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行列の原因は、不慣れなバイトの手際の悪さ【生産管理⑦計算問題】

不慣れなバイトにコロナチェックさせると、フツーに行列

【現地の様子】日本全国 #英検 試験会場が大行列密すぎて苦情殺到炎上まとめ『コロナ対策で逆効果』
出典:NAVERまとめ

週末に実施された英検のコロナチェック行列が、TVやネットの話題に。そして待ちかねた試験会場が、ようやく発表されました。

東京の主会場は、メッセ・TKP・TOCに。固定席の大学でなく、席幅を調整できる展示会場とは、知恵を絞った跡が伺えます。

さぁ、試験会場の様子はだいぶ読めてきた。では今日は、不慣れなバイトが引き起こす大行列を反面教師に。生産管理計算問題を一気にタテ解きし、練度を上げておきましょう。

行列の原因は、不慣れなバイトの手際の悪さ【生産管理⑦計算問題】

「財務」「運営」の計算問題は、ほぼ全てA~Cランク

つまり「2次」合格者以上なら当てる問題ですが、「財務」→見覚えのある問題を解く、「運営」→初見問題を応用的に解く、違いがあります。
画像:H27~R1計算問題出題マーク数×正答率ランク

引用:算数に必要な能力は「反復練習」「概念理解」「論理的思考」の3つに分かれます。
  • 「反復練習」は計算スピードや解き方の暗記です。繰り返しの計算練習やワーク、問題集の暗記で身につきます。
  • 「概念理解」は小数、分数、割合などの数学的表現を正しく把握することです。たくさんの切り口から得られる情報を、自分の中でまとめて新たな概念を取り込みます。
  • 「論理的思考」は、これまでに得た経験や記憶と、問題から読み取れる情報を照らし合わせて、最適な解法を論理的に導き出す考え方を指します。
    出典:Livedoor NEWS 頭のいい子なら解ける「算数パズル」4題

ほう、確かに同じことの反復しか書けないゆとりのブログ。概念理解・論理的思考力は、少なくとも精神年齢14歳の中学生以下な。

中には精神年齢5歳なんてひどいのも。今年は小学生以下認定ができそうです。

例題:H27第1問 生産概論(管理指標)  ABランク

ある製造ラインでは、下図に示すように、第1工程から第3工程を経て製品の加工が終了し、出荷される。各工程で不適合品が発生した場合には、手直し工程で手直しされる。投入された製品はすべて次工程に送られ、直行品と手直し品には品質に差はないものとする。各工程の不適合品率は下図に示すとおりである。この製造ラインの直行率の値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
正解と図解
×ア 0.2 %
○イ 64.8 %
×ウ 86.7 %
×エ 90.0 %
解説すると、不良品率の逆数、良品率80%×90%×90%=64.8%。図解すると簡単です。

