全員が同じ参考書・同じ過去問を使って同じ答案を目指すから、8割落ちて当たり前。そこで初年度ワンチャン2割狙いならふぞで良いけれど、AI解答・AI作問でふぞろい要らずな予告3部作を用意しました。

★As-Is競争

【痛快海賊マンガ】ふぞでラストのワンピース? / いよいよ始まる二極化バトル

記憶とは・くっだらないほど・忘れない。右の頬をからかわれたら、黙って左の頬を差し出しイジられることを是とする隣のふぞろいに今日私が贈る言葉は、「ふぞろいで・うっかり詰めると・同質化」です。

Q
自分がそうだからと、年合格1,600人全員が「最後のラストピースをマス目に詰めて試験合格!」と信じて疑わない痛さが、隣のふぞろい。そして答案9,000枚の多数派同質化をいざ達成すると、今度は自分が8割落ちると気づいてキョトン。
A

今年で発売18年目を迎えるふぞの偉業は、並み居るスクールをパクリで撃破し、「2次」答案9,000枚を見事に多数派同質化したこと。その異様とは、ノウハウを連呼するほどその手の内を見透かされ、作問採点を毎年変えられ見事に8割落ちることです。

ふぞろいの合格ノウハウ←多数派同質化を嫌う作問進化←上位5%の安定AAA答案
① 80分間の解答プロセス
ふぞろいシリーズ.に掲載される合格者の思考プロセスを分析・暗記し、合格ノウハウとしてパクる。
前年合格自慢の単なるパクリは、答案9,000枚の多数派同質化を助長する者として排除対象に単なるパターン暗記では対応できない、深い理解と題意を捉える新作出題に備える。
②10年分フレーズ集の丸暗記
過去10年分の再現答案から導かれたキーワード・フレーズを最重要視し、暗記する。
キーワードを最重要視し、文脈や論理的整合性を軽視して詰め込む並列列挙が多数派同質答案に。過去10年分のフレーズ集と異なる差分を与件に求め、躊躇せずにマス目に引用。
③少しでもキーワードモリモリ
同友館の導きに従い、1つでも多くのキーワードを答案に詰めることが合格ノウハウ
キーワードや定番フレーズが詰め込まれた100字答案では本人の思考過程が読み取れない。表面的なキーワード以外に、論理的思考力、分析力、問題解決能力、応用力の爪痕をマス目に入れる。
④過去問も何度も解いて手順化
答案構成、表現、キーワードの使い方、時間配分に至るまで、形式的に再現することに注力し、試験を作業化する。
その年の事例の題意~与件企業の状況や新規出題意図を度外視するテンプレ答案が続出する。制限時間80分を、前半40分思考⇔後半40分記述に明確に切り分け、考えながら書く愚を避ける。
⑤可読性論理性は後回し
キーワードの抽出と詰め込みを最優先し、採点者の読み易さや100字の論理性は二の次三の次。
キーワードの羅列以外に、思考過程や目的意識の違いに対する加点を検討。採点者の可読性と論理性を意識し、マス目に入れるキーワードを絞って1文3センテンスの因果で構成

【痛快海賊マンガ】ふぞでラストのワンピース? / いよいよ始まる二極化バトル

なお本物ONE PIECEの意味は伝説のひとつなぎの大秘宝。さらに「いくつもの物語がいつかひとつに」の意味を持つとされ、まさに18年かけて何一つ成果を出せないふぞにピタリの、終わりなき壮大なストーリーが描かれます。

いやそうでなく、「2次」は12週150h使えば十分だから。ふぞろいの合格自慢を試験委員が8割狙って落とす所に注目し、ふぞの真逆のA答案で今年はバッチリスト当確です。

Step-1:ふぞろいのたまたま2割合格自慢

①80分間の解答プロセス

ふぞろいな「80分間の解答プロセス」の詳細とは、過去の合格者の「80分間のドキュメント」を分析し、その解答プロセスを明らかにすることに基づいています。

「ふぞろいな再現答案 」シリーズでは、各年度の試験で合格した年あたり6名分の再現答案と、彼らが80分間で解答を導いたプロセスを収録します。

同友館が自称する合格ノウハウにおいては、これらの合格者の思考プロセスを分析・暗記し、試験本番で同様の解答を導くための定型的なルーティンとして模倣することをゴールとします。

