
とあるオトナの効率学習【コストパフォーマンス経済学】
- R2「経済」超難化を想定し、足切り40点を回避するには?
- 最低5マークを当て、残り20マークを4択コロコロすれば、合計期待値10マーク40点で足切りクリア
- 【高コスパ学習法】
4択の鉛筆コロコロに注目すると、学習範囲をぐっと減らせる - 【方程式で求める】確実に当てるマーク数をx、4択でコロコロする数を(25-x)とする。
x+1/4(25-x)=10
4x+25-x=40
3x=15
x=5

難化が予想される年ほど、DEランクに手を出さず、基本のA~Cに集中しろって話な。
そう。難化予想に怯えて学習範囲を増やすのでなく、昨年までの過去問を確実に解く。それが高コスパ学習の最初のコツです。
「経済学」を例えると、他人を気持ちよく「騙せる」テクニック

出典:エコノミスト「すぐに使える経済学」
「経済学」の前提は、全て合理的に理詰めな。
ところが生身の人間には感情や勘違いが介在し、しばしば判断を誤ります。
ここで「2次」に話が飛ぶと、あの試験委員のオトウサン達は、わざと判断を誤るようなトラップを用意。そこで感情や勘違いが介在しない「合理的なロジカル力」を磨いて、「2次」に備えます。
- 論点別タテ解きの一歩先、グラフ3兄弟で解く「経済学」
- うは、いつもの調子に戻って来たねっ。では「1次」合格済のあなたのために、高コスパな「経済学」学び直しのコツをどうぞ。

パターン①傾き:供給、需要関数などの最初の一歩

図には、総費用曲線が描かれている。生産が行われないときの費用は点A で示されている。この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
○ア AFを1とすると、BF が平均可変費用を表している。 ×イ 原点と点C を結ぶ直線の傾きが限界費用を表している。 ×ウ 産出量Q0 における可変費用はFGに等しい。 ×エ 産出量Q1における固定費用は、Q0における固定費用にHI を加えたものである。 ×オ 点C における総費用曲線の接線の傾きが平均費用を表している。 |
パターン②シフト:ミクロ市場均衡、マクロIS-LMなど施策の影響

商品には、新しく登場するものや、市場から姿を消すものがある。その過程を説明する図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 |
×a 右図では、当初、この商品の限界費用がとても高いので市場が成立していない。 〇b 左図では、技術進歩によって供給曲線 S がシフトするにしたがって、この商品の市場が成立する。 〇c 右図では、代替品の登場によって需要曲線 D がシフトすれば、この商品はやがて市場から姿を消す。 ×d 左図では、市場への新たな生産者の参入で需要曲線 D がシフトすることにより、市場が成立する。 |
×ア aとb ×イ aとd 〇ウ bとc ×エ cとd |
超イージーなサービス問題。×をつけて落とすクセがあれば、aは×右図→○左図、dは×需要曲線D→○供給曲線Sに直して、○ウbc一択。
パターン③面積:余剰分析や外部効果など、ミクロの超定番

昨今、WTO を中心とする多国間交渉はうまくいかず、FTA のような比較的少数の国の間の交渉が増加している。 図は、関税引き下げによって輸入品の価格が P0 から P1 に下落する場合を描いている。この図に関する説明として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 |
×ア 関税引き下げ後、国内の生産者余剰は、引き下げ前より三角形 FGH の分だけ減少する。 ×イ 関税引き下げ後、消費者余剰は、関税引き下げ幅に輸入量 CG を乗じた分だけ増加する。 〇ウ 関税引き下げによる、国内の生産者から消費者への再分配効果は、四角形P0FGP1 である。 ×エ 関税引き下げによる貿易創造効果は、四角形 BCGF の部分である。 |
当問はいつもの面積パズルで解くので、○ウが正解。アは×△FGH→□P0FGP1、イは□P0BCP1、エは×□BCGF→○△FGH+△BCI(死荷重の解消)です。
そう。ここ5年の「経済」はテキストレベルの易問揃い。しかも視覚で思い出せるグラフ問題なら、経験者の学び直しにうってつけです。
今日のまとめ
理解を焦ると難しい「経済」も、解き直しならスラスラ解ける。
直近5年の「経済学」は、わざと当たる様に作問するからです。
それを実力と勘違いせず、テキストに戻って「周囲に説明できるように」「要するに」と一言でまとめとけ。
それでは、「経済学」の誤答パターン別ボケにツッコミシリーズは、次から7回に分けてバツをマルに。もちろんその期待効果は、「2次」でマストのロジカル力を「1次」知識とセットで一から鍛え直すコトです。
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