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【みんなが知りたい採点基準】得点開示を踏まえたイマとこれから

現存する再現答案=1,200枚(推定)

診断士受験者なら、誰もが手元に置きたい「最新再現答案」。世の中に何枚あるの・・と、当サイトらしく勝手に推定すると、ざっと1,200枚はある。

元データ:一発合格道場2018合格体験記47枚


①最新体験記での作成率=49% (23/47)
②初学者比を考慮し、合格者作成率=60%(600枚)とする。
③合格実力不合格(1,500名)の作成率=40%(600枚)とする。
→現存する再現答案=1,200枚(推定)

どのみち年々上がる↑率だから正しい数字などなく、ざっくり考えるとこの程度。すると「240枚の240点答案との格闘お疲れっ」で知られるふぞろいの回収率は20%超え。当サイトよりよほど試験に貢献していると分かります。

そこでこの後続々出てくる「開示得点分析」を有効活用するため。最新採点基準に関する3つの謎を、業界切っての情報通で知られる「ネットの噂」様への直撃取材で先取りします。

【みんなが知りたい採点基準】得点開示を踏まえたイマとこれから

知りたい謎1⃣ この答案がなぜ70点? ~ボーナスフルーツ説

5,000人全員に合格チャンス、つまり合格スタイルの多様化が年々進んでいます。この理由は何でしょう。

違うぜ。「2次」の合格答案やスタイルは人それぞれで、もともと多様。得点開示前の「ふぞろい」がそうだろ?

得点開示後は、開示70~80のハイスコア答案を真似れば、あっという間に合格実力に。一方で「これがホントに70点?」と目を疑う「ノイズ答案」の存在が議論されています。

お世辞にも高得点はつかない「開示高得点ノイズ答案」は確かにある。

ほぅ?

理由はズバリ2つ。①単に再現できていない ②特定設問での高得点=つまりボーナスフルーツだ。

②ボーナスフルーツとは?

画像:無料ベクター

パックマンを知ってるだろ、あれだ。一見窮地に思えるほど、特定設問での思いがけない一言が採点者のツボに入ると、高得点のクリティカルヒットになる。

それはあるかも。。

いつどこに出るか分からないからな。70点ノイズ最大の理由はここだろう。

そこで「ノイズ」は除外する。統計上のセオリー通りでここは安心です。

あと、①はわかります。素人っぽい言い回しが採点者のツボに入るのですね。

そうだ、そこもいつか説明するぜ。

知りたい謎2⃣ 再現答案作成でスコア向上?

最新体験記データから推測すると、合格者905名の再現答案作成率は5~6割です。

まぁそんな所かな。

最近は再現答案が大事でなく、答案の再現性が大事。つまり目を瞑って試験当日に再現答案を作るのがマストと思っていましたが、案外低いですね。

「答案の再現性」は変わらず大事だ。つまり当日すべきことを事前に客観視し、当日その通りにやれば答案は安定する。だから多少の相関はあるぜ。

少し安心です。

逆に意識せずとも普段通りに振る舞える、つまり「発揮能力」が高い方は事前の備えが薄くても、当日パフォーマンスを出せる。だから再現答案や再現性はマストじゃない。

うっ。

残りはホントの出会い頭とまぐれだな。

知りたい謎3⃣ 努力するほどスコアが低下

今年の体験記の特徴として、「Ⅰ~Ⅲ」は従来通りの努力を続けるほどスコアが下がる。ところが最新のイノベーションを参考にしたらスコアが伸びたケースが。この理由はなんでしょう?

決まってるだろ。出題側は従来型のノウハウ解答が嫌いなんだよ。

そういえば、「合格ノウハウ!」って最近見かけませんね。

子供でもわかるぜ。例えば昔流行った「圧縮解答」は狙い撃たれて低評価に。だから今そんな教え方をする奴はいない。

それ、私が受けた10年前にもあったテクニック。さすがに古すぎます。

「多面的な金型解答」も慎重にすべきだな。採点すると目立ちすぎる。スクールだって商売だから、そこはすぐ変えてくるぜ。

うは。試験ブログの合格自慢にはスクールの古い教えのパクりも多い。あの周回遅れ感の理由はそこですね。

結局やり方はその人次第だ。でも「努力するほどスコアが低下」が悩みなら、その解決法はいつか紹介するぜ。

※それにしてもこの「ネットの噂」様、舌鋒の鋭さには定評ある様です。これはどこかで恩返しを・・。

今日のまとめ

皆が知りたい採点基準。それはあらゆるサークル・スクールがこの先筆を競うけど、明確なことがただ一つ。

出題側が目にする可能性のあるものは、狙い撃たれて8割ドボンのリスク。

だから1,000円有料化による臭い物に蓋でヨシ、でなく。お仕着せの古典派採点基準が強調されるのは、周囲をそこに引き寄せ、自分達が抜け駆けすることが一番の狙い。うっかりパクらされていてはやられっ放しです。

そこで開示答案を使って自分で考えるんだね?

はい、その上で「合格仮説」として翌年公表するのは出題側に歓迎されます。だって彼らは「独創」「チャレンジ」「自由競争」 が好き。逆に、独占・寡占を狙い撃ちです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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