②過去10年のキーワード・フレーズ暗記

このノウハウの原典は、シリーズを通じて集計された大量の再現答案から導き出される、キーワードやフレーズの習得にあります。

例えば、「ふぞろいな答案分析 7」では、令和3年度と令和4年度の2年間で計792枚の答案からキーワードが抽出され、前作の「ふぞろいな合格答案 エピソード17」は、R5年の再現答案325枚を分析し、合否の分かれ目となるキーワードや「キーワードの要約術」を特集します。

さらに過去10年分の再現答案のキーワード分析をまとめた「ふぞろいな合格答案 10年データブック」も存在し、自分で考えることを諦めたお手軽合格用の長期的なキーワードトレンドの把握に利用されます。

③60点に向け少しでもキーワードを詰める

ふぞろい至上主義における合格ノウハウとは、合否の分かれ目を徹底分析し、合格基準点である60点を目指す上で可能な限り多くのキーワードを答案に詰め込むことを最重視します。

この戦略は、過去の合格答案に多く見られるキーワードを漏れなく記述することで、採点官が重視する要素を網羅し、得点に繋げようとするものです。

歴代のふぞろいシリーズでは300枚を超える再現答案をもとに合否の分かれ目を詳細に分析し、どのキーワードが合否に影響を与えたかを把握することが大事と謳い上げます。

④過去問を何度も解いて80分の手順化

ふぞろいノウハウでは、自称100点答案こそが自ら理想と捉え、過去問を繰り返し解くことで、その構成、表現、キーワードの使い方、時間配分といった形式的な要素を忠実に再現することを目指します。

さらによせば良いのに合格者の「80分間のドキュメント」を提供し、これにより解答に至るまでの具体的な手順や思考プロセスを習得し、試験の手順化を推奨しますが、この思考プロセスを試験主催者に観察され狙い撃たれるリスクに思い及ばないところが、いかにも出版D社です。

⑤可読性論理性は二の次三の次

このノウハウにおいては、キーワードの抽出と答案への詰め込み、および解答プロセスの形式的な再現を最優先します。

さらに「ふぞろいな合格答案」公式ブログをわざわざ設け、キーワードや解答プロセスの重要性ことさら強調し、これらの要素に重点が置かれるお勉強こそがノウハウになります。

その結果、答案全体の一貫した論理展開や、内容を読み手にスムーズに理解させる文章の可読性が、二の次、三の次となります。そもそも公式ブログの提供情報では、答案の可読性や論理性そのものを直接の学習テーマとして扱うことが過去に一度もありません。

与件で拾い集めたキーワード、事前に覚えたフレーズ集をいかに100字マス目に盛るかがD社ノウハウ。こう聞いて悪い予感しかしないあなたは、上位5%入りの有望株です。

Step-2:「多数派同質答案」に対する試験委員の反撃

①80分では対応できない初見事例

【未経験領域の導入と複合課題の提示】
これまでの事例類型に安易に当てはまらない新規事業領域、複雑な組織構造、または矛盾する複数の課題を抱える企業を与件として設定し、過去の「80分間のドキュメント」にある定型オペレーションでは解決策を導き出せない与件を用意します。

【非線形的な問題提起】
従来の「現状分析→課題特定→戦略策定→施策提案」といった線形的な解答プロセスの他に、「特定の施策がもたらす副作用」や「複数の選択肢の中から最も妥当なものを選択し、その理由を多角的に説明させる」など、試行錯誤や多面的な検討を要する新作出題を工夫します(実績あり)。

②10年フレーズ除けと未収録用語を重視

【キーワードの多義性・文脈依存性の強調】
一つのキーワードが複数の意味を持ち得る、あるいは特定の文脈でのみ有効となる設問を設定します。単なるキーワードの羅列では不適切となるよう、「なぜそのキーワードがこの事例に最適なのか」を説明させる問いを増やします。

【最新の経営トレンドと応用】
過去10年のキーワード・フレーズ の中に含まれない、「ブランドの感覚・観念価値」など最新の経営概念や社会情勢を踏まえた課題を盛り込み、過去問の答の暗記では対応できない事前準備を求めます。

③詰めてないのに隙が無い答案へ

【字数制限の多様化と目的意識の明確化】
設問によって字数制限を柔軟に設定し、単なるキーワード列挙でなく、「なぜその解決策に至ったのか」という思考過程や「具体的な目的や副次的効果」など、答案の解像度を上げなければいけない制約条件を増やします。その他に、「80字以内で施策をまとめ、その根拠を50字以内で述べよ」など、記述に階層性を持たせます。

