心静かに、写経
さぁ本試験直前の1週間。①80%合格する気しかしない方も、④5%未満あともう一歩の方も。当試験は、受験4,600人全員に合格チャンスがあり、その合格確率は自分で準備し決めて良い。
A:合格に手が届きそう。人事を尽くし天命を待つ。
B:合格実力十分。ラスト2週のピーキングで最高出力を。
C:ラスト1週?準備万端すぎて、やることもうないや。
A~Cのどれが良い・悪いでなく。A~Cパターン全てから、満遍なく合格者を出す多様性。それが「独立した中小企業の多様で活力ある成長・発展を支援」する、中小企業診断士の矜持。
さてここで。Cパターン=「あぁ困った、やることがもうないや」パターンの方が、やむなく手を出すのが「写経」。
・設問文、与件文、出題趣旨などを心静かに写経すると、
・作問者が巡らす想いに気づき、凛とした境地に。
「凛とした境地」?それは例えば、H28「事例Ⅰ」を写経すると。
・社員は宝 ・印刷業→変化と縮小市場 ・従業員の配置転換や能力開発 |
当事例では聞かれていないけど、「A社が将来仮に撤退しても、従業員は転職市場でメシを食える」。作問者のそんな想いが心の琴線に触れると、そのずっと手前が安全合格A答案。
※ただし空想・妄想は解答用紙のマス目の外で。「聞かれたことに答える」試験では、「聞かれてないことは答えない」。
Q:ふうん、写経ってそんなに効果があるの?
A:はい、こんな視覚的な分析が頭にすぐ浮かぶような効果があります。
例
- 設問文の写経
→レイヤーの把握。解答要求ワード(SW、理由、提案、助言)の特定。 - 与件文の写経
→設問⇔段落のおおまかな対応づけ。根拠を設問別に色分けマークし、視覚的に配置を把握。 - TAC模範解答の写経
→こんなの80分で書けるワケない! 100字を句読点も使わず、1文で書くのはやめて欲しい。
ただこの「期待効果」は一例。ホンモノ写経と同じで、その人の心の在り様を鏡のように写し取る。それが「写経」の効果。
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