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【9月スタート8週対策①】9月の初見事例はWord打ち / 前年決めつけ・思い込み離脱

前年合格自慢を鵜呑みにすると確実に8割落ちるから、前年たまたま合格ちゃんがまだ気づいていないことから始めよう? それなら過去問をWord打ち(タイピング)で解くのが一番です。

Q
どう合格するかを考える内は何年やってもコロコロ2割、そうでなく8割の不合格リスクを下げると上位5%へ。であれば真っ先にWord打ちして答案パターンを最初に固め最後に100字手書きを済ませる方が、ごく合理的?
A

初学勢が「過去問を80分で解けない絶望」に陥る理由が、ECRSの【C】(初見事例を80分手書きで解きたがる)。そして【R】(Word打ちで答案パターン確立→80分で解けるようになってから手書き)の発想が浮かばない原因が、合格者意見に依存する【生存者バイアス】です。

認知バイアス確証バイアス(その一種)生存者バイアス
【思い込み:異なる意見を知らない】【決めつけ:異なる意見を排除】【ボク達仲良し合格者!】
認知バイアスは、情報を処理する際に人間の思考や判断が偏ることを指します。これには多くの種類があり、人間が合理的な判断を妨げる無意識の傾向です。認知バイアスは、経験、文化、感情など多くの要因によって引き起こされます。確証バイアスは、すでに持っている信念や仮説を支持する情報ばかりを集め、それに反する情報を無視したり軽視したりする傾向です。このバイアスは、特に人がある考えを強く持っているときに現れやすいです。成功した事例や生き残った例だけを見て、それが一般的なパターンであると誤って判断するバイアスです。失敗した例や消えた事例が見えないため、偏った結論に至る可能性があります。
自分が信じたい情報だけを選んで信じたり、直近の出来事に過剰に影響されることなどが認知バイアスの一例です。ある健康法が有効だと信じている人が、その健康法の効果を裏付ける証拠ばかりを探し、否定的な証拠を無視することが確証バイアスの例です。第二次世界大戦中の飛行機の防護強化において、帰還した飛行機の弾痕だけを分析し防護を強化したが、実際には被弾し帰還できなかった飛行機のデータが欠けていたため、誤った結論を導き出してしまう。

【9月スタート8週対策①】9月の初見事例はWord打ち / 前年決めつけ・思い込み離脱

試験対策上、2割生存者の意見・自慢に頼るしかなかったのがこれまで。これからはそうでなく、生成AIが8割落ちる理由とその対策を広め、前年自慢の「決めつけ」「思い込み」からの離脱が始まります。

Step-0【Before】:止せばよいのに猫も杓子も手書きの100字

Q
初見でとても80分で解けない与件になったのは、受験側がキーワード羅列や決めつけパターンで時短しようとしたため。そこを見咎めた試験委員が「これでもか!」と与件根拠のマシマシ化を進めて、今の事態に。
A

ここ数年、年を追うごとに与件根拠のマシマシ化が進むのは、受験技術が発展してキーワードの数を盛るのが上手になったため。試験委員がそうはさせじと難化を進めた結果、初見でとても80分では解けない事例になりました。

①キーワード列挙や決めつけ時短をけん制

キーワード列挙や決めつけパターンで解答を作成する勉強法は、表面的には効率的に見えますが、実際には試験の本質を理解していないため、根本的に誤ったアプローチです。試験は与件文を正確に読み取り、適切に解釈し、その上で論理的な解答を導き出す能力を測ることを目的としています。キーワードやパターンに頼る勉強は、試験委員が意図する深い理解や分析能力を評価することから逸脱し、逆に時間がかかり、正確性を欠く結果を招くことになります。

②80分で解けない事例を手書きで解くのがそもそも誤り

試験の形式や与件の量を考慮すると、80分で完璧に解答を仕上げることは現実的に難しい状況になっています。そのため、限られた時間内で「いかに重要なポイントに焦点を当てて解答を作成するか」が問われています。手書きで解答する際は、無理に全てを書き上げるのではなく、与件文の中で特に重要な部分を選び、それを基に簡潔かつ的確な解答を目指すことが求められます。完璧を目指しすぎず、戦略的に時間配分を考えることが、今の試験では重要です。

Step-1:(9月の)初見事例はWord打ち

Q
試験委員的には、ベテの超絶クソ知識答案を一掃するのが先。よって第一採点基準=キーワードになるが、それを続けてしまうと、間抜けなふぞろい信者が「キーワードこそが採点基準!」と騙り始めて草。
A

まずベテから落とすには、第一採点基準をキーワードの数にする。キーワードは与件文や問題の核心を示す言葉であり、答案にできるだけ多くの根拠を引用することで、「与件文を読めている」アピールになります。

