現役社会人とは思えぬあの行儀悪さに苦笑いし、ふぞろい=イラナイとつい決めつけてしまいがち。しかしアレで55点取れるなら使える所は頂戴し、弱みを突いて+5点の安定60点です。

ふぞろいを次々買い求めて直近R7からR3へと遡るふぞろい勉では、出題意図の進化を見落とし、年を遡るほど最新傾向からズレることが知られています。
そうでなくふぞろい以外の学習法ではR7を一度解いたらR3を解き、次にR4 から解き進んで最後にR7を解き直し、作問傾向の変化や題意を捉える動きが標準です。
同じ過去問を何度も解き直す代わりに解答時間だけを削っていくふぞろい勉では、最重視したい与件の読解や因果関係の構築時間を凄い勢いで削っていきます。
80分の試験時間で書く作業に40分かかるため、答を覚えた過去問ばかりを解いて時短するのは、試験が本来求める思考過程をスキップしてしまう逆方向の訓練です。
思考プロセスを省略した演習を重ねると、初見問題に対してキーワードを単に並列列挙して文字数を埋める「答案の型」への依存が進みます。
設問要求に沿った論理的な因果関係が書かれていない答案は、論述の深さを測る採点で伸び悩み、安定した得点に届きません。
テクニックやキーワード集めで合格圏に入る2割もいますが、初見対応力や本質的な思考力では上位層と大きな差がつきます。
試験勉強を単なる作業に終わらせず、事例企業と向き合い深い思考力を徹底して磨くことが試験本来の要求であることを忘れてはいけません。
【100字答案ジェネレータ】55点まではふぞに寄せ、+5点を自分で工夫
キーワード競争にムキになるほど、55点に収斂する仕組みが一目でわかるAI時代。そこであの55点に+5する60点の書き方を考えます。
Step-1:100字答案ジェネレータ~今年書きたい答を自由自在

↓使い方の解説動画
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name: Tier1 禁足事項
description: 答案生成時に上書きできない6つの禁止規則。Tier2・Tier3はこれに反するルールを持てない
scope: 事例Ⅰ〜Ⅲ 記述答案(全設問共通)
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# Tier1 禁足事項(6項)
## 適用規則
- Tier1は上書きできない。Tier2・Tier3はTier1に反するルールを持てない。
- 6項すべてを満たすまで答案を出力しない。
- 検査順は 1 → 2 → 4 → 3 → 6 → 5(機械判定できるものを先に潰す)。
- 原案にあった「設問要求の主語化(オウム返し)」は禁止ではないためTier2へ移す。
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## 1. 記号による列挙をしない
丸数字、括弧番号、中黒、アルファベット記号で要素を並べない。
- 判定:本文に ①②③ (1)(2) ・ A. B. のいずれかがあれば違反
- 代替:要素数は変えずに、記号を読点と接続語に戻す
- 浮いた字数(1要素につき1字)は読点と接続語に充てる。修飾語を足して埋めない
## 2. 助詞の欠落と重複をつくらない
- 判定1:助詞を挟まない漢字語の連続が7字以上あれば違反(例:意思決定迅速化、優秀専門人材確保)
- 判定2:1文に同じ助詞が3回以上出て、係り受けが二通りに読めれば違反(例:技術と地域と良好な関係性)
- 代替:助詞を戻す、または語順を変えて係り受けを一通りにする。字数が足りなければ要素を落とす(修飾語で埋めない)
## 3. 手段と効果を直結しない
原因・機序・効果のうち、機序を省かない。
- 判定:手段と効果の間に、その企業でしか起きない中間の変化が1つ以上書かれていなければ違反
- 代替:100字以内は1文3節(現状 → 機序 → 効果)、120字以上は2文に分ける
