★As-Is競争

【2次スタートアップ①】3タイプの競争相手 / 試験の現状分析As-Is

ふぞろいがスタートダッシュならスタートアップ、右と言えば左、白と言えば赤、100を目指すなら200で上回る。1年365日真逆を言い出す当サイト⇔ふぞろいの関係は、時に犬も喰わない夫婦喧嘩と言われます。

Q
「2次」の競争相手は昔から、①ベテ ②ふぞろい ③それ以外の3タイプになる。このときベテ=当落圏外と一歩踏み込むと、実質的な競争相手はふぞろいだけに?
A

はい。①ベテ ②ふぞろいに共通する弱点は、過去問とマイ答案しか頭になく、周囲9,000人の競争状況が見えていない。そこで以下As-Is→To-Be→To-Doの手順を踏むと、視野が大きく広がります。

①As-Is
競争環境の分析
②To-Be
目指す答案
③To-Do
ぼっちを止めチームで学習
受験者全体の動向を広く見極め、特定のスクールや教材に偏重せず、いつでもその裏をかける後出しジャンケン戦略を取る。全9,000人の答案が主に3タイプに分かれる前提で、採点者目線でどの答案に最も加点すべきかを考える。80分では解けない量の100字×5問を答えさせる試験では、周囲がどのように時短しているかを幅広く捉える。
試験委員なりきりアドバイス:作問採点基準は毎年変わるので、特定教材や前年過去問への依存は高リスクです。受験者全9,000人の動向を把握し、直近のトレンドを踏まえ、試験当日に柔軟にアドリブできる余力を持てる日程計画にしてください。採点者は一貫性、具体性、バランスの取れた答案を評価します。事例スコアが昨年から全員開示になっており、高得点答案の傾向や低得点答案の失敗理由を、のめりこみ過ぎることなくバランスよく検討してください。読み書き国語の試験の傾向が強まる近年の「2次」では、80分の制限時間をなくすと全員が同じ答になります。自分の答こそ正と叫ぶのを避け、周囲の答案の良い点を取り込むことを優先しましょう。

【2次スタートアップ①】9,000人の競争相手は3タイプ / 試験の現状分析As-Is

生成AIが何でも答えてくれる時代では、As-Is競争状況の把握もスムーズ。以下3タイプの定義を確認ください。

「試験委員として答えて」と頼むと、なりきって教えてくれる生成AI。さらに3タイプの現状As-Isを、定量スコアにしてもらいます。

評価項目ベテラン答案ふぞろい答案クールなロジカル答案
①学習時間533
②受験知識やノウハウ543
③キーワードの数454
④80分のマネジメント345
⑤答案の読みやすさ245

やたら学習時短推しの当試験では、古臭い知識ノウハウ推しのおベテはさっぱり受からない。そこでキーワードモリモリのふぞに裸踊りの悪目立ちをさせ、隣でクールでロジカルな答案を書くのがベストな。

競合その①:マストで避けたい万年おベテ

Q
当試験でおベテが受からないよう、作問採点を毎年変える理由? 最も考えられるのは、おベテを放置すると特定スクールや教材をひたすらステマ
A

新作事例の作問採点を毎年変える点から、試験主催者は特定手法に縛られない、受験スタイルの多様化が好き。特定スクール・教材をやたら推すステマ臭を感じたら、そこを最初に避けます。

❶学習時間:5

説明: ベテラン受験者は長年の経験と複数のスクールや教材を駆使して学習を進めている。多くの時間を費やし、広範な知識やテクニックを習得しているため、他の受験者に比べて準備にかける時間が非常に多い。
具体例: 平日夜や週末を含め、年間数百時間を学習に費やし、過去問だけでなく様々な模試や特訓コースにも参加している。

❷受験知識やノウハウ:5

説明: 豊富な受験経験と、多くのスクールや教材から得たテクニックを持っている。様々な状況に対応できる柔軟性と多様な解答方法を備えている。
具体例: 複数の受験対策書籍を精読し、各スクールの模試やセミナーに参加して得たノウハウを駆使して答案を作成する。

③キーワードの数:4

説明: ベテラン受験者は与件文のキーワードの他に、どこかで習った知識や過去問の答を詰め込みたがる。そして答案における加点要素を増やすことで合格との誤った指導を鵜呑みにするため、その答案はとにかく詰め込みや体言止めが多用され、ひたすら読みにくい。
具体例: 過去問を解きながらリストアップした過去のキーワードや知識を詰め込むため、平均的な日本人が読み書きする文章とはかけ離れた国語で答案を作成する。

④80分のマネジメント:3

説明: 知識が豊富なため、時間配分が難しくなることがある。情報量が多く、それを80分以内で取捨選択して整理することに苦労することがある。
具体例: 答案作成中に、細かい知識や例を盛り込みすぎて、制限時間内に全ての設問に十分な回答ができない場合がある。

⑤答案の読みやすさ:3

説明: 内容が豊富だが、情報量が多くまとまりがない場合がある。採点者にとって読みやすさや一貫性に欠けることがある。
具体例: 多くのポイントを網羅しようとするあまり、文章が散漫になり、主旨が伝わりにくい答案となることがある。

