへ誘導する手口である。 |
| b(誤答):修飾語ズレ。ゼロデイ攻撃はパッチが公開された直後ではなく、公開される前の無防備な期間を狙う攻撃です。 c(誤答):目的語ズレ。プロンプト・インジェクションは生成AIに対して巧妙な指示を入力し意図しない回答を引き出す攻撃です。 e(誤答):目的語ズレ。エコーチェンバーは改ざんの手口ではなく、SNS等で似た意見ばかりが表示され自分の意見が絶対的だと錯覚する現象です。 |
| ×b ゼロデイ攻撃は、OSやソフトウェアのパッチが公開された直後(→○される前)に、適用が遅れている端末を狙う。 ×c プロンプト・インジェクション(→○ブルートフォース)は、パスワードを総当たりで入力してシステムの認証を突破する攻撃である。 ×e エコーチェンバー(→○Webサイト改ざん(フィッシング詐欺))は、攻撃者が企業のWebサイトを改ざんし、訪問者を不正なサイトへ誘導する手口である。 |
| 認証と暗号化の仕組みに関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a パスキー(FIDO)認証は、サーバ側に利用者の生体情報(指紋など)を保存して照合を行う仕組みである。 ○b デジタル署名では、送信者の秘密鍵で署名を作成し、受信者が送信者の公開鍵で検証することで改ざんを検知する。 ×c 公開鍵暗号方式は、暗号化と復号に同じ鍵を用いるため、多数の通信相手がいる場合でも鍵の配送管理が容易である。 ×d チャレンジレスポンス認証は、パスワードそのものをネットワーク上に平文で送信するため、盗聴のリスクが高い。 ○e 二要素認証は、「知識情報」「所持情報」「生体情報」の中から異なる2つの要素を組み合わせて認証を行う。 |
| a(誤答):目的語ズレ。パスキー認証は生体情報をサーバ側ではなく、利用者の端末内のみに保存します。 c(誤答):主語ズレ。暗号化と復号に同じ鍵を用いるのは共通鍵暗号方式であり、配送管理は困難です。 d(誤答):述語ズレ。チャレンジレスポンス認証はパスワードそのものを送信しないため盗聴のリスクは低いです。 |
| ×a パスキー(FIDO)認証は、サーバ(→○ユーザ)側に利用者の生体情報(指紋など)を保存して照合を行う仕組みである。 ×c 公開鍵(→○共通鍵)暗号方式は、暗号化と復号に同じ鍵を用いるため、多数の通信相手がいる場合でも鍵の配送管理が容易である。 ×d チャレンジレスポンス認証は、パスワードそのものをネットワーク上に平文で送信する(→○しない)ため、盗聴のリスクが高い(→○低い)。 |
| 組織的セキュリティ管理に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a CSIRTは、組織内でセキュリティインシデントが発生した際に対応を主導する専門のインシデントレスポンスチームである。 ×b EPP(Endpoint Protection Platform)は、マルウェアの侵入を許した後に、その不審な挙動を検知して事後対応を行う製品である。 ×c 情報セキュリティにおける「可用性」とは、許可された者だけが情報にアクセスできる状態を維持することである。 ×d SIEMは、外部からのアクセスを遮断するために、社内ネットワークとインターネットの境界に設置される物理的な壁である。 ○e WAFは、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、Webアプリケーションに対する攻撃を検知し防御する。 |
| b(誤答):目的語ズレ。侵入を許した後に事後対応を行うのはEDRです(EPPは侵入前の事前防御)。 c(誤答):目的語ズレ。許可された者だけがアクセスできる状態を維持することは可用性ではなく機密性です。 d(誤答):目的語ズレ。外部からのアクセスを遮断する物理的な壁はファイアウォールです(SIEMはログの統合分析)。 |
| ×b EPP(Endpoint Protection Platform)(→○EDR)は、マルウェアの侵入を許した後に、その不審な挙動を検知して事後対応を行う製品である。 ×c 情報セキュリティにおける「可用性(→○機密性)」とは、許可された者だけが情報にアクセスできる状態を維持することである。 ×d SIEM(→○ファイアウォール)は、外部からのアクセスを遮断するために、社内ネットワークとインターネットの境界に設置される物理的な壁である。 |
