大きな自信か、はたまたショボンか
画像:pixiv百科事典
和暦で生年月日と名前さえ言えば通過させる、幼稚園の入園面接より楽勝ポンチな口述試験。
そして結果は全員合格なのに、誰もがそこそこ緊張。それは2分×4問で話し切るか否かで、この先のキャリアが決まるためです。
例えば①受け答えに詰まる ②しかめっ面される ③助け舟が出る ④矢継ぎ早に次の質問。このショボン要素をコンプすると、折角の筆記合格が終末効果で台無しです。
【合格ご褒美】口述は2分×4問で立て板に水
コツ:第一印象UPには、面接官の目を見る
"顔を前に向けたままお辞儀し、目を見開きアイブロウ・フラッシュ! その状態で元気良く「よろしくお願いいたします!」とあいさつ"
出典:マイナビ転職
面接採否の8割は第一印象で決まるから、最初に目が合い「コイツは大丈夫」と思うと、簡単な問題から選ぶ。それが採用心理な。
逆にヲタクなふぞ先輩は、相手と目を合わせずオドオドするから、「ちょっと意地悪しよう」。それも採用心理です。
1⃣最初に目と目が合えば勝ち。2分×4問の話し方
"そして相手の目を見て話すことも重要なことです。これも面接官が受ける印象に大きく関わってきます。
心理学でも「相手の目を見て話すことは相手に良い印象を与えることができる」と言われています。"
出典:ゆる転
通常30~60分かける採用面接と違い、口述試験は1人10分の流れ作業。留意するのは半分以下の4つ❶❷❸❽で十分な。
2分間の話し方は、①オウム返しで良いのでまず結論 ②与件企業の状況または「1次」知識で話をつなぎ ③最後に結論で締めくくる。
面接係のオトウサン2名は、10分以内で4問聞かなきゃいけません。
そこで何か2分しゃべれば1問終わるが、相手が頷くか、ムッとするか。それで「自分への自信」がまるっと変わります。
2⃣受け答えに詰まるふぞ⇔立て板に水のまとめ
ふぞ先輩 | まとめ派 |
カコ問の答えを暗記 | 作問の体系(レイヤー)を理解 |
思考の基本は帰納法(これまで) | 思考の基本は演繹法(これから) |
頭の中にあるのはキーワード | セオリーを使って当てはめ |
「1次」知識は散らかり放題 | 「1次」知識は整理整頓 |
何訊かれたかちょっとわからない | ゆっくり話して知識を浮かべる |
答えは当然ピント外れに | 芋づる式に言葉がスラスラ |
苦笑いの面接官は助け舟 | 頷いて評価にグリっと花マル |
それでもダメなら次の質問 | にこやかに次の質問 |
最悪ケースでは捨て台詞が | ベストケースでは褒め言葉 |
年明け最終発表までクヨクヨ | 終末:終わり良ければ全て良し |
こらこら。同じ人類と思えないほど、ふぞ⇔まとめは志向が真逆。こりゃガチで仲が悪いって噂はホンモノです。
- さらに何をどう履き違えたか、「ボク達合格者様の力を合わせて試験委員を倒そう!」
だから、「こいつはふぞ?」と悪い第一印象を持たれると、矢継ぎ早に難問が次々聞かれてショボン。そりゃ当ったり前の自業自得です。
3⃣来年試験のマストとベスト~筆記を受かりたければ口述対策
カコ問の答えの暗記が勉強と勘違いし、知識を忘れたふぞ先輩。あのドンビリを全面的に反面教師にするのが次のマストな。
えっへん。口述をスラスラ答える⇔80分で筆記を解く脳の動かし方は、全く同じ。来年試験のベストな対策は、当サイトがお先にイタダキました
【筆記】ふぞ先輩 | 「2次」口述 | 【筆記】まとめ派 |
何言ってるかわからない | ①設問を訊かれる | 設問文を読む |
カコ問のパターンを想起 | ②設問のレイヤーを想定 | 設問のレイヤーを想定 |
切り口がすぐ浮かぶ | 訊かれた知識を浮かべる | 訊かれた知識を浮かべる |
自慢の編集テクニック発動 | 回答する「構文」を用意 | 回答する「構文」を用意 |
●眼を皿にして国語読み● | ー | ☆与件文を想定読み☆ |
「理由は~」の定型文で | 結論を最初に述べる | 「理由は~」の定型文で |
因果を無視した並列列挙 | その根拠を因→果でつなぐ | 箇条書きor因→果でつなぐ |
マス目が余ると余計な一言 | 最後に再び結論で締める | 最後は期待効果で締める |
採点係が頭を悩ます | 面接官が大きく頷く | 採点係が大きく頷く |
いいか野郎共、こんなくじ引き運ゲー試験をむっずかしくするな。「2次」筆記とは、与件の国語読み⇔想定読みの差に過ぎねぇ。
そして採点係の苦笑い⇔大きく頷くの差。それが受験生のみなさん相手にこれから一年マウント⇔ミライに向けて前進するかのおっきな違いです。
今日のまとめ
- なぜ採点技術は日進月歩? ~作問係の探求心、侮るべからず
- ダナドコの「Ⅱ」、沼より底が深い「Ⅳ」は別とし、その作問&採点技術で受験側をキリキリ舞いさせる「Ⅰ」と「Ⅲ」。口述の評定結果⇔本試験答案の相関分析くらい、やっていない筈がない。
ノウハウに走るテクニカルゆえ、受け答えに詰まるふぞ信者。そのキーワード詰め詰め言い換え技術が、もう数年前から狙い撃たれる。そりゃ情弱以外全員知ってるジョーシキです。
面接官が猫や牛でも、採用したくなる立て板に水。きゃっしい様は別格として、それがまとめの実力な。
そう。ふぞ先輩が試験結果の評定集め、のれんが次期ブログ係を集めるのに夢中な隙に。2021年「2次」の作問&採点基準作りは、今日が実質的なスタートです。
そこで1,175名の合格組は、あのクッソ何の役にも立たないゆとりの受験生支援をする前に、2分×4問を立て板に水で話し切り、自分におっきな自信をつける。そこが最初のマストです。
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