競合その②:意外と2割で普通に受かるふぞろい答案

Q
受験技術が一巡し、年30万円のスクールお布施でも税込2,840円のふぞろいでも、合格期待値は2割のガチャでお揃い。お手軽で人気が出るのは当然です。
A

「2次」150hで受かる方を見ていくと、「本当にふぞろいだけを使って」合格した方は相当数になる。お手軽2割のワンチャンに賭けるには、ふぞろいは外してはいけないマストの良書です。

①学習時間:3

説明: ふぞろいな答案を作成する受験者は、適度な時間で効率的に学習を進めます。長期間の学習ではなく、必要最低限の時間を使い、効果的に試験対策を行います。
具体例: 平日1時間程度の学習を続け、週末に集中して過去問を解く。重要なポイントに絞って学習を進める。

②受験知識やノウハウ:4

説明: 基本的な知識やノウハウを持っているが、独自のテクニックや深い理解は不要と割り切る。過去問や標準的な教材を中心に学習し、安定した答案を目指します。
具体例: 過去5~10年分の過去問を新しい順から遡って解き、その解答パターンを身につける。特定のテクニックやノウハウをある程度採用しつつ、ごくオーソドックスな学習を進め2割ワンチャンに賭ける。

❸キーワードの数:5

説明: 与件文のキーワードを徹底的に拾い、答案に反映させることを最優先します。与件文に忠実な回答を心がけ、キーワードの網羅性を重視します。
具体例: 与件文の中からキーワードを全てリストアップし、それを答案に盛り込む。過去問の模範解答を参考にし、同様のパターンで解答を作成する。

④80分のマネジメント:4

説明: 時間配分を意識し、効率的に答案を作成します。適切に時間を管理し、80分以内で全ての設問に回答できるようにします。
具体例: 各問題にかける時間を事前に計画し、時間内に全ての設問に回答する練習を繰り返す。タイムマネジメントを意識した模試を受ける。

⑤答案の読みやすさ:4

説明: キーワードに重点を置き、読みやすさも意識します。文法や表現に気を配り、採点者が理解しやすい答案を作成します。
具体例: 短文で明確な表現を心がけ、答案が読みやすくなるように工夫する。冗長な表現を避け、簡潔で明確な文章を目指す。

競合その③:クールなロジカル答案

Q
さて診断士試験に限らず多様化が進む社会では、これまでのような感情や熱情より、クールでロジカルが望ましいとされることがめっきり増えた。試験に役立ちそうなので、ざっくり教えて?
A

それは経営環境の不確実性が増し、これまでのような感情や熱情では判断を誤るためです。同時にデジタル化された情報が大量に扱えるようになり、これからはクールなロジカルな態度でメンバーの多様な意見を募ることが望ましいでしょう。

①学習時間:4

説明: 効率的に学習を進め、短期間で必要な知識を習得します。集中して学習することで、必要最低限の時間で高い成果を上げます。
具体例: 平日の夜に2時間程度、週末には集中的に5~6時間の学習時間を確保し、計画的に学習を進める。無駄な時間を排除し、効率的に学習する。

②受験知識やノウハウ:3

説明: 基本的な知識に加えて、論理的思考や独自のテクニックも持っています。バランスの取れた学習方法で、多様な状況に対応します。
具体例: 過去問だけでなく、ビジネス書やケーススタディを通じて幅広い知識を習得。論理的な思考を養い、試験で求められる知識を応用する力を身につける。

③キーワードの数:4

説明: 必要なキーワードを適切に拾いながら、独自の視点やアプローチも重視します。キーワードの網羅性と論理性のバランスを取ります。
具体例: 与件文から主要なキーワードを抽出し、論理的な構成の中でそれらを効果的に使用する。キーワードの使用頻度を意識しつつ、独自の視点を加える。

❹80分のマネジメント:5

説明: 時間管理に優れ、80分以内で高品質な答案を作成します。効率的な情報取捨選択と時間配分ができるため、制限時間内に全ての設問に回答できます。
具体例: 模試や過去問を解く際に、時間を計りながら練習し、各設問に対する適切な時間配分を習得。制限時間内に高品質な答案を作成する練習を繰り返す。

❺答案の読みやすさ:5

説明: 明確で論理的な文章構成を持ち、採点者に好感を与える答案を作成します。文法や表現が適切で、一貫性のある読みやすい文章を書きます。
具体例: 論理的な構成を意識し、明快な文章を書く。主張と根拠を明確にし、採点者が理解しやすい答案を目指す。文法や表現にも注意を払い、読みやすさを重視する。

今日のまとめ

Q
生成AIに「試験委員として助言して」と頼むと、9,000人の競争状況を瞬時に分析し、定量化して今年何をすべきか教えてくれる。すでに今年の「2次」での生成AIブームがガチで草。
A

そこでふぞろい普及を図り、まずおベテを当落圏外に。理由はあのキーワードモリモリでは80分に間に合わず、時に日本語が破綻するふぞろい戦法は手玉に取りやすいため。

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