- 「以て」「以上により」は、直後に効果語だけが続く場合に違反となる
## 4. 万能述語で締めない
- 判定:末尾の述語が 図る・強化・向上・効率化・活性化・推進 のいずれかで、その直前の語が与件に出てこない一般名詞(生産性、士気、満足度など)であれば違反
- 代替:工程 × 対象 × 変化の3点で書く(例:製缶課の段取り時間を短くする)
## 5. 与件の制約に抵触せず、触れた制約は使い切る
- 判定1:提案の実行に必要な資源(人員、設備、資金、時間)が与件に記載されていなければ違反。社長の意向に反する提案も違反
- 判定2:答案で触れた制約(品質基準、納期、人員構成など)が、後続の提案と結びついていなければ違反
- 代替:既存資源の組み替えで書く。触れた制約は、それに応える形で提案に織り込む
## 6. 他社に置き換え可能な記述を残さない
- 判定:固有名詞を伏せた答案を他業種に当てはめて意味が通れば違反
- 代替:各文に与件由来の固有語(部門名、製品名、工程名、数値、時点)を1つ以上入れる
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## 違反時の処理
字数が超過した場合、修飾語の追加や助詞の削除で調整しない。要素を1つ落として調整する。
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name: Tier2 事例共通ルール
version: 2
description: 解答要求の分類、構文型の選択、字数別の記述ルール、文尾の処理。Tier1に反する内容は持たない
scope: 事例Ⅰ・Ⅲ(事例Ⅱは構文ルールの対象外。ただしTier1と第9節は全事例に適用)
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# Tier2 事例共通ルール
## 0. 適用関係
- Tier1に反するルールは持たない。競合したときはTier1が優先する。
- 事例Ⅱはダナドコ因果と根拠使用で構成するため、本ルールの構文部分(3〜6)は適用しない。ただし第8節・第9節は事例Ⅱにも適用する。
- 与件根拠の拾い方は本ルールに含まない(次段階で策定)。
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## 1. 書き出し
- 設問要求語 + 固有語の複合を原則とする。
例:「対応策は、熟練者に依存する加工技術を〜」
- 「A社は」「B社は」「C社は」で書き始めない。
- 強みや特性を問う設問は、与件の固有語を主語にして始めてもよい。
例:「熟練者の加工技術が、短納期対応を支え〜」
- 例外:主語が2つ以上登場して動作主が曖昧になる場合のみ主語を書く。置く位置は必要な節の直前とし、文頭には置かない。
## 2. 解答要求の判定
問われている時点で判定する。設問文の語尾では判定しない(語尾は毎年動く)。
| 問われている時点 | 解答要求 |
|---|---|
| 過去・現在のこと | 情報整理 |
| 未来の効果 | 期待効果 |
| 未来の行動 | 課題解決・助言 |
## 3. 構文型の割り当て
| 解答要求 | 構文型 | 節の構成 | 語尾 |
|---|---|---|---|
| 情報整理 | 文節内因果 | 根拠1 → 根拠2 → 根拠3 | 〜ため/〜こと |
| 期待効果 | 文節内因果 | 根拠 → 変化 → 効果 | 〜と考えられる/〜を狙った |
| 課題解決・助言 | 課題解決因果 | 問題と原因 → 施策 → 効果 | 〜すること/〜する |
- 助言型の第1節は、問題と原因を1節に圧縮する。4節にしない。
例:「仕掛品の滞留が生産計画の月次一括作成にあると特定し、」
- 期待効果型は、各節の変化先に固有の対象(部門・工程・製品・時点)を置く。効果語だけを並べない。
