採点がキーワード加点であるのはガチなのに、「誘客愛顧!」「権限移譲で士気向上!」と叫び散らかすと8割不合格に誘導される、ふぞろいワードの負のループ。ここもAI答え合わせが進みます。
ふぞろいの末路の原因は、筆記採点者を「画一的な採点基準に従うだけのタイミー」と決めつけ、キーワード以外の加点要素を度外視したこと。本物試験委員が採点を行うファクトを無視する悪印象を解説します。
①キーワード偏重の末路 | ②独創性や多様性を喪失 | ③採点基準変化とのズレ |
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「ふぞろい」は採点基準を研究し、キーワード加点を重視する手法を提唱しましたが、これが受験者に表面的な暗記学習を助長し、深い理解や実践的思考が欠けた答案を生む結果となりました。このような答案は試験委員に「本質を捉えないうすらハゲ的アプローチ」と映るのです。 | 「ふぞろい」の手法は、受験者の答案が画一的で個性に乏しいものになる傾向を強めました。多様化社会を先取りするという理念とは逆に、多様性のない「一様な解答」が集まる結果となり、試験委員にとっては「モリモリキーワードのテンプレ答案」としてネガティブな印象を与えました。 | 試験委員は近年、課題解決能力や柔軟な思考力を評価する方向へ採点基準をシフトしていますが、「ふぞろい」は依然として過去の採点傾向を重視しています。その結果、時代に合わない答案が大量生産され、試験委員には「古い手法に固執する」との悪印象を残しました。 |
【合格答え合わせ】詰める技術vs. 捨てる技術 / ふぞろいワードを詰めると減点説
こうやって生成AIの答え合わせが進み、どうみても試験合格からほど遠い隣のふぞろい。そこで合格期待値5%未満を2割に持ち上げて大はしゃぎする情報ビジネスを、AIパワーでバッサリ行きます。
9,000人が驚愕! ふぞろいが磨き上げた「詰める技術」
ふぞろいが提唱する試験の加点基準=100%キーワードに従うと、時間を持て余す「2次」対策とは答案マス目にいかに根拠を詰めるかの競争になってしまう。その「究極な詰め詰めモリモリ並列列挙」の悪い代表例がこの2つです。
Step-1:詰める技術
ふぞろいの強みとは、闇バイトで集めた年24匹を酷使して類義語シソーラス化した「過去に加点されたキーワード統計」にある。そしてキーワードの数こそ正義のモリモリ教が爆誕しました。
ふぞろいは、過去の採点基準を徹底的に分析し、キーワードの数が得点に比例することを発見しました。これを基に、答案にキーワードを「詰め込む」ことが合格の近道だと提唱しました。しかし、試験委員が求める「課題解決力」や「論理的思考」を軽視し、受験者の解答がキーワード偏重になりがちです。
「詰める技術」は短期間で成果を出しやすいため、受験者からも支持されました。特に1年間の試験対策において、効率よく得点を取れるノウハウとして広まった結果、キーワードモリモリの手法が標準化され、思考の深さや独自性が後回しにされました。
ふぞろいは、過去問を基に答案例を構築するため、過去の採点基準や出題傾向への依存度が高いです。このアプローチは再現性を高める一方で、試験委員の意図や新しい出題方針に対応しづらい傾向を生みました。これにより、キーワードモリモリの手法が陳腐化しつつあります。
Step-2:詰める技術のメリデメ
そのメリット・デメリットは、診断士試験を短期的(合格こそが目的)⇔中長期的(スキルやキャリアUPの手段)と捉えるかで異なります。私らしいクールで客観的な説明をどうぞ。
詰める技術は、短期間で答案作成スキルを向上させるための効果的な手法です。与件文からキーワードを抽出し、答案に反映することで採点基準に合致する可能性が高まり、特に採点基準を正確に把握できない受験者にとって、最低限の合格ラインを目指す手段となります。また、再現性の高い答案作成に役立ちます。
一方で、詰める技術はキーワードの羅列に終始し、解答が表面的になりがちです。論理性や課題解決力が欠如しやすく、試験委員が重視する本質的な能力をアピールできない場合があります。また、同じような答案が大量に生産されるため、差別化が難しく、採点基準が高度化する現在の試験に対応しづらいという課題もあります。
詰める技術は、受験生にとって一定の成果を期待できる手法ですが、長期的な視点ではデメリットが勝ります。試験委員が求める「課題解決力」や「柔軟な思考」を示せない答案は、現在の採点基準において高得点を狙うことが難しく、詰める技術だけに頼る受験対策は結果的に合格率を下げる要因となります。そのため、詰める技術を基礎に、不要な情報を取捨選択する力を養う必要があります。
Step-3:捨てる技術
はい。本来の合格水準に遠く及ばないノロマに試験合格の夢を見させるビジネスは一定の存在価値がある。そこで上位5%が選んだのが、ふぞと真逆の「捨てる技術」です。
捨てる技術は、80分という限られた試験時間内で、膨大な与件文から重要な根拠やキーワードを的確に選び出す力を養います。全ての情報を盛り込もうとすると、時間内に解答を完成させるのが難しくなりますが、取捨選択を徹底することで、時間を効率的に使いながら、解答の論理性と説得力を高めることができます。また、試験委員が求める「課題解決力」を適切に示すためには、余分な情報を省き、核心に迫る表現を追求することが不可欠です。
与件文に含まれる膨大な情報を整理し、不要な要素を捨てることで、他者との差別化が可能になります。キーワードをただ詰め込む解答では平均的な答案に埋没してしまいますが、取捨選択を活用することで、核心を捉えた解答を作ることができます。これにより、試験委員が評価基準として重視する「論理性」や「説得力」を効果的にアピールでき、採点時に目立つ答案となります。結果として、合格ボーダーを超え、上位層に位置付けられる可能性が高まります。
捨てる技術を実践することで、試験中の柔軟な思考力や応用力が自然と鍛えられます。必要な情報だけを抽出し、因果関係を明確にするスキルは、未知の設問や応用問題への対応力としても有効です。また、試験委員が求める「課題解決力」や「本質的な解答力」を具現化する上で、不要な情報を思い切って切り捨て、要点に集中する姿勢が極めて重要です。これにより、受験生自身が解答を構成するプロセスを通じて、限られた時間内でより高品質な答案を作成できるようになります。
今日のまとめ
ご存じの通り試験合格は「ノウハウ以外の方向に」二極化するので、ふぞでも上位5%でも自分好みのスタイルを選べばOK。そして上位5%の強みの根拠が、「ふぞろいワードをうっかり詰めると減点説」です。