いい年こいたおじオバが同友館に餌付けされ、マイ合格ノウハウ!メソッドを絶叫するほど作問採点がその真逆にシフトする謎試験。昨日の2割合格メソッドにAI委員が反論します。
ふぞろいで2割も受かるのは、その手順を吹聴して周囲にパクらせ自分達を多数派答案とし、そこからワンチャン狙うため。ところがそれが行き過ぎて、おそろい答案=同質化が進むと本気で2割のガチャになります。

『ふぞろいな合格答案』に掲載された重要キーワードを漏れチェックリストとして活用し、80 分間のテンプレートで書き切る練習を繰り返すことで、論点落ちを最小化できます。さらに独自採点表で PDCA を高速回転させると部分点を確実に積み上げられ、もともと 5% 未満だった合格期待値を約 20% まで押し上げられる現実的なメソッドがふぞろいです。
多くの受験生が同じキーワードとテンプレートに依存した答案を量産すると、試験委員は差をつけるために配点を因果構造や定量根拠へシフトさせます。その結果、表層的に語句を並べただけの「同質答案」は設問の真意を外し、致命的な減点を受けやすくなります。こうした答案群は全体の 8 割以上が 1 科目 40 点未満を抱え、8割不合格に沈むリスクが高まります。
ふぞろいの強みである網羅性を押さえつつ、逆張りとして因果ロジックと財務・定量分析力を同時に鍛える「分散ポートフォリオ学習」を行うことで、難易度変動による点数のブレを互いに打ち消し合えます。まるで相関の低い二つの資産を組み合わせてリスクを抑える投資と同じ理屈で、平年でも難化年でも安定して 240 点ラインを超え、ストレート当確を狙える可能性が高まります。
【生成AI版】5分でわかるふぞろい / すると8割不合格?
昨日のAI自慢により、ふぞろいには2割合格を実現する具体的メリットが6つあり、あと一息の240点ボーダーを超える貴重な教材と確定。ではなぜ試験委員がそれを8割落としにかかるかを具体化します。
Step-1:ふぞろい合格の3大メリット
ふぞろい最大の特徴は、実際の合格答案から抽出した重要キーワードの分析が掲載されている点です。予備校が提示する模範解答は理想的すぎて現実味に欠ける場合がありますが、ふぞろいは合格者の生答案をもとにキーワードを網羅しているため、現実的な合格レベルで自己採点が可能です。
受験生はこれをフレーム(枠組み)として、自分の答案に漏れがないかチェックリストのように活用できます。解答を書いた後にキーワード一覧と見比べ、不足している観点や用語を洗い出すことで、致命的な論点漏れによる失点を防ぎ、合格ラインに近づくことでしょう。
キーワード分析に基づく自己採点は、受験生に客観的な振り返り機会を与えます。ふぞろいでは多数の再現答案と得点開示データをもとに独自の採点基準を公表しており、それに沿って自分の答案を採点すれば現状の得点力を数値で把握できます。
ここで重要なのは、「ファクトベースのデータドリブン」である点です。ただ感覚で良し悪しを判断するのではなく、過去データに基づき減点箇所を洗い出すことで、弱点克服のPDCAサイクルを回すことができます。例えば、自己採点で低得点だった設問は何が足りなかったかを分析し、次の演習で不足部分を補います。
このように点数という客観的フィードバックを得ることで主観に陥らず学習効果を高められるのがメリットです。演習ごとに必ず自己採点を行い、毎回キーワードレベルで改善点を抽出していくことで、答案の完成度を着実に向上させられます。
診断士「2次」の各事例は80分という制限時間内で解答を仕上げる必要があり、時間配分と答案構成のスキルが合否を左右します。ふぞろいシリーズには、合格者が試験当日に80分間をどのように過ごし、どう解答を書いたかを記録した「80分間のドキュメント」が掲載されています。これにより、合格者のタイムマネジメントや答案構成のコツを学ぶことができます。
例えば、「最初の数分で全体を読み、次に方針を決め、残りで一気に書き上げる」といった時間配分モデルや、解答用紙の段落構成の型を参考にして訓練しましょう。自宅でも本番同様に80分のタイマーをセットし、定型パターンに従って書き上げる練習を繰り返せば、時間内に全問を書き切る力が身につき、大きな取りこぼしを防ぐことができます。
毎年の合格者約20名と受験生数名のプロジェクトチームが本試験の再現答案を収集・分析し、合格者が書いたキーワードや、思考プロセスをまとめたものが「ふぞろい」。これで本当に2割も受かります。
Step-2:試験委員が狙って8割落とすターゲット
キーワードを網羅する戦術は、受験者に必要情報を漏れなく提示させるという功があり、しかし一方で、キーワードを単に並べただけの答案は論理の繋がりや説得力が乏しく、採点者である試験委員も首をかしげる内容になりかねません。
実際、「ふぞろい」自体もキーワードベースの採点であり答案全体の一貫性までは考慮していないとしています。そのため重要語句を散りばめただけの答案は、筋道だった解答を求める試験委員から高評価を得られない可能性を8割に高めてしまいます。
データを頼りに解答をブラッシュアップする手法は、客観的な自己評価を可能にし、平均点を底上げするという功があります。ところが、受験生全体が同じ採点データに基づき「無難な答案」を目指すようになると、答案内容が画一化し差がつきにくくなる弊害が出ます。