## 3-2. 100字の基本形
100字は「書き出し4字 + 30字×3節」を既定とする(合計94字前後)。記号に頼らず3節を成立させる形であり、Tier2の基本形はこれを指す。
運用条件
- 各節の長さを揃える。1節が50字を超えたら区切り直す。
- 接続語を役割で固定する。第1節の末尾は「〜し、」「〜であり、」(事実)、第2節の末尾は「〜ことで、」「〜につながり、」(機序)、第3節は効果で閉じる。
- 1文の中で主語を変えない。変える必要が出たら、その設問は2文に分ける。
[メモ:この形を既定にする理由]
- 節と節の関係を決めないと2節目が書けないため、理解が及んでいない箇所がその場で分かる。記号による並列は関係を書かずに済むので、この検出が働かない。
- 字数配分が書く前に決まるため、書き出してから構成を直す作業が消える。手が止まらず、判断の種類が「どの根拠をどの節に置くか」に絞られる。時間と消耗の両方が減る。
- 30字に収まるかどうかが、与件根拠を拾う段階の取捨基準になる。拾った根拠の圧縮・保留・除外を、答案用紙に触れる前に決められる。
## 4. 固有根拠の位置
- 事例企業に固有の根拠は第1節に置く。末尾に回さない。
- 第1節が一般語で始まる答案は、以降の節も一般解になる。
- 第1節は、与件のキラー根拠を丁寧に抜き書きすることを基本とする。要約や言い換えをせず、与件の語をそのまま運ぶ。
[メモ:抜き書きを重視する理由]
抜き書きを丁寧に行うと、多数派の合格答案と拾う内容が揃う。内容が揃った状態で、文末の述語部分に差をつけることが+5点の前提になる。第1節で拾い負けると、述語をどう工夫しても届かない。
## 5. 字数別ルール
| 字数 | 構成 |
|---|---|
| 40字 | 因果は不要。読点で並べる(記号は使わない) |
| 60字 | 20字×3節の因果を原則とする。要素を1つ落として因果に充てる。設問が並列列挙を求める場合のみ並列可 |
| 100字 | 3-2の基本形(30字×3節の1文)。2文にするのは6の複合設問と、設問が結論の先出しを指示する場合のみ(例:「事業部制を選択する。理由は、〜」) |
| 120字以上 | 2文に分ける。1文目は現状と手段、2文目は「これにより」(要約)または「これに加え」(追撃策)で始める |
[追記:60字の複合設問]
60字で課題と改善策を対で問われた場合、6の2文分割とTier1-3(機序を省かない)が同時にかかると圧縮が過ぎる。この場合はTier1-3を優先し、2文分割を1文に譲ってよい。譲る場合も、手段と効果の間に中間の変化を1つ残す。
例:「課題は勘に頼る機械セット。改善策は、手順を標準化し承継の教育を行い、立ち上がりロスと残業が減りコストダウンする。」
## 6. 複合設問
2つの解答要求が並ぶ設問は、設問の順に従って2文に分ける。
- 例:「課題と対応策を述べよ」→「課題は〜。対応策は〜し、〜する。」
- 2文目には効果まで入れる。
- 1文に詰め込まない。
- 60字の複合設問は5の追記を参照する。
## 7. 字数調整
- 超過したときは要素を落とす。
- 修飾語の追加、助詞の削除、記号化で調整しない(Tier1)。
## 8. 修飾語の扱い
- 加点要素のない修飾語は使わない。
- 程度が曖昧な語を避ける:絶対・必ず・とことん・徹底的・しっかり・大幅に・可能な限り など。
- 代わりに、数量・頻度・時点・対象部門で書く。
例:「徹底的に情報を共有する」→「日次の朝礼で進捗表を更新して共有する」
[メモ:曖昧な修飾語を避ける理由]
程度を表す修飾語は字数を使いながら、何をどこまでやるのかを示さない。定量に近い記述に置き換えると解像度が上がり、助言としての実行可能性が読み手に伝わる。第1節の抜き書きで内容を揃えたうえで、この置き換えが述語部分の差になる。
