おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

★To-Be目指す答案

【ネット高得点答案マルバツ】第1~5問フルコンプは不要。80分では解けない「事例Ⅰ」

80~90点答案の
何がスゴいか?

画像:いちあっぷ

そりゃ取るべき問題で、キーワードを因果でつなぎ、満点近く取るトコな。

違います。80分では解けない試験で、捨て問でもそれなりにマス目を埋めてくるコトです。

第1~5問フルコンプは不要。80分では解けない「事例Ⅰ」【ネット高得点答案のマルバツ評価(後)】

そう、80~90点の高スコア答案をよく見ると、取るべきトコで大幅加点し、そうでない問題はそれなりに
では前回第2問と、高スコア再現答案6枚の攻守はどれだけ変わるか?早速見て行きます。
R1「Ⅰ」第5問 組織構造-情報整理
Q:A 社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟考した上で見送ることとした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で答えよ。
1位 ★5票2位 4票3位 3票
最大の理由は、現段階は社内改革を行っている途中で、新規事業の収益確保もできていない為、役員中心の集権的体制による意思決定とリーダーシップの維持と、専門性を高め新規市場開拓を強化させていく必要がある為。(100字)理由は、①既にリストラしており急速に改革を進めることで社員の不安となる②新規事業の成果が半ばのため、副社長と専務が各部門でリーダーシップをとり、社長が全てに目配りする現体制が有効に機能しているため。(98字)理由は、①営業や製品開発に特化した能力を向上させる、専門性を高める必要があったため、②指揮命令系統を一元化し、A社社長リーダーシップを発揮し、トップダウンで経営改革を推進していくため、である。(97字)
出典:ふぞ13個人一発合格道場
スコア:ふぞ基準20点開示96点開示83点
【ここがマル】
・第2問で0票の方が、ここで大逆転の満点答案に。
・与件のキーワードを的確に使い、因→果でまとめて期待効果までつなぐ。
・1位と同様、与件表現を的確に因→果でまとめている。
・1位と比べると、96点=キーワードフルコンプではないと判明。
・1~2位と同様、機能別組織→専門性+集権トップダウン改革を的確に指摘。
・1位との差は、①②が並列列挙になった点。

★5票を集めるふぞ20点答案は、猫が見ても納得の超模範解答。前回の第2問を捨て(0票)、第5問に賭ける戦略もアリです。

4位 2票5位 ▲1票6位 ▲1票
最大の理由は、再生に向けた経営改革の途中新規事業の成長段階であり、営業統括の副社長、開発と製造統括の専務、大所高所でかかわる社長の3名による迅速な意思決定と強いリーダーシップが求められたため。(97字)最大の理由は新規事業拡大の過渡期だったから。A社は、試験乾燥サービスによるさまざまな市場との結びつきは得られ始めたものの、新規事業として確立したわけではなく、十分な経営資源も有していなかったため。(99字)理由は、現段階は一つの事業に集中すべく、各機能の専門性を強化し、全社視点での利益管理や意思決定に注力する段階のためである。今後、管理者層の後継者が育成され、事業が多角化した段階で再検討する。(95字)
出典:ふぞ13個人AAS
スコア:ふぞ基準20点77点76点
【ここがバツ】
・想定した知識+使った根拠は1位と同じ。
・1位との違いは、80分では時間が足りず、与件コピペで無理にマス目を埋めた感。
・他の設問で使う根拠がある他、与件に沿わない知識解答に。
・時間切れ=他の問題で稼ぐ捨て問対応としては十分。
・与件に沿わない知識解答の典型。
・時間がない時の殴り書きとしては有効。

ラス問第5問が答えを外す殴り書きでも、開示70点超えに。80分で解けない事例の対応としては、現実的だろ?

今日のまとめ

そう。何をどう勘違いしたか、第1~5問まで全力でマス目を埋めにいく、ふぞ+ベテがスベる理由がわかったろ?
①いわゆる高スコア答案

②自分の文章の型がある

③一般に再現性が高い

④全問高得点ではないと判明
そうやってメリハリを利かせ、狙った設問を当てに行くのが高スコア勢
その真逆に①十八番の「与件国語読み」で拾った根拠をマス目にバラまき、②採点係のオトウサンをイラっとさせて、③ツルツルドボンするのがふぞ+ベテ先輩だ。

では本当にそうか、カンファに参加した初学者に、感想を聞いてみました。

高得点答案でも、キーワード盛り込み過ぎや論理破綻(?)、設問に素直に答えていない、余計なことまで書きすぎなどツッコミどころが多いことを学びました。

①高得点答案がなぜ高得点なのかはよく分からない。②一方、「2次」記述式とは実質口述に思える。③そして「2次」合格のカギは、訊かれたことに分かりやすく答えるコミュ力、イコール会話のキャッチボール力では。

そう、時流が変われば試験も変わる。旧来の技術・ノウハウ頼みのふぞ+ベテ先輩と、素直な初学勢。今年はどちらが受かりやすいか、これは見ものになりそうです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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