★To-Be目指す答案

【合格ボーダーはどの辺り】答え(ミライ)は与件に書いてある

選ばれる付加価値を磨くには、経営を刷新し時流の先を読む。

A~C社長が訊きたいことは、与件のお尻に活字で書いてある。でもなぜ「事例Ⅰ~Ⅲ」は年々難化?

違うよ。それは単なるスクールの言い訳とセールストーク。「事例Ⅰ~Ⅲ」はもともと毎年難しく、もう最近何年も「過去問のパターン通りに解ける」事例なんて見かけません。でも難しく感じる理由もちゃんとあります。

理由①80分で手書きだから
→そこで解答メソッドやフローで時短を競う。しかし「手続き記憶」に偏ると、知っている問題は解けても、初見パターンにはからっきし。

理由②後発の優位性が働くから
→ネットの開示80点答案を真似して書くと誰でも合格答案に。後から来た方ほど新技術を採用しやすい。

【合格ボーダーはどの辺り】答え(ミライ)は与件に書いてある

1⃣書く ~与件コピペが全盛へ

S:与件をそのままコピペしキレイな日本語
A:キーワードをひたすら並べた詰め込み答案

開示80点答案の影響もあってか、少し気の利くスクールの模範解答は、与件の根拠を言い換えずに使うコピペ重視の編集に。こうして答案の「おそろい化」が進む理屈がちゃんとあります。

採点性
→実力者答案のコピペおそろい化が進むと、一目で採点しやすい。
選択性
→マス目にコピペできる根拠は限られ、選ぶ眼力で点差が開く。
迅速性
→与件コピペなら解答編集が時短し、他の問題に時間を使える。
再現性
→与件コピペだから、再現性の高い再現答案をすぐ書ける。

ほらね。いわゆる「合格者行動」には合理性があり、ちゃんと言葉で説明できます。

2⃣探す(読む) ~診断士は国語の試験

「診断士は国語の試験ではない」と言い切る人はいない。

だってそもそも記述式です。そのとき「国語のレベル感」はレベル1~5まで人それぞれ。背伸びするより、自分の国語力に応じた解答手順を。「合格者に早く選んでもらう」コツはそっちです。

3⃣当てる ~根拠選びの基本は「知識」

「国語の試験だけではない」要素の筆頭が、1次知識。

知ってる問題は解けても、初見パターンにからっきし。そうなる理由は、出題側は出題パターン×知識の組み合わせで、新作事例を無限に作ることができるため。特に「Ⅳ」がそうですが、過去に出た問題は試験に出ません。

では何を勉強するか。それは「2次」の国語の書き方ドリルより、「1次」出題済の知識です。

今日のまとめ

選ばれる付加価値を磨くには、経営を刷新し時流の先を読む。

今年の「事例Ⅰ~Ⅲ」では、A~C社長に一言ずついいコトを教わりました。今年の「2次」はもう終わったことですが、それでも5人に1人は必ず合格です。

そのとき、古い解答技術や自称採点基準を「合格ノウハウ」と称し、周囲に押し付けたがるスクールやサークルはどこだ? 仮にそれが善意であっても、A~C社長の言い分の真逆をやると、「合格者に選んでもらえる順」は、一年単位で先送りです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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