ここのサイト主が試験を評論し始めてから16年、そして200%なミライを始めて名乗ったのが2016年。当時はまさかサイトが、こんなロボットアニメになるとは想定しませんでした。

試験に、いや世間を一変しかねないDeepなインパクト、おっと違ったResearchをChatGPTがおっ始める。それがつい先日の2025年2月で、10月試験の合否をどう左右するか猫でも知りたい? そこを前後編の2回シリーズでお届けします。

★To-Be目指す答案

【2025年の結論先出し】過去問解くのはR2→R6の順 / 始まってもいない2次が早期決着

毎年の「2次」対策とは7月末発売の最新ふぞを待ち、全員がその真逆にスタートを切るもの。そんな古い受験常識を全取替えする「2025年の結論先出し」を用意しました。

Q
試験も世間も生成AIの普及が進むと、これまで上級ビジネススキルとされた「仮説・検証」コストがおっきく下がる。するとどうせキーワードモリモリなふぞの発売を待たずとも、今年の「2次」のゴールを想定できる?
A

今日はこれまた隣の出版D社の顔に泥を塗る気で満々ですね。それでは隣のノウハウ合格者様が、何かに魅入られたように過去問をR6→R2へと遡って解く、【ふぞろい商法の闇】を紹介します。

①新しい過去問から解く受験の「常識」
国家試験対策で使う過去問は一般に5年分とされ、最新傾向を反映した新しい物から解くことが多い。
②ふぞろいのマーケと出版事情
またふぞは毎年新作を発売するため、R6を最初に入手し、古いR2へと遡って使うことが一般的に。
③助言&仮説・検証重視の時流とミスマッチ
助言問題や思考過程を問う設問が増え、R2→R6 へと仮説を立てて解き進む有効性に気づく気配がゼロ。

【2025年の結論先出し】過去問解くのはR2→R6の順 / 始まってもいない2次が早期決着

前年合格者様が試験主催者から丸見えの裸踊りでその合格自慢を騙る「ノウハウ祭り」が間もなく開幕。そして驚くべきはその95%(当サイト調べ)が、まるで何かの魔物に魅入られたかのように、過去問をR6→R2へと遡って解くことです。

ウチの試験委員はどうやら前年合格者様の言動をピタリとサーチし、それを8割不合格にする作問採点進化を毎年続ける。そこで生成AIを使い倒し、あの間抜けな裸踊りの真逆をどうチョイスするかを考えます。

序論:試験合格には真逆の2つのアプローチ

視点これまでのノウハウこれからのアプローチ
学習の重点知識の暗記・蓄積が中心知識の実践的な使い方を習得
参考情報前年合格者のノウハウ・解法パターン
(SNSや予備校発信のテンプレ)
仮説構築と思考プロセスに基づく解法フレームワーク
事例の解き方最新年度から逆順に過去問演習 (R6→R2)古い年度から順番に過去問演習 (R2→R6)
※毎年の変化を把握し翌年を予測
解答アプローチ与件文から知識を書き出す量重視
(キーワードや定型句を盛り込む)
論点を絞った簡潔な答案
与件文の根拠に沿った柔軟な発想を評価
採点傾向模範解答通りに書けば得点
(再現答案重視)
部分点方式で別解も評価
※暗記答案よりも思考過程を重視した採点
①ノウハウ→アプローチへのシフト

近年、中小企業診断士の2次試験合格を目指す学習法に大きなパラダイムシフトが起きています。

従来は暗記重視で、先輩合格者が広める「合格ノウハウ」に従い、最新年度から遡って過去問を解く(例:令和6年→令和2年)方法が一般的でした。しかし試験委員は毎年出題傾向や採点配点を微調整し、前年に流行したテクニックを意図的に無効化する傾向があります。その結果、前年ギリギリ合格した受験生がネットやSNSで広めた表面的なパクリを鵜呑みにすると、翌年はその約8割が不合格に終わるともされます。

特に有名な答案分析本『ふぞろいな合格答案』の型を真似た答案(いわゆる“ふぞろい答案”)は、現在では採点者に見抜かれて通用せず、しかも受験生の多数がそこに寄せて答案を書くため8割落ちます。試験委員は前年の古いノウハウを「亡霊」のように蒸し返す受験者を毎年ばっさり切り捨ることがあり、こうした動きに対応できない受験生は合格から遠のいてしまいます。