| システムの信頼性に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a フェイルソフトは、利用者が誤った操作をしても、危険が生じたりシステムに異常が起こったりしないようにする設計思想である。 ○b フォールトトレランスは、システムの一部に故障が発生しても、システム全体としては停止せずに稼働し続けるようにする設計思想である。 ○c システムの稼働率は、MTBF(平均故障間隔)を、MTBFとMTTR(平均修復時間)の和で割ることで求められる。 ×d 直列に接続された2つの装置からなるシステムの全体稼働率は、それぞれの装置の稼働率のうち小さい方の値となる。 ×e ウォームサイトは、遠隔地のバックアップサイトに本番機と全く同じシステムを常時稼働させておき、障害時に瞬時に切り替える方式である。 |
| a(誤答):主語ズレ。誤操作しても異常が起こらないようにするのはフールプルーフです。 d(誤答):述語ズレ。直列システムの稼働率は掛け算になるため、それぞれの装置の稼働率よりも小さくなります。 e(誤答):主語ズレ。全く同じシステムを常時稼働させておく方式はホットサイトです。 |
| ×a フェイルソフト(→○フールプルーフ)は、利用者が誤った操作をしても、危険が生じたりシステムに異常が起こったりしないようにする設計思想である。 ×d 直列に接続された2つの装置からなるシステムの全体稼働率は、それぞれの装置の稼働率のうち小さい方の(→○を掛け合わせた)値となる。 ×e ウォーム(→○ホット)サイトは、遠隔地のバックアップサイトに本番機と全く同じシステムを常時稼働させておき、障害時に瞬時に切り替える方式である。 |
| プログラム言語の概念に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a 多相性(ポリモーフィズム)とは、プログラムの実行時に変数に値が代入されると、自動的にデータ型が決定される仕組みである。 ×b インスタンス化とは、上位クラスで定義されたメソッドを、下位クラスで独自の処理に置き換えて再定義することである。 ○c オブジェクト指向の「継承」は、既存のクラスの属性やメソッドを引き継いで、新しいクラスを効率的に作成する仕組みである。 ○d オブジェクト指向の「カプセル化」は、データ(属性)と操作(メソッド)を一つにまとめ、外部から直接変更できないようにする仕組みである。 ×e コンパイラ言語は、プログラムを実行する際にソースコードを1行ずつ翻訳しながら実行するため、実行速度が速い。 |
| a(誤答):目的語ズレ。実行時に自動的にデータ型が決定される仕組みは動的型付けです。 b(誤答):主語ズレ。メソッドを独自の処理に置き換えて再定義することはオーバーライドです。 e(誤答):修飾語ズレ。ソースコードを1行ずつ翻訳しながら実行するのはインタプリタであり、コンパイラ言語の実行速度は速いですが、事前の一括翻訳によります。 |
| ×a 多相性(ポリモーフィズム)(→○動的型付け)とは、プログラムの実行時に変数に値が代入されると、自動的にデータ型が決定される仕組みである。 ×b インスタンス化(→○オーバーライド)とは、上位クラスで定義されたメソッドを、下位クラスで独自の処理に置き換えて再定義することである。 ×e コンパイラ言語は、プログラムを実行する際にソースコードを1行ずつ翻訳しながら(→○全体を機械語に翻訳(コンパイル)してから)実行するため、実行速度が速い。 |
誤答選択肢を最小字数で正文化する学習は、1つ1つの知識に立ち止まらず、まずどんな用語が怪しいかを把握して後から理解するため、実行速度が速くなります。
テキスト後半 システム開発・ITトレンド
| システムのアーキテクチャや移行手法に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、ソフトウェアの機能をサービスという部品とみなし、組み合わせてシステムを構築する。 ○b スケールアウトは、システムを構成するサーバの台数を増やすことでシステム全体の処理能力を高める手法である。 ×c EA(エンタープライズ・アーキテクチャ)は、ビジネス、データ、アプリケーションの3つの体系のみで組織を分析し、全体最適を図る。 ×d SoS(System of Systems)は、ネットワーク機器から分離されたソフトウェアを用いて、ネットワークを集中的に制御、管理するアーキテクチャである。 ×e リフト&シフトは、既存のハードウェアやソフトウェアを同等の新しいシステム基盤へとそのまま移し替えて完了とする手法である。 |
