ふぞろいが反面教師で、ノウハウ全面禁止。増枠時代の試験のミライを先取りします。

【540点診断士座談会(上)】「1次」試験に落ちない方法

たぶんセンスと地頭なんだよ。

最近の試験ブログは、右を見ても左を見てもスト合格ブーム。そのきっかけのひとつが、この本の存在です。

「1次」540+「2次」260の高得点は再現可能。
その考え方を文章でポンと提示した

スト合格なんて、センスと地頭。加えてたまたま。それは確かにそうなのですけど、その見方が通用したのは昨年まで。

成功パターンを言葉にすると再現性が生まれ、
それを組織内で学習するとチームの強みに

当座談会参加の540点合格者2名とは、センスと地頭が服を着て歩いている様なもの。でもその合格スタイルを文章にすると、実は地頭以外の何かがあった? 前半テーマ「1次」対策からどうぞ。

【540点診断士座談会】「1次」試験に落ちない方法

日時:2018年5月22日(火)21:00~22:00
場所:TV会議
パネラー:Kさん(「1次」545点)、Dさん(「1次」540点)
司会F:ふうじん

1⃣この時期の「1次」対策

司会F:座談会前半は「1次」対策ですが、もう自分の学習スタイルは固まっている段階なので、「こうすれば合格」ではなく、「不合格になるパターンはこれ」。そんな視点でご意見をお願いします。

1⃣-1 努力しても点が伸びない時は

周囲の良い点を柔軟に取り入れ。でも伸びない原因を知るのが先。

Dさん:学習量が足りない方は、苦戦しがちです。私は平日3h、休日8h、週35hペースでしたが、周囲のTAC通学生で「平日1時間」という話を聞くと、予習、復習はそれで足りるかな?という印象は持っていました。

Kさん:答練や模試で高得点を重ねると、「どうすればそんなに高得点に?」と聞かれることがよくありました。もちろん勉強量が大事ですが、効率の違いもあります。つまり、なにか変な問題にこだわってしまう「ムダ」や、論点の優先順位付けが足りない「ムラ」は、不合格の原因になります。

F:私も含め、3人ともTAC通学生ですが、「経営」→「財務」→・・、と進めていくと学習効率が良いカリキュラムになっていますよね。では最初の2科目「経営」「財務」の得手不得手の違いはどこでしょうか。

D:最初に、「勉強の仕方」を知っているかどうかの差でしょう。「勉強の仕方」とは各科目に共通の点、科目ごとに違う点があります。例えば「財務」なら、簿記の仕組みを理解したうえで、手を動かして暗記(体得)。そんな科目独特の対策スタイルがあり、ここの飲み込みが遅いと、答練の点数が上がり出すまでに時間がかかってしまいます。

K:「経営」では、普段見聞きしていることを聞かれます。このとき頭ではわかっていても、テキストのインプットや問題集のアウトプットでは、国語的な得手不得手が分かれます。ここも答練の点数が上がるまでにかかる時間の差になります。

D:一方、「情報」「法務」などの暗記科目対策には、覚える→忘れる→思い出すを繰り返す、独特の特徴があります。このペースを掴むにも慣れが必要ですから、勉強した割に点数が伸びない場合は、周囲のやり方との違いをチェックするのも良いでしょう。

K:勉強法は個人差がありますが、「財務」でも暗記科目でも、「効率の良さ」を意識すると、みな似通った学習スタイルになっていきますね。

F:通学を選ぶメリットは。「答練で高得点を取る」ことの効率の良さです。それがわかっていても、答練高得点を狙う方⇔準備不足で受け身の方の違いが出るのはなぜでしょう。

D:診断士試験を受ける方には、「勉強が得意な自負」や「自分の成功スタイル」が、ある程度根っこにあり、まずそれを持ち込もうとします。ところがそれがうまく行かなかった時に、「講師に聞く」「周囲のやり方を参考に」などの柔軟性を発揮できるか。そこで変わってくる様です。

1⃣-2 テストの点を伸ばすコツ

1科目でコツを掴むと、次の科目も高得点

F:確かに、週に2科目こなす完成答練期では、柔軟性が欠かせません。この時期の学習経験やアドバイスをお願いします。

D:TACカリキュラムの週2回答練とは、良く出来ています。過去問の出題傾向の把握や分析にかけてはプロですから、押さえるべき論点を養成答練→完成答練→模試の順に分けて出し、かつ問題の難易度も本番に合わせて上げてくる。この仕組みを使いこなすと、テストの得点力が上がります。

