★As-Is競争

【受験産業のAI代替率】前年46%→R8予想60%:同質6割を捨て残る4割で今年の勝負

お盆が明けて「いざ2次対策!」。そしてどの受験産業の構図・ポーズも同質化する末路に苦笑いし、その60%を即切りして残る40%の機会に賭けます。

①どの受験産業の主張も似たり寄ったり

診断士「2次」対策を巡る受験産業の同質どんぐり競争では、各スクールの提供する教材やカリキュラムの差別化要素が薄れ、結局何をやっても同じ答案にせざるを得ない多数派同質化が深刻です。

溢れかえる情報群の中から真に効果的な手法を見極めるには、従来の固定観念に頼らない客観的かつ冷静な市場分析が必要です。

②受験産業のAI代替率をAIサーチ

そこで、試験事例問題の解法や模範解答の作成がどの程度生成AIによって自動化可能かを構造的に調査しました。

AI活用の進展速度をデータに基づいて正確に把握することが、今後の学習戦略を再構築するうえでの決定的な基礎となります。

③R7実績で46%、R8予想で60%

調査データによると、昨年(R7年)時点で事例解法の約46%がAIへ代替可能という分析結果が示されました。

さらにR8年にはその割合が60%に達すると予想され、従来の模範解答をトレースするだけの勉強法は急速に形骸化しつつあります。

④差がつかない60%を捨て、残り40%の工夫で合格A答案

AIで容易に処理できる60%の標準的知識や定型パターンでは、他の受験生との差を広げることがもはや不可能です。

解法の共通化を超えた残りの40%——自らの頭で思考を深め、本質を構築する領域にリソースを集中的に投下することが合格の鍵となります。

【受験産業のAI代替率】前年46%→R8予想60%:同質6割を捨て残る4割で今年の勝負

試験・世間を問わず、AIが出来ることをヒト自らする価値はゼロ以下。以下リサーチにより「受験産業宣伝の60%は既にAI代替」と捉え、9月からの8週で残り40%をどう鍛えるかで勝負です。

Step-1:Gensparkで動画&スライド解説

試験対策の「どこにAIを使う?」で戸惑う方がまだ多い中、AIガチ勢の間では「7つの使い道に分け」「どの程度AIで代替したか」の議論が進む。もちろん、まだ未活用の点で工夫するほど時短になります。

Step-2:主軸~今すぐ知りたい「2次」対策

①演習事例をAI作問(AI代替率45%)

2025年8月には事例Ⅰから事例Ⅳまでを何度でも作ってくれるAIが公開され、過去問を解き尽くして答えまで覚えてしまうという悩みが消えたので、解く事例が足りない状態はもう起きません。

ただしAIの作る事例は、80分で解ける情報量やひっかけの置き方が甘いままなので、本試験の設問と見比べて物足りない所を指摘し、作り直させる役はやはり人の側に残ります。

②過去問類をAI解答(〃70%)

与件文を読んで100字を因果でまとめる作業はAIが得意になり、R7期には解答例づくりを最初からAIに任せる受験生が増えたので、この軸の代替率は55%まで進みました。

ただしAIには与件文にない一般的な施策を混ぜたり、組織の事例をマーケの事例のように解くクセがあるので、読ませる資料を与件文だけに絞れるかどうかで、R8の70%は上下します。

③マイ答案をAI添削(〃55%)

字数や主語述語のねじれや因果のチェックは有料の添削と変わらず、2007年から2025年までの全過去問の添削プロンプトが無料で公開されたので、3日待つことも数千円払うこともなくなりました。

字数や主語述語のねじれや因果のチェックは有料の添削と変わらず、2007年から2025年までの全過去問の添削プロンプトが無料で公開されたので、3日待つことも数千円払うこともなくなりました。ただしAIが83点と付けた答案が開示得点では60点台だった例もあり、実際の点数を5点差で言い当てる所はR8でも人に残るため、この軸は55%で頭打ちと見ています。

R7→R8でAIが進化した点

主軸3項目のAI代替率はR7からR8への1年で59%へと14ポイント上がり、なかでも事例解答が55%から70%へ大きく動き、既に100字マス目記述では日々の技術進化により、AIが既にヒト上回ると確認されています。

AIに読ませる資料を与件文だけに絞る使い方が広がり、2007年からの全過去問の添削プロンプトが無料になるなど、従来のように答案添削に待たされることなく瞬時に反復できる効果も見逃せません。