【因果関係や具体例の要求】
「~の理由を具体的に」「~の結果として、どのような影響が考えられるか」など、キーワード同士の因果関係や、与件企業に特化した具体的な状況説明を求める制約条件を取り入れます。

④作問&採点基準を毎年進化

【与件企業設定の深掘り】
過去問から得られる「ベスト答案」の構成や表現、キーワードの使い方[ユーザーからの情報] をそのまま当てはめられないよう、与件企業の置かれた市場環境、内部資源、経営者の意向などに極めて固有の制約や強みを設けます。これにより、「その年の事例の題意」[ユーザーからの情報] や企業の個別状況を徹底的に読み込むことが必須となるようにします。

【新規出題意図の明示と応用要請】

試験ごとに「今年度特に問いたい診断士としての能力」**を明確に設定し、それを問う設問を設計します。例えば、「VUCA時代における不確実性への対応力」「地域経済との共生」「DX推進における組織文化変革」など、過去問にはないテーマを深掘りします。

⑤可読性・論理性への複数加点基準

【「説明」を求める設問の強化】
原則満点を与える「情報整理」問題でも、「~について説明せよ」「~の根拠を述べよ」「~のメリット・デメリットを比較せよ」など、答案全体としての一貫性を求める設問にします。これにより、単なる箇条書きやキーワードの羅列では対応できない記述力を問います。


【「可読性」「多面多元性」で本格加点へ】
答案の「可読性」と「多面多元性」を、キーワードの網羅性や内容の適切性と並ぶ主要な採点項目とします。採点者が答案を読んだ際に、ストレスなく論旨を追えるか、提案が首尾一貫しているかの加点割合を増やします。

【加点裁量の明文化】
キーワード羅列に留まらず、「思考過程や目的意識の違い」、さらには提案の説得力や診断士としての視座の高さが明確に示されている答案に、さらに加点することを認めます。

「考えずに済むノウハウ&作業化」で答案全9,000枚を自社誘導する同友館と、「考えた爪痕を」「いい年こいてパクってんじゃねーよ」と作問採点を毎年変える試験委員。このいたちごっこを高みの見物です。

※リンク先は、R5「事例Ⅲ」が超難化すること「だけ」を的中させた良記事。なお実際のR5「Ⅲ」は記事の予想とは全く別の次元で難化しました。

Step-3:試験委員の意図を捉えるA答案

①80分プロセスの模倣でなく、思考の構築

ふぞろいシリーズでは、合格者の80分間のドキュメントとして、どのようなプロセスで解答を導いたのかを売りにしています。これは、過去の合格者がどのような思考で解答に至ったかを示すものであり、いわば「再現可能なパターン」を提示するものです。

しかし、試験委員はこのような既知のプロセスを破るような新作問題を出題し、受験者の表面的なパターン暗記を見抜こうとします。 そこで上位5%は、ふぞろいな80分間プロセスを避け、その深層にある題意を捉えロジカルな骨子構築に注力するのです。

具体的には、与件文から設問の真意、すなわち「なぜこの企業はこのような課題を抱え、何を問われているのか」を深掘りします。ふぞろいな答案分析で示されるキーワード が、どのような文脈と因果関係で導き出されたのか、その背景にある経営学的な原理や概念を深く理解することで、初見事例でもその題意を正しく捉え、応用力を効かせた解答の組立を可能にします。

単なる過去のプロセスをなぞるのではなく、思考そのものを最適化し、どのような出題にも対応できる汎用性の高い「思考の型」を確立することが目安です。

②10年データブックは書くのを避けるNGワード

ふぞろい10年データブックとは、10年分のふぞろいシリーズの再現答案で使われたキーワードの集大成です。これは過去のキーワード集として非常に強力なツールであったが故に、試験委員はこれを利用した「キーワードの羅列」を警戒し、ここに収録されていない新たな表現や与件文固有のフレーズで加点する傾向が強まりました。

上位5%は10年データブックを「むしろ書いたら落ちるキーワードリスト」として使います。つまり、過去に出題され、多くの受験生が暗記しているであろうキーワードを頭に入れつつも、解答時には与件文に記載されている「オリジナルの表現、具体的な固有名詞、あるいは状況説明のフレーズ」を能動的に探します。

