ふぞろいが反面教師で、ノウハウ全面禁止。増枠時代の試験のミライを先取りします。

【EBA11/4(日)解答分析会】80分のベストと理想のベスト。今年の合否はどうやら半々。

解答分析会は150人の満員御礼。
うち3~5割が今年の新人診断士に。

東京地区約400の合格枠のうち、推定45~75人が一同に会したEBAの分析会。果報は寝て待てなんて寝言を言ってる場合でなく、今年の合格手応えを掴んだら、さっさと新人診断士らしく次の行動へ。

でも大半の方は自分の答案は当たりじゃないけど、ハズレでもない。合否半々の手応えで12/7(金)の合格発表を迎えます。ではそうブログに書ける根拠とは? EBA模範解答は残念ながら開示不可でしたが、分析会のレポートでその事実に迫ります。

【EBA11/4(日)解答分析会】80分のベストと理想のベスト。今年の合否はどうやら半々。

1⃣冒頭あいさつ

EBAスクールでは単に試験の合否への指導でなく、ワクワク診断実務に就けるような診断知識の使い方、使われ方の指導を主眼にしている。また「2次」試験の合否基準が不明確なため、なんとなく受けて何となく受かる方も少なくないが、それでは診断士登録をしても出題側の意図を正しく汲まずに実務の方向性がボケる心配がある。

そこで今日の分析会では周囲の受験生が書けた書けないの目安だけでなく、出題側が教えたかった知識、使い方の方向性はこちらでは。そう一歩踏み込んだ内容に触れていきます。

2⃣事例Ⅰ~Ⅲ分析

EBA模範解答がネット開示不可のため、当サイト作成の「コピペ答案」との違いを中心に、①周囲の受験者が当てた当てない ②出題側が新たに示そうとした狙い、の2点を見ていきます。

事例Ⅰ

直近の開示80点答案を見ると、見事なまでに与件のコピペ。すると全受験者5,000人の半数以上がコピペに殺到し、一見答案の点差がつかない。では5,000枚の答案がそっくり化した時、採点者はどこで点差をつけたくなるか。

当サイトが試験当日に作成した「コピペ答案」と、11/4(日)開催のEBAスクール解答分析会の内容を比べ、その差に迫ります。

事例Ⅱ

事例Ⅱの作問は与件の根拠をひたすら増やしてダナドコ。しかし根拠をひたすら詰め込むキーワード答案を嫌った出題側は、ターゲットと経営資源の紐付けを重視し、与件コピペのキレイな日本語答案に加点しだした。

ここまでは合格ボーダー以上の方なら誰もが知る話ですが、「いつまでもダナドコ」では本気で点差がつかないな。そう案じた出題側は「解答技術をどう刷新するか」の方向性も示し始めた様子です。これからのマーケターには、単なるコピペに加えて何が必要? コピペ解答時代の得点差を見ていきます。

事例Ⅲ

前年のラディカル、突然変異の出題から一変し、一見オーソドックスで解きやすい今年の「Ⅲ」。しかし経営課題である、短納期化、小ロット化、多品種少量化への対応を通じジャストインタイムな生産を実現するには、以下の通り第2~4問を機械のように緻密に切り分けないとダメ。

第2問
→図2)作業方法改善による段取り/待ち時間短縮
第3問
→図1)段取り時間短縮を前提にした小ロット化
第4問
→現品管理のコンピュータ化による段取り短縮

実際には与件の根拠に引っ張られ、図2、図1の分析に触れず大きく狂った答案が多数を占めます。採点側がシビアにやると足切り続出ですが、第2~4問を3つピタリ完答する方はまずいない。よって意外と差がつかないとする意見もあります。

3⃣事例Ⅳ分析

計算結果は周囲も不出来。経営分析+記述問題+計算過程でA答案。

「計算練習ばっかりしてんじゃねーよ」。計算結果の当てっこに夢中な受験側に対し、試験準備の隙を突く高度な計算問題を与えた事例です。

経営分析+記述問題から先に確実に解くと(素点ではなく調整後の)A答案に。さらに以下の正答率を参考に数字が当たると、加点要素のボーナス点に。

第2~3問計算問題の正答率(EBAスクール現時点の採点枚数約100枚ベース)

第2問 企業価値
(設問1)WACC 46%
(設問2)要求CF(FCF) 10%
(設問3)配当割引・定率成長モデル 0%
ただし正解一歩手前の1.30%と解答した方が0.8%(8名)。

第3問 CVP
(設問1)
変動費率 21%
営業利益 17%

※当サイト注)
第2~3問の計算問題正答率は低く、計算を外しても経営分析+記述+計算過程で十分60点超えのA答案に。また第2問(設問3)配当割引モデルの計算過程や第3問CVPを正解する方は一定数いますが、そんな方は「Ⅰ~Ⅲ」も得意なので、250点が260点になるだけ。よって計算問題の正否は合否のボーダーに影響しないと見ます。

EBA解答分析会まとめ

80分のベストと理想のベストの違いとは?

80分のベストとは、試験本番の緊張の中、手書きで書ける60~70点の答案。理想のベストとは、スクールの講師が100枚の再現答案を眺め、80分では到底書けない残り30~40点分を満たす答案です。

そんな答案書ける訳ないよ。
その踏み込んだ解答は怖くて無理ゲー。

そう反応するのは当然で、「2次」は80点のハイスコア一発芸でなく、「事例Ⅰ~Ⅳ」を通じ安定した60~70点答案を積み重ねる試験です。するとどうしても与件のコピペで答案が似通い、ミスした数で合否が決まる。

大丈夫、だから事例が4つあるんです。少なくとも昨年「Ⅳ」のような一発芸でなく、「事例Ⅰ~Ⅲ」で実力に応じてしっかり点差をつける。今年の採点基準の進化に、大きく期待が膨らみます。

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>増枠時代の採用面接試験への備え

増枠時代の採用面接試験への備え

ノウハウ君と多年度ベテの合格自慢を一掃すべく、難関国家資格の称号を投げ捨て、「1次」合格時点で〇〇診断士を名乗ってOKとした出題側。ふぞろい200hでコロコロ2割受かるなら、最新ふぞ14の発売を待ち、その真逆をすれば確実5割はイケるだろう。新たな仮説が始まります。

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