【R3筆記合格体験記】前年237点からの修正法:東北さん

採点係視点では、事例のノウハウ・パターン化・決めつけ行為はOUT

英語:結論と語順の意識でアサーティブ
数学:デジタルにファクトを捉える
国語:わかりやすい国語で伝え、難しい与件も読みこなす
★採点係好みの加点=これからのビジネスで活躍する人材

ふぞ15発売延期で、総合バトルのベテ冷遇が確定。ネット2級の100h★チャレンジで思考の加速な。

■■テンプレここまで■■
当記事はYouTubeでも配信中
1月ラストの体験記は、前年237点から加点を果たした東北さん
そして既に猫でも知る通り、当試験の主催側は顧客生涯価値重視=末永く試験を受け続けてもらいたいと願うので、いかにも240点スレスレなスコアを多数返却するのが実態に。
Q
ほう。そこでキーワードをあと1~2個詰め込むのです!と絶叫するのがふぞ信者。いや、それはベテへの誘導感と毎日蹴倒すのが200%?
A

こらこら。見た目はQ&A形式のクセに正解を先に当てたら、会話が成立しないのです。

ついでに、当サイト掲載の体験記に「スタディング」経験者が多い理由は?
そりゃ「スタディング」は「1次」知識を音声講義し、ド苦学比で大きく有利に。ついでに「2次」対策がゼロ以下であり、流行りの「ネットワーク系」2次に流れる方が増えるのも納得に。

ちな、ここのサイト主は「情報量の差で自分を優位にしくさる」ステマを目の敵。ただあのステマ要素さえ除けば、スタディングの講義内容は悪くねぇな。

では余計な前振りなど要らない子。前年237点からの修正を果たした、東北さんの体験記をどうぞ。

【R3筆記合格体験記】前年237点からの修正法:東北さん

始めに

  • 皆様他の方の体験記を色々ご覧になっているかとは存じますが、それらと合わせ、私の体験記が皆様の学習方針策定の一助となれば幸いと思っております。
  • 予備校には通わず、通信やネットワーク型の受験スタイルの一つとして、使用した参考書や学習方法について、私自身が感じたメリデメを紹介させて頂ければと思っております。よろしくお願いします。

❶診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢

  • コロナ蔓延、緊急事態宣言に伴って勤め先(中小卸売)の売上が激減し、これは相当に見通しが怪しいぞ。。。とハラハラしておりました折に中小企業診断士という資格を知りました。
  • 中小企業診断士という人々はこうした事態に対応するための情報や知見、能力を保持していると感じ、自ら資格を取得することで現状の打開、会社や取引先への貢献に繋がるのではと期待して学習を開始しました。

❷学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)

【保有資格】なし
【事前知識】産業心理学関係の知識(学生時代の専攻 企業経営理論で役立ちました)
【得意・不得意科目】     
得意科目:「経営」「事例Ⅱ」
不得意科目:「財務」「事例Ⅰ」「事例Ⅲ」「事例Ⅳ」
特に計算が苦手で、<計算ミスの回避>が1次、2次ともに最大の課題でした。

【「一次」科目別点数】

経済財務経営運営法務情報中小
64688467647684507

❸学習スタイルとそのメリット・デメリット

【学習スタイルについて】

「1次」「2次」
2020年スタディング独学
2021年ネットワーク

「2次」対策は初年度は独学にしましたが、2年目の今年は、このサイトで実施している、ネットワーク型の「カンファレンス学習」に参加しました。

【スタディングのメリデメ】

○メリット△デメリット
「一次試験」においては①学習効率が高い②(受験校と比べると)安い③隙間時間の有効活用が可能
① 学習効率が高い
・ <講義形式>というよりも<テキスト読み上げ式>の方がメインコンテンツなので「講師の熱量や知識量がビシビシ伝わってくる」といった内容ではないです。それでも目と耳両方から情報が入ってくる分、参考書での学習よりも記憶に残りやすいと感じました。
・学習内容も出題可能性の高いものを厳選されているようで、極端に難しい問題(マニアックな問題)に言及されることも少ないです。(「スタディング」自体も「各科目70点を目指す。高得点は追わない」と公言していました。
・また、練習問題を解く際に、「以前誤答した問題のみピックアップ」してくれる機能は復習に重宝しました。

