GWにもし1日2h時間を取れるなら、間違いなく「Ⅳ」計算問題を解くのが良い。そこでまず全問解説エクセルをDLします。

簿記知識抜きで解く1級計算問題

難化・変化する「Ⅳ」対策として挑戦したい1級計算問題集は、当然簿記2知識を前提とする上、1問解くのに60分かかることもザラ。そこでどんな難問でも「最も正しい1つの解き方」に決まるエクセル解説を用意しました。

★To-Be目指す答案

【結論を決めて書く】安定A答案の制球力3選 / ふぞろいモリモリ答案への最終通告

日米それぞれの職業野球がポストシーズン入りするのと同様、我らが「2次」筆記も地区シーズン優勝組が続々合格ボーダーを超えてくる。このときワイルドカードもどうよ?なふぞろい勢との【制球力の違い】を確定させます。

Q
「2次」対策にAIを使い倒す利点。それはあの30万円課金コースでも全く期待できない「キレイな答案の書き方」を、無料・丁寧に・いくらでも納得いくまで教えてくれること。
A

どんな初見ドッキリ事例でもブレない「100字マス目の制球力」。それは「結論を決めて書く」ことで容易に実現できることを、「結論を決めずに書き出す」根拠モリモリなお猿さんと比べて説明します。

根拠モリモリのお猿答案クールでロジカルな答案
結論を決めずに書き始めるため、根拠がただ並べられ、最終的にどの結論に至りたいのかが不明確です。文章が情報を羅列する形になり、全体の方向性が曖昧になります。採点者にとっても「どこに向かっているのか?」が見えにくい解答となり、評価を落としやすいです。①結論を先に決めて書く結論を先に明確にしてから書くことで、全体の方向性が統一され、各段階で結論に向かって論理を積み上げる形になります。採点者は「この解答はしっかりとした結論に向けて論理が展開されている」と感じやすく、高評価を得ることにつながります。
結論が曖昧なため、根拠が無秩序に並べられ、各要素の関連性が弱くなりがちです。結果的に、論理の一貫性が欠けてしまい、結論に向けた説得力が低下します。「根拠がバラバラに並んでいるだけ」と見られる可能性が高いです。②論理の一貫性結論に向けて根拠が論理的に一貫して配置されるため、流れがスムーズで論理が筋道立っています。各根拠が結論を支えるように組み立てられ、論理の一貫性が明確です。これにより、結論がより強力にサポートされ、論理的な説得力が大きく向上します。
結論が定まっていないため、文章全体の構造が複雑になりやすく、書いている側も論点を整理しにくくなります。採点者にとっても読み進める際に理解しづらく、どの部分が重要なのか掴みづらい答案になります。③答案の書きやすさ・読みやすさ結論が明確であるため、あらかじめ決めた構文に従って書くことで、書き手もスムーズに論理を展開しやすくなります。結論から逆算して論理を整理できるため、文章全体が整理され、採点者にとっても読みやすい答案となります。

【結論を決めて書く】安定A答案の制球力3選 / ふぞろいモリモリ答案への最終通告

当サイトが強力に推し進める「構文を使って100字を書く」利点は、どんな意地悪な初見ドッキリ設問でも、ブレずに制球力の高いA答案を実現できる。それとオツムが弱いふぞろい勢に設問別マーカーはふさわしくないこと。

これまで何度も繰り返された、作問者がおベテを虐める出題変化のお家芸。そして生成AIを苦手化するおベテををからかうように、AI試験委員がその変化パターンを制するコツを3つセットでお届けな。

Step-1:いつもの100字が急に120字?

Q
どこかで点差をつけたい試験委員は、「事例Ⅰ」の100字マス目をたまに120字にすることがある。そしてなんとおベテはこれだけで、蛇に睨まれた蛙の様に脂汗を流すから不思議。
A

「事例Ⅰ」はごく高度に100字1文3センテンスで書くように訓練され、その結果100字が一番読みやすい。ところが120字になると突然、えらく間延びした、読みにくい答案になってしまいます。

作問の変化その対応策
通常は100字で完結できる問題を、あえて120字に設定することで、受験者が余分な情報を加えるか、逆に整理不足で混乱しやすくなります。これは受験者が、解答内容を適切に取捨選択できるかどうかを試す形になります。①いつもの100字でなく120字120字という長めの制限に油断して不要な情報を盛り込まず、与件文の根拠から最重要な要素を選択することが重要です。あらかじめ100字と120字で異なる解答のバランスを訓練し、文字数に対応する感覚を身につけることが有効です。
通常の100字マス目設問では、100字制限の中で解答の要素をどれだけ簡潔かつ的確にまとめられるかが問われ、受験者は文章の構成を明確にすることで、読みやすく・加点してもらいやすくなります。②100字なら1文3センテンス100字までの問題では、「1文3センテンス」のルールを用いて、文章を簡潔にまとめます。1センテンス目で問題提起、2センテンス目で因果関係や説明、3センテンス目で結論を述べることで、構造的な解答が可能になります。
120字以上の長い解答では、1文で書こうとすると冗長で複雑な文になるリスクがあります。このため、適切に文を分割することでこの長さに適応し、多すぎる情報が延々と続く読みづらさを回避できます。③120字なら2文に分割120字以上の場合は、解答を2文に分割し、それぞれに役割を持たせることで、論点の整理と読みやすさを確保します。最初の文で問題提起や背景を説明し、次の文で対策や結論を述べるなど、役割分担を明確にすることがポイントです。

