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【春の学習祭り】2年目の「2次」国語力(前) / 受験2年目の間違ったお勉強3選

「2次勉」をやればやるほどその合格率が2割に収束=8割の不合格リスクばかり高まるのは、試験委員がそう設定するため。ではなぜ過去問の答を覚えるとベテループまっしぐらになるか、AI試験委員の推理が冴えます。

Q
これからのビジネスで輝くためには上位5%で、数字に強ければ大抵の資格試験はストレートと謳うこのサイト。診断士試験をさっさと受かるには、「1次」選択肢を読み込んで国語力を高めよ、と掲げるのが好き。
A

私ならその仮説のメリデメを即座に検証し、さらに自分を有利にする。「1次」選択肢の読み込みは一つの手段として有益ですが、「2次」で要求される高度な読解・記述力を補うには、他の多角的なトレーニングも必要です。

○「1次」選択肢読み込みで国語力UP△「2次」国語力UPには他の練習も
「1次」選択肢には、試験委員直筆による洗練された語彙や論点が凝縮されており、短時間で多くの情報を読み取る練習にはなります。「2次」与件文は長文で複雑な論理展開を含むため、「1次」選択肢の読み込みだけではその読解力や記述力は不十分です。
また選択肢を読み込むことで、文章中の表現や語彙の使い方のヒントが得られるため、言葉のセンスや論点の捉え方の基礎が磨かれる可能性があります。「2次」では与件文全体の構造把握や、要点の抽出、さらにそれを100字程度にまとめる記述技法が必要になり、4択マーク式の学習アプローチとは異なるスキルが求められます。

【春の学習祭り】2年目の「2次」国語力(前) / 受験2年目の間違ったお勉強3選

つまり「1次」で語彙、「2次」で読解記述力を問う当試験では、【誰にでもわかりやすくかつロジカルに説得できる】文章を書けて初めて確実合格。そこでそうでない誤ったベテふぞ勉をからかいます。

誤り① 与件を言い換えモリモリワード

Q
業界標準として「2次」の学習目安150hが広く知られるようになり、サクッと手軽に試験を受かる入門書としてのふぞろいの価値は他に代えがたい。でもそれを2年目にやってしまうのは余程のノロマ?
A

ふぞろい=キーワード加点の一点豪華主義=それ以外の国語力には一切触れず、その与件の言い換えと並列列挙にかけては業界トップ。そこで2年目にふぞを選んで8割悪夢の末路をどうぞ。

①論理の破綻

無理に言い換えたり、根拠を詰め込みすぎると、文章の論理構造が崩れ、解答が不明瞭になります。

②因果関係&説得力の欠如

並列的な列挙に終始し、事象間の因果関係が曖昧になり、説得力のある解答が作れません。

③タイムオーバー

過度な情報を盛り込むことで、試験時間内に適切な解答を作成することが難しくなります。

誤り② EBA100字訓練でカチコチ頭

Q
ある意味正しそうに見え、実際には試験委員に最も警戒されるのがEBAの100字訓練。その理由は、与件を読まずにそれらしい100字が書けてしまうため。
A

EBAの100字訓練とは、本来の「1次」合格にほど遠いノロマが「2次」合格ばかりを念じ、1年近くかけてお勉強気分を味わうためのヒマつぶしでしかない。「そこは本来1次で培うべきじゃね?」と考える試験委員に睨まれるのは当然です。

①覚えた知識を書く悪夢

覚えた知識を無理に使おうとすることで、設問の意図と合致しない解答を書いてしまい、評価が下がる可能性があります。

②答ばかり覚えるカチコチ頭

知識の暗記に重点を置くと、未知の問題に対する対応力や柔軟な思考が育ちにくくなります。

③アウトプットの低いムダ勉

必要以上の知識を覚えることに時間を費やし、他の重要な学習項目がおろそかになる可能性があります。

誤り③ 市販の国語力本を読み漁り

Q
「1次」が語彙、「2次」が読解記述力を問う試験において、受験2年目は国語力!と悪い勘違いをして結局損した・・という口コミが後を絶たない。国語力が問われるのに「国語力本」が役に立たない理由を教えて。
A

受験2年目に国語力本を読み漁る行為は、むしろ「試験に必要な記述力の向上」から遠ざける要因となりかねません。「2次」対策では、試験特有のルールや制約に基づく実践的な訓練が提唱されるべきです。

①試験の方向性と国語力本の乖離

説明:国語力本は、文学的表現や高度な文章構造を分析する内容が多く、「2次」試験の100字で簡潔かつ論理的に記述する要求には合致しません。
具体例:試験で必要なのは因果関係を整理し根拠を的確に示す技術ですが、国語力本は難解な表現の解釈や創作的な文章技法に偏り、これらは試験の実用性と無関係です。

②本質を外した珍説奇説

説明:市販の国語力本は、著者が独自の理論や珍説を展開する場合が多く、受験者がその理論を過剰に信じ込むことで、採点基準に合わない答案を作る原因になります。
具体例:例えば、「表現力を高めるための詩的な比喩」を薦める内容が、試験の評価基準では冗長または的外れと見なされる可能性が高いです。

③時間を持て余すムダ勉がもたらす逆効果

説明:試験対策において最も重要なのは、出題傾向や採点基準に沿った実践的な訓練です。国語力本を読み漁ることで、試験に直結しない分野に時間を費やし、過去問演習や模試の復習が疎かになります。
具体例:試験で重要な「設問と与件文の対応付け」の練習をすべきところを、国語力本の長文読解テクニックに没頭してしまい、本番で根拠の薄い答案を提出する原因となります。

今日のまとめ

Q
「2次」が作問採点基準を毎年変えた上、R6は「Ⅳ」ばかりで点差をつけて、2年目3年目のベテ勉では点差がつかない=実質無効化を宣言済。この恣意的な得点操作を通じた「試験委員側の意向」を読み取る国語力にすら劣るから、やはりおベテは万年ベテ化?
A

そこでR1からの「1次」易化と「2次」合格増を、「1次」7科目による教育効果の普及狙いと読み取れば、国語力的には上位5%入り。そこで次回は、生成AIを使い倒す上位5%の国語力を紹介します。

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