実際、ふぞろい分析を何年も繰り返し研究しても不合格を脱せない“ベテラン受験生”が後を絶たないのは、データに頼るあまり自ら考える主体性を欠くことが一因との指摘もあります。
試験委員から見ると、前年の分析どおりに書かれた似通った答案が大量に提出されれば、相対評価で上位と下位を振り分けるためにより厳しい採点基準を適用したり、新たな視点の設問を加えたりして対応するでしょう。2次データだけを信じて自ら1次データにアクセスする工夫を放棄すると、問題の本質を突いた答案にならず合格圏から外れてしまうリスクが高まります。
定型フォーマットを習得し時間内完答を目指す訓練は、試験本番で書き残しゼロを実現するという大きな功をもたらします。
一方で、型にはまった解答作成に慣れすぎると、「この設問はこのパターンで書けばよい」という先入観に陥りやすくなります。過去のテンプレートに当てはめようとするあまり設問の真意とずれた“決めつけ答案”になってしまうリスクも指摘されています。試験委員はそうした判で押したような答案よりも、与件文や設問要求に真正面から向き合い、柔軟に思考した答案を高く評価します。
また、毎年のように想定外の切り口や新しい出題形式が取り入れられるのも、典型的なパターン練習だけでは太刀打ちできない受験生を炙り出す狙いがあると言えるでしょう。決め打ちのテンプレートだけに頼っていると、ひとたびイレギュラーな問題に直面した際に対応できず、時間配分も崩れて白紙を残す危険性すら孕んでいます。すなわち、テンプレート戦術は諸刃の剣であり、そこに依存ばかりせず自分流なり応用力を備える必要があるのです。
前章で挙げた3大メリットは、試験合否における諸刃の剣でもあります。多くの多数派受験生がふぞノウハウに依存するほど、試験委員はそれを逆手に取って「8割を確実に落とす」出題・採点戦略の起点にしている位は気が付きましょう。
Step-3:ふぞ+その真逆のポートフォリオでリスク削減
株式投資の世界で知られる現代ポートフォリオ理論によれば、値動きの異なる資産を組み合わせることで、リターン(期待得点)はそのままにリスク(得点のブレ)を減らすことが可能です。
これを受験戦略に応用するため、ここでは「ふぞろい依存」戦術(キーワード重視の学習法)を資産A、そして「試験委員の難化戦略にも対応できる因果・定量戦術」(論理的な因果関係や数字データの根拠を重視し、与件情報を定量面からも捉える学習法)を資産Bに見立てて考えてみましょう。
資産Aと資産Bは、一方が良い効果を発揮する状況では他方が相対的に効果を発揮しにくいという意味で、試験に対する動きが逆方向(低い相関)にある二資産で、ちょうど景気に敏感な株式資産と景気逆風に強い債券資産を組み合わせて全体の安定を図るイメージに近いと言えます。 この仮定のもと、資産Aのみ・資産Bのみ・資産A+B併用の3つの戦略ポートフォリオを比較すると、そのリスク特性の違いが直感的に理解できます。
例えば、試験が平易だった年と難化した年で得点の動きを比べると、資産A偏重型の受験生は「平年:高得点、難化年:低得点」と大きな振れ幅が生じ、資産B偏重型ではその逆の傾向が出るとします。一方、資産AとBをバランス良く組み合わせた受験生は、平年でも難化年でも得点が中間に安定し、どちらの年も合格ラインを下回らない成績を維持できるイメージです。
実際に仮想のスコア分布で例示すれば、平易な年の平均点 / 難化年の平均点が資産A型で「70点 / 50点」、資産B型で「55点 / 65点」だとしても、資産A+B併用型では常に「60点 / 60点前後」を確保して当確になるのです。
このように、資産Aと資産Bという“反対方向に動く二資産”を適切に組み合わせることで、ポートフォリオ全体の得点変動リスクを大幅に低減しつつ、期待得点(60点程度の合格点)を維持することが可能になります。言い換えれば、ふぞろい頼みの暗記型戦術に論理的・定量的思考力を組み合わせたバランス型学習こそが、得点のブレを小さくして安定して合格ラインを超える“ストレート当確”を実現する鍵なのです。
図に例えるなら、片方の戦術に偏ることはシーソーの一端に重りを集中させるようなもので、試験難易度の変化に応じて得点が上下に大きく傾いてしまいます。しかし両端に均等に重りを置けばシーソーが水平を保つように、知識と論理をバランスよく鍛えた受験生はどんな出題にも対応でき、常に安定した高得点という成果を得られるのです。まさにポートフォリオ分散効果=“キーワード戦術と因果・定量戦術のバランス型学習”の威力が証明された形と言えるでしょう。
なお、とある合格者は「ふぞろい採点よりも、なぜこの解答へ辿り着いたのかを考えることが大事」と述べており、知識暗記偏重に論理思考力を組み合わせた学習こそが合格への近道だと示唆しています。
人類が普通に考えて、試験が「自ら考えさせる方向に進化」するのは当然以前。ところがノウハウ!パターン!と隣のふぞろいがやたら決めつけるのは、「余計なことを考えるから落ちる」と思考放棄したおベテを、同友館が好んで雇い入れてきた歴史があるため。
今日のまとめ
試験の流れを長期で見ると、「何かの手法を多数派にさせない」作問採点技術の進化がよくわかる。そして試験に当確するなら隣のメソッド・ノウハウの回収にムキになるより、その組合せで8割ある不合格リスクを下げます。