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## 9. 文尾の処理(末尾10〜15字の使い道)
答案の末尾10〜15字は、①設問文の到達点・制約語の抜き書き、②与件語による施策・状態変化、のどちらかで埋める。どちらを選ぶかは設問の型で決め、その場の語感で決めない。
### 9-1. 判定
| 設問の型 | 見分け方 | 文尾 |
|---|---|---|
| 制約明示型 | 設問文に到達点や除外条件が書かれている(「コストダウンのため」「製品在庫をもたず」「〜を呼び込むために」) | 設問文の語を抜き書きして閉じる |
| 中身問い型 | 問われているものが答案の内容そのもの(「理由」「どのように活用すべきか」「どのような内容の動画にすべきか」の実質部分) | 与件語による施策・状態変化で閉じる |
- 判定に迷ったら中身問い型を選ぶ。設問文の語はどの答案にも現れるため配点を持たせにくく、末尾を与件語で埋めた方が加点の期待値が高い。
- 制約明示型を選んだ場合も、答案全体で与件語が不足していないかを提出前に確認する。末尾を設問文で埋めるということは、加点対象になり得た10〜15字を手放すという交換である。
### 9-2. 万能述語を使える条件
「図る・強化・向上・効率化・活性化・推進・コストダウン」などの述語で閉じてよいのは、その直前の語が与件に出てくる固有語である場合に限る(Tier1-4)。
- 使える例:「立ち上がりロスと残業が減りコストダウンする」(コストダウンは与件の語、直前に工程固有の変化がある)
- 使えない例:「生産性を向上する」「士気を高める」(直前が一般名詞で、どの企業にも当てはまる)
### 9-3. 根拠の追加は文尾の処理と切り離す
与件根拠を1〜2つ足す作業は、文尾をどちらで閉じるかと無関係に常に行う。字数に余白がある答案は、まず根拠で埋める。
### 9-4. 提出前の確認
末尾に設問文の抜き書き語を置いた答案は、その語の直前に「その企業でしか起きない中間の変化」が1つ残っているかを確認する。残っていなければTier1-3違反であり、抜き書き語を削って機序を戻す。
[メモ:この節を置く理由]
文尾を設問文に寄せると、採点者が末尾だけで「何に答えたか」を確認できる。多数の答案を読む採点実務では、この一致が心証の下支えになる。一方で設問文の語は全答案に高頻度で現れるため、配点は与件語の側に置かれる可能性が高い。両者は交換関係にあり、設問の型で振り分けるのが最も損の少ない運用になる。
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name: Tier3 設問解釈と与件マーク
description: 設問の解釈、設問別マーカーによる与件根拠の引用、事例別の個別ルール
scope: 事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
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# Tier3 設問解釈と与件マーク
Tier1・Tier2に反するルールは持たない。競合時は上位が優先する。
範囲は、答案を書き始める直前まで。
〔ヒト〕は80分の解答手順であり、AIは実行しない。
## 1. 設問解釈
設問ごとに次を確定する。
1. 字数と配点。字数からTier2の節数を確定する。
2. 解答要求を、社長を基準に判定する。時制では判定しない。
| 解答要求 | 判定 |
|---|---|
| 情報整理 | 社長が知っていること |
| 期待効果 | 社長がやりたいこと |
| 助言 | 社長が知らないこと |
社長以外(顧客、他社、行政)を主語とする設問は、情報整理とする。
3. 設問文のうち、答案マス目に引用できる「根拠」「文尾の期待効果」に下線を引く。