当問は工場勤務の方なら、簿記の様に手を動かして体で覚える。そうでない診断士受験者は、その場で考えて当てとけ。

1⃣日程計画

H30第7問 基準日程計画(日次~小日程) ABランク
1 台の工作機械で 2 種類の製品A、Bを加工している職場における基準日程計画について考える。計画作成上の前提条件は以下に示すとおりである。
<計画作成上の前提条件>
・製品Aのロットサイズは 40 個で、加工時間は 0.5 時間/個である。
・製品Bのロットサイズは 60 個で、加工時間は 1.0 時間/個である。
・ 1 期当たりの製造可能時間の上限は 60 時間である。
・ロット分割はできない。
・各製品の生産は 1 期しか前倒しができない。
この条件の下で、 1 期から 6 期までの予測需要量と 1 期目の期首在庫量から、生産能力を考慮しない場合の製品A、Bそれぞれの各期の生産量と必要生産時間を求めた。このときの期別の必要生産時間を下図に示す。
各製品の生産が 1 期前倒しできることを考慮して、実行可能となる基準日程計画を作成した。このときの 1 期から 6 期までの製品Bの必要生産時間として、最も適切なものはどれか。
当問は生産管理の知識をあえて使わず、パズルで解きます。正解は○イ一択ですが、×ウエは製品Bは60h連続生産の制約に反するのでドボン、×アは製品Bの5期が納期に間に合いません。
H27第10問 スケジューリング(ジョンソン法) ABランク
3つの注文を工程フローショップにおいて生産することを考える。各注文の各工程における処理時間は下表に与えられている。すべての注文を生産するのに要する総所要時間を最小にする生産順序として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 注文1→注文2→注文3
×イ 注文1→注文3→注文2
×ウ 注文2→注文3→注文1
○エ 注文3→注文2→注文1
R1第9問 スケジューリング(ジョンソン法) ABランク
2 工程のフローショップにおけるジョブの投入順序を考える。各ジョブ各工程の加工時間が下表のように与えられたとき、生産を開始して全てのジョブの加工を完了するまでの時間(メイクスパン)を最小にする順序として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア J1 → J2 → J3
×イ J1 → J3 → J2
×ウ J2 → J1 → J3
○エ J3 → J2 → J1
単なるパズル問題なので、解き方は過去問集の解説参照で。
H30第4問 ジョブショップ・スケジューリング Cランク
ある職場では 3 種類の製品A、B、Cを製造している。この職場の作業条件は以下に示すとおりである。
<作業条件>
・各製品は第 1 工程と第 2 工程で同じ順序で加工される。
・各工程では一度加工が始まったら、その製品が完成するまで同じ製品を加工する。
・工程間の運搬時間は 0 とする。
・各製品の各工程における作業時間と納期は下表に示される。
また、第 1 工程において製品をA、B、Cの順に投入した場合のガントチャートは下図のように示され、総所要時間は 18 時間となる。
この職場に製品がA、C、Bの順で到着した場合の、第 1 工程における投入順序決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア  3 つの製品を SPT 順に投入すると、総所要時間は 15 時間である。
×イ  3 つの製品を到着順に投入すると、総所要時間は 14 時間である。
×ウ  3 つの製品を到着順に投すると、納期遅れはなくなる。
×エ  3 つの製品を納期順に投入すると、納期遅れはなくなる。
当問は総所要時間15hで最短となる○アが正解。でもSPT順なんて用語は知らず、イウエに×をつけないといけないので、時間切れのCランクになります。イは×14h→○18h、ウはCが納期遅れ、エはBが納期遅れ。
画像:人財育成研究所
H28第10問 PERT(プロジェクト・スケジューリング) Cランク
下表は、あるプロジェクト業務を行う際の各作業の要件を示している。CPM(Critical Path Method)を適用して、最短プロジェクト遂行期間となる条件を達成したときの最小費用を、下記の解答群から選べ(単位:万円)。
×ア650
×イ730
○ウ790
×エ840
PERTに関し、アローダイヤグラム作成→CPM決定→コストをかけて時短までの、総合的な良問です。これも計算ドリルでマスターしますが、作業Cは5h→2hでなく、5h→3hの短縮でお茶を濁すことが題意です。
H30第6問 PERT(プロジェクト・スケジューリング) Cランク
下表に示される作業A〜Fで構成されるプロジェクトについて、PERT を用いて日程管理をすることに関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア このプロジェクトのアローダイアグラムを作成するためには、ダミーが2 本必要である。
×イ このプロジェクトの所要日数は8 日である。
×ウ このプロジェクトの所要日数を1 日縮めるためには、作業を1 日短縮すればよい。
○エ 作業Eを最も早く始められるのは6 日後である。
当問はサービス問題ですが、アローダイヤグラムを自分で描くため、時間が足りず正答率はCランクに。アは×2→○3、イは×8→○9、ウは×F→○CかEが正解(のはず)。ここも計算ドリル代わりに。
画像:MEN's EDGE
R1第5問 RERT(プロジェクトスケジューリング) DEランク ※難問
要素作業a~gの先行関係が下図に示される製品を、単一ラインで生産する。生産計画量が380 個、稼働予定時間が40 時間のとき、実行可能なサイクルタイムと最小作業工程数の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
○ア サイクルタイム: 6 分  最小作業工程数: 3
×イ サイクルタイム: 6 分  最小作業工程数: 4
×ウ サイクルタイム: 9 分  最小作業工程数: 2
×エ サイクルタイム: 9 分  最小作業工程数: 3
当問はちょっと解き方を思いつきません。市販過去問集参照で。