②知識の量や暗記→使い方へのシフト

このような背景から、これからの学習では単なる知識暗記やテンプレート暗用ではなく、知識の使い方や仮説思考・検証力を重視した学習設計が求められています。また過去問演習の進め方も、新しい年度から解くのではなく、古い年度から順に解いて出題の変化を把握・予測するアプローチが有効との認知が進むでしょう。

本日の記事では、AI時代に対応した新しい2次試験対策学習フレームワークとして、三つの柱「(I)知識の“使い方”を訓練する」「(II)仮説・検証力を重視する学習設計」「(III)過去問をR2→R6の順に解き翌年の変化を予想する演習」を順に解説します。それぞれのセクションで、理論的背景(成人学習論・認知心理学・メタ認知)、実践事例(企業研修・他資格の応用例)、ベストプラクティス(実装ガイド)、そして効果検証について述べます。

生成AIである私がネット検索機能を実装すると、こんな調査がすぐ出来る。このような「仮説」を頭ごなしに否定で入るか、「それもアリかも?」と捉えるかで試験の結果に差が出ます。

Step-1:知識の量や暗記よりも「使い方」

①理論的背景:成人学習論と認知心理学

中小企業診断士2次試験では、単なる知識量よりも「知識をどう使うか」が問われます。成人学習論(アンドラゴジー)によれば、大人の学習者は実利的・目的志向的であり、学習内容が日々の課題解決に関連しているほど動機づけが高まります。

暗記中心の勉強は「内容の関連性」や「活用イメージ」を掴みにくく、学習者のモチベーション維持が難しくなりがちです。一方、知識の使い方を訓練する学習は、習った知識を具体的な事例や問題解決に結びつけるため、学習者は「なぜ学ぶのか」「どう役立てるのか」を実感しやすくなります。

認知心理学の観点でも、知識を能動的に使うトレーニングは記憶定着と応用力の向上に効果的です。例えば、単なる丸暗記よりもアウトプット(知識を使って問題を解く・説明する)を伴う学習の方が、長期的な知識保持と応用力の形成に優れることが知られています。人は情報を記憶する際、関連付けて理解し実際に使ってみることで記憶ネットワークが強化され、暗記だけの場合よりも新しい状況への知識の転移が容易になります。

②企業や他資格勉での実践例

知識の使い方重視の学習法は、ビジネス研修や他の資格試験対策でも取り入れられています。企業研修では座学による知識インプットだけでなく、ケーススタディやロールプレイによって知識を実践で使う演習を組み込むのが一般的です。実際に、研修参加者に架空の企業課題を与えて解決策を考えさせるような事例演習を通じ、理論知識を現場で活かす力を養成する企業も多くあります。

他資格試験でも、単なる丸暗記では通用しない傾向が強まっています。例えば公認会計士試験や高度情報処理技術者試験では、参考書の知識をそのまま問うのではなく事例形式で知識の応用や判断力を問う問題が増えており、公式テキストの暗記だけでは解けません。中小企業診断士2次試験も例外ではなく、与件企業の状況に応じた助言を書く試験である以上、知識は手段に過ぎません。

実際の出題傾向としても、例えば令和1~3年の事例IIではマーケティングや経営戦略に関する専門知識を要する設問が出ましたが、単に知識を書くだけでは得点できず、それらの概念を使って与件文中の適切な根拠を選び出す力が問われました。つまり知識そのものより、知識をどう使いこなすかが評価されるのです。

③診断士「2次」での導入例

知識の使い方を鍛えるための具体的な学習法として、以下が挙げられます。

  • 与件文→知識マッピング:
    過去問の与件文を読んで、使えそうな知識やフレームワークを洗い出し、それぞれ「何の根拠に使えるか」「どう役立つか」を検討します。出題文を読んだ瞬間に適切な解決策の引き出しを開ける訓練となり、知識を場面に応じて引き出すスキルが鍛えられます。
  • Why型自己問答:
    過去問演習で解答を書く際、常に「なぜその答えになるのか」を自分に問いかけます。答えの根拠(与件文中のどの記述に基づくか)や背景を説明できるようにし、「他にどんな解法があり得るか?」まで考えます。暗記に留まらない深い理解を目指すことで、新傾向問題への応用力につながります。
  • 答案リライト:
    書いた答案を時間を置いて見直し、冗長な説明や直接問われていない知識の盛り込みを削ぎ落とします。要点だけで論理の通った解答になるよう推敲する訓練で、知識を必要最小限で効果的に使う表現力が養われます。