| c(誤答):修飾語ズレ。ビジネス、データ、アプリケーションに「テクノロジー」を加えた4つの体系で分析します。 d(誤答):主語ズレ。ネットワークをソフトウェアで集中制御する技術はSDNです。 e(誤答):主語ズレ。同等の基盤へ移し替えて完了するのはリホスト(マイグレーション)です。リフト&シフトはクラウドへ移行(リフト)したのち、クラウドネイティブに最適化(シフト)します。 |
| ×c EA(エンタープライズ・アーキテクチャ)は、ビジネス、データ、アプリケーションの3つ(→○とテクノロジーの4つ)の体系のみで組織を分析し、全体最適を図る。 ×d SoS(System of Systems)(→○SDN)は、ネットワーク機器から分離されたソフトウェアを用いて、ネットワークを集中的に制御、管理するアーキテクチャである。 ×e リフト&シフト(→○リホスト)は、既存のハードウェアやソフトウェアを同等の新しいシステム基盤へとそのまま移し替えて完了とする手法である。 |
| アジャイル開発の手法や役割に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a プロダクトオーナーは、開発チームが自律的に作業できるよう、組織的な障害物を取り除く責任を持つ。 ×b ウォーターフォールモデルは、ユーザにとって価値のある小さな機能のまとまりを単位として反復的に開発する手法である。 ○c XPにおけるペアプログラミングは、2人のプログラマが1台のPCを用いて、相談やレビューを行いながら協力して開発する。 ○d スクラムにおけるスプリントレビューは、スプリントの成果物をステークホルダーに提示し、フィードバックを得るイベントである。 ×e デイリースクラムでは、スプリントの成果を顧客にデモンストレーションし、次期機能の優先順位を決定する。 |
| a(誤答):主語ズレ。障害物を取り除く責任を持つのはスクラムマスターです。 b(誤答):主語ズレ。機能のまとまりを単位として反復的に開発するのはアジャイル開発(フィーチャ駆動開発など)です。 e(誤答):目的語ズレ。デイリースクラムは日々の進捗や障害を共有する短いミーティングであり、顧客へのデモは行いません。 |
| ×a プロダクトオーナー(→○スクラムマスター)は、開発チームが自律的に作業できるよう、組織的な障害物を取り除く責任を持つ。 ×b ウォーターフォールモデル(→○アジャイル開発)は、ユーザにとって価値のある小さな機能のまとまりを単位として反復的に開発する手法である。 ×e デイリースクラム(→○スプリントレビュー)では、スプリントの成果を顧客にデモンストレーションし、次期機能の優先順位を決定する。 |
| システム開発やプログラミングの手法に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。(→○) |
| ○a DevOpsは、開発担当と運用担当が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して迅速かつ継続的にソフトウェアをリリースする。 ×b リファクタリングとは、プログラムの実行速度を高めるために、外部から見た振る舞いを変更して最適化することである。 ×c ローコード開発は、プログラミングの知識がなくても、キーボードでソースコードをすべて手入力で記述できる手法である。 ×d テスト駆動開発(TDD)は、プログラムが完成した後に、すべての機能のテストケースを一括して作成する手法である。 ○e オブジェクト指向の「カプセル化」は、データ(属性)と操作(メソッド)を一つにまとめ、外部から直接変更できないようにする。 |
| b(誤答):述語ズレ。リファクタリングは「外部から見た振る舞いは変更せずに」内部構造を改善することです。 c(誤答):述語ズレ。ローコード開発はGUI等を用いて視覚的に操作し、ソースコードの「手入力を最小限にする」手法です。 d(誤答):述語ズレ。テスト駆動開発はプログラムを「書く前に」テストケースを作成する手法です。 |