K:逆に答練の準備が足りないと、なんとなくふわっと、テストのできたできないに一喜一憂するのかも。それよりも優先度、重要性、効率性を意識すれば、テストの点は上がります。また1科目でいい点を取ると、それがまた次の科目の高得点を目指すモチベーションになります。

F:科目の違いはあっても、テスト勉強の基本には共通点があり、1科目で高得点を取るコツを掴むと、次の科目も稼ぎやすいですよね。

K:「1次」はある程度の正攻法があり、やり方を間違えなければ確実に力がついて合格します。でもTAC通学生が全員合格する訳でもないので、その正攻法が「伝わらない何かの原因」がありそうです。

D:私の通った校舎では、50人で勉強会を始め15人が「1次」を通過し、うち本試験450~500点の方も多数いました。質問や意見交換など、先生や周囲の使い方が上手なタイプが多いですね。

1⃣-3 すごくデキる⇔普通にデキるの違い

540点スタイルの特徴は、記憶の保持力+引き出す能力

F:ここまでの話で、受験校には試験対策の知見や情報があり、普通に学べば合格できる。そうわかってきました。でもこの座談会はちょっと変わっているので、「突き抜けてデキる奴」と「普通にデキる方」の違いを教えていただけますか。

D:答練の75点⇔80点の差は1~2マークのちょっとした違いに見えますが、これが7科目分重なると相当な点差になります。私見でいえば、「記憶保持」の自分のスタイルを持っているかでしょうか。人それぞれの話ですが、テキストに戻って知識を固めることを重視しても良いんです。

F:へぇ、過去問重視や過去問インプットが言われる中、テキストの知識重視とは、むしろ斬新な印象です。

D:テキスト偏重ではなく、問題演習も十分やった上でのテキスト重視です。診断士「1次」対策には、テキスト+過去問があれば足りますが、過去問を解いて不明点や疑問がある度にテキストに戻り、細かく書き込みをしました。

K:「突き抜けてデキる」のは、知識を得点に変換する効率の差が大きいと思います。答練や模試では見知った問題ばかりでなく、初見の問題が増えますが、ここを現場対応で当てていく力です。

F:予めハイペース、網羅的に学習を進めると、「俺の知らない知識を出す方が悪い」。そう割り切ると、変な疑心暗鬼を避けて国語で当たる。そこは良く言われています。

K:それに加え、自作のまとめシートで知識を体系化しておいた。すると初見の問題でも、「この知識はシートのあの辺」「その知識はどの辺り」と、記憶を引き出しやすい効果があります。

F:そうですね。試験範囲が広い診断士「1次」では、サブノート作りは推奨されません。でもサブノートやチャートの様な自作の知識の「もくじ」を持っておくと、「1次」でも「2次」でも知識を引き出しやすい。これはアリです。

D:私はテキストに多量の書き込み派ですが、TACで配られる「講義レジュメ」も活用しました。重要度と優先度が載っているので、これが知識の「もくじ」になります。後は過去問を使いこむことになりますが、過去問集がまっ白で新品同様の方もいて。まだまだ「過去問は実力試し用に取っておく」意識は根強い様です。

【540点診断士座談会(上)】まとめ

今回のパネラー2人は、「1次」には正攻法があり、正しい方向に進めば必ず受かる。そう言ってます。

確かに極端な話、「1次」は過去問ABCランク5年分の選択肢全てを覚えりゃ受かります。むしろ余計なコトをするから、時間が足りなくなって落ちるんです。

ところが本命の「2次」では、正攻法もなければ、正しくやっても受からない。

なんかヤバい試験に手を付けちゃったな

座談会は、明日の後半「スト生の早期「2次」対策」に続きます。

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増枠時代の採用面接試験への備え

ノウハウ君と多年度ベテの合格自慢を一掃すべく、難関国家資格の称号を投げ捨て、「1次」合格時点で〇〇診断士を名乗ってOKとした出題側。ふぞろい200hでコロコロ2割受かるなら、最新ふぞ14の発売を待ち、その真逆をすれば確実5割はイケるだろう。新たな仮説が始まります。

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