日程計画は、猫でも当たるサービス計算問題。でもR1第5問のような嫌がらせがたまにあります。

1⃣-2 生産統制 (進捗・現品・余力管理)

R1第15問 余力管理 ABランク
ある工程における製品Aの1 個当たりの標準作業時間は0.3 時間で、適合品率は90 %である。この工程を担当する作業者は5 人で、1 人1 日当たりの実働時間は6時間、稼働率は90 %である。今期、残り10 日間に適合品を900 個生産しなければならないことが分かっている。
この場合にとるべき施策として、最も適切なものはどれか。
○ア 一部作業の外注化を行う。
×イ 次期の仕事を前倒しして行う。
×ウ 終業時刻を早めて小集団活動を行う。
×エ 特別な施策は必要ない。
これは簿記っぽい計算問題ですが、生産所要時間⇔作業可能時間の大小で判断します。
・生産所要時間:900個×0.3h÷稼働率0.9=300h
・ 作業可能時間:5人×6h×稼働率0.9×10日=270h
よって正解○アですが、イウエにツッコミます。×イウ←そんな余裕はないぜっ。×←作業員が足りないよー。
H27第17問 生産統制(流動数分析)ABランク
先入先出法で製品の入出庫を行う倉庫において、始業(8時)から終業(17 時)までの期間で流動数分析を実施した。下図は、この観測期間内での入出庫の結果を流動数グラフにまとめたものである。この流動数グラフの分析結果として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 最大在庫量は、6個である。
×イ 終業直後の倉庫内在庫量は、3個である。
○ウ 製品の平均在庫量は、3(個/時間)である。
×エ 製品の平均滞留時間は、4(時間/個)である。

