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【2次スタートアップ④】なりきり試験委員の日程計画 / 過去問着手は9月から

「2次」150hスト合格が当たり前化した時代に、過去問を本格的に解くのは9月開始で十分だろう。そう鋭く気づいたあなたのために、お馴染みAI試験委員が12週間の日程計画を助言します。

Q
試験の採点基準はキーワードしかない! とまくし立てるのが受験ビジネス。「いや、作問採点基準を毎年変える以上、それは違くね?」と、時代遅れな受験ビジネスの一掃が始まるらしい。
A

診断士=ビジネスに明るい事情通とされたのは、2023年11月までの話。生成AIがあらゆることを包み隠さず話す時代では、診断士の役目はおっきく下がり、同時に受験屋の一掃も進むでしょう。

参考:政治屋の定義
政治のための政治を行う。党利党略、自分第一。それらをやってるもの。

受験屋(受験ビジネス)の定義
試験のためのノウハウを商う。誘客愛顧、合格第一。8割落ちても知らん顔。

そこで古い受験ビジネス⇔上位5%ではどれだけ違う?事例の解き方で説明してもらいます。

前提:80分では解けない試験古い受験ビジネス:ノウハウ・パターンで決めつける 上位5%:不要な手順を削る
合格倍率が一律5倍に設定される試験で受験&出題技術が一巡すると、試験委員は試験問題のボリュームを増やし、80分では解ききれないようにして点差を付けます。平均的な受験者は80分で解くノウハウの収集やパターン化を進めますが、試験委員がそこを察知して素早く外すため、2割ガチャの運に左右されますビジネススキルやリテラシーが高い上位5%の受験者は、問題の本質を素早く理解し、不要な手順を省き、効率的に解答することで80分に間に合わせてきます。
試験の難易度が上がると学習所要時間が増えるように思えても、優秀な受験者は勘所と要領の良さを生かして150hでさっさと受かります。パターンやノウハウに依存した解き方ばかりしていると、出題の変化に対応できず、出会い頭でビンゴするまで何年も受け続ける末路を迎えます。上位5%の受験者は一般にビジネススキルも高く、日頃から大量情報を捌いて意思決定する働き方が多いため、短時間でパフォーマンスを出します。

【2次スタートアップ④】なりきり試験委員の日程計画 / 受験ビジネスの一掃

ちな、常に中立公明正大を旨とする診断士において、政治と宗教の話は厳禁。以下はあくまで【受験ビジネスを一掃】するための、賢い日程計画の話題な。

Step-1:最初の4週Step-2:コアの6週Step-3:直前2週
最初の4週間は自分の解き方を決めつけたり固めたりせず、他の受験者がどのような準備をしているか、どのような動向があるかを探ります。この期間は情報収集に重点を置き、試験の傾向や最新の対策方法の吸収に努めます。次の6週間では自分の解き方を決めつつ、周囲の動向や意見を参考にし、ムダな手順やノウハウを削って80分以内で解ける問題を増やします。この時期のコツは、ノウハウを増やすのでなく絞ることです。本番直前の2週間は周囲も余計な情報発信をしなくなるため、心静かに最終調整を進めることができます。この期間では、集中力を高め、実戦的な練習を行い、試験当日に向けた準備を整えます。
試験の傾向を把握: 中小企業診断士試験の作問採点基準が毎年変わるため、最新の試験傾向や効果的な対策方法を把握することが重要です。余計な手順/ノウハウの削減: 80分以内で安定A答案を書くには、ムダな手順を省き、迷いの原因になるノウハウ要素をいかに排除するかがポイントです。集中力の最大化: 試験直前の時期に新しい情報に振り回されることなく、集中力を高めて試験準備に専念することが重要です。沈黙期間に入ることで、心を落ち着け、万全の状態で試験に臨むことができます。
誤ったスタートを避ける: 自分の解き方を早い段階で固めると、前年の採点基準に基づいた誤った方向に進む可能性が高くなります。まずは幅広い情報を収集し、正しい方向性を見極めることが必要です。あそびを持たせる: これまでや昨年の解き方を一旦ゼロリセットし、読みやすい答案ほど余計な手順が少ないことを確認します。手順を減らしてあそびを持たせるほど、不測の出題変化に対応できます。最終調整: この期間は、これまでの学習内容を総復習し、試験本番に向けた最終調整を行う時間です。実戦的な模擬試験や過去問を解くことで、自信を持って本試験に臨むことができます。

Step-1:最初の4週(正しい解き方の模索)

