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【R7事例総括③】ネットの声~R7大ボーナスはどの事例?

試験委員が事例Ⅰ~Ⅳのどれを点差にするかで、今年の合格層&来期の準備が変わる我らがガチャ試験。老害引退論が根強いTACのコーチが「今年難しいのは事例Ⅲ!」と乾坤一擲な暴言を吐くことで、余計な場外戦が勃発します。

①R7で点差がつくのはどの事例?

来年試験の初期対策で重要なのは、どこに学習資源を集中するかの見極めです。

R7で事例Ⅰ難関とⅣ易化の流れが広く知られ、残る事例ⅡとⅢのどちらが合否を分けるかに注目が集まっています。

②R7Ⅳでは差がつかない

事例Ⅳ(財務・会計)が「最低限の計算能力」を問う標準的な出題に留まり、合格者・不合格者間での点差が広がらないという予測が確定。

とにかく計算ミスを避ける検算の重要性が正しく認識される。

③史上最高の良問なⅠはボーナス確定?

事例Ⅰ(組織・人事)が、単なる知識ではなく本質的な思考力・応用力を問う「良問」として機能し、合格者層を明確に選別する役割を果たすと認識された。

事例Ⅰでの深い思考力が、来年R8合格の前提条件になる。

④ⅡⅢの点差が来期R8の準備を変える

試験委員の意図(難易度調整と受験生選別)に基づき、事例ⅡとⅢどちらを難化させて点差をつけるのかが注目される。

この結果次第で、R8以降の受験生は学習の比重を大きく変える必要がある。

【R7事例総括③】ネットの声~R7大ボーナスはどの事例?

一般にⅡをボーナスにするとスト有利、Ⅲを高得点にするとベテ有利。非製造業のホワイトカラーが増え、かつ合格時短を図る試験で「この難易度のⅢで点差宣言」し、スト生離れ覚悟でベテ課金ビジネスに賭けたTACの最後のあがきを見守ります。

TACのクソコーチの解説動画といえば、本物採点基準が必ずその真逆に動く反面教師。その心意気に応じ「ネットの点差予想の声」を特集し、背水の陣を敷いたコーチの進退を占います。

Q
事例Ⅰ~Ⅳのどれで点差がつくか予想してください。(n=13)
A
事例Ⅰ:「点差が開く」声が多数

受験者の間で最も点差がつきやすいと予測されています。これは、主に組織・人事に関するテーマであり、抽象度が高く、設問の意図を正確に読み取り、多面的な視点から論理的に構成する能力が、得点に直結すると考えられます。

解答の深度や幅に個人差が出やすいため、合否を分けるキースコアとなる可能性が高いです。

事例Ⅱ:回答が拮抗し、予測がつかない

3つの回答カテゴリーが比較的均衡しています。これは、基本的な知識や第1問3C分析はほぼ全ての受験者ができる一方で、具体的な施策の提案やターゲット設定の妥当性といった応用力が求められる部分で点差が生じると予測されているため。

大きな開きはないものの、「差が付く」と「差が付かない」の層に二極化する可能性が示唆されます。

事例Ⅲ:今のところパターン通りで、点差がつかない

ここは「ほどほど」に点差がつくと予測する層が圧倒多数です。これは、生産管理やオペレーションは、比較的知識や改善の定石が体系化されており、設問に対して一定の正答パターンがあるため。

知識の有無で一定の差はつくが、事例 I のような極端な高得点/低得点の差は生まれにくとするのが、今のところ最も妥当な声になります。

事例Ⅳ:計算が大きく易化し差がつかない

事例Ⅳは計算問題中心で正解が一つに定まるため、知識や計算の正確性があれば満点近く取れる一方で、その基礎が欠けていると全く得点できない傾向があります。

今年は「点差が開く」より「点差が付かない」とする声が高いことから、基本的な問題は多くの受験者がクリアし、極端に大きな点差はつきにくい(計算の精度で小差がつく)状況になったようです。

どうみても時短思考でⅢ難化するなら生産知識以外とされた試験で、乾坤一擲のビジネスライフサイクルエクステンションとはいえ、TACコーチの勇気ある逆張り発言。これにネットのごく一部の一部が拍手喝采です。

R7Ⅲが難化と講師生活最後の賭けに出たTACのコーチ。
どの程度勇気ある発言であるか、ネットの点差予想を聞いてみます。

点差がつくとする声

【事例Ⅰ】
設問文の抽象的な表現に悩んだ。既存・新規の異質性を読み解けず細かい根拠に目が向いてしまった。
第2問のマーケ対応、第4問理念の再構築といった揺さぶりにより、初回の事例で緊張がある中で対応できない受験生が比較的多かった様子。
第3問で事業部制等を回答できたか、第4問で理念再定義と関係者を網羅的に回答できたかで差がつきそう。
再現答案をAI採点した結果、Ⅰのバラツキが大きかった。特に第4問MVVの差が大きく、事前に準備していないと対応できない。

【事例Ⅱ】
比較的易しいので採点基準が厳しくなり、ちょっとしたミスで大きく失点するのではないか。
第3問は150字30点で、「蓄積内容」+「活用方法」+「B社の強み(信頼・共感・専門性)」の3要素で因果が必要なため、与件からどうロジカルに展開できるかで差がつくのでは。

【事例Ⅳ】
全体的に易しかったので、できた人とできない人の差が大きくなるのでは。
第3問のNPVを第2問より先に解くことが鍵になりそう。

まだ試験直後で回答数nが少ないとはいえ、この時点でⅢ点差を予想する声がゼロで草。

点差が付かないとする声

【事例Ⅰ】
あまりに誰もが解き切れず、逆に格差を産まないという逆張り予想で。
第4問MVV問題は理念の再定義によりミッションとバリューを変え、社内や地域への浸透活動を図る点まで書けたとの話はまず聞かない。

【事例Ⅱ】
与件が短く問1から問3は解きやすかったので回答の差異が出ず、問4は制約条件が甘く回答がバラけて逆に差が付かないのでは。
内容が理解しやすい与件文だった。

【事例Ⅲ】
AI採点の結果バラツキが少なかった。ただし、問2の「重要な課題2つ」は切り分けが難しく、様々な解答にバラけてその後の解答にも影響したかも。

【事例Ⅳ】
基本的で見覚えのある問題が多かった。
簿記1級を対策してきた人であれば完答できる内容であり、ある程度の点数は取れているのではないか。
第2問を除いた第1、3、4問は、合格ボーダーライン以上の方は全員当ててきたのでは。

やろうと思えば点差がつくが、ベテ有利になってしまうためあえて点差をつけてこなかった「事例Ⅲ」。ここでコーチの末路の願望に応じ、試験委員がⅢの点差をつけてくるかに注目です。

今日のまとめ

Q
事例のAI解答AI採点がすっかり普及し、スクール答案がやっと出そろう頃には秋の風どころか当たり一面冬景色。AIネット勢に馬鹿にされつづけたスクール勢がここで復権するか、それとも予想通りの末路になるか、意外な所で熱い戦いに。
A

こらこら、オープンなネットワークで試験にイノベをもたらす上位5%と、1次すら真面に解けないFラン相手の課金に励む受験産業に対する、世間の目は明らか。そこで試験委員のチョイスが世間と受験産業どちらを支持するか、12週間の熱い戦いが始まります。

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