過去問を解かずに「読めば」予習の代わり。
注)「偏差値78」とは、平均220点、合格ライン240点の試験における野網氏のスコア280点の推定値です。
診断士スクール・サークルの「財務」の教え方は、いい年したオジサンオ〇サン揃って200%間違いだらけ。なぜビジネスにクッソ役立たないことばかり教えるの?それはね、
万人共通の「財務」対策は、良問題集の回転学習。
でも計算問題の回転に夢中で、理解がお留守に。
この「理解」が曲者で、アカウンティングの計算練習=数字を作る練習に傾注すると、ファイナンス=数字を使う意識がごっそり抜けます。つまり電卓パチパチして計算当てたら、ハイ、次の問題。
うは、そんな学習を何年やってもからっきし。そこでいつもの、「要するにと一言に」。アカウンティングの理解論点に★、ファイナンスの理解論点に☆をつけました。
注)〇の中には「姉」が入ります(^_-)-☆
【ステマ】一発合格まとめシート~偏差値78の「財務」対策
財務・会計は一次試験でも重要な科目ですが、二次試験でもダイレクトに財務・会計で学習した内容が問われます。そのため、企業経営理論と同様、一次の段階で二次を意識した学習が必要となります。
出典:まとめシート(前編) P.130
「財務・会計」まとめシート21枚を「要するに」
- ★財務諸表概論
→BS・PLは覚えずにまず眺める。BSは今後一生使う重要知識。 - 簿記の基本
→簿記を真面目にやったら半年かかる。時間なければガン無視。 - 仕訳から決算までの流れ
→診断士の使命は、BS・PLを「作る」でなく「診る」。ガン無視OK。 - ★★CF計算書(間接法)
→CF計算書と、ファイナンス「CF」は別論点。割り切って後回し。 - CF計算書(直接法)
→直接法CFはもっと後回し。投資CF・財務CF計算はまず出ない。 - ★経営分析(収益性・効率性)
→収益性(PL)、効率性(PLxBS)、安全性(BS)の順が説明しやすい。 - ★経営分析(安全性)
→安全性はやや手強い。ここの習得が合格への最低条件。 - ★経営分析(その他)
→ROE、ROAはファイナンス。生産性指標は「中小」で使えばOK。 - ★損益分岐点分析(CVP分析)
→背に腹を変えても重要論点。得意になるまで解き倒す。 - セグメント別業績評価と利益差異分析
→限界利益概念の上級論点。簿記2級未修なら暗記でOK。 - ★意思決定会計(時間的価値)
→CVPで赤字を回避するともっと儲けたい。そこで設備投資を。 - ★意思決定会計(投資判断の評価方法)
→NPV、IRR、PI法はセットで問われる。説明できる理解が必要。 - 企業価値の計算
→企業価値をH30「Ⅳ」で出したら正解率0%。その違いはこちらのリンクで。 - 株価の指標・債権価格
→株価指標は最近出ないので、頭文字の暗記でOK。 - 配当政策とMM理論
→BSの右側の上級論点。財務レバレッジ、MM理論は一旦暗記。 - ☆証券投資論
→2証券リスクリターンを計算で。7科目受験で分散するのが「1次」。 - ☆CAPM
→β? CAPM?余計な理解は要りません。過去問解けば覚えます。 - デリバティブ
→ここで儲けたがるのはマネーゲーム? いえ、リスクを減らします。 - 原価計算
→影に隠れた最重要論点。ここがデキると「財務」「Ⅳ」とも荒稼ぎ。 - 会計規則①
→会計規則中、「資本金」「分配可能額」は唯一押さえて良い論点。 - 会計規則②
→簿記論点です。苦手な方はさっさと捨てる。
今日のまとめ
野網氏の提案する学習スタイルを聞き、オヤ、これは使えそう。そう感じやすいのは、本人はいたって飾り気ないけど「偏差値78」の裏付けがあるから。これも脳の構造上、試験対策は突き詰めるほど似てきます。
でもでも、負けず嫌いな当サイト。今の最新・先端は、「二次を意識した一次学習」ではなく、「一次で使える二次対策」です。
そう、「財務・対策」に万人共通の対策は、良問題集を回転させること。でもその前後に、時々「事例Ⅳ」出題領域別のタテ解きを挟むと尚可。ついでに当サイトではH24~30(7年分)のエクセル解説つき。解かずに「眺める」学習スタイルとは、もしかしてイイコトだらけです。
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