過去問重視から、
スクール事例優位へ。
画像:pixivision
- 受験技術が一巡し、過去問重視からスクール事例優位の時代へ
- それはふぞ+ベテ先輩を除く、これからのみんなのジョーシキに。
理由は、①受験技術が一巡すると ②似通ってきた答案に点差をつけるため ③出題傾向を変え、過去問と同じ答えをバツにするから。
ほう、ふぞ+ベテ先輩が顔を真っ赤に、黙り込む。この一本は強烈な。
ふぞ+ベテ先輩に寄り添われたら8割ドボン。スクール事例を使い、初見対応力に磨きを掛けます。
- だがどっこい、スクール事例の無断コピーは厳禁
- 当カンファの前提は、スクール事例には正当な対価を払うこと。そこで設問解釈だけ先にみんなで行い、今年選びたい良スクールを口コミします。
【設問解釈カンファ】LEC2次ステップアップ全国模試「事例Ⅰ」
最初に口コミ評価するのはLEC。近年の与件長文化を先取りし、「事例体力」がつくと評判のスクールな。
※当口コミでは、多年度ベテ培養専用ドンビリ与件国語読みスクール=AASを除き、できるだけ多くのスクールを紹介予定です。口コミを希望されないスクールは、こちらにその旨記入いただければ、除外いたします。
1⃣LEC「2次」対策の口コミ評価
- ただし小学校1クラス程度の人数とされるLECの教室講義は、講師や周囲との合う合わないで、品質差が大きい
- そこで好評の新作事例には引き続き注力したうえ、HPで謳う添削品質を担保できるか。LECを使うかどうかは、そこで見極めます。
○ここが良い | ×ここが良くない |
・与件の作りが丁寧で、納得性が高い。 ・フレームワークで安定した設問構成。 ・作問係を若手に替えて、時流に対応。 | ・マーケ宣伝下手で、採用者が少ない。 ・その反面、教室講義ではベテを培養。 ・大手系のお約束。講師同士の仲が良くない。 |
2⃣5月2次ステップアップ模試「事例Ⅰ」レイヤー×設問要求
第1問 | 第2問 | 第3問 | 第4問 | 第5問 |
事業構造 | 事業構造 | 環境+事業構造 | 組織行動 (文化・変革) | 組織構造 (後継者育成) |
情報整理 | 情報整理 | 情報整理 | 期待効果 | 助言 |
①レイヤー×②解答要求の2つに判断を絞り、作問者の意図や制約条件、与件文の作り込みに注目を。それが200%の設問解釈カンファな。
オレの解答こそが正!オジサン同士がディスカッションで罵り合う、ふぞ+ベテ先輩の自称勉強会を反面教師に、ステップアップです。
3⃣実際の設問文は?+口コミ評価
第1問 100字20点 創業以降、無借金経営を続けていた頃のA社のビジネスモデルはどのようなものであったか。100字以内で答えよ。 |
第2問 100字20点 現社長が就任する前に、時計部品に売上のほとんどを依存していたA社は経営危機に陥っている。その要因として考えられる最大の理由は何か。100字以内で答えよ。 |
【第2問 LEC模範解答】 理由は、所有と経営が分離する中、創業社長の逝去後、意思決定に対する客観性を失ったことである。よって、価格競争が進む環境下で差別化が図れず、設備投資費用や正規社員の人件費負担が重くなり巨額の負債を抱えた。 |
模試受験者の多くの第2問は、事業構造レイヤーの一般的な解答に。そこに「所有と経営の分離~」、つまり組織構造の突き抜け正解だったことに、苦情が続出です。
更によろしくないのが、バイト採点。6/20点とだけ書かれ、コメントなし。これでは、丁寧な添削の看板に、偽りありな。
第3問 100字20点 現社長の就任後、これまでの事業領域とは異なる業界に進出したことによって、めっき加工業内においてどのような立ち位置が形成されたか。100字以内で答えよ。 |
第4問 100字20点 現社長の就任当時は、変革を受け入れなかったA社の従業員であるが、現在では多様な業界からの技術難度の高いオファーを積極的に受け入れている。その要因としてどのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。 |
第5問 100字20点 宝飾品の自社ブランド事業を手がけることに対する留意点について、中小企業診断士の立場で組織的な観点から助言せよ。100字以内で答えよ。 |
- スクールに飛びつく前に、カンファ形式でお試しを
- それは「2次」対策では初見対応がカギになるが、その最適ツールのスクール事例は、そこそこ高めの買い物だから。そこで「どのスクールが良いか」を味見をして、決めたらすぐ通信受講を申し込む。
まとめ~LEC2次ステップアップ全国模試「事例Ⅰ」
LECといえば過度の集客下手。なら内弁慶と思えば、通学クラスではベテを絶賛培養し、口コミ評価は常に中位以下な。
ところが、ちょっと玄人裸足の当カンファでは、その事例品質に高い評価が。第2問の突き抜け解答も、それもアリと許せる範囲です。
- それはね。ぶっとび正解の設問では、点差はつかない
- 同様に、10月本試験で作問者が用意した正解がもしぶっとび突き抜け解答でも、周囲がそれを書かなきゃ正解ではない。
ついでに常に過去問の後追い後出しジャンケンな、多年度ベテ培養専用ドンビリ国語与件読みスクール=AASの新作事例。アレをいくら解いても、出題傾向が確実に変わる今年の「2次」では、デメリットでしかない。
では5月LEC模試を受けた方は、今年でステップアップできそう? 当カンファレンスでは、最新の出題側の視点に立ち、本当に良いスクールを積極口コミしていきます。