2⃣調達計画

H27第9問 需要予測 Cランク
ある会社では、商品の需要予測に指数平滑法(平滑化定数 α= 0.4)を用いている。当期の需要予測値 75 に対し、需要実績値は 55 であった。次期の需要予測値として、最も適切なものはどれか。
×ア 63
×イ 65
○ウ 67
×エ 69
指数平滑法の定義に基づき計算式を書くと、次期の需要予測値=75-(75-55)×0.4=ウ67です。つべこべ言わずまず計算し、余裕がある時に理屈を足します。
H30第12問 需要予測 ABランク
ある見込生産型工場における需要予測において、従来と比較して、過去の実績需要量の中でも現在に近いものほど次月の需要量に大きく影響することが分かってきた。予測精度を向上させる試みに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
×a 移動平均法においては、対象範囲を3 カ月から5 カ月に変更する。
○b 移動平均法においては、対象範囲を5 カ月から3 カ月に変更する。
○c 指数平滑法においては、平滑化定数を0.3 から0.5 に変更する。
×d 指数平滑法においては、平滑化定数を0.5 から0.3 に変更する。
〔解答群〕
×ア aとc
×イ aとd
○ウ bとc
×エ bとd
当問はやや理論問題っぽくなっていますが、計算練習で体得してしまう方が良い。丸暗記は避けます。
H28第9問 部品表 DEランク ※ひっかけ良問
下表は、製品Aの部品構成を示している。製品Aを30台組み立てる際に、部品dの所要量として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:個)。
×ア240
×イ390
×ウ570
○エ750
当問は心理学的に面白いひっかけがあり、多くの方が×イ390を選びますが、正解は〇エ750。この問題一つで部品表をマスターできる良問です。
R1第7問 部品表 ABランク
下図は、最終製品Aの部品構成表であり、( )内は親1 個に対して必要な部品の個数である。製品Aを2 個生産するとき、必要部品数量に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 部品cは12 個必要である。
×イ 部品dは36 個必要である。
○ウ 部品eは64 個必要である。
×エ 部品fは60 個必要である。
部品表はたまに難問が出ますが、当問は意地悪ひっかけもなくフツーに解けます。過去問集の解説参照で。
H27第14問 定期発注方式 ABランク
工場では、ある製品を一定の速度でロット生産している。工場で完成された製品は、ロットの生産途中でも販売店に配送できる。工場から販売店への輸送リードタイムは とする。販売店には一定速度で需要が到着している。下図は、販売店が一定量を定期的に発注している場合の、工場での累積生産量、工場在庫量、工場から販売店への累積配送量、販売店在庫量の時間推移を示している。
このうち、工場在庫量、累積配送量、販売店在庫量の3つの量の推移を示す線の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
工場在庫量累積配送量販売店在庫量
×ア
×イ
○ウ
×エ
H27第17問「流動数分析」と似ていますが、別論点です。パズルには、②④が累積していないので、累積配送量=③の〇ウ一択に。
H28第8問 定期発注方式 DEランク ※本試験では捨て問
製品Aは調達ロットサイズが20単位で、リードタイムは2期である(n期の期末に発注したものは、n+2期の期首に納入される)。各期の所要量は必ず確保することを前提に、期末在庫量が最小になるように各期の発注量を決定する。
1期から5期までの所要量などの情報の一部が下表で与えられているとき、1期から3期までの発注量の合計(表の①〜③の合計)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア80
×イ95
○ウ100
×エ120
当問は、工業簿記ノリでBOX図を描くと合理的に答えが〇ウ(①60、②20、③20)に求まりますが、説明するのも理解するのも大変なので割愛します。苦手な問題でムキにならない。
H29第19問 定期発注方式(経済的発注量) (1)DE (2)ABランク
食材の加工・販売を行う食品会社において、ある食材の経済的発注量を検討することを考える。当日に納入された食材は、注文に応じて販売分だけを加工して客に提供される。食材は翌日以降に持ち越して販売することはできない。食材の仕入れ単価は 80 円/個、加工単価は 40 円/個、加工食材の販売単価は 460 円/個である。
また、販売できずに売れ残った食材は、飼料会社によって 20 円/個で買い取られていく。 以下の設問に答えよ。
(設問1)
この食品会社において、「食材を需要量よりも1個多く発注したときの売れ残り損失」と「食材を需要量よりも1個少なく発注したときの品切れ損失」の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。ただし、品切れが発生したときの信用損失は考慮しないものとする。
売れ残り損失品切れ損失
〇ア60円340円
×イ60円460円
×ウ100円340円
×エ100円460円
(設問1)は計算ではなく、設問文を読み解く国語のクイズです。売れ残り損失はなぜ×100円→○60円? また品切れ損失はなぜ×460円→○340円? この説明は簿記の原価計算になってしまうので、苦手な方は後回しに。
(設問2)
食材の過去 100 日の需要量の分布を調べたところ、表1のようなデータが得られた。表2は、この需要分布のもとで、食材の日当たりの発注量を変化させたときの平均損失額を計算したものである(一部は空欄になっているので注意すること)。表2を利用して1日当たりの平均損失額を最小化する発注量を求めることを考えるとき、最適発注量の値として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 49 個
×イ 50 個
〇ウ 51 個
×エ 52 個
これも計算力より、設問文を読み解く国語のクイズで、空欄(黄色セル)に36が入れば○ウ51一択に。そうでなくても、なんとなく欠品より売れ残りがマシとウエの2択に絞れば十分です。

