必ず8割落ちる「難関国家試験」の割に、100~150hの準備で次々ストレート合格を果たす「2次」の謎。その理由は、7月最直前期の高いレベルの1次勉が、2次準備を兼ねているため。

つまり隣のふぞろいのように、「1次」420点、「2次」240点のギリギリボーダー合格を狙っていくと、この試験は上手く行かない。そこで7月のどんな1次勉で余力を作るか、3部構成で具体化します。

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【999名以下時代の競争戦略】ふぞろいの最初の一歩で勘違い

R3の1,625名合格バブルが見事に弾け、合格枠999名以下が視界に入ると、ベテふぞ勉での合格は非現実的に。そこで「R8ふぞろいが最初の一歩をどう踏み違えるか」のマンガでからかいます。

①1,600名バブル時代に合格しておけば・・

1,600名合格バブルのR2~R6で合格しておけばと悔やんでも、いま目の前にある試験問題の難易度やあなた自身の解答能力が変わるわけではありません。

変えられない過去の枠組みに意識を向けるのをやめ、今から本番までに知識の精度を高める学習へ時間と労力を投資するべきです。

②R7合格が1,240名、R8はさらに削減?

今後の合格者数の変動は個人の努力でコントロールできない要素ですが、2年前ならふぞろいでも受かった合格ボーダーラインが上がる一方との認識は必要です。

そこで、試験委員が本来求める論理的な思考力や中小企業への助言能力の評価基準は一定との、本来あるべき合格思考に切り替えます。

③受験生視点!の先にある罠

隣のふぞろいのように、一目で見えやすいスクールの動向や予備校の模範解答ばかりを気にしてライバル視すると、年々そのレベルを上げる解答要求から答がズレていきます。

多数派の意見に同調して安心するのではなく、与えられた与件文の事実に基づき、多面的な視点で制約条件に応える練習が必要です。

④それよりも試験委員の目線を

出題者がなぜその企業を題材にし、どのような課題を解決させたいのかという意図を素直に読み取ることが、合格への最短距離です。

ベテの専門用語を多用して難解にするのではなく、現場の経営者が読んでそのまま具体的な行動に移せる分かりやすい言葉で100字を練習しましょう。

【999名以下時代の競争戦略】ふぞろいの最初の一歩がそもそも間違い

試験合格の最後の1つの椅子を争うライバルとして、隣のふぞろいがスクールを敵視し「受験視点!」を謳う時代もなくはなかった。しかし合格レベルがハネ上がり、今求められるは「試験委員の目線」です。

Step-1:ふぞろい19を待って試験を時短

①ふぞ19の実態と限界を知る

ふぞろいな合格答案は前年ボーダーラインをギリで通過した答案集であり、その自称合格答案を模倣するほど「ギリギリ合格の再現」を目指すことと同義になります。

ふぞろいの分析手法はできるだけ多数派の答案を年400枚回収してキーワードの集計頻度を数えるため、事例企業固有の根拠を度外視し、そこから一般化した10年フレーズ集へと偏って特化しがちです。

②発売前に使い方を決めておく

ふぞ19が届いてやっと前年の自称合格答案を読み耽ると、「前年合格者はこう書いたから自分もこう書こう」と最初の一歩から多数派同質答案への道を歩き始めます。

発売前に「この記述を読んだ試験委員は、事例企業を診断していると判断するか」という判断軸を持つことで、ふぞろいの使える所と要らない多数を即座に切り分けます。

③ノウハウ・パターンを避けて時短

多年度勉の最大ムダコストは正解がなくその作問採点が毎年変わる試験のノウハウやパターンを探し続ける時間であり、判断軸を持つ上位のYは不要な記述の除外を短時間で終えられます。

何を加えるかより何を捨てるかが合格への時短を決めるので、この発売前の準備で10月末の本番までの学習効率が確定します。

毎年の新作ふぞろい発売を待ち、要らないノウハウやパターンを加えていくのがふぞろいX。そうでなく、「今年のふぞが何を言い出す?」に注目し、要らないノウハウ・パターンを切るのが上位のYです。

