合格体験記

【筆記合格体験記】数字を使ってデータドリブン / Ⅳの数字は嘘をつかない K.Tさん

一度受けてやはり「2次」はガチャだから、もし翌年再挑戦なら「Ⅳ」強化一択だろうとするN.Iさん。どこまで数字のファクトでデータドリブンするかに注目です。

1. 診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)

・最初に中小企業診断士という資格を知ったのは16歳の時。職業図鑑で初めてその名を目にし、コンサルタントという仕事に興味を持った。特に、大企業よりも中小企業へのコンサルの方が手触り感があって面白そうだと思った。
・家庭の事情で海外移住。移住から5年目の34歳の時、将来日本にいる両親の介護が必要になった場合、時間や場所にとらわれず自由に仕事ができるよう自分で事業を起こす必要性を認識。ちょうど本業で補助金事業を担当していたこともあり、診断士に挑戦しようと決意した。

2. 学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)

学習開始2023年8月
学習開始時知識学習開始の2年前にMBAを修了していたので、一定の経営知識を有していた。
学習開始時保有資格宅建、簿記2級、FP2級、ITパスポート、銀行業務検定財務2級、通訳案内士、TOEIC930、英検準1級
得意科目「経営」「財務」
不得意科目「情報」

1次科目別点数

経済財務経営運営法務情報中小
202464647370446465444

3. 学習スタイルとそのメリット・デメリット

1次・「スタディング」で通信講座を受講し、同アプリで練習問題、過去問6年分、模試1回分を3周
・「LEC」の「1次ステップアップ全国模試」、「1次ファイナル全国模試」を自宅受験
2次独学
○メリット×デメリット
1次・2次通学時間の削減、倍速視聴可能勉強仲間ができない

4. 筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方

回数「1次」「2次」→1回
学習時間未計測(学習時間を計測する意味はあまり無く、到達度で図るべし)
2023年8月~2024年10月
作り方土日(子供の習い事の間)、平日(通勤時間、子供が寝た後)

5. 筆記合格までの学習法(1次・2次)

「1次」

利用テキスト-
戦術-

「2次」

利用テキスト「ふぞろい」
「TAC Ⅳの解き方第2版」
戦術「ふぞろい」を使用し、過去問5年分を3周
「TAC事例IVの解き方 第2版」で事例IVの基礎固め

6. 私の思う当落分岐点 ~試験合格への転機を感じた、あの瞬間~

「1次」・4月に練習問題が1周終わった段階で、「LEC」の「1次ステップアップ全国模試」を受験。合計373点(正答率53%)で危機感を持ったこと。(参考:「経済」44、「財務」60、「経営」 68、「運営」 50、「法務」 28、「情報」 56、「中小政策」 67)
・「スタディング」の「AI実力スコア」で420点を超えたとき(ちなみに最終的な「AI実力スコア」は445点、実際の「1次試験」は444点とかなり信憑性が高い)
「2次」過去問3周目で、「ふぞろい」キーワード採点で安定して90点以上取れるようになった時

7. 学習時・試験当日のエピソード

・学習時:直前期に「睡眠と仕事時間以外は全て勉強しよう」と決意した結果、蕁麻疹が出た。
・1次試験当日:経営法務の試験時間中に激しい腹痛になり、限界まで粘ったが最後は適当にマークシートを埋め、途中退席してトイレに駆け込んだ。ここで足切りにならなくて本当に幸運だった。
・2次試験当日:模試を会場で受けたことが無かったので、「問題用紙を定規で破る」、「余白を折り曲げて5字ずつ数えやすくする」などのテクニックを、当日朝にYouTubeで見るまで知らなかった。

8. これから合格を目指す方へのアドバイス

「1次」:正しい勉強方法を行えば、必ず合格できます。合格すれば養成課程に進む権利も得られますので、是非頑張ってください。私も日本に住んでいたら養成課程に進み、みっちり診断業務を学びたかったです。

「2次」:私は合格発表を見るまで100%不合格を確信していました。勉強時間と合格率があまり相関しない、まさにガチャ要素が大きいと思います。なので不合格でも諦めないで頑張ってください。
・ちなみにもし不合格だったら、今年の「2次」対策は意思決定会計の上級問題集をやり込み、「事例IV」を完璧にする予定でした。数字は嘘をつかないので、合格率を高めるには一番理に適っていると思います。

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