4. 〔ヒト・事例Ⅲ〕図表が解答に必要か、理解の補足かをここで判断する。補足なら読み取らない。
## 2. 与件マーク
カラーマーカーを使う。塗り方を上級に取る。
| | 初級(ふぞろいSWOT別) | 上級(設問別マーカー) |
|---|---|---|
| 塗り方 | 属性別。冒頭から黄色を多用し、与件一面が黄色に染まる | 設問別に色を割り当て、サーチ読みで塗る |
| 塗る前に決めるもの | なし | 各設問の節数と、そこに置く根拠 |
| 塗った後 | 設問骨子を下書きする | 下書き不要。色が設問、番号が節の順序を示す |
### 手順
1. 〔ヒト〕与件に段落番号を振る。
2. キラー根拠に赤で下線を引く。経営理念、社長の思い、直近の解決課題、中長期の解決課題、ノウハウ潰しで置かれた制約条件の5つ。
3. 設問の色で塗る。文単位で拾う。1段落に複数設問の根拠が混在するため、段落単位では塗れない。
4. 同一設問内では重要度順に番号を添える。この番号が節の順序になる。
5. サーチ読みとし、遡って読み直さない。判断は印に残す。
### 塗る規則
- 1設問に塗る箇所は、その設問の節数までとする。100字は3箇所、120字以上は6箇所まで。因果を組まない情報整理設問は、字数に収まる限り要素を落とさない。
- 助言・期待効果では、制約条件に抵触する根拠、社長の思いに向かわない根拠を塗らない。情報整理ではこの判定を使わない。弱みは社長の思いに向かわない。
- 上限を超えた分は、重要度の低いものから落とす。
- 最重要キラー根拠以外は、ふぞろいより1〜2つ少ない根拠で書き始めてよい。同等以上のスコアになる。
- 塗らない箇所を残してよい。使い残しは失点ではない。
### 〔ヒト〕解答順序
| | 初級(ふぞろい手順) | 上級 |
|---|---|---|
| マーク | 与件をフルマーク | 設問別にサーチ読み |
| 書く順 | 第1問のSWOT・3Cから | 第3〜4問の助言系を先に確実に仕上げる |
| 第1問 | 最初に時間を使う | 残り時間を測り、余った根拠を中心に使う |
事例Ⅲでは、第1問の強みと第4問の将来戦略で使う強みが重なる。助言系を先に確定させれば、重複の判断が発生しない。
### 〔ヒト〕近年の傾向
- 後半段落に、複数設問で使う根拠が混在する。段落を1設問に割り当てない。
- 解答に必ず使うキラー根拠が、全く異なる場所に単独で置かれる。周囲に根拠がないことを理由に読み飛ばさない。
## 3. 事例別ルール
1・2で処理できない事例固有の差だけを置く。共通する事項は書かない。
### 事例Ⅰ
- 助言の解は、組織構造と人事制度の範囲に置く。事業や製品の内容には踏み込まない。
- 述語は、組織と人材の状態変化で書く。
- 企業理念が着地になる年がある。設問文に理念が現れたら、他のキラー根拠より優先する。
- 第1問は強み・弱み・SWOTを30字前後で問う形が続いている。因果を組まず、字数に収まる要素を落とさない。
- 組織図が図表で置かれることがある。設問が組織体制を問うていなければ読み取らない。
### 事例Ⅱ
- Tier2の構文部分は適用しない。ダナドコ(誰に・何を・どのように・効果)で構成する。
- 宛先を最初に確定する。設問文が指定する型と、与件の顧客層から選ばせる型がある。指定型は言い換えずに使う。
- 中心根拠は、自社の課題ではなく顧客の不満である。顧客側の制約(買えない理由など)は除外条件ではなく解答の中心になる。
- 制約条件は自社・取引先側の資源に限る。
- 社長の経歴は資源として扱い、差別化の根拠に使う。
- 設問文が枠組み(3C、SWOT、ブランド価値構造など)を指定する。指定された欄を空白にしない。
- 150字と40字の設問が事例Ⅰ・Ⅲより多い。150字は2文、40字は因果不要。