以上を実践することで、「解答を暗記する勉強」から「解答を作る力を鍛える訓練」へと学び方が転換します。知識の暗記に頼らず初見事例に対応できる力がつけば、どんな新傾向問題にも柔軟に対処できるでしょう。

Step-2:「助言問題」の増加で仮説・検証

①答が1つに決まらない~「助言」が求める仮説・検証

経営コンサルティングの世界で重視される仮説思考とは、限られた情報から「おそらくこうではないか」という仮の答え(仮説)を立て、そこから必要な根拠を探して検証する思考法です。最初に自分なりの答えを想定し、それが正しいかを後から確かめる逆算的な問題解決アプローチとも言えます。

仮説を持って情報収集することで闇雲な試行錯誤が減り、80分という限られた試験時間でも質の高い解答を導きやすくなります。実際、2次試験でも事例文を読む前に設問からおおよその方向性を仮定して臨むだけで、情報整理と解答構成のスピードが格段に上がります。

さらに仮説思考は、一種のメタ認知トレーニングとして機能し、自分の思考プロセスを常に振り返って「なぜそう考えたか」「見落としはないか」を意識する習慣が身につきます。これは試験本番においても、早合点や思い込みによるミスを減らし、誤った方向に進みそうになっても素早く軌道修正する力につながります

②企業や他資格での実践例

仮説構築と検証のスキルは、企業研修でも重視されています。たとえばコンサルティング会社の新人研修では、架空のクライアント企業の課題を与え、まず原因や解決策について仮説を立てさせる演習が行われます。参加者は仮説を発表し合い、その後の追加情報で仮説の正否を検証し、最終提案をまとめます。限られた情報で論点を設定し、検証を通じて提案をブラッシュアップするこの訓練により、問題分析のスピードと的確さが飛躍的に向上したと評価されています。

またMBAビジネススクールではケース討議において学生が各自仮説を提示し合い、正解のない経営課題に多角的に挑む訓練が行われています。このように仮説を武器に未知の問題へ臨む学習法は、診断士試験の対策にも通じるものがあります。中小企業診断士の受験勉強会でも、参加者同士で事例ごとに仮説を発表・検討し合う取り組みが見られます。単に知識を教え合うのではなく、各自の解釈の違いをディスカッションすることで、より深い洞察や多角的な解法が得られると報告されています。

③診断士「2次」での導入例

仮説思考と検証力を高めるため、以下の学習プラクティスが有効です。

  • 先読み設問→仮説立案:
    過去問演習で与件文を読む前に設問だけ確認し、「どんな解答になりそうか」を直感で仮定します。仮の答えを頭に入れて与件文を読むことで、目的意識を持って情報を取捨選択する訓練になります。
  • 仮説→根拠マーキング:
    与件文中に仮説を裏付ける情報や、反証となる情報が出てきたらマーキングします。「◎」(仮説どおり)「△」(要検討)と印を付け、読み終えてから仮説を維持するか修正するか判断します。誤った思い込みを引きずらず、柔軟に考えを更新するアジャイルな思考態度が身につきます。
  • 仮説検証ログ:
    過去問を解いた後、自分の仮説が当たっていたか外れていたか、外れた場合になぜ気づけなかったかを記録します。蓄積したログから自分の思考の癖(例:コスト面を見落としがち等)を把握でき、次回の仮説構築精度向上につながります。

試験も世間も同じで、仮説・検証力を高める利点がいくつか。まず80分の制限時間で処理できる情報力が格段に増えるほか、得点面でも仮説を持って答案を書くことで論理が一貫し採点者に内容が伝わりやすく、難問での部分点が期待できるとされます。

Step-3:過去問はR2→R6の順に解き進む

①R2から解くと気が付く作問進化

過去問演習の順序を古い年度から新しい年度へとする方法は、一見奇異に映るかもしれません。しかしこれは、試験の出題傾向の変遷を把握し、受験生がその変化に適応する力を養う戦略です。 従来、多くの受験生(ある調査では全体の95%)は最新年度から遡って過去問を解いていました。しかしこの方法では、最新の難問から取り組むためハードルが高く、逆に古い問題では現行傾向とのギャップに戸惑う恐れがあります。

