【先取り経済】ミクロ対策~2本のペンと面積パズル

キレイな国語路線一択の「Ⅰ〜Ⅲ」のベストな使い方が揃うのは、まだまだこれから。今日からまず「Ⅳ」の週10h×3wで、正しい解答プロセスを身につけます。
2本のペンと面積パズル
(価格決定と変化)+(余剰分析)
「経済学」を得意にしてやろう!でも「2本のペン」では拍子抜け? いえいえ、
△難しいことを難しくやるのは誰でもできる。
〇難しいことを簡単に説明してこそ診断士。
そして「経済学」では、身近な「ミクロ」の方が「マクロ」より簡単です。
- ではミクロを簡単にこなせば、マクロも簡単?
- ミクロ+マクロ=「経済学」を簡単にこなせば、「1次」も簡単?
そこで中小企業診断士のための経済学入門 第2部ミクロ経済学を使って先取りです。
第2部 ミクロ経済学 | 第3部 マクロ経済学 |
S 第1章 市場価格の決定 A 第2章 市場価格の変化 S 第3章 余剰分析 A 第4章 規制の効果 A 第5章 課税の効果 A 第6章 自由貿易の効果 A 第7章 市場の失敗 |
A 第1章 GDPの決まり方 A 第2章 物価 ☆ 第3章 マクロ経済学の全体像 S 第4章 財政政策 S 第5章 金融政策 B 第6章 成長政策 A 第7章 開放経済 A 第8章 ミクロ経済学の応用 |
- 「現役診断士の」入門書であり、「1次」合格レベルの知識が前提。
- ただ「なぜ苦手か」を踏まえた本なので、上手に使うと「得意化」に。
- 具体的には、以下どちらかの方法で。
A:過去問・スピ問を一通り解いた後の「理解」に使う。
B:興味ある章を先に読む→関連する過去問をタテ解き→当書で納得。 - 例えばTAC生なら、「経済解法講義①」直前の1/29(月)~週で、ミクロ7日分をドリル。それが一番効果的でしょう。では中身の確認に進みます。
第2部 ミクロ経済学 ~2本のペンと面積パズル
当書では、通学講義でまず教わる企業行動(Supply)・消費者行動(Demand)の話をスキップし、最初に「市場価格の決定」を押さえます。テキスト・過去問通りの内容なので、ここで悩む心配は不要です。
http://fuxin24.net/2018/01/16/post-50/
http://fuxin24.net/2018/01/19/post-52/
- ペンを2本取り出し、クロスさせてください。
- 右手を動かすと「需要曲線」、左手だと「供給曲線」の変化です。
試しに実際やってみて。もし実感しづらければネットの動画で。
http://fuxin24.net/2018/01/20/post-55/
http://fuxin24.net/2018/01/21/post-308/
当初の各章末には、「コラム」があります。「ミクロ経済学」のコラムに共通するテーマは、「日常で使える経済学の知恵」。日頃の意思決定力を高めたい。そんな時にぜひどうぞ。
今日のまとめ
「ミクロ経済学」といえど、要は「2本のペンと面積パズル」。
そう捉えると簡単ですが、スルツキー分解に弾力性概念と、演繹的思考が求められる「経済学」はやっぱり難しい。
そこを「でもしょせんは面積パズル」。今度は帰納的思考であっさり簡単にしてしまう。そんな文系+理系をまたに掛ける柔軟性。それが「経済学」の面白さなのかも知れません。
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この投稿へのコメント
TACテキスト読んでてもさっぱりわからなかったんですが、なるほど「2本のペンと面積パズル」でだいたい説明できてしまうわけですね。なんだがすっきりしました!
名無しの初学者様、感想コメントありがとうございます。
「2本のペン」は少し昔の独学合格体験記にあった実話です。
・「経済」がどうしても苦手でTACの単科講座に通った所、
・周囲が2本のペンをクロスさせて解くのを見てビックリ。
受験校通学はコストがかかりますが、このような「スッキリ効果」のメリットがある様です。