上記のメリットを覆すものではないですが、下記3点の対応が必要でした
①講義内容や練習問題及び解説に誤りがある
・勿論、「スタディング」側でもチェック体制はあるでしょうし、都度訂正のお知らせを頂けるので、その度こちらが対応すれば良いだけの話なのですが。。。
・一次試験10日前に大量の訂正通知が届いた時は震えました。
② 安い
・6万円くらいでした。
② 補完教材が必要
・「スタディング」だけでは理解が追い付かない部分があり、ウェブサイトや問題集での補完が必要でした。
③ 隙間時間の有効活用
・スマホ利用が可能なので、極端な話<仕事><風呂><寝る>以外は、ながら作業で延々と学習が出来ます。
③ 簡単に質問が出来ない
・個別質問は有料のため、相互的コミュニケーションが取りづらいです。上記②との食い合わせが悪い。。。

【独学のメリデメ】

○メリット△デメリット
・1次試験の独学は、十分にメリットがあると感じました。
・隙間時間を有効活用しながら日々自分のペースで学習を進めていけることは記憶の定着にも繋がると思います。
・「二次試験」の独学はデメリットが大きい様に思います。
・模範解答が発表されないため、自分ひとりで編み出した試験への対策、解法がトンデモだった場合、軌道修正する機会が限りなく少なくなります。
・互いに発信し、共に考察し合うことで「誤った思い込み」を除去する機会が必要です。

【ネットワーク型学習のメリデメ】

○メリット△デメリット
・上記の通り、特に「二次試験」では、何らかの勉強会や受験者同士の交流の場に参加するメリットは大きいと思います。
・感染症対策により、リアルでの交流はかなり制限がかかっている状況が続いていますが、反対にzoom等を介したweb勉強会が一般的になって、参加へのハードル自体は従来と比べて相当下がっていると思います。
・webを介した交流は、デモ、ジオ、サイコの壁を簡単に乗り越えます。多様性の高い意見交換が発生し、自分の画一的な思考を抑制する効果を感じられました。
・一方のデメリットとしては、時間制約の発生があります。自らのスケジュールマネジメントが必要になります。
・また、様々なバックグラウンドを持つ方々が集まるので、得意な事例は先生役になって教え合えるのも互いの理解向上に繋がりました。
Ⅰ:企画部門、人事部門担当者
Ⅱ:マーケティング・営業担当者
Ⅲ:製造業勤務
Ⅳ:会計・財務部門担当、金融機関勤務といった具合でした。
・弱点の補強が出来ますし、自分が他の方に向けて得意分野を発信する際にも、知識、思考の棚卸が出来ました

少し長くなったので、ここで一言。診断士はそれぞれの強みを持ち寄る「ネットワーク型資格」であり、周囲と協調・傾聴するコミュ力勝負に。試験合格が神格化おっと違った目的化したおべんきょ会など、死んでもやめとけ。

❹2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方

「1次」:1回 300時間
「2次」:2回 300時間

  • ゴールデンウイークから学習を開始したので、「一次試験」の学習期間はかなりギリギリでした。勤め先のスケジュール上、次年度以降は「一次試験」への参加自体が難しい見通しだったため、何とか当年度に合格する必要があると焦っていました。
  • 通勤や食事時など隙間時間を復習にあてつつ、帰宅後に新単元をこなしていきました。
  • 緊急事態宣言より出張、残業がなくなり、その時間を学習に割くことが出来たのも大きかったです。
  • 一方の「二次試験」は隙間時間の有効利用に苦労しました。一次知識の復習にあててはいましたが、結局初年度は十分な時間が取れず、実力不足もあって不合格(237点)となりました。

❺2次筆記合格までの学習法(1次・2次)

