【ワンチャン】
「ワンチャンス」(ONE CHANCE)の略で、『可能性は高くないけど成功するかもしれない』という期待を込めた気持ちを表現する用語
出典:キーワードノート
「2次」は初学有利のワンチャン試験。
今年受けるかどうするか。
最近どうも学習ペースのノリが悪い。今年の「1次」を受けるかどうしょう、あるいはもう断念しようかな。今日はいつもと趣を変え、「1次」対策が不調な方むけの内容です。
診断士「2次」は、2019より2020年の方が受かりやすい。それなら無理に2019「2次」を受けるより、計画1.5年で2020年のワンチャン狙いを。
「1次は予選で2次が決勝。1次は420点取れば良いのです!」。そこそこ大手なスクールにそんな講師を見かけて苦笑いに。違うよ、イマの「2次」はうすっぺらな国語ノウハウで勝てるほど甘くない。試験対策を1年延ばすなら、むしろ「1次」の暗記を鍛える方が得策なのです。
【ワンチャン】2019試験⇔2020試験、与しやすいのはどちら?
1⃣2020「2次」が2019より受かりやすくなる材料
ミライの予想は、いつもの「風が吹いたら桶屋」式で。
- 2019「2次」はまだ混沌。どう変化するか予測不能。
- 2020は試験日程が変わり、「スト有利」と大手校が集客熱心。
- その変化を嫌った、受験継続断念者が増える。
- 「2次」受験者5,000人確保のため、「1次」が易化する。
- 「1次」知識の薄い受験者が増え、知識が厚いと「2次」有利。
- 五輪イヤーで気前が良くなり、合格枠がもしやの増加?
へぇ、「2次」初挑戦を2019⇔2020のどちらにするか? それは計画的に決めるのか。
はい、「2次」は毎年難化するため原則早い方が良いのですが、2019→2020は上記の特例に注目です。
2⃣0.5~1年合格:それでも2019合格を狙うケース
「財務」「Ⅳ」が得意な場合→2019合格が狙い目です。
今年の受験をどうするか思案中だが、「財務」なら得意な方な限定で。
①スタディング法 独学or通学を選んだけど、どうも成果が挙がらない。 →学習法が間違っています。今の業界新標準スタディングの効果(60点狙い・速聴・デジタル問題演習)に注目すれば、今からゼロで始めても8月試験に間に合います。 |
②超・速学法 とにかく時間がないけど、この試験は1年で受かりたい。 →「1次」は暗記の試験なので、時間をかけることが基本です。そこで時間が取れない方は、「過去問を当てる」までの時間ロスを省き、解かずに答えを先に見て、テストに出る所を覚えます。得点力は下がりますが、420点ならこれで届きます。 |
「財務は毎日コツコツ」「1日1問」のムダを省き、朝昼各30分+夜1hをフルに暗記に使うと、今から週14h×18週=250h。暗記に絞って言えば、十分な学習量です。
3⃣1.5年合格:2020年目標に切り替えるケース
「財務」「Ⅳ」が不得意な場合→2020合格が狙い目です。
診断士の「1次」は暗記で、「2次」は国語の試験。1年でスパッと受かるのは「もともと国語が得意な方」だから、ここは慌てず、むしろ長期計画で力を鍛えます。
このとき、2019「1次」は無理に7科目一発合格ではなく、「財務」「経営」「運営」以外の4科目の60点科目合格狙いに。
①科目合格狙いのメリット 「1次」低スコア+「Ⅳ」不得手で2019「2次」を通過する見込みは限りなくゼロです。であれば2020年は、「2次」専念より「1・2次同時学習」で基礎知識を鍛え直す。最近の注目はそっちです。 |
②2020年逆転合格の鍵は「Ⅳ」のヒト並み 8月「1次」を終えたら診断士の勉強を一度止め、11月の簿記2級に専念します。2級は最近そこそこ難しいとされますが、ここを受からない様では「2次」合格はない。背水の陣は効果と結果の自信を高めます。 今後の「Ⅳ」出題は計算→理論にシフトするので、「1日1問計算練習」の弊害を回避できることもメリット。そして12月以降は、「経営」「運営」「2次」の強化に専念です。 |
今日のまとめ
仮説:2020「2次」は2019より受かりやすい。
この試験は、猫も杓子も我先にゴール目指せば良いってものではなく。「2次」とはどうやら、先入観のない、初見のワンチャンの方が受かりやすい。
そこで、自分の「2次」初挑戦を、2019⇔2020のどちらにするか。競争のゲームは、そんな所から始まったりします。忙しい年度始め。嫌々暗記を詰め込むより、むしろ「1次」の知識欲を満たすのも、悪くないのです。
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