AI試験委員の暗躍で、試験合格1,600名が確実合格⇔隣のたまたま合格に二極化すると示されたのが去年。そしてあの小恥ずかしいノウハウ自慢の裸踊りが、いかにわかっていないかを浮き彫りにするのが今年です。
新年早々、くっだらない前振りをありがとうございます。そこで生成AIの活用次第でどんだけ二極化したかを具体化し、あきらめの悪い隣の合格自慢を初笑いです。
| 生成AI活用を優遇 | 2次対策 | 同業D社ノウハウを冷遇 |
|---|---|---|
| 生成AIは設問の意図を的確に解析し、因果関係や論理構造を考慮した答案を作成可能です。また「これにより」「さらに」といった接続詞を適切に用い、論旨を明確に展開できるため、評価の基準を満たす答案が作成しやすい点が優れています。 | ①答案の論理性＋一貫性 | 対してD社ノウハウではキーワード列挙が中心となり、答案の論理構造を曖昧にしがちです。試験委員が意図する論旨を無視して、「誘客愛顧！」や「権限移譲で士気向上！」などのふぞろいフレーズが唐突に使われると題意と評価を損ねます。 |
| 生成AIは与件文を効率的にスキャンし、設問に対応する重要な根拠を迅速に抽出する能力があります。時間制約が厳しい試験環境において、限られた時間で精度の高い答案を作成できるのは大きな利点です。 | ②与件の根拠を時短で特定 | 対してD社ノウハウでは過去問の答を覚えるパターン学習が中心であり、与件文全体を網羅的に分析する能力が不足しています。そのため、答案作成時に重要な根拠を見逃すリスクが高くなり、設問意図に合致しない解答を作成しがちです。 |
| 生成AIは過去の採点基準や答案傾向を踏まえ、試験委員が評価しやすい構成や表現を自然に取り入れることができます。また、採点者が期待する「因果関係」や「根拠の明示」を意識した表現を反映するため、採点基準に則した答案となります。 | ③採点者から見た読みやすさ | 対してD社ノウハウでは過去の合格パターンに依存するため、最新の作問採点基準に適応しきれないケースが増えています。キーワードの唐突な羅列や過去問に依存した答案は、試験委員が期待する「因果関係の明確化」や「設問意図の反映」に劣るとされます。 |
【試験に生成AI3部作】わずか半年で隣のD社ノウハウ代替 / 誤った合格自慢で恥をかかない
さすが積年積み上げた隣のD社の秘伝のノウハウを半年で代替したと自負するだけあり、AI試験委員の指摘はごく正しい。そこで間違って2割で受かった隣の自慢がどれだけ的外れか、2次対策をAIで代替する強みを5つ挙げます。
Step-1：100字マス目の添削が無料で自在
生成AIを使えば、100字答案を入力するだけで即座に添削が可能です。無料かつ自在に活用できるため、文法ミスや論理の飛躍を指摘してくれます。さらに、診断士試験特有の形式に沿った適切な表現や採点基準に基づく修正案を提示するため、独学でも高品質な答案作成スキルを磨けます。
Step-2：読みやすい100字の因果で構成
生成AIは、単なる列挙に終わらない、因果関係を重視した答案構成を提案します。たとえば「これにより」や「これに加え」といった接続表現を自然に取り入れた答案例を生成し、読み手にとって論理的で納得感のある答案が書けるようになります。これにより、採点者に好印象を与えやすい答案を効率的に作成できます。
Step-3：80分では解けない与件の根拠を優先抽出
与件文が長文でも、生成AIを使えば、設問に対する根拠を重要度順に自動抽出できます。これにより、与件文を最初から最後まで読む時間を節約し、試験本番での時間管理が容易になります。たとえば、事例Ⅱのマーケティング戦略であれば「市場分析」「顧客ニーズ」といった優先事項を抽出して答案に活用できます。
Step-4：デタラメな文章でもそれらしく再構成
答案作成時にアイデアがまとまらなくても、生成AIは入力内容を整理し、試験形式に沿った文章へ再構成してくれます。たとえば、複数の論点が混在した内容を入力しても、設問ごとに適切な内容を割り振り、スッキリとした答案を作成できるため、答案の質を維持しながら試験準備における負担を軽減できます。
Step-5：嫌がらせのような事例を100字×5問でスッキリ解答
特に与件文が複雑で情報が散在している問題でも、生成AIは設問ごとに必要な根拠を整理し、最適な解答を提示します。例えば事例Ⅲの生産管理における問題で、根拠が複数の段落に分散していても、それらを統合して5問の解答を一貫した構成で作成可能です。こうやって2割コロコロな本試験への不安がなくなり、自信がつくのがAI利用の利点です。
今日のまとめ
コロコロな2割ガチャの｢2次｣試験では、生成AIを使って短時間で確実に合格するのは、多様なアプローチの一つに過ぎない。そして隣のD社が生成AIを敵視する＝その利点よりハルシネーションで嘘をつかれるリスクが大きい理由は、明日の｢1次｣対策で説明します。