バックキャスティングがやってきた
画像:#ディズニーキャスト
バックキャストとは、上手い例えだね。そう、バイトのSNS炎上対策に諸企業が躍起になる中、
バイト→キャストの言い換えで、
タダ働き同然に働き手がイキイキ。
おやおや、当試験でも語彙と鋏は使い様。ではその「語彙」ってどう増やすのさ。そのツールが「1次」や「2次」のテキスト「ではなく」、過去問の4択選択肢です。
そう、この試験はどうも初学者を優遇しすぎ。
そこで競争を公平にするために。試験委員のオジサマたちは、なぜイマドキ暗記や語彙を求めるか。そこのウラを探ります。
【キャスト】暗記で鍛える「聴く力」
「2次」で問われる「聴く力」には、「1次」の暗記で語彙を増やすと有利に。でもなぜ「1次」が暗記をさせるのか、の確認です。
仮説1⃣:脳トレ=長期記憶強化説
診断士「1次」は7科目の暗記試験。その暗記量はハンパないのに、「保険受験」タイプは超短時間でラクラク通過する。その理由は、記憶には短期記憶⇔長期記憶の2タイプがあり、(重要頻出知識を)一度長期記憶にすると一生忘れないから。
ところがイマドキネットが全盛。①知識を長期記憶化する意識が欠けると ②意識的に鍛える機会が減り ③その結果「知識の重要度」の意識が薄れます。
暗記を怠り、断片的な知識を増やし自分勝手な主張をするとどうなる? うん、それが多年度化の原因です。
仮説2⃣:現場対応力説
診断士「2次」筆記では現場対応力が問われる。つまり行き当たりばったりな作問に、何食わぬ顔でしれっと口を揃えて当たり前のことを書く厚かましさが、試験のスコア差です。
ところが受験回数が増え、合格努力・実力が積みあがると。どうしても過去の経験則に頼った「見覚えのある解答」をしてしまう。悪いことに、出題側が求める「現場対応力」と真逆のノウハウに走っても、確率2割なら合格できる。これも多年度化の原因です。
仮説3⃣:疑心暗鬼説
「2次筆記」の最速合格を狙うなら、「自分の知らないこと」「自分の言葉で説明できないこと」を答案に書かないことがベストです。だって相手は年5,000枚の国語答案に見飽きた採点者。
自分の言葉で書いたか、そうでないかは一目で分かる。
そこで「1次」暗記力に自信を持つと、「オレの知らないことは周囲も知らない」「では当問の解答は与件のコピペで適当に」と割り切れます。その逆で疑心暗鬼になると、小難しい問題集を次々に買い求めてはひたすらコツコツ。イケカコ症候群も、多年度化する原因の代表です。
今日のまとめ
診断士「1次」のスクール通学をリタイアする最大の理由。それは「講師が何を言っているか理解できない」なのですって。
そう、国語の「2次」を勝ち抜けるには、 何食わぬ顔でバイト→キャストに言い換える位の語彙は欲しい。そして「語彙」を増やすメリットとは?
うん、採点者も驚くキラキラ答案を書くためでなく。与件文にある出題者の意図が、「聴こえて来やすい」効果です。
スト合格が増えた理由は、キャズム・キャスト・マスト? 最終回「マスト」は、3/27(水)投稿予定です。
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