「1次」高得点にはコツがある。
コツ(骨) 【英】tip(s), trick
出典:語源由来辞典
【意味】物事をするための大切なポイント。要領。勘所。
【語源】骨は体の中心にあり、体を支える役目を果たしていることから、人間の本質や素質などを意味する。そこから、コツは勘所や要領も意味するようになり、物事の本質を見抜き、自分のものにすることを「コツをつかむ」と言う様になった。
最近の初学者はヤケに短時間で合格するな? しかも「1次」は500点超えのハイスコア。
勿論それにはタネも仕掛けも大ありです。「1次」とは、7科目分の知識を4択マークで暗記ゲー。要は脳をうまく騙すインプット作業であり、脳の記憶のメカニズム上、必ず全員共通の「コツ」に至ります。
参考まで、「2次」はちょっとオトナの国語の試験。このアウトプットは個人の素養・知識に左右され、「ノウハウ」を追い求めると百花繚乱に。しかも毎年変わるし。。
そこで当試験をスッと駆け抜けるため、サッと掴んでおく「1次」の勘所はどこかな? 最新体験記の中で探してマークしておく「全員共通でマストな高得点のコツ」はここ。ではどうぞ。
【抜け駆け2019】#2「1次」高得点のコツ~勘所をサッと掴んでスッと駆け抜け
最新体験記に出てくる「1次」全員共通のコツがこの3つ。自分が狙うスコアに適したスタイルを。
1⃣学習計画+記録~スタディプラス
①暗記対策に、細切れスキマ時間の活用が有効。
②学習時間(1次知識)を「貯金する」と、2次で有利。
③週間学習パターンが決まると、自然と机に向かう。
④7科目の好き嫌いによる、時間配分の偏りを防ぐ。
おまけ:周囲の参考になったり、互いの刺激になる。
当試験は断定・決めつけNGだから、勿論学習時間を記録しないのもアリ。でもそれは「個性」「好み」であって、メリットが客観化され全員採用しておかしくないものを、当試験では「マスト」「セオリー」と呼びます。
2⃣テキスト+問題集選び
「経営」は辞書より分厚い同友館の 過去問で。「財務」ならTACで、「法務」ならLECがいいかも?
いえそうでなく、テキスト+過去問選びは自分好みの出版社のものをシリーズで揃えていくことが上策です。
学習パターンの基本は7科目共通なため、経験効果が働くから。
周囲は自然にやることでも、いちいち自分に理屈で説明しておく。すると学習効果も高まります。では代表的なマストを、今後の伸びしろ順にどうぞ。
もっとも凶悪化、劣化が年々進むステマ商法は国内限りで。我が国の国際評価を下げないよう間違ってもアジア進出などは企まないで欲しいものです。
30万円近い通学クラスのテキストをB4→A5に変えただけで数千円で入手できるコスパは驚き。ですが、長年改訂をさぼった「運営」スピテキはクソです。
3⃣過去問回転+4択間違い探し
4択の誤答選択肢とはランダムに出題者がその日の気分で作るのでなく。1問で4~5つの知識を効率的に「教える」ために、正解選択肢から日本語のどこかを変えてきます。
例を挙げると、「技術経営」の誤答選択肢の×を1つずつ○に。すると「事例Ⅰ」「Ⅲ」にまるっと使える最新の「経営セオリー」を、1問で4つも入手できます。
国家試験としての整合上、「経営」過去問選択肢の内容に反することが、「2次」筆記の正解になることはない。だから、この「経営セオリー」を沢山覚えておくほど、「2次」のドボンを避けられます。
参考:「2次」対策
「2次」に受かる「コツ」はないけど、全員共通のマストはこちら。
1⃣ ふぞろい~5,000人にマストの入門書
当サイトでは辛辣な扱いですが、「2次」学習のスタートに欠かせないのが、5,000人にマストな入門書の「ふぞろい」。だって、いかに周囲と同じ答案を書くかで合否が決まるなら、周囲の平均的な受験者/合格者のやり方を見逃す手はない。
1.5倍に盛った似顔絵をはじめ、悪い所を挙げたらキリがないけど。信者⇔アンチが半々と知っていれば、怖い物はありません。
2⃣ 2018年8月革命
今日のまとめ
何だ、この試験。要するに、
「1次」ではコツを活かした知識のインプット。
「2次」は訓練で鍛えた国語のアウトプット。
だから高得点のコツがあるなら、使わにゃ損。そして「1次」の勘所があと一つ。当試験は「1次」=インプット、「2次」=アウトプットと表裏一体で捉えることができる。すると「1次」でアウトプットしたり(笑)、「2次」でインプットし直すムダが省けます。
容易に真似できないので、「コツ」ではないけど。最近ヤケに短時間で合格する方が増えた理由は、ここでしょう。
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