おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

キャリア&スタイル

【GWはゆるーくslack】診断士の3択→士業・起業・企業内 / ビジネスのインキュベーター

GWは天王山!などと悪徳業者が寝言ぶっこいたのは昔の話。この9連休はなるべく試験以外の話題を選び、ゆるーく余力slackを作ります。

Q
ではゆるーく第1問。これからのビジネスパーソンのインキュベーター(キュゥべえ)とされる診断士。士業・起業・企業内のどれと契約するのがお得?
A

士業・起業・企業内の3択をひとつにすると、ビジネスインキュベーターと表現できます。そして診断士試験は、そのインキュベーターを目指す方に、以下のチャンスを与えます。

新しいビジネスの育成

ビジネスインキュベーターは、新しいビジネスを育成するための支援を行うことが期待されます。中小企業診断士は、経営に関する知識や経験を持っているため、ビジネスアイデアを持っている人たちの支援やアドバイスを行うことができます。

ビジネス環境の改善促進

同じく、ビジネスを行う上で必要な環境整備やネットワークの構築などを支援することで、ビジネス環境の改善を促します。中小企業診断士は、地域のビジネス環境や法律に詳しいため、ビジネスインキュベーターとしての役割を果たすことができます。

企業成長戦略の策定支援

同じく、企業の成長戦略の策定を支援することで、企業の成長を促します。中小企業診断士は、企業のビジネス戦略やマーケティング戦略を専門的にアドバイスすることができるため、このような役割を果たすことができます。

【診断士の贅沢な3択】士業・起業・企業内 / ビジネスのインキュベーター / 似て異なる最短⇔最速

Q
この先のミライはどっちに転ぶかわからないから、3択できるのはありがたい。士業・起業・企業内の働き方を詳しく教えて。
A

AIの発展により既存の士業の範囲は縮小し、代わりに起業のニーズが増えます。そして企業内では、組織の壁を超えるバウンダリーな働き方が歓迎されます。

利点欠点
士業専門性が高い
経験値が豊富
認知度が高い
キャリアUP可能
顧客減や需要低迷による収益減
業務範囲とチャンスが限られる
自己マーケティング能力が必要
起業自由なビジョンを実現
自己責任で経営できる
チャレンジングな行動
自分のビジネスモデル
資金調達や事業リスクを覚悟
経営における自己責任
失敗した場合の影響が大きい
企業内幅広い業務に携わる
企業実務や組織に貢献
組織を超えるバウンダリー
異部門間での連携強化
企業に依存してしまうリスク
組織内のキャリアUPは限定的
組織の意思決定に束縛される
Q
診断士が企業内を選ぶなら、組織の壁を蹴飛ばすバウンダリー?面白いから詳しく教えて。
A

バウンダリーパーソンとは、組織内外の複数の領域や部門を横断的に結びつけ、情報やアイデアの共有・調整を行う人のことを指します。一般に組織が大きくなると、情報を遮断して閉鎖的になるタコ壺化が起きるため、以下のスキルが役立ちます。

横断的な知識や経験を保有

中小企業診断士は、様々な企業や業種の経験を積むことができるため、幅広い知識や経験を持っています。そのため、企業内での横断的な知識や経験を生かし、異なる部門やプロジェクトを結びつけることができます。

問題解決能力が高い

同じく診断士は、企業の課題解決のための診断・アドバイスを行うことが求められるため、問題解決能力が高いとされています。そのため、企業内でのバウンダリーパーソンとして、異なる部門間の問題解決や、新しいプロジェクトの立ち上げにおいて、その能力が発揮されることが期待されます。

コミュニケーション能力が高い

バウンダリーパーソンは、異なる領域や部門とコミュニケーションをとることが求められます。診断士は企業内外でのコミュニケーション能力を身につけているため、異なる部門間のコミュニケーションを円滑に進めることができます。

Q
お、おぅ。1次7科目をこなす問題解決能力、2次与件のクソ悪文を読み解くコミュ力なら、オイラに任せろ。
A

組織によくあるタコ壺化は、組織意思決定の遅れやパフォーマンス低下をもたらすため、以下のような業務ではバウンダリーパーソンが抜擢される傾向があります。

マーケティング戦略の立案

企業において、マーケティングは重要なポジションを占めます。バウンダリーパーソンは、異なる部門や関係者との意見交換を通じて、より効果的なマーケティング戦略を立案することができます。特に、企業内での情報共有が活発化し、より多角的な視点からのアプローチが可能になることが期待されます。

プロジェクトマネジメント

企業内において、様々なプロジェクトが進行しています。バウンダリーパーソンは、異なる部門や関係者との調整を行い、プロジェクトを円滑に進めることができます。また、他部門との情報共有やコミュニケーションの活性化など、プロジェクト成功のために欠かせない役割を果たすことができます。

新規事業開発

バウンダリーパーソンは、企業内の様々な部門との連携を行い、新しいアイデアやビジネスモデルを生み出すことができます。特に、異なる部門や業種の知識を持つ社員が集まることで、より創造的な発想が生まれる可能性が高まります。

Q
診断士の働き方が士業・起業・企業内を3択できるとき、組織論知識を活かす企業内の役割への注目が高まります。そこで試験合格を目的化=最短合格!と、スキルUPに主眼=最速合格の違いを教えて。
A

最短合格と最速合格はどちらも合格を目指す受験生にとって重要な視点ですが、スキルUPを主眼にした最速合格を選択することで、将来的に自身のキャリア形成に繋がるメリットがあることは言えます。

最短合格! ~試験に受かることが目的化

最短合格は、合格に必要な最小限の勉強時間を短縮することを目的とします。通常、短期間で合格を目指す受験生に向いており、過去問演習や模擬試験対策に重点を置く傾向があります。

最速合格~試験を通じてキャリア&スキルUPへ

最速合格は、試験で求められる知識や技能を習得し、将来の実務に活かせるスキルUPを主眼とします。短期間での合格が目的ではなく、長期的なキャリア形成に繋がるスキルを身につけることが目的です。この場合、理論学習や実務経験の積み重ねに重点を置く傾向があります。

今日のまとめ

Q
診断士を取れば、キャリアを士業・起業・企業内で3択できる。ついでに試験合格が目的なら最短、キャリアやスキルUPも狙うなら余力を活かして最速だ。
A

このサイトではslackを使い、誰かが浮かべた知恵はみんなでイタダキ。キャリアやスキルUPには余力も要るとお考えなら、ウチのslackを見学するのが最速です。

■■ここからテンプレ■■

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