おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

J事例Ⅲ

【設問解釈カンファ】強気プレミアム価格のEBAは、どこまで強い?

現代でもよく用いられる本家と分家。長子相続が基本の江戸時代では嫡男以外は家を継げませんでした。しかし本家だけではお家が続きません。ですが戦のない世の中では領地は有限、よって江戸時代の武士は様々な方法で家名を分けました。もちろん将軍家も例外ではありません。今回はそんな大名家の分家と御三卿のお話をします
動画:YouTube
知識系=EBA、きゃっしい様、200%の言い分は似ていて、でも微妙に違います。紛らわしいので、もうブログはやめてください。

こらこら、きゃっしい様+当サイトはEBA江口先生の教え子=分家に当たるので似ていて当然。でもブログを卒業するのは、同友館ステマ系=のれんバトンを蹴倒してからだろ?

それにしても金ピカ先生顔負けのスクール講師に、YouTubeで名を馳せるきゃっしい様。このクソサイトのドンビリ感は否めません。

こらこら、ブログにはブログの良さ、つまり同友館ステマを蹴倒す楽しみが。まだネタは豊富にあるから、あともう少しお付き合いを。

強気プレミアム価格のEBAは、どこまで役立つ?【設問解釈カンファ】

1⃣EBA「2次」対策の口コミ評価

さて、LEC、MMCに続く、良スクール事例の口コミ評価は、あのEBAが登場。強烈な個性+超絶理論+プレミアム価格のため少々敷居が高いあのスクールは、まずこう捉えて納得します。

○ここが良い×ここが良くない
・TACと喧嘩別れしたベテラン講師による、負けず嫌いの強気戦略
・三度の飯より事例好き。試験委員原書研究の一人者。
・既存大手系の弱みを突いた、ムダのない1・2次並行学習を提唱。
・講義配信、教材販売のITインフラに強み。アフターコロナの先端へ。
・120~200人収容とされる大箱系ながら、超強気の高価格。
・そこまで知識に偏らない方が、試験は受かる。
・教室受講者の質は、どちらかと言えば合格目的で正直今一つ。
・テキストで同友館と手を組み、どうも舌鋒にキレがない。

2⃣EBA「企業診断」新作事例Ⅲで設問解釈

第1問第2問第3問第4問
1A環境分析2C生産方式2D生産計画1B事業構造
情報整理期待効果期待効果助言

4問構成でシンプル。「想定読み」をするためのレイヤー当てで、作問者とシンクロできるかが、勝負のカギな。

3⃣実際の設問文は?+口コミ評価

第1問
120字
自動車業界におけるC社の特徴を120字以内で述べよ。
第2問
100字
C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、X社からの生産工程の移管要請に対応したいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について100字以内で述べよ。

第2問は、①現状整備と生産能力向上+②移管要請の対応。これを一石二鳥で解決することが課題で、100字で端的に書くのが対応策です。

第3問
140字
X社からの移管計画に対応するために活用できるC社の経営資源を挙げ、生産管理面の課題と対応策について140字以内で述べよ。
第4問
180字
Y社からの要請による東南アジア進出計画が進展している。この計画に関してC社の技術を生かした独自の経営の方向性と対応策について、中小企業診断士としてのどのようなアドバイスをするか、180字以内で述べよ。

第3~4問は140~180字の長文に。模範解答や高スコア答案を参考に、「読みやすさ」を追求します。

「解答要求」(情報整理→期待効果→助言)に沿って、構文(解答時のテンプレ)を用意と言われました。どうやって当てるのですか?

キョーカイHPで公表される出題の趣旨を使います。過去問をさかのぼって解析し、「課題と対応策」「助言力」など、作問係が答えさせたいパターンごとに用意するのが「構文」です。

①あぁいつものパターンだ。②この設問文は怪しい。これを直感でなく、理由づけできる直観で決める。それが260点まとめ派な。

そして、レイヤーを割り当ててから根拠を探せば、ベテ名物「解答の一貫性」など考慮不要に。ECRSのE=要らないステップを省くのが、80分で解ける時短のコツです。

今日のまとめ

そして、短い設問文⇔知識突き抜け超絶理論模範解答のギャップで、読み手を唸らせる。それが江口先生流の作問技術だ。

そう。EBAの強みは、TACの格安コストダウン新作事例を長年批判しただけはある、知識ベースの模範解答作成能力
そもそも最大手だったTACの評価がガタ落ちした理由は、拝金主義のコーチみよしが、①ベテラン講師を続々馘にして、②ついでに演習事例を作る人件費までケチりだしたから。

事例作問のコストダウンを続けた結果、江口先生以外の講師も与件や模範解答を批判するやら、自分で別解を作って生徒に配るやら。

最大手だから事例も良質と勘違いした、受講者はたまらない。期待を下回ると悪い口コミが流れる期待不一致モデルは、診断士ならマストの知識だろ?

うん、EBAの強みは、TACに敵意を抱いて、隙あらば倒そうと闘志を燃やすコト。この「企業診断」新作事例は、きっとみよしコーチへの殺意、おっと違った熱意が溢れる内容になっているはずです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

-J事例Ⅲ

PAGE TOP