※どうしても理詰めで解きたい理系の方は、以下の表を参考に。

H30第17問 定期発注方式 (1)(2)ABランク
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
ある製品についての毎期の需要が下表のように予測されている。製品の発注費が1 回当たり4,000 円、保管費が1 個1 期当たり20 円のもとで、発注費と保管費の総和である総費用を最小化する最適発注計画を考えたい。ただし、製品は、期首に発注し即時に納入される。従って、最適発注計画では、発注は期首在庫量が0 である期に限られ、発注量はその後の需要量の何期分かになる。また、保管費は、当期に納入された製品の中で、翌期以降に持ち越した量にだけ発生するものとする。
(設問1 )
発注計画を各期首に発注された製品量の組によって表すとき、発注計画(260,0,0)の総費用として、最も適切なものはどれか。
○ア 10,000 円
×イ 10,400 円
×ウ 11,600 円
×エ 12,000 円
経済的発注量は、発注費+保管料の合計額で考える。ここは真面目に手計算すると○ア一択です。
(設問2)
予測されている需要量のもとで最適発注を行ったときの総費用として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、下表は計算過程の一部を示したものである。
×ア   7,400 円
×イ   8,000 円
○ウ   9,200 円
×エ 10,000 円
(設問1)で3期分をまとめ買いしたら10,000円だったので、2回に分割すれば○ウ9,200円に下がるだろう(そして発注費2回分=8,000円なので×アイはないだろう)。試験上はその程度ですませ、場合分けして検算するのは試験後で間に合う問題です。
経済的発注量を本格的に求めるには、少なくとも電卓がマスト。1次「財務」は少し捻った別の形で出して電卓不要に。
画像:TAC独学道場で簿記1級合格を目指すブログ
R1第10問 定期発注方式(経済的発注量) ABランク
経済的発注量Q を表す数式として、最も適切なものはどれか。ただし、d を1期当たりの推定所要量、c を1 回当たりの発注費、h を1 個1 期当たりの保管費とする。

正解:エ
経済的発注量(EOQ)は簿記の計算問題です。考えても覚えても当たらないので、計算練習で手を動かすのが吉。公式で覚えると捻られると手も足も出ないので、丸暗記する位なら捨てる方が結果は吉と出ます。

経済的発注量(EOQ)は公式もあるけれど・・。
画像:簿記の学習
H28第20問 外注管理(内外作) ABランク
個別受注生産を行う工場において、次月の計画として下表に示すA〜E の注文を受注した。すべての注文を社内で処理する(すなわち、内作する)能力がないため、いくつかの注文については外作を行うことを検討している。以下の条件のもとで内外作に割り当てる注文を適切に決定することにより、内作費用と外作費用を合わせた総費用の最小化を考える。総費用の最小値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:万円)。
1.注文を処理するのに必要な処理時間、内作で処理した場合に発生する費用、外作で処理した場合に発生する費用は下表のとおりである。
2.内作では、2つ以上の注文を同時に処理することはできない。
3.上表の注文の処理に利用できる社内製造時間は30時間である。
×ア69
○イ84
×ウ88
×エ90
当問は自己流の試行錯誤で、○イ84hを選べれば十分です。工業簿記(意思決定会計)を学習済の方なら内製10hあたりのコストダウン額を計算し、B+Eを内製、A+C+Dを外注とパッと決まります。

部品表、経済的発注量は定番すぎるので、本試験では揺さぶりが。スクール模試など、予想問題もセットでタテ解きしておきます。

3⃣工数計画(IE)