| ×b リファクタリングとは、プログラムの実行速度を高めるために、外部から見た振る舞いを変更して(→○は変更せずに)最適化することである。 ×c ローコード開発は、プログラミングの知識がなくても、キーボードでソースコードをすべて手入力で記述できる(→○手入力する量を最小限にする)手法である。 ×d テスト駆動開発(TDD)(→○システムテスト)は、プログラムが完成した後に、すべての機能のテストケースを一括して作成する手法である。 |
| UMLなどのモデリング図に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a アクティビティ図は、システムが提供する機能と利用者の間のやり取りを記述するダイアグラムである。 ○b シーケンス図は、オブジェクト間のメッセージの流れを時系列に沿って記述するダイアグラムである。 ○c クラス図は、対象となるシステムを構成する概念や事物と、それらの間にある関連を静的に表現する。 ×d ステートマシン図は、データの流れに着目して、対象業務におけるデータの入力から出力までの処理を記述する。 ×e DFDは、複数のユースケースにまたがるオブジェクトごとの状態の遷移を記述するダイアグラムである。 |
| a(誤答):主語ズレ。機能と利用者のやり取りを記述するのはユースケース図です。 d(誤答):主語ズレ。データの入力から出力までの流れと処理を記述するのはDFDです。 e(誤答):主語ズレ。オブジェクトごとの状態の遷移を記述するのはステートマシン図です。 |
| ×a アクティビティ(→○ユースケース)図は、システムが提供する機能と利用者の間のやり取りを記述するダイアグラムである。 ×d ステートマシン図(→○DFD)は、データの流れに着目して、対象業務におけるデータの入力から出力までの処理を記述する。 ×e DFD(→○ステートマシン図)は、複数のユースケースにまたがるオブジェクトごとの状態の遷移を記述するダイアグラムである。 |
AIが作ってきたモデリング技法のCランクは、問う知識自体はAランク第17問と全く同じ。正解1択を正解2択にするだけで、ぐっと難易度が上がります。
| ソフトウェアテストの技法に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a ペネトレーションテストは、システム開発の最終段階で、利用者が実際の業務手順に沿って要件を満たすか検証するテストである。 ×b 結合テストにおけるスタブは、呼び出し元の上位モジュールが未完成の場合に、その代わりとなるダミーモジュールである。 ×c ブラックボックステストは、モジュール内部のロジックや分岐が設計通りに正しく動作するかを検証する。 ○d 回帰テスト(リグレッションテスト)は、プログラムの修正や機能追加によって、他の正常だった部分に予期せぬ不具合が生じていないかを確認する。 ○e ベータテストは、開発中のソフトウェアを限定された一般ユーザに提供し、実際の環境で使ってもらって不具合を洗い出す。 |
| a(誤答):主語ズレ。利用者が業務手順に沿って検証するのは運用テスト(ユーザー受入テスト)です。 b(誤答):目的語ズレ。上位モジュールが未完成の場合のダミーはドライバです(スタブは下位モジュールのダミー)。 c(誤答):主語ズレ。内部ロジックを検証するのはホワイトボックステストです |
| ×a ペネトレーション(→○運用)テストは、システム開発の最終段階で、利用者が実際の業務手順に沿って要件を満たすか検証するテストである。 ×b 結合テストにおけるスタブは、呼び出し元の上位(→○呼び出し先の下位)モジュールが未完成の場合に、その代わりとなるダミーモジュールである。 ×c ブラックボックス(→○ホワイトボックス)テストは、モジュール内部のロジックや分岐が設計通りに正しく動作するかを検証する。 |
| プロジェクト管理の図表や技法に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a WBSは、プロジェクト全体の作業を階層的に分解し、管理可能な単位に構造化したものである。 ×b ガントチャートは、プロジェクトに必要な作業とメンバーをマトリックス形式で対応させ、責任の所在を明確にするチャートである。 ○c ファストトラッキングは、スケジュールを短縮するために、本来は順番に行うべき作業を部分的に並行して進める技法である。 ×d クリティカルパスは、プロジェクトのネットワーク図において、最も所要時間が短く、余裕のある経路のことである。 ×e クラッシングは、作業の順序を入れ替えて並行作業を増やすことで、追加コストをかけずに期間を短縮する技法である。 |
