簿記を問わない「事例Ⅳ」があれだけ難化するのは、「管理会計」のセンスを問うため。4/11にTACの解き方第2版が発売され、Ⅳを待ちきれないあなたのためにGWはマンガで特集です。

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【ほっこりストレート】視覚で磨く合格センス(前)

【スト合格の3要素】
センス・地頭・たまたま。

スト合格とはセンスと地頭。でも「いえいえ、たまたま」と一言添えれば、ほっこり納得。診断士には「中庸性」が求められ、あまり尖っちゃいけません。

そこで、試験の合格ばかり考え、ついつい思考が丸くなる前に。初学スト生らしい文章で、鋭く切り込むとこう。

センス 地頭 たまたま
日頃のビジネスで磨かれる、咄嗟の判断力や勘。 言語や理数分野の記述能力、読解、作文力。 「2次」は高実力者を狙って落とすくじ引き試験。
俗に「最後の2択」。 俗に「国語の試験」。 俗に諦観。

む、諦観とは何だ?では一つ目の視覚(グラフ)に進みましょう。

視覚で磨く合格センス(前)

1⃣ノウハウを競うA=20%合格。セオリーで競うS=50%合格。

※グラフの値は、当サイトの経験則によるモデル。実測値とは異なります。

【解説】「2次」合否には、どうしても運の要素が残ります。

  • たまたま解きやすい事例だった。
  • たまたま採点者の虫の居所が良かった。
  • たまたま「Ⅳ」のスコアが80点に跳ねた。
  • たまたま合格者数の多い当たり年だった。
  • たまたま採点基準が変更され、旧来の実力者が落とされた。

そこで、スト合格=たまたま。そう諦観することで、一歩先の議論に進めます。

http://fuxin24.net/2017/10/29/post-7830/

なぜたまたま?~スト合格者の「諦観」

当試験の出題側は合格者の多様化を好み、その年の平均的な「合格実力者」を狙い撃って8割落とす。出題傾向や後出し採点基準をそう恣意的に操作するからでしょう。

当試験は合格努力・実力があるほど、
狙い撃たれて8割落ちる。

その「諦観」がセオリー50%組の合格観です。その一方、国語の読み書きノウハウレベルで争っても、確率20%で良ければ誰でも受かる。つまり、5,000名中の下位3割でなければ、どの位置からでも逆転合格を狙えます。

試験の「たまたま性」と「くじ引き性」。そこを上手に使うと、「2次」は本当に誰でも合格できるチャンスがあるんです。

今日のまとめ

おや、H29は競争の質が上方シフト?

ところが、国語の読み書きノウハウで確率20%なら誰でも合格できるこの試験、ここから先が面倒です。

  • 受験側がノウハウ→セオリーに上方シフトする時、
  • 読み書きノウハウ=20%合格は変化せず、
  • セオリー側の合格率が50%→40%にダウン。

つまり皆が同じコトをやり出すと、採点基準を変え、そこが狙い撃たれるリスクが増えます。

おやこの試験、正しいことをすれば受かるとは限らない。
ついでに、昨年合格者と同じコトをやってたら、そうそう勝てない。

ふうん。では明日は続きのグラフを4つ並べます。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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