H27第16問 動作研究(連合作業分析) Cランク ※H30「Ⅲ」出題知識
複数個の同一製品を、同じ機能を持った設備 A または B を利用して加工処理している工程がある。この工程には1名の作業者がおり、次のような手順で製品を加工処理している。
<製品の処理手順>
1.手空きになっている(加工処理が行われていない)いずれかの設備に、作業者によって製品がセットされる。セットには5秒かかる。
2.セットされた製品は、直ちに設備で自動的に加工処理される。加工処理には 20 秒かかる。
3.加工が終わった製品は、作業者によって設備から取り出される。製品の取り出しには5秒かかる。
4.取り出された製品は、作業者によって検査が行われて製品の処理が完了する。検査には5秒かかる。
次ページの表は、この工程で4つの製品が処理される過程を連合作業分析した結果である。この作業において 90 秒の総作業時間を短縮するために、連合作業分析表の1列目(作業者の欄)に示された作業番号④、⑤、⑥、⑦、⑧の作業を⑦→⑤→⑧→④→⑥の順序に変更することを考える。この変更によって短縮される時間の最大値として、最も適切なものを次ページの解答群から選べ。なお、作業者と設備A、B のそれぞれは、同時に複数個の製品を処理することはできない。
×ア 5秒
×イ 10 秒
〇ウ 15 秒
×エ 20 秒
なぜ○ウ15秒が正解で、総作業時間は90→75秒に短縮するか?→A:55~70秒の作業者の手待ちを解消するから。なぜ×エ20秒の短縮はできないか→A:作業者は25秒以降の手待ちがなく、それ以上短縮できないから。
連合作業分析(マン・マシーンチャート)の狙いは、人の手待ち/機械の停止ロスを見つけ、D時短とC稼働率UPを図ること。
画像:JMAC
H28第16問 時間研究(ワークサンプリング) DEランク
人の作業者が電気部品の組み立てを行っている工程でワークサンプリング法を実施した結果が下表に示されている。この実施結果から算出される「主体作業」と「職場余裕」の時間構成比率の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
主体作業職場余裕
×ア58%11%
×イ58%12%
〇ウ70%11%
×エ70%12%
本試験中にこんな問題は解けないので、鉛筆コロコロ。でもよく考えると、計算問題を復習すれば、「Ⅲ」出題に備えた最新テキスト代わりに。
画像:TACスピテキを参考に、H28第16問の作業項目を当サイトが分類。
H29第7問 時間研究(ワークサンプリング) DEランク
下表は、ある職場で加工に用いられている機械Aについてワークサンプリングを行った結果を示している。主作業以外の作業を改善対象として抽出するため、対象となる作業のパレート分析を行った。80 %を超えない範囲でできるだけ多くの作業を改善対象とするとき、その作業の数として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 3
○イ 4
×ウ 5
×エ 6

①ワークサンプリングでは、2,320回も観測するぜ。

②(難) 機械加工=主作業だから、1,320を除いて分母は1,000。

③残り6つの作業を降順に足すと、251+205+189+155=800で上位80%ピタリ。

当問は計算問題に見えて、設問文指示の国語を解釈させる難問です。特に上の②は知らなきゃ解けないので、まさかの「Ⅲ」出題に備え、ここは暗記でイタダキです。

画像:面白狩り
H29第16問 時間研究(ワークサンプリング) Cランク ※良問
ある作業者が第1作業として穴あけ作業、第2作業として曲げ作業を行う金属加工工程において、時間分析とワークサンプリングを実施した。時間分析は正味時間を計測する目的で行われ、下表はその結果を示している。また、ワークサンプリングは余裕率を算定する目的で行われ、延べ 500 回の計測の中で余裕に該当するサンプルが 50 個得られた。
この工程で1個の部品を製造するための標準時間(分/個)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〇ア 2.80
×イ 2.97
×ウ 3.00
×エ 3.08

出題者:
君たち、暗記は嫌いでも、計算問題なら得意だろ?

ワークサンプリングはH29で2問出題されますが、第16問と違いこちらは計算だけで当たるサービス問題に。「財務」で鍛えた約分テクを使えば(1.2×1.1+1.5×0.8)÷0.9=○ア2.80は手計算で一択に。なお×イウエは以下のひっかけです。

×イ2.97=(1.2÷1.1+1.5÷0.8)←レイティング値を掛けずに割る
×ウ3.00=(1.2+1.5)÷0.9←惜しいが、レイティングを未考慮
×エ3.08=正解2.80×1.1?

R1第14問 時間研究(ストップウォッチ法) (1)(2)Cランク
ある工程では1 人の作業者が製品の箱詰めを行っている。この工程の標準時間を算出するため、作業内容を以下のように作業1 と作業2 に分割して、時間観測を行うこととした。
作業1  箱を組み立てる。
作業2  製品を5 個箱に詰め、テープで封をする。
作業者が「作業1 →作業2 」のサイクルを5 回繰り返したときの各作業の終了時刻を、ストップウオッチ(単位DM、ただし1 分=100 DM)を使って観測した。その結果を観測用紙に記入したものが下表である。ただし、観測開始時点のストップウオッチの目盛りは5 DM であった。
作業1 に関する下記の設問に答えよ。
(設問1 )
観測時間の平均値(単位:秒)として、最も適切なものはどれか。ただし、観測時間の平均は算術平均を用いる。
○ア  6
×イ 10
×ウ 11
×エ 56
(設問2 )
レイティング係数が90 と観測され、余裕率を5 %と設定したときの標準時間(単位:秒)として、最も適切なものはどれか。
×ア 5.1
○イ 5.7
×ウ 6.4
×エ 7.1

