【診断士になるまで物語】初心者🔰が始めた「2次」勉強会

勉強会といえば、最新合格者が必ず付き添い、合格答案目指して一直線。そんな恵まれた環境など想像もしない10年前は、猫も杓子も答えを求めて右往左往したものです。その右往左往は単なる時間のロスか、あるいは何かイイコトあったか。連載3回目は、ちょうど春先の物語。では井村様、よろしくお願いします。

【診断士になるまで物語】初心者🔰が始めた「2次」勉強会

【前回までのあらすじ】
TAC渋谷校でアウェイな気持ちを持っていた僕は振替で受講した八重洲校で不思議な彼と出会った。切磋琢磨しながら、試行錯誤で勉強法を徐々に形にしていった。同じクラスのタケダさんも含めて、答練の点数とか誤答箇所を教えあったりしていた。

2月に入る頃

一次試験の科目講義は最後の暗記3兄弟(法務、情報、中小)に入っていた。養成答練と呼ばれる科目ごとの60分テストは彼も僕も平均80点を超えていた。二次試験の勉強もやらなきゃと感じつつも、何をどうやっていいかというのはいまいちピンとこない、初心者受験生の僕がいた。

TACには二次試験のラスボス的先生がいて、一次科目は唯一渋谷校で情報を教えていらっしゃった。情報システムの一コマをわざわざその先生の講義を聞きに行き、質問の最後の一人が終わったタイミングで席を立ち講師に問いかけた「ストレート生ですが、二次の勉強についてどう進めたらいいかを伺いたいです」。

ラスボスは僕の一次科目の進捗を聞いたうえで、まだ二次に手をつけなくても構わないと考えるが、どうしても進めておきたいということであれば、100字の文章を30字で要約するような練習はしておいてもいいと教えてくれた。

3月に入る頃

テキスト先読みは経済を終えた後は順調に貯金を蓄えていた。中小のテキストを読み終えた後、いつものように過去問を広げる。

ここで知る驚愕の事実。グラフを見て答えるのは傾向等ではなく、数値だ。それまでの科目ではテキストを読んでからの過去問はかなりの確度でイケる結果が出ていた僕としては、膝から崩れ落ちるような喪失感にも似た感情を覚えたものだ。

さらには、白書は毎年変わるから過去問が意味をなさない。ふうじんにその驚愕を話すと、事務的な口調で「スピ問がいいですよ」と一言。すぴもんって何?スピード問題集だということに数秒遅れで気が付いた。さっそくTACのカウンターでスピ問を購入してやってみた。なるほど、当年度の内容で作られているスピ問は素晴らしい。この後全科目を買いそろえて、スピ問はテキストを読み終えた後の僕の通勤のお供となっていった。

4月に入る頃

彼がまた突然 、「二次の勉強会やりませんか?」と言い出した。二次の勉強法が全く見えてこない僕は快諾。タケダさんも参加したいという。

「女性の視点も欲しいですね。」ぽつりと僕がつぶやいた言葉に周囲が激しく反応した。「やっぱ、女子ほしいですよね。候補は見つけてあります!イシカワさんでどうでしょう?」背が高くてすらっとした美人である。

僕が同意のうなずきを返すとふうじんは「では、井村さんが声かけてきてください、その方が彼女も安心でしょう」な、なんで俺が声かけんの?話したことないしぃ…。

仕方がないので、クラスの休憩時間にイシカワさんの席で勉強会やりませんか?と声をかけてみる。彼女もやはり二次試験にはとても不安があったようで、即答で参加したいと。もうひとり、僕の父親が勤めていた会社の監査部勤務のイシイさんにも声をかけ、5人の勉強会は始まった。

初心者だらけの勉強会

この勉強会は1か月に1度か2度のペースで続いた。5月まで。一応過去問をそれぞれ解いてみて、解答を人数分コピーして、意見を交換するような形で始めたのだけど、なにしろ初心者しかいない。

さらにいうと二次試験は正解も発表されてない。誰の解答が良いのか悪いのかもいまいちピンとこないという初心者マークだらけの勉強会だったから、なんとも手応えがねぇなぁという状態。

でも、勉強会後の飲み会はすごく楽しいというモチベーションの維持にとても素晴らしい状態で5月を迎えたとき、また突然アイツが切り出した。「この勉強会、一次の勉強会に切り替えませんか?一次通らないと二次はないし。」こうして僕らの勉強会は一次の科目の勉強会に切り替わった。(つづく)

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その爽やかさが進化の手応え。

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