| b(誤答):主語ズレ。作業とメンバーを対応させ責任を明確にするのは責任分担表(RACI図など)です。ガントチャートは横棒グラフの進捗管理表です。 d(誤答):修飾語ズレ。クリティカルパスは、最も所要時間が「長く」、余裕の「ない」経路のことです。 e(誤答):主語ズレ。順序を入れ替え並行作業を増やすのはファストトラッキングです。クラッシングはコスト(資源)を追加投入して期間を短縮する技法です。 |
| ×b ガントチャート(→○責任分担表)は、プロジェクトに必要な作業とメンバーをマトリックス形式で対応させ、責任の所在を明確にするチャートである。 ×d クリティカルパスは、プロジェクトのネットワーク図において、最も所要時間が短く(→○長く)、余裕のある(→○ない)経路のことである。 ×e クラッシング(→○ファストトラッキング)は、作業の順序を入れ替えて並行作業を増やすことで、追加コストをかけずに期間を短縮する技法である。 |
| EVM(Earned Value Management)に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a EVMにおけるAC(コスト実績値)は、ある時点までに完了した作業の予算上の価値の累積のことである。 ○b EVMにおけるPV(出来高計画値)は、プロジェクトの計画時に設定された、ある時点までに完了すべき作業の予算コストである。 ×c コスト効率指数(CPI)は、PVをACで割ることで算出され、1.0を上回っていればコストが予算内に収まっていることを示す。 ○d スケジュール効率指数(SPI)は、EVをPVで割ることで算出され、1.0を下回っていれば進捗が遅れていることを示す。 ×e BAC(完成時総予算)は、プロジェクトが完了した時点での実際の総コストの着地見込み額を示す。 |
| a(誤答):主語ズレ。完了した作業の予算上の価値はEV(出来高実績値)です。 c(誤答):述語ズレ。CPIはPVではなく「EV」をACで割って算出します(EV÷AC)。 e(誤答):主語ズレ。プロジェクト完了時の実際の着地見込み額はEAC(完成時総コスト見積り)です。BACは計画時点での総予算です。 |
| ×a EVMにおけるAC(コスト実績値)(→○EV(出来高実績値))は、ある時点までに完了した作業の予算上の価値の累積のことである。 ×c コスト効率指数(CPI)は、PV(→○EV)をACで割ることで算出され、1.0を上回っていればコストが予算内に収まっていることを示す。 ×e BAC(完成時総予算)(→○EAC)は、プロジェクトが完了した時点での実際の総コストの着地見込み額を示す。 |
こちらもテストレット第20問と全く同じ知識を問う。注目は×cで、計算問題でなく字面で覚えると、いざという時に分母分子が逆転して誤答します。
| DXやIT経営のフレームワークに関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a ビジネスモデルキャンバスは、財務・顧客・内部プロセス・学習と成長の4つの視点から、企業の業績を多面的に評価するフレームワークである。 ×b DX認定制度は、ITシステムを自社開発(内製化)している企業のみを対象として、国が認定を行う制度である。 ○c デジタルガバナンス・コードは、経営者がデジタル技術による社会変革を踏まえた経営ビジョンや戦略を策定し、ステークホルダーに発信するための指針である。 ×d スマートファクトリーは、モノの使用状況のデータを収集し、それに基づいてメンテナンスなどの付加価値を提供するサービスモデルである。 ○e デジタルトランスフォーメーション(DX)は、データやデジタル技術を活用し、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革することである。 |
| a(誤答):主語ズレ。4つの視点から業績を評価するのはバランススコアカードです。 b(誤答):修飾語ズレ。内製化の有無は問わず、デジタルガバナンス・コードに対応しているかが認定の基準となります。 d(誤答):主語ズレ。データを収集してメンテナンス等を提供するサービスモデルはスマートサービスです。 |