### 事例Ⅲ
- 助言の解は、生産計画・生産統制の系統と、作業標準化・教育の系統の2つに置く。設問がどちらを問うているかを先に判定する。
- 制約条件が設問文に明示されることが多い。明示された制約は、除外リストとしてそのまま使う。
- 課題と改善策を対で問う複合設問が置かれる。設問の順に2文へ分ける。
この100字答案ジェネレータは、Claudeにそのまま貼り付けて使える3ファイルに分割(※他AIでも可)。またTier3→2→1の順に読むと、ヒトが実際に80分で解ける手順になっています。
Step-2:R7ふぞろい100点⇔ジェネレータ55+5点の検証

第3問は「意思決定の迅速化」を与件語の市場探索に置き換えてAIが勝ち。ただし解答の範囲が組織と人事に限られ、末尾を設問文の語で閉じにくいため、ふぞろいに差をつけられる箇所が少ない。第1問の弱みと第4問の拾い残しが直に響き、まだAI優位とは言えない事例でした。
| ふぞろい100点答案 | 100字答案ジェネレータ | |
|---|---|---|
| 第1問(20点) | ①S:強み 高い木材加工技術と地域と良好な関係性、直営店等顧客接点を持つ。(30字) ②W:弱み 内装材事業への依存、社員の新規事業への理解とノウハウ不足。(29字) ③O:機会 子育て世代の安心・安全な自然素材への関心や木育ニーズの高まり。(30字) ④T:脅威 内装材市場の競争激化、公共案件が不安定、他社知育玩具の存在。(30字) | ①S:強み 薄板加工と安全な塗装のノウハウ、木工職人や林業家との連携。(29字) ②W:弱み 新規事業が社長の子息に依存し、社員の理解も得られていない。(29字) ③O:機会 自然素材や国産材への関心と、教育や子育ての場での木育ニーズ。(30字) ④T:脅威 内装材市場の競争激化と公共案件の不安定さ、知育玩具の競合。(29字) |
| 第2問(30点) | 取り組みは、①大手ECサイトへ出店・直営店活用で販路拡大、②SNSや県の広告媒体でPR、③子育てイベントへの出店を行った。工夫は、①保育所等での実証実験でニーズを把握、②大学との共同研究で製品開発のアイデアを入れ、開発サイクル加速化させた。以て、子育て家庭との顧客接点を創出し、新規事業の売上拡大を図った。(148字) | 接点づくりでは、保育施設に子を預ける教育熱心な子育て家庭を対象に定め、直営店とアンテナショップに加え大手ECサイトへ出店し、子息の発案でSNS発信や子育てイベント出展を行った。これに加え、県の支援で保育園や放課後児童クラブでの実証実験と広報媒体でのPRを受け、子どもが日常的に製品に触れる場を作った。(146字) |
| 第3問(20点) | 事業部制組織を採用する。理由は、①既存事業と新規事業では必要なスキルや思考様式が異なるため、②事業ごとに意思決定を迅速化し市場変化への対応スピードの向上を図り、③権限委譲で次世代リーダーの育成を行う為。(100字) | 体制は、内装材と知育玩具を分けた事業部制とし、子息に権限を委譲する。理由は、求める技能と思考が異なる両事業の育成を切り分け、子息以外も市場探索の判断を担うことで、次世代の責任者が育つため。(94字) |
| 第4問(20点) | 子どもたちの豊かな成長を支える木育等、地域活性化へ貢献できる木材の新たな価値創造を加えた経営理念に再定義する。浸透策は、①社長自ら説明し、研修を行い社員への理解浸透、②地域関係者・顧客・入社希望者向けにHP等で発信する。以て、新たな理念を浸透させ、一体感の醸成、専門人材を確保し、新規事業拡大を図る。(149字) | 理念は、頂いた木を、子どもの五感と創造性を育む玩具にして返すと再定義し、内装材の技術者と木工職人の双方を担い手に含める。浸透は、必要性を理解できない社員を実証実験の保育園に同行させ、目を輝かせる子どもの姿から意義を実感させ、大学との共同研究の成果も同じ言葉で伝え、県や林業家とも共有すること。(146字) |