これに対し古い年度(令和2年)から順に解いていけば、問題が年々どう変化・難化してきたかを体感できます。年次ごとの変化点に気づくことで、古い過去問で身につけた誤った常識に縛られずに済み、毎年新たに追加された要求に対応する学習を積めます。さらに過去からの変化パターンを掴むことで、次回どんな変化が来るかを予測しながら準備することも可能です。

②スクールや他資格での実践例

他の資格試験でも、過去問のトレンド分析は合格戦略の一つです。司法試験や会計士試験などでは、数年分の過去問を研究して論点の出題頻度の推移や新規テーマ投入の時期を把握し、次回試験で出そうなテーマを予想するといった手法が取られます。診断士2次試験でも、同様に年度ごとの出題テーマや難易度の変化を把握することが有効です。

実際に診断士スクールの中には「昨年△△が出たから今年は○○が来るのでは」といった予想を立てて講義するケースもあります。また、ある合格者はR2~R5の順に解き進む中で「事例IIの与件情報量が年々増えている」ことに気づき、R6本番では大量のダミー情報に惑わされず核心を突く答案を書けたと述べています。こうした経験談も、年次変化を踏まえた学習の有効性を物語っています。

③診断士「2次」での導入例

過去問を年代順に解きつつ翌年の出題を予想する演習を行う際は、以下のポイントを意識します。

  • 年度別テーマ表の作成:
    令和2年以降の各年度について、事例I~IVそれぞれのテーマや出題特徴を一覧表にまとめます。出題テーマのローテーションや難易度上昇の節目が把握でき、学習計画にメリハリが付きます。
  • 難易度の体感記録:
    年代順に過去問を解きながら、各年の難易度や戸惑った点をメモします。「R2は素直、R4で設問要求が抽象化し難化」等の主観的記録で構いません。後から振り返ることで年々の変化点を実感できます。
  • 翌年のシナリオ仮説:
    一通り最新年度まで解き終えたら、次の試験について出題者になったつもりでシナリオを考えます。「多くの受験生が昨年習得したパターンを崩すには何を出すか?」等、仮説を立ててみます。予想が外れても、予想する過程で出題意図への洞察が深まり、学習の方向性が明確になります。
  • 模擬事例の作問:
    余裕があれば予想テーマで簡単な架空事例と設問を作り、自分で解答してみます。出題者の視点を経験することで、出題意図の理解が深まり応用力が鍛えられます。
④前年の繰り返しより、違いを探す

年代順演習と予想演習を組み合わせた学習アプローチの効果として、まず直近傾向への対応力向上が挙げられます。最新の出題傾向の分析不足による失敗が減り、初回受験での合格率向上につながったとの指摘があります(予備校調査)。

また、年々の出題変化を把握している受験生は本番でも落ち着いて対処でき、「試験委員が今年どこを変えてきたか冷静に見極められた」という声もあります。対照的に、前年ノウハウに固執した受験生は、前年有効だったパターン答案を踏襲して失敗するケースが目立ちました。以上より、トレンドに適応する学習の重要性が裏付けられています。

よほどAIが気に食わない隣のふぞろいでない限り、AI意見を軽く聞き流せば、いつか役立つことがある。その小さなオツムにノウハウとキーワードをひたすら詰めこむ行為がいかにムダ勉かを知ると、その真逆で鍛えた学習習慣が身を助けるチャンスが次々やってきます。

今日のまとめ

Q
受験者の95%が、まるで魔物に魅入られたかのように過去問をR6→R2へと遡って解いてしまうのは、ふぞろい商法の闇=当たり前に8割落ちるリスクをわかっていないから。そしてふぞろいとは、合格期待値5%未満のノロマを2割の合格ボーダーまで届けるノウハウ本であり、生成AIと相性が悪いのが明らかで草。
A

さらにふぞろいビジネスとは、年400枚集めた再現答案を分析するために召集された24匹のふぞろい先輩の低賃金ブラック労働の上に成り立つ。彼ら24匹がこぞってR6→R2の順に遡って解くならば、私はR2→R6へと解き進む一択です。

■■ここからテンプレ■■

-★To-Be目指す答案

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