AI依存を避ける留意点

主軸で代替が進んだのは受験産業が商ってきた情報商材そのものであり、それを追い求めるほど55点の沼に引き寄せられるのと同様、AIに任せる範囲をうっかり広げると自分の答案も多数派55点に収斂します。

AIの答案や添削をそのまま覚えるのではなく、なぜその根拠を選んで何を捨てたのかを与件文と見比べ、自分の言葉で言い直さないと、読みやすさだけが揃って点差が消えます。

2次AI活用といえばすぐ浮かぶのが、事例AI作問→AI解答→AI添削の3強。このAI代替率を、まだAIで解答できない人=30%、添削できない人=45%、作問できない人=55%と裏返すと、今年R8のAIチャンスがやってきます。

Step-3:補完軸~試験を使ってAI上手に

①必要知識の補充(AI代替率90%)

7科目の論点解説と誤答肢の理由づけはそのまま使える水準になり、解答速報でも大手講座が約20名の体制を組んだうえで、速さの面ではAIに追いつかれたと認めるところまで来ました。

残るのは統計や政策のように最新の数字が要る部分だけなので、7軸で最も代替が進んだこの領域に自分の時間と受講料を注ぎ込む意味は、R8に向けてさらに薄くなっていきます。

②事例Ⅳの計算・検算(〃62%)

NPVやCVPの手順を説明させたり、途中式の誤りを見つけさせる使い方はもう実用的で、頻出論点の類題を3問ずつ作らせて演習量を増やすやり方も、R7期のうちに広まりました。

ただし条件の読み落としや、続けて計算する場面での数値ミスは残るので、エクセルで解き方を1本に決めて検算する仕組みだけは、人の側で用意しておく必要があります。

③学習会の助言役(〃55%)

複数のAIに同じ問いを投げて、どのAIも同じことを言う所は正解として採り、答えが割れた所だけを見比べる使い方は1人でもできるので、講師1人の教えに寄せる必要はなくなりました。

割れた論点をどちらで書くかは、決めた結果を引き受ける人がいて初めて前へ進むので、毎週集まってどちらを選んだのかと、その理由を話す場はR8でも人の側に残ります。

④個別指導と学習助言(〃40%)

科目ごとの今の点数と使える時間を伝えれば月ごとの計画が返ってくるので、計画づくりと弱点さがしという、これまで面談でしていた部分は、R7期のうちにAIへ移りました。

ただし計画から遅れた週に、その事実を本人へ見せる働きだけは残るので、内訳で見るとR8の助言する側が55%まで進む一方、10週続ける仕掛けは15%にとどまります。

R7→R8でAIが進化した点

補完軸の平均はR7の48%→R8の63%へ上がり、1次知識補充が80%→90%、事例Ⅳ計算・検算が43%→62%と、1人で完結できる2軸が全体の伸びを引っ張ります。

論点解説はそのまま使える水準に届き、事例Ⅳもエクセルで解き方を1本に決めれば検算まで任せられるので、知識と計算のためにスクール課金する理由は、R8でさらに薄まります。

AI依存を避ける留意点

まだヒトに残る4割弱は、議論が割れた点を収める所と2次勉を残り10週続ける仕掛けの部分で、個別指導・伴走の代替率が40%どまりになるように、まだ講師を代替できるレベルでAIを使いこなす人は限られます。

計画づくりをAIに任せて空いた時間を、毎週決まった時刻に集まって解き方の違いを見せ合う方へ回さないと、立派な計画だけが手元に残って、肝心の演習が回らなくなります。

「事例Ⅰ~Ⅲ」スコアUPと直接関連しないが、今後どこかで役立つAIの使い道がこの4つの「補完軸」。1次知識補充やチーム学習での意見集約に役立つことは既知として、「事例Ⅳの計算・検算」の普及・代替率が5割を超えたことに注目です。

今日のまとめ

Q
診断士「2次」は上位5%当確層からレイトマジョリティのふぞろいまで、幅拾い実力層からワンチャン2割で当選者を選ぶことで、合格期待を持たせる仕組みになっている。ここで既にAI代替された6割では点差がつかず、やればやるだけタイムロスするムダ勉認定?
A

スクールが売り捌く知識・ノウハウの6割は既にAI代替済と決まり、やってもやらなくても点差はつかない。それより「80分の時短を求める試験」では、余計なムダ手順をカットし、ヒトしかできない「残り4割」に注力するのが上策です。

■■ここからテンプレ■■

-★As-Is競争

PAGE TOP