| ×a ビジネスモデルキャンバス(→○バランススコアカード)は、財務・顧客・内部プロセス・学習と成長の4つの視点から、企業の業績を多面的に評価するフレームワークである。 ×b DX認定制度は、ITシステムを自社開発(内製化)している企業のみを対象として、(→○DXの準備が整っている)国が認定を行う制度である。 ×d スマートファクトリー(→○スマートサービス)は、モノの使用状況のデータを収集し、それに基づいてメンテナンスなどの付加価値を提供するサービスモデルである。 |
| 技術経営(MOT)の用語に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a コアコンピタンスは、他社が容易に真似できない、その企業ならではの圧倒的な強みや中核的な技術のことである。 ×b 魔の川(Devil's River)は、開発された新製品が事業化され、市場で利益を生み出すまでの間に存在する障壁のことである。 ×c オープンイノベーションは、企業が新製品を開発する際、自社内の技術やリソースを社外に流出させないよう厳重に保護する戦略である。 ○d デファクトスタンダードは、公的な標準化機関が定めた規格ではなく、市場での競争の結果として事実上の標準となった規格である。 ×e プロダクト・イノベーションは、製品を製造する工程や物流の仕組みを根本的に変革し、生産性を飛躍的に高めることである。 |
| b(誤答):主語ズレ。事業化から市場で利益を生み出す間の障壁はダーウィンの海です。 c(誤答):述語ズレ。自社内を保護するのはクローズドイノベーションです。オープンイノベーションは社外の技術やアイデアを積極的に取り入れます。 e(誤答):主語ズレ。製造工程や仕組みを変革するのはプロセス・イノベーションです。 |
| ×b 魔の川(Devil's River)(→○ダーウィンの海)は、開発された新製品が事業化され、市場で利益を生み出すまでの間に存在する障壁のことである。 ×c オープン(→○クローズド)イノベーションは、企業が新製品を開発する際、自社内の技術やリソースを社外に流出させないよう厳重に保護する戦略である。 ×e プロダクト(→○プロセス)・イノベーションは、製品を製造する工程や物流の仕組みを根本的に変革し、生産性を飛躍的に高めることである。 |
こちらは正答率Aの第22問と○d以外は全て同じ選択肢。単なるバグか、教育的配慮かで意見が割れます。
| デジタルマーケティングの手法に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a O2O(Online to Offline)は、実店舗で商品を確認した顧客が、購入はより安いオンラインストアで行う消費行動のことである。 ○b オムニチャネルは、実店舗、ECサイト、SNSなどのあらゆる販売経路を統合し、顧客にシームレスな購買体験を提供する戦略である。 ×c コンバージョン率は、ECサイトにおいて、訪問したユーザのうち最初のページだけを見て離脱してしまった割合を示す。 ×d CRM(Customer Relationship Management)は、営業担当者のスケジュールや商談の進捗状況を管理し、営業活動の効率化を図るシステムである。 ○e リターゲティング広告は、過去に自社のWebサイトを訪問したことがあるユーザを追跡し、他のサイト上でも自社の広告を表示する手法である。 |
| a(誤答):主語ズレ。実店舗で確認しオンラインで購入する行動はショールーミングです。O2Oはオンラインから実店舗へ顧客を誘導する施策です。 c(誤答):主語ズレ。最初のページだけを見て離脱する割合は直帰率です。 d(誤答):主語ズレ。営業活動の進捗状況を管理して効率化を図るのはSFAです(CRMは顧客関係管理)。 |
| ×a O2O(Online to Offline)(→○ショールーミング)は、実店舗で商品を確認した顧客が、購入はより安いオンラインストアで行う消費行動のことである。 ×c コンバージョン(→○直帰)率は、ECサイトにおいて、訪問したユーザのうち最初のページだけを見て離脱してしまった割合を示す。 ×d CRM(Customer Relationship Management)(→○SFA)は、営業担当者のスケジュールや商談の進捗状況を管理し、営業活動の効率化を図るシステムである。 |
