社会的に望ましくない存在であるため、試験と世間両方から排除される可哀そうなオジサン世代。それが当業界で時々見かけるクソベテJTOです。
「やる気のある無能」とは、たった一度の成功体験や自己流に固執し、新しい知識や隣の意見を受け入れず、積極的に行動するが、周囲に負の影響を与える人を指します。世間と試験双方で現代の評価基準に適合せず、その存在を全面的に否定されます。
①試験で否定される | ②世間で否定される | ③ああはなるまい! |
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診断士試験は客観的な問題解決能力を求めます。「やる気のある無能」は自己流解釈や場当たり的な対応に陥り、論理的で根拠に基づく回答ができないため、評価基準を満たさず排除されます。 | 「やる気のある無能」は勤め先でも無駄な熱意で周囲を混乱させ、効率的な仕事を妨げます。特に若手や隣の意見を聞き入れずに一方的に指示を出すことで軋轢が生じ、職場のパフォーマンスが低下します。 | 「やる気のある無能」は、その学習しない姿勢や、時代錯誤的な行動から周囲の反感を買います。ジョブ型転職ブームの時代になると若手はその時代錯誤に呆れ、普通にさっさと転職します。 |
【やる気のある無能】これがおベテになれる道 / Japanese Traditional Ojisan
診断士試験で東大・外資コンサル・会計士が初年度ストでさっさと受かるのは、その周囲に「学ぶ」「デキる」人が多いため。その環境を構築するか、ノロマ同士が万年ノウハウで傷を舐めあうかで、人生の二択が始まります。

Step-1:老害頑固
動画の再生数を稼ぐなら猫で十分なのに、オジやベテを出してもサッパリ伸びない。猫の手も借りたいどころが、存在自体が邪魔であるのが老害頑固な本格ベテです。
老害頑固なベテは、既存の知識や方法に固執する傾向が強く、現代企業が求める柔軟で問題解決型の人材像に合致しません。診断士試験の意義は、中小企業の経営課題を実践的に解決できる人材を選抜することであり、これを阻む老害頑固を税所に排除する必要があります。
おベテが過去の経験や既存の対策に依存しやすいことに注目し、毎年作問形式を変更します。具体的には、従来型の知識偏重問題を排し、
- 現場対応力を問うケース型問題
- 未知の課題を解決する論理展開力を重視する設問
- 時事的テーマやトレンドを取り入れる
といったアプローチを取ります。これにより、過去問の丸暗記では対応できない状況を作り出します。
おベテは過去の成功体験から「安全解」とされる答案を選ぶ傾向がありますが、採点基準を変動させることで、この傾向を逆手に取ります。
- 高得点基準を毎年変更(例えば、「斬新な発想を評価する年」と「安定感を評価する年」を交互に設定)
- 論理性や説得力を重視する一方で、単なる箇条書きの羅列では点数が伸びない仕組み
- 採点者の裁量を広げ、意図的に平凡な答案を低く評価
これにより、固定化された解答パターンを選ぶおベテは得点が伸びにくくなります。
試験全体を、若手や柔軟な考え方を持つ層に有利な形式にシフトさせます。例えば、AIやデジタルツールの活用を想定した問題や、多様な業種に即したトピックを盛り込みます。これにより、時代遅れの価値観に固執する層を自然に淘汰します。
Step-2:スクールチェンジャー
いえ、ふぞろいを例え何匹合格させてもその情報発信力の低さから人畜無害に。それより先に排除すべきが、並み居るスクールを長年歩き渡り、それを同友館に売り渡してノウハウを騙るスクールチェンジャーです。
スクールチェンジャー
複数スクールを長年渡り歩き、それぞれで得たノウハウを蓄積・転用して外部に売り渡す者を指す。特に、同業D社をひたすら崇めて受験ノウハウを商業利用し、そのおこぼれに預かろうとするヘタクソぶりで知られる。
信頼の侵害: 各スクールが提供するノウハウや独自の戦略は、他受講生への公平性を担保するために機密性が求められます。しかし、スクールチェンジャーはその信頼を裏切り、情報を外部に流出させることで、スクール全体の価値や競争力を低下させます。
対策漏洩による競争激化: 他の受験者に対して情報が漏れることで、スクール内の学習環境が不公平になるリスクが高まります。
出版物の質低下: スクールチェンジャーによる寄稿やノウハウ提供は、断片的かつ寄せ集め的な情報が中心になるため、書籍全体の一貫性や信頼性が損なわれます。
読者の信頼を失う: ノウハウが他者からの盗用や転用である場合、出版物の内容が陳腐化し、同友館の出版物全体のブランドイメージが低下する恐れがあります。
業界の健全性を阻害: 本来、受験者を支援するべき出版物が、個人の利得の場として利用されることで、業界全体の信頼が揺らぎます。
情報の公平性が崩れる: スクールチェンジャーが特定の情報やノウハウを独占的に利用しつつ、それを売り渡すことで、他の受験者にとって不公平な状況を作り出します。
信頼の欠如: スクールチェンジャーの行動は、受験者間の協力や情報共有の精神を損ない、試験対策コミュニティの一体感を破壊します。
動機への不信感: 他者の努力を踏みにじる形で自己利益を優先する行動は、純粋に資格取得を目指す受験者たちから嫌悪されます。
Step-3:全面無能
なおスクールチェンジャーとは、高校生くらいまではそこそこ有能だったのに、試験に落ち続けた恨みをノウハウで晴らそうとした末路。その一方で、生涯一度も周囲の役に立つことがないのが「全面無能」です。
全面無能は、自らの能力不足を認識できない「自己認知の欠如」や、試験を通じてセルフブランディングを高めたいという「虚栄心」を受験動機としがちです。診断士試験は「合格すれば中小企業を支援できる」という社会的意義を持つため、試験の権威性に惹かれ、自身の低い能力でも「努力すれば可能」という誤解を抱いてしまうのです。
全面無能は、試験合格に必要な基本的なスキルや適応力を持たないため、以下の要因で不合格を繰り返します:
- 問題分析力の欠如: ケーススタディの設問意図を理解する論理的思考力や、企業経営の実践的な知識を欠く。
- 学習方法の非効率性: 合格に必要な知識や対策を習得する計画性に欠け、無駄な学習を繰り返す。
- 柔軟性の欠如: 試験内容や採点基準の変化に対応できず、過去問依存や不適切なノウハウの流用に頼る。
全面無能が受験を続ける背景には、以下の心理的要因が挙げられます:
- サンクコストの錯覚: 長年受験に費やした時間や労力を無駄にしたくないという思いから、現実を直視できずに挑戦を続ける。
- 自己正当化欲求: 自分は努力していると信じ続けることで、能力不足や失敗を正当化し、挫折を避けようとする。
- 外部承認の追求: 資格を取得することで他人から認められたいという欲求が、試験を続ける原動力となっている。特に診断士試験は「努力すれば報われる」という幻想を抱きやすく、受験継続をやめられなくなる。
今日のまとめ
ではそもそも教育産業ですらない隣のD社がなぜ繁栄? それがJTCに勤めるJTO(ジャパニーズトラディショナルおじさん)のノウハウ踊りと特定されると、その末路は実に憐れです。