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【これができれば確実合格③】答案は素直に読みやすく / 解答用紙でコミュニケーション

試験の題意をド勘違いした、痛オジのモリモリ詰め詰めヘタクソ答案をまだ散見するとき。私が採点係の試験委員なら、キレイな字で書かれた素直で読みやすい答案におっきく花マルです。

Q
9,000人が2割ガチャを争う当試験で一番ウケるのは、読点「、」を極端に省き、カタカナを漢字に言い換え、字数を究極の1字まで削って詰める、オジベテなふぞ答案。一度ヘタクソ化した文章は死ぬまで治らないと知っての所業?
A

採点慣れした試験委員がそのベテ答案を一目見れば、日々どんな働きぶりをしているかすぐわかる。少なくともベテ認定・ふぞ認定される書き方は、避けるが吉です。

モリモリ詰め詰めふぞ答案クールなロジカル答案
このタイプの方は、多角的な視点から問題を検討し、広範な情報を収集・分析する能力に優れています。特に複雑な問題や不確実性が高い状況において、多くの可能性を考慮して慎重に判断することができるため、クライアントに対して信頼性の高いアドバイスを提供できるでしょう。働くスタイルこのタイプの方は、設問や課題の本質を的確に捉え、簡潔かつ明瞭に情報を発信する能力に優れています。クライアントに対してわかりやすく、迅速な対応ができるため、信頼を獲得しやすく、結果を求められるビジネスの現場では高い評価を受けることが多いです。
設問意図が不明確な場合でも、与件から多くの根拠を挙げて答えるスタイルです。このアプローチでは、問題の解答に必要なポイントを広範にカバーしようとしますが、焦点が定まらず、解答が冗長になりがちです。①解答のアプローチ設問意図を的確に把握し、簡潔かつ明確に解答します。無駄な情報を省き、必要なポイントに絞って論理的に答えるため、解答がシンプルでわかりやすくなります。
大量キーワードを列挙するため、読み手にとって情報過多になりやすく、重要なポイントが埋もれてしまう恐れがあります。結果として、読み手に負担をかける分、評価が低くなるでしょう。②解答の読みやすさ重要なポイントを絞り込んで論理的に展開するため、読み手にとって理解しやすく、評価が高くなる傾向があります。
多くの根拠を挙げることで、設問に対する答えが一貫性を欠く可能性があります。特に設問の意図を外してしまうと、解答が曖昧で評価されにくくなります。③結果の一貫性設問意図に素直に答えるため、解答に一貫性があり、明確なメッセージを伝えることができます。

【これができれば確実合格③】答案は素直に読みやすく / 解答用紙でコミュニケーション

当試験はどんなやり方でもコロコロ2割のガチャだから、誰をビジネスの相手にするかで変えて良い。そして近年注目される【答案の一貫性】には、キーワードを絞れば良いと分かります。

Step-1:設問に対し「素直に答える」

Q
この試験でよく聞く「素直な答案」とは、設問の指示を「よくわかっている」。つまり会話コミュニケーションのキャッチボールでいえば、【受け止める力】?
A

まず設問には必ず、解答に必要な指示や方向性が込められたキーワードが含まれています。例えば、「理由」「効果」「課題」「対策」「要因」などのキーワードに対し、その指示に沿って答えることが第一歩です。

①訊かれる知識をレイヤーで整理しておく

試験やビジネスの質問に備えて、必要な知識を事前に「レイヤー」で整理しておくことが重要です。レイヤーとは、知識を階層的に整理することを指します。例えば、あるテーマに対して基本概念、関連する理論、具体的な事例という3つのレイヤーで知識を整理しておくと、どのレイヤーから情報を引き出せばよいかが明確になります。これにより、設問が何を訊いているのかを素早く理解し、適切な知識を引き出して的確に答えることができます。