| クラウドサービスの提供形態に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ○a IaaSを利用する場合、仮想サーバなどのハードウェア基盤の管理責任は事業者が負うが、OSやミドルウェアの管理責任は利用者が負う。 ×b SaaSを利用する場合、提供されるアプリケーションの脆弱性対策やシステムのアップデートを行う責任は利用者が負う。 ×c コミュニティクラウドは、営利を目的としない単一の組織が、自社専用のクラウド環境を構築して利用する形態である。 ○d ハイブリッドクラウドは、パブリッククラウドやプライベートクラウド、オンプレミス環境などを適材適所で組み合わせて利用するシステム形態である。 ×e エッジコンピューティングは、IoT機器で収集したすべてのデータをクラウドに送信し、クラウド側で集中的に一括処理を行うことでリアルタイム性を高める技術である。 |
| b(誤答):述語ズレ。SaaSのシステムアップデートや脆弱性対策は「事業者」が負います。 c(誤答):修飾語ズレ。単一の組織専用はプライベートクラウドです。コミュニティクラウドは共通の目的を持つ「複数の組織」が共同利用します。 e(誤答):述語ズレ。すべてのデータをクラウドに送るのではなく、端末の近く(エッジ)で分散処理を行い、通信遅延を減らしてリアルタイム性を高めます。 |
| ×b SaaSを利用する場合、提供されるアプリケーションの脆弱性対策やシステムのアップデートを行う責任は利用者(→○事業者)が負う。 ×c コミュニティ(→○プライベート)クラウドは、営利を目的としない単一の組織が、自社専用のクラウド環境を構築して利用する形態である。 ×e エッジ(→○クラウド)コンピューティングは、IoT機器で収集したすべてのデータをクラウドに送信し、クラウド側で集中的に一括処理を行うことでリアルタイム性を高める技術である。 |
| AIや機械学習に関する正誤の組み合わせとして、適切なものを2つ選べ。 |
| ×a 機械学習の「教師なし学習」は、入力データとそれに対する正解ラベルのペアを大量に読み込ませて、モデルに特徴を学習させる手法である。 ○b ディープラーニング(深層学習)は、人間の脳の神経回路を模したニューラルネットワークを多層化することで、複雑なパターンを学習する手法である。 ×c ハルシネーションは、攻撃者が生成AIに特殊な指示を入力し、AIの制限を回避して機密情報を引き出すサイバー攻撃のことである。 ×d データポイズニング攻撃は、学習済みモデルの入力と出力を繰り返し分析することで、元となった学習データを推測・復元する攻撃である。 ○e エキスパートシステムは、専門家の知識をルールとしてコンピュータに組み込み、入力されたデータに対して専門家のように推論を行わせるシステムである。 |
| a(誤答):主語ズレ。正解ラベルのペアを読み込ませるのは教師あり学習です。 c(誤答):主語ズレ。AIを騙して制限を回避する攻撃はプロンプト・インジェクションです。ハルシネーションはAIが事実無根の嘘を生成する現象です。 d(誤答):主語ズレ。出入力を分析して元の学習データを推測するのはモデル反転攻撃です。データポイズニング攻撃は悪意あるデータを学習させてモデルを汚染します。 |
| ×a 機械学習の「教師なし(→○あり)学習」は、入力データとそれに対する正解ラベルのペアを大量に読み込ませて、モデルに特徴を学習させる手法である。 ×c ハルシネーション(→○プロンプトインジェクション)は、攻撃者が生成AIに特殊な指示を入力し、AIの制限を回避して機密情報を引き出すサイバー攻撃のことである。 ×d データポイズニング(→○モデル反転)攻撃は、学習済みモデルの入力と出力を繰り返し分析することで、元となった学習データを推測・復元する攻撃である。 |
正解が必ずある「1次」の4択マーク勉は「教師あり学習」に相当し、やりすぎるほど苦手な所を苦手に残しがち。そこでAIで作った誤答を直す正文化により、文章構造を活かして正答率を高めます。
今日のまとめ
過去問の類題をAIで作れば、「ここでひっかけて来る」と想定してツッコミできる。そして「過去問を解く緊張」が笑いにかわるギャップで、暗記が捗る仕組みになっています。