ダナドコはもともと4つの要素を因果で並べる形で、AIの力が入り込む余地が少なく、Tier2の構文ルールも使えずに自力の編集力が必要。第1問で丸数字①②③並列列挙を控えた分がそのまま要素減になります。AIで差がつくのは末尾まで因果で書ける第3問のみ。第2問はAIが設問を読み違えて失点しています。
| ふぞろい100点答案 | 100字答案ジェネレータ | |
|---|---|---|
| 第1問(15点) | 顧客は①アスリート②本格施術を受けたい一般顧客③近郊の中高や大学の運動部学生。競合は①地域密着型や大規模の接骨院②格安マッサージ店③独自技術が売りの整体院。自社は①競技別に専門性のある従業員②大会施術力③顧客に寄り添う傾聴力が強みだが、①リピート客の取込み②顧客情報の未活用③繁閑差が弱みである。(149字) | 顧客は、保険適用外でも本格的な施術を求める層と中高部活生や大学運動部で、競合は保険が利く接骨院と15分回転の大規模店、60分3,000円の格安店である。自社は、Z社出身の社長が競技別の専門性を備えた4名を指導し、高い技術と心の痛みも和らげる傾聴力を持つが、顧客情報が蓄積できずリピートに至らない。(142字) |
| 第2問(25点) | ダイナミックプライシングを導入。9〜18時は時間の自由な学生へ学割等で安価設定。18〜21時は高価でも本格施術を望む顧客へ専門技術で高付加価値化し単価を引き上げ。顧客を分散し機会損失防止、収益最大化を図る。(99字) | 対応は、住宅街の肩こりや腰痛に悩む層と徒歩圏の大学生に、9時から18時に限る割引と回数券を設け、初回お試しの利用者にも次回予約を割引で促すことで、来店頻度が高まり、混雑時間と空き時間が解消する。(96字) |
| 第3問(30点) | 顧客情報として、競技種目、心の不安、けがの状況を新たに蓄積する。競技別の専門性、顧客の声に耳を傾けるコミュニケーション力、高い施術力を活かして、顧客別にけがのケアだけでなく不安や心の痛みも解消し、顧客に寄り添う。以て愛顧向上、固定客化し、リピート率向上、顧客流出防止し長期的関係構築を図る。(146字) | 蓄積は、競技種目と練習や大会の日程、けがの部位と経過、施術後の体調変化に加え、競技を続ける不安など心の状態も記録すること。活用は、競技経験を持つ4名から担当を固定し、大会前後に合わせて来店時期を提案し、前回の悩みに触れる声かけで心のしこりも揉みほぐし、専属契約の大学にも広げて通い続けてもらう。(147字) |
| 第4問(30点) | 内容は①高い技術力と施術の実績②有名トップアスリートや学生からの心のケアへの評判や口コミ③大学の強豪運動部の専属トレーナーの契約実績④B社社長のけが経験や思いを掲載する。以て競合差別化、新規顧客獲得を図る。(100字) | 動画は、けがで競技を断念した社長の体験と、Z社で磨いた技を持つ4名によるテーピングの実演、悩みを聴く様子を載せ、自分の不調に重ねて見せることで、コンディショニング不良に悩む部活生を呼び込む。(95字) |
与件に症状と原因の対応が書かれており、3節構造は写し取るだけで組めます。今回は第2問と第3問の設問文に到達点や除外条件があり、末尾を設問文で閉じる処理もAIが当てました。制約が書かれない年や図表が要る年は事例Ⅰ並みに縮むので、AI優位は条件付きです。
| ふぞろい100点答案 | 100字答案ジェネレータ | |
|---|---|---|
| 第1問(20点) | (a) 強み X社からの技術指導と原材料紙の安定的な仕入体制、建築用型枠材の抜き取りやすさへの顧客評価、循環型社会醸成への貢献。(56字) (b) 弱み 品質のバラツキによるクレーム増加に対して再発防止が未対応、ベテランが高齢化するなか技術が未承継、人材不足による残業増加。(60字) | (a)強み 強みは、X社からの技術指導と原料紙の安定調達、製紙用から産業用や建築用へ広げた成型技術、抜き取りやすさへの顧客評価。(58字) (b)弱み 弱みは、ベテランの勘に頼る作業で承継が進まず、塗布方法の差で品質がばらつきクレームが増え、原料紙の欠品で作業が滞る。(58字) |
