【スト合格の増加理由】
①キャズム
②キャスト
③マスト
当サイト、「スト合格推し」とよく誤解されますが、違います。「最後まであきらめない!」代わりに「考えるのはもうやめた」。試験合格が目的化した、スクール・サークルどっぷり依存は、資格の性質上、イマの採点側は好まない。そう書いているに過ぎません。
悪いことに、事例答案の質が上がると、採点者は自分の好みの答案に高評価を。よってスクール・サークルどっぷり依存の解答は避け、新米診断士らしい答えを書こう。考えがそう広まるのも自然でしょう。
でもそれさすがに、初学者を優遇しすぎ。
そこでこのシリーズでは、経験者有利の材料を。スト合格が増えた理由と手口の「仮説」を3つ、紹介します。
【キャズム】スト合格の増加理由とこれから
1⃣受験技術のラディカル・イノベ
受験技術はイノベーション。時に不連続なラディカル・イノベ。
当たり前ですが、周回遅れのノウハウなんて、見向きもされません。
2⃣キャズム
「経営」過去問は必ずタテ解き。複数領域で複数出るのが重要知識。
では自分はアーリーアダプター、マジョリティのどちらに近い? 当たり前ですが、「ボクたちこそ合格者の多数派」なんて思っていると、周回遅れです。
3⃣乗数理論 ~出題・採点技術の高度化
出題・採点基準はなぜ変化?その説明が、1変化すると学習量が5増える乗数効果。
診断士「マクロ」限定で使える「公式」
限界消費性向=0.8、投資/政府支出乗数=5、租税乗数4。I+Gが外生的に5増えるとGDPは25増加。
所得が1増えた時、0.8を消費に回すとGDPが波及的に5増える。それが乗数効果です。試験で言えば、「Ⅳ」で企業価値を出し、ファイナンスの大事さを受験者の8割が再認識すれば、MM理論や証券投資論まで5倍の学習を促せる。
そんな出題心理を知れば、特に「Ⅳ」で過去問の答えを覚えるのは逆効果。試験のヤマは、最近未出題の「1次」知識です。
今日のまとめ
ふぅん、別に難しいコトはやっていないね?
うん、彼らがやってるコトとはこの程度です。
- 新しい技術に乗り遅れないよう、古い技術はほどほどに。
- 早期適用者⇔その他多数の谷間(キャズム)に注目
- 1を知ったら、5ぐらいは掴む。
そう、「1次」で習ったセオリー通りにやれば、「2次」はそう難しくない。でもでも、セオリーに反することを始め出すと、ずいぶん難しくなるって聞いてるぞ。
※次回②キャストは、3/23(土)掲載予定です。
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