Step-2:受験生視点!の誤りをキャズムで確認

①ベテ・ふぞ・上位をキャズムで位置づけ

キャズム理論は市場を初期の少数派と多数派に分類し両者の間に深い溝が存在することを示す枠組みで、診断士受験層に当てはめると上位のY・ふぞろいX・ベテ多年度の3層になります。

溝の正体は知識量の差ではなく、同じ情報を前にしても「パターンとして受け取るか、問いの素材として受け取るか」という認知の向きの違いです。

②下に強く上には弱いふぞろいX

ふぞろいXの手法はボーダー以下の答案を引き上げることに長けていますが、多数の答案を統計化するほど事例企業への具体的な言及は平均に収束し、固有性が消えます。

ふぞろいXが敵視したのは試験委員でも上位のYでもなく「わかりにくいスクール答案」への不満だったため、顧客である試験委員への視線が構造的に抜け落ちました。

③試験委員目線を捉えてキャズム超え

キャズムを越えるために必要なのは情報量の増加ではなく、「試験委員は何を問いたいのか」という問いを自分の内側で立てられるかどうかという認知の転換です。

ふぞ19はこの転換が起きた後に批判的に読む素材として初めて機能するので、発売前にこの議論を読んでいることが、その転換の準備になっています。

隣のふぞろいが「受験生のみなさん!」と目下にマウントするのに長け、実務ビジネスで全く通用しない「上に弱い」点は広く知られる。そこで作戦をふぞの真逆に振って「試験委員の目線」を重視します。

Step-3:コトラーの競争地位別で今年の戦略

①ベテ・ふぞ・上位に試験委員を加えて位置づけ

コトラーの競争地位別戦略では、診断士試験の試験委員がリーダー、上位のYがチャレンジャー、ふぞろいXがフォロワー、ベテ多年度がニッチャーにあたります。

試験委員が出題趣旨を毎年更新するたびにフォロワーとニッチャーが依拠するパターンは陳腐化するので、採点基準の変化に構造的に強いのはチャレンジャーだけです。

②ふぞがライバル視するのはスクール答案

ふぞろいXは「わかりにくいスクール答案」への対抗軸を差別化軸に設定したため、本来注視すべきリーダーである試験委員への視線が構造的に抜け落ちました。

ふぞろいXがスクールを見ていた間に上位のYは試験委員の動向だけを注視していたので、この競争軸の違いが合格の再現性の差を生みました。

③試験委員目線を捉えて動く上位のY

上位のYが安定して合格し続けるのは、作問採点変更が毎年変わる試験のファクトを直視し、「今年の試験委員は何を問いたいのか」を自問することを学習の起点にしているからです。

ノウハウへの依存をやめて試験委員への視線を上げることがチャレンジャーとして動く条件なので、ふぞ19を開いたとき「その答案は試験委員の意図を読んでいたか」を問うことが動き始める起点になります。

普通に考えて「試験委員の題意を汲もう」とするのが学習行動。ところが「おめーらに題意なんてどうせわかんねーよ」とするスクールの謎メソッドのライバル視が始まりだったのが、同友館の「受験生視点!」が迷宮ループ入りした真相です。

今日のまとめ

Q
生まれつき勉強嫌い&苦手なふぞろいXが、スクール答案をライバル視し「受験生視点!」で大はしゃぎしたのは古き良き時代。999名以下への合格枠削減でベテ&ふぞが仲良く共倒れし、試験委員の目線が問われ始めた。
A

R8合格ノウハウをAIに尋ねた所で、一瞬で同質化して今年も8割不合格。そうでなく試験が問うのが「受験生との伴走」でなく「試験委員の意図の実現」であるのは、同友館を除く全人類の共通認識です。

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