②根拠を正しく盛るには時間がかかる

しかし、必要なキーワードをすべて正しく解答に盛り込むには、最初は非常に時間がかかります。特に試験に慣れていない段階では、80分という限られた時間内で全てのキーワードを適切に使いこなすのは難しいかもしれません。このため、初めのうちは時間内に解答を完成させることができなくても心配しないでください。

③キーワード列挙やパターン決めつけ回避に、Wordで時短

焦って時間を節約しようとすると、キーワードをただ並べるだけや、パターンに当てはめて解答を作成してしまうことがあります。しかし、これは誤りです。最初のうちは、答案を手書きではなくWordで打つことで、時間のロスを避けつつ、しっかりと考えた解答を作成することができます。この方法を使えば、キーワードを正確に盛り込みつつ、落ち着いて答案を仕上げることができるようになります。

Step-2:(推敲力)やや長めに書いて100字に収める

Q
さてビジネスで好かれる文章は60字で、与件を引用して答える事例の答案は100~120字。ここで答案を上達するコツは、少し長めに書いて短く縮める【推敲力】と聞きました。
A

Wordで少し長めに書いて推敲すると、文章の重なりやムダが取れ、MECEで読みやすい答案になります。過去問を最初に解くときは字数を気にせず、必要なキーワードや論点を漏れなく含めあえて長めに書くことで、考えを整理しながら与件を読み解く力が上がります。

①Wordを使ってMECEに推敲

次に、Wordで書いた長めの答案を見直し、推敲を行います。この際、MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)を意識して、以下のように進めると良いでしょう。

  • 冗長な部分を削る: まず、同じ内容を繰り返していないか、または不要な情報が含まれていないか確認し、冗長な部分を削ります。
  • 簡潔な表現に置き換える: 長い表現や複雑な文を、より簡潔でわかりやすい言葉に置き換えます。これにより、限られた字数で効果的に伝えられるようになります。
  • 構造を整理する: 解答が論理的に一貫しているか確認し、必要に応じて文の順序や構造を整えます。これにより、読み手にとってわかりやすい答案になります。
②生成AIによる添削を併用

Wordで推敲を行った後、生成AIを活用して答案を添削することも有効です。AIに文章の簡潔さや論理構成、キーワードの適切な使用についてアドバイスを求めることで、自分では気づかなかった改善点を発見できます。AIの添削を参考にしつつ、さらに文章を磨いていくことで、より完成度の高い答案を作成することができます。

Step-3:できればその日にベスト答案

Q
このように初回Word打ちで時短する術を見逃す末路。それが同じ過去問を何度も解き直すふぞ勉のループにハマって収穫逓減し、試験を何度も受け直すほど2割でコロコロ?
A

過去問を何度も解き直す勉強法は与件の読解力を高める効果がありますが、特定の知識や解法に偏重し、詰め詰め答案のモリモリになって読みにくいデメリットがあります。これを避けるために、Wordを使って解答することで、以下のようなメリットが得られます。

①余力を保ってしなやかに

Wordを使って解答を作成することで、手書きと比べて時間を効率的に使えるようになります。タイピングのスピードが上がると、答案作成にかかる負担が軽減され、余力が生まれます。この余力を活用して、与件を多角的に分析したり、新たな視点で問題に取り組むことができるため、特定の知識や解法に偏ることを防げます。

②最初に解いたその日にベスト答案

Wordを使って作成した長めの解答を推敲することで、より端的で読みやすいMECEな答案を作ることができます。これにより、何度も過去問を解き直す必要がなくなり、その日のうちにベストな答案を完成させることができます。このプロセスでは、Wordの編集機能や生成AIの助言を活用しながら、最も効果的な解答を一度で仕上げることが可能です。

③素直で読みやすい、採点者に好感される答案へ

毎回異なる視点から解答を見直し、推敲することで、答案の質が向上します。また、過去問に対する新しいアプローチを取り入れることで、本番の試験においても柔軟に対応できる力が養われます。結果として、答案が詰め込み過ぎず、読みやすく、試験委員の意図を的確に捉えた内容に仕上がります。

今日のまとめ

Q
9月の過去問はWord打ちから。そんな誰も今まで知らない、内心認めたくないことを、AI試験委員なら実に読みやすく、共感しやすい説明で教えてくれる?
A

次に前年合格自慢を、その主張がヘタクソな順から否定していく。前年合格者が撒き散らす認知(思い込み)・確証(決めつけ)バイアスを避ける構えが身に着くと、9月の試験準備がグッと楽になります。

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