| 第2問(30点) | (1) 課題は機械の立ち上がりロスの解消。改善策はベテラン作業者の技術を標準化・マニュアル化し、OJTの実施で技術承継を行う。(58字) (2) 課題は品質安定化による作り直し削減。改善策は手順の標準化に加え、不適合品の原因追及を行い、再発防止策を講じること。(57字) | (1) 課題は勘に頼る機械セット。改善策は、手順を標準化し承継の教育を行い、立ち上がりロスと残業が減りコストダウンする。(56字) (2) 課題は塗布と巻き取りの差による品質のバラツキ。改善策は、条件を数値化し記録して、再納品の手戻りが減りコストダウンする。(59字) |
| 第3問(20点) | 対応策は①製造計画を短サイクル化し、変更指示はホワイトボードで全社即時共有、②原材料は発注点を定め在庫管理を徹底、③作業標準化とOJTにより多能工化を図る。以上で急な変更に柔軟対応し、納期短縮を図る。(99字) | 対応策は、週次計画と紙のメモの指示が工程の混乱を招く点を改め、確定発注と1割の特急枠を織り込んだ日次計画を作り、進捗と原料紙の在庫を共有して発注点で補充し、製品在庫をもたず納期に対応する。(94字) |
| 第4問(30点) | 取り組みは、①厳密な品質基準に対応すべくQC活動を通じてクレームを記録・原因追及を行い再発防止に努める、②技術承継に向けて作業標準化を実施する、③営業機能の強化でニーズ収集体制を構築し、新製品開発に活用する。以上で高付加価値化を図る。(116字) | 取り組みは、品質のバラツキが塗布と巻き取りの差にあると捉え、既存設備で試作し、顧客が求める厳密なサイズと強度の基準を数値化した作業標準を作る。これに加え、不適合の記録と原因追及をライン長の業務に組み込み、再発防止まで回して参入を実現する。(119字) |
根拠重視のⅡでは、実際の答案&出題の趣旨を見てから作ったふぞろい100点が優位。Ⅱは文尾のふぞ一般解だけ書き換えることにし、全員苦手な事例Ⅲから始めるのが良いでしょう。
Step-3:今年書きたい100字はどの答案?
活字で紹介される合格答案は、実在する誰か一人の答案そのものではなく、合格者の答案に多く現れたキーワードを集めて一つの文章に組み直したものであり、その文章自体が高得点を取った実績を持つわけではありません。
出現頻度を基準に語を集めると、100字のマス目が根拠語で埋まって因果を書く余地が残らず、どの企業にも当てはまる効果語で締める形へ近づくため、多数がそこに寄るほど差がつかない領域に集まることになります。
過去問は一度解くと解答の中身を覚えてしまうため、二度目以降に鍛えられるのは初見の設問要求を読み取る力ではなく、覚えた解答を速く再現する力のほうに寄っていきます。
設問の言い回しや解答要求は毎年細かく変わっており、過去問で覚えた型をそのまま当てはめる読み方だと、今年の設問が求めている範囲や視点から外れる可能性が残ります。
出版物やブログで知識やノウハウが公表されると、作問する側にとっては「今年、多数の答案がどう書かれてくるか」を事前に読める材料になり、その書き方は答案の差を測る材料としては使いにくくなります。
結果として配点の重心は事前に読めない部分へ移りますから、公表されたノウハウを忠実に再現するほど、点差のつく領域から距離が開いていくという関係が生じます。
スクール30万円課金で加点されない知識を覚えるより、ふぞろいの思惑通り周囲の答案に寄せると無難に55点。その55点沼に次々とハマる理由を、バイアス・情弱・脆弱性で切り分けました。
今日のまとめ
そこで55点まではふぞに寄せ、+5点を自分で工夫できる「答案ジェネレータ」。続く「事例ジェネレータ」への期待を膨らませ、よければ以下の8分動画もご覧ください。