この1年をプロ野球に例えると、真夏の2日の「1次」がオールスターで、年明けに発表される「2次」当選は歓喜のビールかけ。これで来年2025年の試験をどう捉えるか、12/6~8の3日間の特集に注目です。

合格体験記

【フライングダッシュ(5/5)】ここを使うぞ体験記 (後編)

合格に必要な10か条とはこれでちゅ!

兄:ほうら、積み木はこうやって積むんだよ。
弟:お兄ちゃん、すごいでちゅ!

  1. 70点の再現答案を最初に読む。
  2. 作り方を考える。
  3. 作り方がわからなければ人に聞く。
  4. 合格答案書く奴が一人いると、相互採点を通じ集団ゴール。
  5. ふぞろい5年分を入手する。
  6. TACなら講師の個性。添削指導に定評あるのはMMC。
  7. 既存の勉強会に飛び込み、成長を得る。
  8. 周囲の解答手順を採用し、プロセスを安定化。
  9. 「2次」は国語の試験。読めば答えは書いてある。
  10. 合格への転機をどこかで迎える。

当サイトがもし、「1,000円セミナーで合格10か条をお伝えしまちゅ!」と手を挙げても、参加希望者は片手もいるかどうか。

1,000円払う以上、もっと具体的なネタを教えろ。

でもそれちょい待った。そこで教えてくれるのは、「結果的に昨年合格した人の勝ち方」であり、「今年もそれが通用する」保証はどこにもないから。

そもそも出題がこれだけブレブレな試験で、「2次」採点基準だけ常に毎年同じ!と思いこまされるほど間の抜けた話はない。

そこでね。
何をしたか=方法論よりも、
何を考えたか=本質論で捉える。
では、最新体験記後半スタート。

最新合格体験記(後半)

クチバシ様(30歳、独学)

「2次」学習時間:記載なし
「2次」手応え:
先行型★☆☆☆☆後攻型
→朝型学習。記載はないけれど、恐らく驚異的な学習時間。
自立性★☆☆☆☆依存性
→完全独学。デメリットは疑問点を質問しにくいこと。
本質側☆☆★☆☆手法側
→1年目は「世界一やさしい答案作成術」。2年目はグロービス「クリティカルシンキング」
前倒し★☆☆☆☆後半勝負
→問題文から、枠組みと答え方を最初に想起。
安定的★☆☆☆☆波乱万丈
→1年目不合格ですが、「2次」を受け身でなく、自分の手法で「攻める」。

たすき様(53歳、通信)

「2次」学習時間:300h
「2次」手応え:
先行型☆★☆☆☆後攻型
→学習時間を多めに確保。独立開業済ならではの時間の強み?
自立性☆☆★☆☆依存性
→自分の判断で通信を捨て、「2次」独学にシフト。
本質側☆☆★☆☆手法側
→本質を追いつつ、自分のやり方を「書き出す」。年配の方ほど効果的かも。
前倒し☆★☆☆☆後半勝負
→独学ならでは、「自分の勝ちパターン」に強み。
安定的☆★☆☆☆波乱万丈
→試験慣れ+国語処理スキルが高い印象で、安定的。

はちみつ太郎様(27歳・通信)

「2次」学習時間:300h
「2次」手応え:
先行型☆☆☆★☆後攻型
→「1次」500hに対し、「2次」300hを確保。
自立性☆★☆☆☆依存性
→会社の補助金を使い「TBC通信」を受講
本質側☆☆☆★☆手法側
→模試で失敗後、ふぞろい5年分からキーワード重視。
前倒し☆☆☆★☆後半勝負
→問題本文のキーワード重視で。
安定的☆☆☆★☆波乱万丈
→試験対策・知識・手法に深入りするより、スピード感(勢い?)重視で。

ゆう様(45歳、通信)

「2次」学習時間:360h
「2次」手応え:なぜ合格できたかはいまだに不明
先行型☆☆★☆☆後攻型
→「2次」対策は8月スタート。試験ブログをペースメーカーに。
自立性☆★☆☆☆依存性
→社労士、税理士とのトリプルライセンス。「試験慣れ」は十分。
本質側☆☆★☆☆手法側
→ふぞろい9年分+世界一わかりやすい答案作成術を駆使。
前倒し☆☆★☆☆後半勝負
→答案プロセスは固まらなくても、毎日1事例続けたことがプラス。
安定的☆★☆☆☆波乱万丈
→十分な学習量、「試験慣れ」でも、合格手応えに至るかは別問題。

番外:ふうじん※2009年

【合格体験記(セルフ)】行くぜ、ミライ ~ふうじんさん~

「2次」学習時間:470h
「2次」手応え:「事例Ⅲ」終了時点で逃げ切り感。
先行型☆☆☆☆☆後攻型
自立性☆☆☆☆☆依存性
本質側☆☆☆☆☆手法側
前倒し☆☆☆☆☆後半勝負
安定的☆☆☆☆☆波乱万丈
→ぜひご採点お願いいたします。

その他紹介しきれなかった最新体験記はこちらから  

足りないことは自ら追加

グループ学習の話が足りないぞ?

「探して読む」効果とは、足りないものに気づくこと。試験ブログで触れる方はまずいないけど、「上半分」の世界ではココ大事。

グループ学習って、答案の見せっこ真似っこ=集団カンニング行為でしょ。オレにはそんなの要らないよ? いえいえそうでなく。

当試験最大の題意は「学習する組織」。

学習する組織? 組織学習? 詳しくはネットでどうぞ。

「2次」は倍率5倍の国家試験なのに。以下をなぜ禁止しないの?
・再現答案の公開行為
・採点基準の推定行為
・答案の見せっこ真似っこ、集団カンニング
・受験年齢上限、回数制限なし
<おまけ ~これも禁止ではない>
・先輩から後輩への1,000円単位の有償指導
・本試験会場でのお揃いTシャツ
・宣伝用うちわの配布

 

それはね。以下の2つで説明つくのではないかしら?

  1. 「2次」の隠れた題意とは、受験活動を通じた組織学習の実体験。
  2. それが低次(シングルループ)⇔高次学習(ダブルループ)のいずれであるかで、環境変化への適応力が決まる。

なんだ、それ位なら、「経営」で知ってるよ。

今日のまとめ

ここを使うぞ、体験記

最新体験記には、「2次」合格に必要なことがだいたい書いてあるよ。でも8割不合格の試験では、「合格する方法」探しに夢中なだけではそう勝てないよ。それでね。昨年「2次」の最直前に、

最後まであきらめない奴が勝つ!

と言い放った方がいたけれど。

組織学習が上手な方から勝つのでは?

と言い添えたら、どんな顔をするかしら。さて週末は「事例直前講義」2コマの方が多いはず。さぁ、なにかワクワクしてきたぞ。

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