採点基準が前年とガラリ変わってしまう「2次」対策で、何かの腹いせでスクール課金する前に、深呼吸して考え直す。2月の学習時間を割り当てるなら、「正解が必ず1つに決まる」簿記2勉を選び、「Ⅳ」の確実得点力を上げるが吉です。

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【目指す答案】丸数字並列列挙がいつから減点されるか、試験委員目線でAI検証

ワンチャン2割で当たれば良いが、努力×根性×ムダ勉の8割トラップが待ち構える「2次」筆記。隣のふぞに安易に寄せるとどんな末路を迎えるか、本気の試験委員目線でAI検証(前後編)です。

①ふぞ構文でみんな仲良く多数派答案!

主人公が答案を見ながら「ふぞろい構文を使うと猫でもボーダー突破」と確かめる。周囲の学習仲間も頷き、丸数字並列列挙のふぞ構文がゴキブリ並みの繁殖力を見せつける。

②試験委員の冷たい視線

丸数字並列列挙+以上により○○が特徴のふぞ構文。「もはや全員頭からっぽ?」と試験委員が頭を抱える。

③さていつから減点するか

試験委員が顎に手を当て「さて、いつから減点するか」と真剣に考え込む。試験の公平性を守る立場の重みがにじむ。

④丸数字がイージーな分、一度使うと脱出困難

別の学習仲間が答案を前に「丸数字を使わず書くのは意外に難しい…」と汗を流し、思い通りに書けず苦戦が続く。

【以上により○○】丸数字並列列挙がいつから減点されるか、試験委員目線でAI検証

ふぞろいが並列列挙+以上により〇〇の構文をゴリ押しする狙いは、周囲の答案を自社に引き寄せるほど自分が2割ワンチャン。丸数字を使って楽をすると脱出困難なので、最初から使わないのが吉です。

Step-1:ふぞ構文で2割合格する理由

①理由は①②③。以上により○○。

丸数字構文は「理由は①来店頻度低下②競合攻勢③新市場存在。以上により施策が必要です」と記述する形式です。三つの理由を並べることで、設問に答えている印象を与えやすく、答案欄を均等に埋めやすいため、初学者にとって書きやすい構文です。

②8,100枚を高速・効率採点するため許容

採点現場では短時間で膨大な答案を処理しなければならず、番号付きで区切られた答案は視認性が高く誤読を防ぎます。受験者も三十字単位で思考を整理できるため、心理的負担が軽く答案作成を進めやすいのです。そのため、短期的には効率性を理由に部分点を得やすく、ふぞろい構文で2割も受かってしまう事態を試験委員が許容した経緯とされます。

③丸数字を使うと並列列挙も可能

例えば「成功要因を三つ挙げよ」という設問では、「①駅前立地②常連顧客③SNS拡散力。以上により安定集客」と列挙すれば、与件の事実を適切に拾った答案と見なされます。この場合、因果は弱くとも設問適合と根拠引用により基礎点を得られるため、短期的には妥当と扱われてきました。

本来は因果で書く100字で、本来箇条書きする①②③を入れる「診断士構文」が成り立ったのには歴史あり。最も想定されるのは、聞いてもいない超絶知識を殴り書き、読みにくく心象の悪いベテを先に落とすため、丸数字を許容したこと。

Step-2:多数派同質化が進み、必ず8割落ちるふぞろい構文

①因果としては最弱レベル

丸数字構文の最大の欠陥は因果の筋道が欠けていることです。「理由は①売上低迷②競合攻勢③新市場存在。以上により新商品開発」と記しても、要因が結論にどう結びつくかは不明です。助言設問では施策と効果を因果で結ぶことが評価の核心であり、この構文は根本的に不適合なのです。

②根拠だらけの並列列挙で差別化喪失

教材やSNSを通じて丸数字構文が拡散すると、多数の答案が似通い、採点者は差をつけにくくなります。試験の本質は受験者を識別し上位を選抜することにありますが、同質答案の氾濫は弁別力を失わせます。そのため、委員会は丸数字構文を差別化の基準とし、狙い撃ちで落とす仕組みを整備せざるを得ません。

③R1「Ⅰ」最大の理由すら並列列挙のふぞ構文

淘汰の動きは設問形式と採点基準に現れています。「最大の理由を一つ挙げよ」と問えば列挙型は不適合で即減点になります。また「どのように」「なぜ」を問う設問では因果説明が不可欠であり、列挙は基礎点止まりです。採点も「列挙=部分点、因果一本線=加点」と整理されつつあり、丸数字構文は中期的に不利となります。

ビジネスで相手を納得させる上で欠かせない、三段論法とも言われる因果関係。そこをひたすら苦手にするが、試験にだけは受かりたい情弱相手の情報商材として、ふぞろい構文の売上が大幅伸長したのです。

Step-3:試験委員が減点を始める時期をAI予想

①あと1~2年は黙認期

直近1~2年では、従来型のノウハウ勉に依存する受験者が多いため、丸数字でも部分点を得られます。しかし、因果を明示した答案は既に高評価を得ており、上位5%は既には非ふぞろい構文シフトを進めています。すなわち黙認期とは「丸数字でも点は入るが、差がつかず上位合格には届かない」段階です。この時期に丸数字に安住すれば、本人は気づかぬうちに選抜から外れるリスクを抱えます。

②3~5年後に減点期

あと3~5年後には採点基準が明確に切り替わり、「因果を欠く答案=部分点止まり」とされます。具体的には「理由は①立地②SNS③品揃え。以上により来店増」と書けば、施策と効果の橋渡しがなく、加点対象にはなりません。

この時期がふぞろいを8割狙って落とす採点技術の真骨頂であり、丸数字に依存するふぞ答案での合格はほぼ望めなくなります。安直な書きやすさを理由に今年構文を固定化すると、1年ではそう受からない試験での数年後における致命傷になるのです。

③5年目以降は本気で減点?

今から5年後は丸数字構文が淘汰され、受験者も指導機関も「丸数字は点が入らない」という共通認識を持ちます。この時点で丸数字を使えば「古い学習法に固執し、論理を示す力が不足している」と見なされ、合格可能性は極端に低下します。

すなわち安直に丸数字で答案をまとめることは、短期的には便利でも、将来の減点リスクを抱え込む危険な行為です。初めて学ぶ方ほど「丸数字は安全」という錯覚に陥りやすく、その思考停止が最大の落とし穴です。淘汰の流れは既に始まっており、丸数字構文に固執するほど数年後の受験結果に直接的な不利益を招くことを強く意識すべきです。

今年の上位5%答案は、すでに丸数字を使わない方向にシフト済。AIはあと1~2年は丸数字許容としますが、「1年でそう簡単に受からない」試験で今年丸数字を使うノウハウに依存することがいかに危険か、試験委員視点で警告します。

今日のまとめ

Q
ワンチャン2割の合格ボーダー上で、「以上により○○」のふぞ構文が喧伝される。それは上位5%こそそこを避けて通るけど、合格期待値5%未満のノロマがワンチャン2割合格を果たす甘い汁を忘れられない?
A

丸数字①②③+以上により○○のふぞ構文は今後5年かけて淘汰されるが、一度使うとそのイージーさから離れられない。であれば最初から使わないのが吉と、私が断言します。

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