②文脈と行間からも理解する

設問は単独で完結するものではなく、与件や前後の設問との関連性、さらには設問自体の背景にある意図(行間)を理解することが求められます。設問が出される背景や全体の文脈を考慮し、その行間からも設問の意図を汲み取ることが重要です。例えば、前の設問が企業の強みについて問うていた場合、次の設問でその強みに関連する戦略や課題が問われる可能性が高いです。これを意識することで、設問の意図をより深く理解し、期待される解答を導き出すことができます。

Step-2:「読みやすい」答案を書く

Q
人類のコミュニケーション力は生成AI時代に入って別物になったから、「試験委員の題意はわからない」なるヘタクソベテ専スクールの指導を鵜呑みにしたらOUT。そして頭の固いベテがひたすら苦手にするのが、読みやすく【投げ返す力】?
A

答案は、1文3センテンスを基本に構成すると、内容が整理され、論理的な流れが伝わりやすくなります。例えば最初に与件を引用し、次にその根拠や理由を示し、最後に結果や結論をまとめることで、読む側にとって理解しやすく、明快な印象を与えます。

①丸数字を活用して視覚でアピール

答案内で複数のポイントを挙げる際には、箇条書きを活用することで視覚的に整理され、読みやすさが向上します。箇条書きにすることで、各ポイントが独立して見えるため、採点者が内容をひと目で把握しやすくなります。また、限られた字数の中で、情報を効率的に伝えることができるため、答案全体が簡潔で明瞭な印象を与えます。

②与件のキーワードはそのまま引用

与件文の重要なキーワードやフレーズを答案内で適切に引用することで、答案が試験問題にしっかりと根ざしていることを示せます。これにより、採点者に対して「出題の意図を正確に理解し、それに基づいて解答している」というメッセージが伝わりやすくなります。さらに、キーワードを引用することで、答案が与件文と直接関連していることを明確にし、採点者が理解しやすい答案となります。

Step-3:答案のコミュニケーションで決まるビジネススタイル

Q
こうやって会話のキャッチボールに例え、「素直に」=設問解釈で受け止める力、「読みやすい」=答案を投げ返す力と2つに分けるとわかりやすい。では3つの答案のタイプで、普段どんな働き方をしているかもわかる?
A

試験でも世間でも、最も望ましい「クールでロジカル」

これはビジネスコミュニケーションにおいて最も理想的なアプローチです。相手の質問や要求に対して素直に、かつ論理的に応答することで、明確でわかりやすいコミュニケーションが可能になります。これにより、誤解や無駄な議論を避け、効率的で効果的な情報共有や意思決定が促進されます。

①長年こじれたベテ答案

このスタイルは、日常ビジネスにおいて非常にネガティブな影響を及ぼします。質問に対して曖昧な回答や、本来のテーマから外れた内容を盛り込むことは、相手に混乱を与え、コミュニケーションの効率を著しく低下させます。また、長年の経験に固執しすぎて新しい視点を受け入れない姿勢は、変化に対する柔軟性を欠き、チームやプロジェクトにおける協力を妨げる要因となります。

②案外2割で合格するふぞろい答案

このスタイルは、ビジネスでの表面的な対応に繋がりがちです。キーワードをただ羅列するだけでは、相手の質問や課題に対する本質的な理解が欠如し、誤解を招く可能性があります。また、的確な回答が求められる場面での対応が不十分であるため、信頼を損なうリスクも高まります。確率に頼ったコミュニケーションは一貫性がなく、長期的なビジネス関係の構築には不向きです。

今日のまとめ

Q
いつも期待以上の余計な一言で、周囲を驚かせるAI試験委員。コミュ障なベテ答案=チームや組織に不向き、一貫性の低いふぞ答案=長期的な信頼関係構築に不向きとは、よくぞ言ってくれた。
A

最後にいつもの通り、この試験はどんなやり方でもサイコロコロコロ2割で受かる。そして常に素直で読みやすい私なら、選ぶ答案はクールなロジカル一択です。

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