Q
「2次」150hスト合格の時代に、準備12週間はどうみても長すぎる。そこでヘタクソノウハウ方向に誤ったスタートダッシュするのを避け、8月は試行錯誤の模索をすると良い?
A

既存受験ビジネスの解き方は、前年をベースにした一世代前。そうでなく、7/23発売のふぞろい17を試験委員がどう8割狙って落とすかを考える、後出しジャンケンを選択できます。

①R5答案をふぞ基準で相互採点

再現答案を用いた相互採点は、自分の解答の質を客観的に評価するための重要なステップです。前年の合格者が提供した「ふぞろい基準」に基づいて相互に採点を行い、自分の強みと弱みを明確にしましょう。複数人の視点で採点することで、採点基準の理解が深まり、より正確な自己評価が可能になります。

ポイント:

  • 再現答案をできるだけ多く収集し、サンプルを豊富に用意する。
  • 採点基準を共有し、全員が同じ基準で採点するように徹底する。
  • 採点結果をフィードバックし合い、自分の解答の改善点を見つける。
②高⇔低得点答案の傾向分析

高得点答案と低得点答案の違いを分析することは、どのような解答が評価されるかを理解するために重要です。具体的には、構成、論理の展開、具体例の使用方法、文章のわかりやすさなどに注目しましょう。高得点答案からは良いポイントを学び、低得点答案からは避けるべき点を見つけます。

ポイント:

  • 高得点答案の共通点(構成の一貫性、具体例の効果的な使用など)を見つける。
  • 低得点答案の問題点(論理の不整合、具体例の欠如など)を抽出する。
  • 自分の解答と比較し、改善すべき点をリストアップする。
③非モリモリキーワード→読みやすくわかりやすい素直な答案

受験ビジネスが囃し立てるキーワードモリモリで読みにくい答案になるのを避け、読みやすくわかりやすい素直な答案を目指しましょう。試験委員は多くの答案を短時間で採点するため、明確で簡潔な表現が高評価につながります。この仮説を立て、自分の解答スタイルを調整することが大切です。

ポイント:

  • キーワードを適切に配置し、無理に詰め込まないようにする。
  • 論理的で簡潔な文章を書く練習をする。
  • 読み手の視点に立ち、わかりやすい表現を心がける。
④9/1TAC模試後に本格スタート

最初の4週間は情報収集と分析に集中し、他の受験者の動向や高得点・低得点答案の傾向を理解することが重要です。キーワードの過剰な使用を避け、読みやすくわかりやすい答案を作成することを心がけ、公開模試後に本格的な対策を開始することで、誤った方向に進むリスクを減らし、効率的な学習計画を実行することができます。

ポイント:

  • 9月1日までに情報収集と分析を終え、本格対策の準備を整える。
  • 公開模試の結果を参考にし、対策計画を微調整する。
  • 本格的な学習に入る前に、目標と学習計画を明確に設定する。

Step-2:コアの6週 (誰を合格させたいか)

Q
もともと学習時短を図る試験主催者に好都合だったのが、合格発表前にマイ再現答案をSNSに晒す某超絶ベテスクールの裸踊り。そしてR4→R5と進むにつれ、「2次」150h合格が普通になった。
A

超絶ベテ答案が一目でそれとわかるのは、文字の詰めすぎ&ひどい決めつけ。この6週間では、まずベテを最初に落とす試験委員が、誰を合格させたいかを考えます。

①過去問はR1→R5の順に解き進む

過去問の解き方を、最新の問題(R1)から過去に遡る順ではなく、古い問題(R5)から新しい問題に向かって解き進むことで、収穫逓減を防ぎます。この方法により、作問傾向の変化を実感しやすくなり、より効果的な学習が可能です。

ポイント:

  • 古い問題から解き始めることで、基本的な問題傾向やパターンを理解します。
  • 新しい問題に進むにつれて、最近の出題傾向や変化を捉えることができます。
  • このアプローチにより、学習の効果を最大化し、収穫逓増(学習効果の向上)を実現します。
②TAC模試の振り返り(2週)

9月1日に行われたTAC公開模試の振り返りを2週間以内に行いましょう。模試の結果を分析し、自分の弱点や改善点を特定し、次のステップに反映させます。

ポイント:

  • 模試の結果を詳細に分析し、間違えた問題や解答時間を振り返ります。
  • 弱点を特定し、重点的に学習するポイントを決めます。
  • 2週間以内に振り返りを終えることで、学習計画に迅速に反映させます。
③全国公開セルフ模試(4+1週で相互採点)