「1次」対策

① 前日②3日前③1週間前④3週間前の学習内容を復習して記憶の定着に努めました。その他、苦手の「財務・会計」は出来るだけ毎日問題を解くことを心がけていました。
前述の通り「スタディング」メインで学習を進めていましたが、その他下記ウェブサイト、問題集等を活用致しました。特に最初の3つのウェブサイト、YouTubeチャンネルには随分助けられました。
経済学道場(YouTube)
・「経済学」の弱点補強に◎
・初学者にとっつきにくい経済学。その躓きがちなポイントを分かりやすく解説されています。
・「スタディング」より踏み込んだ内容もありますが、しっかり順序だてて「何故そうなるか」教えていただけるので理解が深まり、記憶にも定着しやすいです。
ほらっちちゃんねる(YouTube)
・「中小企業政策」が一気に進みます。
・各政策の<目的><過去の出題実績><覚えるべきポイント><覚えなくてもいいポイント>を分かりやすく動画で紹介されています。
・出題範囲がぼんやりとしていて分かりにくい「中小企業政策」の学習効率がかなり高まります。
・語呂合わせも多くありますので、暗記に費やす時間も相当減ります。
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典(WEBサイト)
・もうタイトル通りです。情報システムの専門家(サイト主)が私の様なIT音痴にも理解できる様に解説してくれています。
・分かりやすいだけでなく、核心に迫る記述もあって為になります。
◆『2020年版 過去問完全マスター 7 中小企業経営・政策
・試験直前に繰り返し解き、過去の頻出論点の復習に使用しました。過去問集なのですが、法律・制度改正やデータの改変に合わせて受験年度向けに改題されています。
・出題頻度別にAからCまでランク分けされており、優先順位も明確です
上記の「ほらっちちゃんねる」でインプットし、こちらでアウトプットすることで記憶を定着させました。

「2次」初年度

・初年度は独学のため、一次試験終了後に「どうやって学習」「どんな参考書がある」「その中で必須は」から調べる必要がありました。
・とりあえずの方向性を決めるまでにも2週間以上費やしたと思います。勿体ない・・・
・結局、下記書籍を利用しながら、過去問練習を各事例10年分行って本試験に挑みました。
◆『ふぞろい』シリーズ
・皆さん購入されると思いますので説明は割愛します
◆『中小企業診断士2次試験合格者の頭の中にあった全知識 2020
・「「1次」知識のうち、何が「2次」に必要か」が分かっていなかったので、まずこちらで必要知識の体系化を行いました。
・後述のTBC『速修2次テキスト』など、「二次試験」に向けた知識をピックアップしてくれている、こうした参考書は1冊は必要と感じます。
◆『2020年改訂版中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ
・「事例Ⅳ」(財務・会計)の過去問集です。頻出の「財務分析」「損益分岐点分析」「意思決定会計」等に分かれて過去問がまとめられていて、分野別に集中して事例対策が出来ます。
・各分野で自分がミスしがちなところが明確になるので、いわゆる「ミスノート」作成もはかどりました。

初年度は以上の書籍と過去問演習の上で「2次」本番に臨み、手応えと開示スコアはこうでした↓。

試験直後の手応え70704065
開示スコア48655965

自分の感覚と全然違う。。。この感覚差を埋めることが合格への鍵になると感じながら、2年目の学習に入りました。

「2次」2年目

金銭面、スケジュール面から2年目も受験校は検討せず。夏まではたまに関連書籍に目を通したりしていました。一部紹介いたします。

◆『2021年度版 速修2次テキスト (TBC中小企業診断士試験シリーズ)
・巻末に記載されている<抽象化ブロックシート>目当てに購入しました。
二次試験の各事例に各応するために必要な一次知識が整理されています。頭に入れておくと、限られた試験時間のなかでの対応力が上がります。試験直前まで折をみて目を通していました。
・その他、二次試験攻略に向けた手順やオリジナル演習問題が記載されていて、YouTubeでの解説講義までついています(膨大な量)
◆『小が大を超えるマーケティングの法則』岩崎邦彦(著)
・「事例Ⅱ」作問者と噂の岩崎邦彦先生の著作です。先生が如何に「コミュニケーション戦略」を重視されているか、何故そこまで重視されているかが分かりました。
・試験直前期に読む時間を捻出するのは難しいと思いますが、事前に読んでおくと「事例Ⅱ」の与件文に対する納得感が増します。
◆『スモールビジネス・マーケティング 小規模を強みに変えるマーケティング・プログラム』岩崎邦彦(著)
・同じく岩崎邦彦先生の著作です。上記と共通する内容が多く、2冊とも読む必要はないかと。
◆『組織論 補訂版』桑田 耕太郎,田尾 雅夫(著)
・「事例Ⅰ」試験委員の桑田耕太郎先生の共著です。「二次試験」対策としては専門的、学術的過ぎてそのまま試験に応用するには難しい内容と感じました。
◆『意思決定会計講義ノート』大塚 宗春(著)
・中小企業診断士の範囲外の内容が多いようです。また、演習問題に対する解説も必要最低限の為、私の様な会計知識に乏しい人間は理解が進みません。200styleのDLセンターにExcelで各問題の解答手順が掲載されているので、それと見比べながら読み進めました。
・限られた勉強時間の中でこの本に取り組むのは効率的ではないかも。一方で、会計の世界がとても広く、診断士試験の「財務・会計」はその一部でしかないことを認識できたことは大きかったです。視野が広がりました。