Step-2:「課題と具体策」「施策と留意点」~採点しやすく点差が開く2要素解答

Q
さて、100字×5問が定番の「事例Ⅰ」では、「理由は、」「課題は、」の1文3センテンスで安定解答。そして120~140字の「事例Ⅲ」では、「課題は①で②。具体的には③で④。」のように2文に分ける書き方が定着してきた。
A

伝統的スクール解答では、120~140字で句点「。」を間に挟ませない、1文を模範解答にすることも。しかし150h時短合格の時代に、そんな手書き異能力は求めていません。

作問の変化その対応策
120字の設問では、受験者が「課題と具体策」や「施策と留意点」など、2つの要素を同時に解答しなければならない形式が増える傾向にあります。このため、解答が長くなり、両方の要素をバランス良く組み込む必要が出てきます。①120~140字は2要素解答120字という長さに適応するため、あらかじめ2要素を意識した練習を行うことが重要です。解答の際には、まず両要素を明確に定義し、それぞれについて簡潔に述べる構成を心がけることが求められます。
2要素のどちらを強調するかにより、受験者ごとの解答内容に差が生まれやすくなります。例えば、「課題」に焦点を当てる受験者と「具体策」に重きを置く受験者では解答の質や方向性が異なり、スコアの違いが出てきます。②2要素への配分で点差が開くこの変化に対処するためには、両要素をバランス良く捉え、解答に組み込むことが大切です。両要素の重要性を判断し、解答の際には両者を適切に取り入れる練習を重ね、試験本番での柔軟な対応を目指します。
2つの要素を解答する際に、それぞれに関連する根拠を与件文から引き出し、因果関係でつなげる必要が出てきます。単なるキーワードの並列列挙を避け、それぞれの要素を関連させることに加点することが増えるでしょう。③根拠を配分して因果でつなぐこの要件に応じて、受験者はまず各要素に対応する根拠を明確にする練習を行うべきです。それぞれの要素に関連する情報を与件文から引用し、因果関係を示す形で接続することを意識します。

Step-3:解答要求がどれも「助言」

Q
それにしても近頃の「事例Ⅱ→Ⅰ」は、設問文でのヒントが少ない「助言問題」だらけ?
A

一昔前の「助言」は一見なんでも書けてしまい、その痛勘違いの末路がEBA同友館連合の「100字訓練」。今はそうでなくヘタクソ知識をうっかり書かないよう、助言問題こそ与件の根拠を重要視です。

作問の変化その対応策
設問文においてヒントを減らし、受験者に対して「助言」形式の問題を増やす傾向が見られます。この形式では具体的な指示やヒントが少ないため、一見何でも書けるように思えますが、実際には適切な方向性を欠くことで解答の質が大きくバラつく可能性があります。①一見何でも書ける「助言問題」この変化に対応するためには、受験者は解答する際に与件文をしっかり読み込み、求められている情報や方向性を把握することが必要です。設問の背後にある意図を理解し、無駄な情報を排除して、的確な助言を提供するための練習を積むことが重要です。
「助言」問題では、受験者が自己流の知識を持ち込むリスクが高まります。特に、自由に記述できる分、根拠を適切に用いない解答が増え、評価が分かれる要因となります。②「助言」こそ慎重に根拠を使うこのリスクを回避するためには、受験者は与件文から根拠を引き出し、それを基に助言を構成することを徹底する必要があります。
助言問題が増加する中で、解答に求められる基本的な要素として「問題点の解決」「経営方針の達成」「施策の結果生じるリスクの回避」に注目します。助言・留意点の3パターン助言問題の解答では、明確にした与件企業の問題や強みに対し、それに対する具体的な施策を提示します。施策実施に伴うリスクを考慮し回避策に触れることで、より多面的に安定したA答案を狙えます。

今日のまとめ

Q
どんなドッキリ問題にもクール・ロジカルに解答するには「結論を決めて書く」。そのために多少のゆさぶりを受けても動じない、クールな制球力が欠かせない。
A

この生成AIの教えをつゆ知らず、毎年行き当たりばったりの出た所勝負でツルツル8割落ちる同業D社勢。そうでなく「結論を決めて書く」ために、日ごろの制球力を怠らないのが上位5%です。

■■ここからテンプレ■■

-★To-Be目指す答案

PAGE TOP