最後に、それらの過去にない、今回限りの差分ワードを躊躇なく解答マス目に引用することで、設問と与件文に忠実であると採点者にアピールします。これは、表面的なキーワードの網羅性よりも、「与件文からの正確な情報抽出能力」と「本質的な課題解決への応用能力」として素直に加点されています。

③詰めてないのに隙が無い答案へ

ふぞろいな答案分析とは、合格答案から導き出されたキーワードやベスト答案集です。ここでの情報は、キーワードの重要性を示唆しますが、上位5%答案は既に「キーワードを無理に詰め込む」ことを重視しません。

上位5%の初学スト当確組が狙うのは、試験委員が本当に評価したい「コンサルタントとしての思考プロセス」の提示です。そこでマス目には、そのキーワードが導かれるまでの「分析の視点」「問題点の特定」「解決策の提案の根拠」「施策の多面性や相乗効果」といった論理的な思考の「爪痕」を明確に残します。

具体的には、与件文の情報を分析し、問題の根本原因を特定し、それに対してどのような視点で多角的な解決策を導き出したのか、その思考の道筋が答案から読み取れるように記述します。一見すると「ふぞろい」で重視されるキーワードが少なく見えるかもしれませんが、その背後にある深い思考過程を表現することで、単なる知識の有無を超えた能力を採点者が読み取ることで、安定的な60~70点台になると報告されています。

④考えながら書かない~思考⇔記述を完全分離

「80分間のドキュメント」で示される、制限時間80分の使い方を、上位5%はより厳密かつ意図的に「思考」と「記述」に分割します。

具体的には、前半40分は与件文と設問の分析、骨子作成に集中します。この間は解答用紙に一切触れず、SWOT分析やファイブフォース分析など、各事例に適した分析フレームワークを頭の中で高速で展開し、解答の方向性、盛り込むべき要素、そして構成案を固めます。

後半40分は前半で固めた骨子に基づいて記述する時間とし、この段階では「考える」作業を排除し、効率的かつ正確に前半の思考結果を文章化するかに注力します。この明確な切り分けにより、「考えながら書く」という非効率で論理破綻を招きやすい行為を排除し、再現性の高い、安定した解答品質を保証します。なおこの手書き100字の記述力に限ると、EBAの100字訓練がある程度役に立ちます。

⑤同じキーワードを使ってこうも違う

キーワードを多く盛り込むことに重点を置く隣のふぞろいノウハウでは、文章の可読性や論理性が犠牲になるケースが良くありますが、これは絶対に避ける誤りです。上位5%が考える合格のカギは「採点者の可読性と施策の多面多元性を意識」であり、マス目に入れるキーワードを絞り、必要最小数のキーワードで、最も効果的に論理を構築することに注力します。

具体的には、1文を3センテンスで構成し、それぞれが『原因→対策(キーワード)→結果(効果)』という明確な因果関係を持つ三段論法を意識し、採点者が100字を一読して解答の意図、論理展開、そして提案された施策の効果を明確に理解できるようにします。

キーワードを詰め込む量でなく、キーワードを選んで絞る思考の質を100字マス目に埋め込むことで、採点者の読みやすさと、解答全体の説得力を最大化し、安定評価に繋げます。これはふぞろいで言う「キーワードの要約術」を、マス目に詰め込みモリモリ狙いではなく、必要に応じた範囲で適切な言い換えを行う語彙力に転換する効果があります。

根拠モリモリの100字がふぞ答案ならば、その願いに応えマス目以上の根拠を与件に品揃えするのが試験委員。つまり今の事例は80分では解けない量であり、手書き100字にこだわらず、AIでベストの100字を先に固めて手書きに移るのが上位5%の安定A答案です。

今日のまとめ

Q
例によって隣のふぞを毎朝からかう一つのピースと思いきや、この先控えるふぞろい自慢を、わずか5点に要約してびっくり。しかも生成AIを使うだけあり、この一記事でふぞの誇張の8割をカバーしていて驚きです。
A

さらに、いよいよ始まる二極化バトルのタイトルは、ふぞろいで・うっかり詰めると・同質化。年9,000枚の多数派同質答案の採点ノルマにうんざりな試験委員の心中を察すると、今年書くべき答案はもう決まっています。

■■ここからテンプレ■■

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