GWにもし1日2h時間を取れるなら、間違いなく「Ⅳ」計算問題を解くのが良い。そこでまず全問解説エクセルをDLします。

簿記知識抜きで解く1級計算問題

難化・変化する「Ⅳ」対策として挑戦したい1級計算問題集は、当然簿記2知識を前提とする上、1問解くのに60分かかることもザラ。そこでどんな難問でも「最も正しい1つの解き方」に決まるエクセル解説を用意しました。

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【最後のクエスト】タスク処理→課題解決型へ / 構文利用×アドリブ因果で難題解決

試験を評論して15年、いままで試験前日に言い続けた「明鏡止水」を差し置いてでも知っておくべき。それが【事例Ⅰ~Ⅲ作問が毎年変化する】理由を、課題解決型人材ニーズの増加で説明できること。

Q
試験の作問採点が毎年変わる理由を、ベテ一掃のためとしたのがこれまで。そしてベテの一掃が済み、課題解決型人材を伸ばすためとするのがこれから?
A

隣のふぞろいが目先の試験合格狙いでわちゃわちゃする時、時流の一歩二歩先を見据えて試験に臨むと、答がブレにくい。そこであのノウハウ偏重のタスク処理を止め、課題解決型の手順に乗り換えます。

タスク処理型人材
決められたタスクや手順に従って、効率よく作業を完了することを重視する。
試験はノウハウ&キーワードと捉え、いかに数多く答案に盛るかを競う。

課題解決型人材
新たな問題や複雑な状況を分析し、柔軟に対応し解決策を見出す能力を持つ。
→試験は時流が求める人材育成と捉え、常に問題解決と方針達成を意識する。

ビジネスの変化変化する試験の備え
ビジネス環境は急速に変化しており、従来のキーワードやノウハウに頼ったアプローチでは通用しないことが増えています。企業は、環境の変化に柔軟に対応できる人材を求めています。既存ノウハウ偏重から脱却試験問題は毎年変わり、従来の知識や手法だけでは解けない場合が多いです。新たな視点を持ち、柔軟に考えることが重要です。
複雑な課題を解決するためには、表面的な情報にとらわれず、本質を理解する力が必要です。企業は、問題の根本原因を特定し、効果的な戦略を立案できる人材を求めています。②問題点を解決し方針を達成出題される事例問題は一見複雑ですが、問題の根本を見抜く力が求められます。与えられた情報の中から、本当に解決すべき課題を特定し、それに対する解決策を考えることが必要です。
限られた時間で最適な決定を下す能力は、ビジネスにおいて極めて重要です。迅速に情報を分析し、重要なポイントを優先するスキルが求められています。③制限時間内の優先順位100字での回答が求められる中で、限られた時間内に何を優先するかがカギとなります。情報を迅速に整理し、最も重要な要素を絞り込んで答える力が試されます。

明日「事例Ⅰ~Ⅲ」の同じ3つの謎クエストに挑む時、これまでのノウハウ偏重&崇拝型と、これからの課題解決型ではアプローチが200%真逆。もちろん試験に確実合格するのは後者な?

【最後のクエスト】タスク処理→課題解決型へ / 構文利用×アドリブ因果で難題解決

そこで試験の狙い=課題解決型人材の育成と捉え直すと、その作問採点が毎年変わる理由がわかる。そして隣の合格ボーダーラインをおっきく乗り越え、【初見難問をアドリブで解く】チャンスがやってきます。

Step-1:構文利用でインスピレーション

Q
試験では簡単で標準的な設問から得点を積み重ねるのはわかる。でもオイラなら、ふぞろい勢が一生解けない初見難問を普通に当てます。
A

その初見難問を当てる第一歩が、「どのように100字を書くか」を最初に決める。すると与件の想定読みができる他、結論に向けて解答を書くので答がブレません。

①設問解釈で意図を汲む

与件文の背後にある意図を読み取り、「何を答えるべきか」を瞬時に判断する力です。単に事実を羅列するのではなく、設問の核心を理解し、結論を導き出すことが求められます。

②過去知識・ノウハウに頼らない柔軟思考

見たことのない初見問題に対して、過去のパターンに縛られず、その場で最適な構文を浮かべる柔軟な思考が求められます。直感的な判断力を養い、複雑な状況にも迅速に対応できるようにします。

③構文選択で答が決まる

最初に選んだ構文が、解答全体の基盤となります。これをうまく選ぶことで、その後の解答作成がスムーズに進みます。ここでの判断が、試験の合否に大きく影響します。

初見難問イコール、「どう答えるか悩ませる」、わざと目先を変えた問題。そしてあらゆる前倒しが進むスピード時代では、どう答えるかの構文を決めた時点で勝ち確です。

Step-2:アドリブ因果でインサイト

Q
そこで答え方が「?」な難問ほど、結論がどうかの文尾を先に決め、次に与件根拠を重要度順に3つ選ぶ。それで因果関係の100字が書けるはず。
A

答案の100字を組み立てる作業では、まず訊かれたことに答える重要根拠を与件文から3つ選ぶ。それを因果で結びつけると、洞察インサイトが得られます。

①構文に入れる根拠を設問別マーカー

与件文の中から、核となる根拠を迅速に見つけ出す力が必要です。試験では多くの情報が与えられますが、その中で最も重要な情報をピンポイントで抽出し、それを解答に活用します。

②1文3センテンスの因果関係

解答は1文3センテンスで構成し、明確で一貫性のある因果関係を示します。3つの根拠を選び、それを論理的に組み立てることで、設問の要求に対して効果的に答えることができます。この過程で、与件文の意味を深く理解し、説得力のある解答が完成します。

③アドリブを重ねて洞察力UP

根拠を選び、即興的に因果関係を作り上げることで、問題の本質に迫る洞察力が養われます。事前に用意された知識をただ再利用するだけではなく、当日のアドリブで思考を深めることがポイントです。

Step-3:初見難問で課題設定&解決力

Q
ここ2~3年、万年おベテや万年ノウハウをクリーンヒットで狙い撃った結果、ウチの国語試験は当日アドリブ対応の2割ガチャに。そしてこれが試験委員の意中の結果?
A

そこで最後に、初見のビジネスシーンや問題に直面した際に迅速に課題を設定し、解決策を導き出す力を高める。試験の題意は、この職業訓練を想定しており、次の3つで構成されます。

①初見アドリブ対応を求める試験

診断士試験では、これまで経験したことのない問題が出題されます。これに対して即座に対応し、課題を設定する力を養うための訓練を積み重ねてきたことを信じ、当日に発揮することが重要です。

②周囲の「難しい」をわかりやすく簡単に

課題を設定した後、それをわかりやすく説明し、解決策を提案する力が求められます。診断士として、複雑な状況を簡潔に説明できることは、ビジネスシーンでの重要なスキルです。この力を試験で試される場面は多く、その練習の成果を発揮します。

③タスク処理型→課題解決型人材へ

試験で培った課題解決力は、そのまま実務に応用可能です。診断士試験を通じて、現場で役立つ実践的なスキルが身につきます。この段階では、問題に対する解答が、実務での課題解決力に直結することを意識して臨みましょう。

本試験前日のまとめ

Q
これまで14年、試験前日は「明鏡止水でコピペ」と言うしかなかった。ところがAI試験委員の時代では、あの当日アドリブ対応が課題解決型人材を伸ばすと、因果で示せる。
A

診断士はこうやって、あらゆる初見の難題をスラスラ解ける。そして明日の「事例Ⅰ~Ⅲ」で最重視するのは、最初に構文を決め、最後を国語のアドリブで終えることです。

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