このサイト主が日々からかうイケカコ莫迦について。意思決定会計本来の出題範囲はイケカコ通りでも、多年度ベテを有利にしないよう経営分析+CVP+NPVしか出題しない。時流をそこまで読まないと、評論ベテは名乗れません。

  • 上記書籍を読みつつ、夏ごろから過去問を再度解き始め、9月初旬にこのサイトのカンファレンスに初参加しました。
  • ブログ内容がぶっとびなので恐る恐るの参加でしたが、(例の評論ベテは別として)メンバーは皆さん普通のビジネスパーソンなので安心しました。
  • 勉強会、模試受験及び相互採点、過去問演習等を行いつつ本番を迎えました。

❺-1 私の思う当落分岐点 ~試験合格への転機を感じた、あの瞬間

  • 「相当気を使って解答文を作らないと、採点係に解答の意図が誤解されてしまう」ことを実感しました。時間や文字数の制限がありますので、まずは解答の意図が伝わる文章とすることを優先しました。場合によっては、日本語としての正しさ、文体の調和等を犠牲にしました。
  • また、設問の意図をくみ取り損ねた場合、大幅減点に繋がることを認識できたため、各設問に対するレイヤー意識を強く持ち、失点リスクの軽減に努めました。
  • 今振り返ると、このあたりが、初年度の「得点と自分の手ごたえとの感覚差」が生じていた原因だと思います。

試験に受かりたければ、「自分の文章のクセ」を消せ。その具体策が、①6月末のふぞ15を使った相互採点、②10月再直前期の公開セルフ模試です。
※①②ともに試験サークルのパクリ厳禁

❻学習時・試験当日のエピソード

十年来の晩酌習慣があったのですが、2年目の「二次試験」前は2カ月ほど禁酒をしました。最初は寝つきが悪く苦労しました。

❼これから合格を目指す方へのアドバイス

  1. 体力が必要
    毎日の学習を続けるためには一定の体力が必要と実感しました。
    また、「一次試験」は2日連続の過酷な日程ですが、「初日の試験終了直後から、二日目の科目の試験対策(復習)をしっかり行えるか」は、場合によると試験突破の分水嶺になりかねません。そのための体力を事前に備えておく必要があります。
    ランニング等、早いうちに運動習慣をつけておくことをお勧めします。
  2. ネットワーク型学習のメリットは大きい
    繰り返しになってしまいますが、「2次」は可能なら仲間を作って取り組んだ方が良いです。
    同じ目標に向かって共に努力した方々がいると、辛いときにもうひと踏ん張りが効くことがあります。多くの方から知識や勉強法等教えて頂き、それに報いるためになんとか合格したいとの気持ちが強くなるからかもしれません。

合否は時の運に左右されるところも大きいですが、ともかく最後までしっかりと受験出来たのはそんな方々のおかげです。感謝を申し上げて、体験記を終わりにしたいと思います。

本当に有難うございました。

折角なのでアピっておこう。ネットワーク型学習で結果を出すには、「組織論」「チーム理論」の知識がマスト。そこがわかってない「ベテ」「ふぞ」「パクリ」は、ウチのカンファにゃ200%立ち入り禁止な。

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