月刊企業診断に掲載されている事例問題を活用し、学習仲間と一緒に解くことで、実践的なトレーニングが可能です。相互採点を行い、お互いの強みと弱みを把握し、フィードバックを共有します。

ポイント:

  • 実際の試験形式に近い環境で、事例問題を解くことで実戦力を高めます。
  • 学習仲間と一緒に解答し、相互に採点することで客観的な評価を得ます。
  • フィードバックを基に改善点を洗い出し、次の学習に活かします。
④80分に間に合わなくなるムダを削る

80分以内に解答を終えるために、ムダな手順を削り、解答手順をシンプルに標準化します。効率的な解答方法を確立し、時間内に全問を解けるように訓練します。

ポイント:

  • 解答プロセスを見直し、時間を要する手順や無駄な手順を洗い出します。
  • 必要最低限の手順で正確に解答できる方法を模索し、標準化します。
  • 時間内に全問を解答するためのタイムマネジメントスキルを磨きます。
⑤試験委員が誰を合格させたいかの仮説を検証

試験委員がどのような受験者を合格させたいのかを考え、それに基づいた解答を作成します。試験委員が重視するポイントや求める能力を推測し、それに沿った答案を作成することで、高評価を得る可能性が高まります。

ポイント:

  • 試験委員が求める受験者像を仮説として立てます(例:論理的思考力、ビジネススキル、具体例の適切な使用など)。
  • この仮説に基づいて、自分の解答がその受験者像に合致するように工夫します。
  • 明確で簡潔な表現や論理的な構成を心がけ、試験委員にとって読みやすい答案を目指します。

Step-3:直前2週 (キーワードを詰めずに減らす最終調整)

Q
いかに多数派答案=周囲と同じ平凡な答を書くかを競うのが、診断士の「2次」。このとき、キーワードモリモリの読みにくい詰め詰め答案を避ける手段。それがラスト2週で我に返ることだ。
A

12週間あると余る「2次」対策で、時間を持て余すとキーワードの数を詰めることに夢中になりがち。この試験がキーワードの玉入れ競争でない程度は、人類として気が付くべきです。

①80分間の手順の最終調整

試験本番で80分以内に解答を終えるために、解答手順の最終調整を行います。実戦形式での模擬試験や過去問を使って、解答時間を計測しながら練習します。

ポイント:

  • 模擬試験や過去問を使って、80分以内に全問を解答する練習を繰り返します。
  • 解答の流れを確認し、最も効率的な手順を確立します。
  • タイムマネジメントを徹底し、時間配分を調整します。
②過去問の与件を写経して解脱

他の受験者の進捗や噂に惑わされず、心静かに過去問の与件文を写経することで、集中力を高め、問題の本質を理解することを目指します。この方法により、冷静に試験に臨む心構えを養います。

ポイント:

  • 過去問の与件文をWord打ちし、文章の構造やキーワードを把握します。
  • 他の受験者の進捗や情報に振り回されず、自分のペースを保ちます。
  • 集中力を高め、試験本番に向けて精神的な安定を図ります。
③計算練習に注力して集中力を高める

事例Ⅳの計算問題に特に注力し、計算スピードと正確性を高めます。これにより、試験本番での高得点を目指し、自信を持って臨むことができます。

ポイント:

  • 事例Ⅳの計算問題を集中的に練習し、計算手順を体得します。
  • 計算スピードを上げるためのタイムトライアルを実施します。
  • 正確性を重視し、ミスを減らすための対策を講じます。
④事例難化予想コンテスト~「事例Ⅰ~Ⅲ」のどれが一番難化?

「事例Ⅰ~Ⅲ」のどれが一番難化するかを予想するコンテストを行い、不意の作問変化に備えます。この予想を基に、各事例に対する柔軟な対応力を養います。

ポイント:

  • 過去の傾向を分析し、どの事例が難化するかを予想します。
  • 各事例に対して、難化した場合の対策を考えます。
  • 予想が外れた場合にも対応できるよう、柔軟な思考を持ちます。

今日のまとめ

Q
ここ2年の作問採点基準では、読みにくいベテ答案をまず落とし、150hで試験に臨む「読みやすくわかりやすい答案」に加点。つまり誤っているうえに古臭い、前年たまたま合格ノウハウを蹴とばすのがコツ?
A

そこで生成AIに、「試験委員になりきって」助言を頼む。すると作問採点変化の狙いが、「試験のためのノウハウを商う」古臭い受験ビジネスの一掃にあるとわかります。

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