ワークサンプリングは、いつ「Ⅲ」に出てもおかしくない。バトン以外の全員が知ってるジョーシキな。

4⃣生産業務

H28第18問 設備保全 Cランク
下表は、ある設備の故障状況に関して、故障後の設備修復が終わってから再び故障に至るまでの故障間隔とその頻度を度数分布表にまとめたものである。設備の修復時間をある一定時間以下に短縮することにより、90 %以上のアベイラビリティ(可用率)を達成したい。これを達成するための設備の平均修復時間の最大値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:時間)。
×ア 6
×イ 8
〇ウ 10
×エ 12
当問は、MTBFの期待値計算が面倒です。ここはファイナンスのノリでエクセルで答えを確かめ、後から手計算で確かめて約分テクニックを鍛える順番が良いでしょう。
H29第18問 設備総合効率 ABランク
基準サイクルタイムが2分/個に設定されている加工機械について、1,000 時間の負荷時間内での設備データを収集したところ下表が得られた。この機械の設備総合効率の値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〇ア 0.48
×イ 0.50
×ウ 0.52
×エ 0.54
いつもの様になんとなく分数計算・約分テクを使うと、正解○ア0.48一択になります。設備総合効率=稼働率(800/1,000h)×性能率(18,000/(30×800))×良品率(80/100)=0.48とテキスト定義通りになると確認すれば、復習もバッチリ。
参考:期待値計算ならまずエクセルで
H28第19問 設備投資 Cランク
製品製造のための年間固定費と変動費単価がそれぞれ異なる3つの設備案 A、B、C の中から、年間の総費用が最小となる最適設備を選択することを考える。設備間での生産量に関する優劣分岐点は、以下の値であることが分かっている。設備の年間固定費が A、B、C の順に高いとき、最適設備の選択に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
1.設備 A と設備 B の生産量に関する優劣分岐点は 2,500 個/年である。
2.設備 B と設備 C の生産量に関する優劣分岐点は 7,500 個/年である。
3.設備 A と設備 C の生産量に関する優劣分岐点は 5,000 個/年である。
×ア 年間の生産量が 2,000 個のとき、設備 A を選択した。
×イ 年間の生産量が 4,000 個のとき、設備 B を選択した。
〇ウ 年間の生産量が 6,000 個のとき、設備 A を選択した。
×エ 年間の生産量が 8,000 個のとき、設備 C を選択した。
優劣分岐は原価計算の一論点。そう知ってる方には易問ですし、それ以外の方にはとんちクイズです。解き方はなんでも良いので、復習時には上の図を自分で描いて納得を。「事例Ⅳ」でたまに出ます。
優劣分岐点と言われて慌てない。CVP(損益分岐)の単なる応用で、暗記も不要。
R1第19問 設備投資 DEランク
ある工程を自動化するためには、設備の改良に1,000 万円を投資する必要がある。この自動化投資を6 年で回収するために必要な最小の原価低減額(万円/年)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。計算利率を8 %とし、必要ならば下表の換算係数を使うこと。
×ア 136
×イ 167
×ウ 190
○エ 220
資本回収係数→年金現価係数と読み替えれば、「事例Ⅳ」の問題に。解き方はいろいろあるので、Try&Errorします。

設備は「事例Ⅳ」や簿記と重なる問題に。特別な対策は要りません。

今日のまとめ

計算は記憶効果の高いサービス問題

①「生産」計算問題=原則A~Cランク。全問当てる。
②初見問題は、その場で考えれば原則当たる。
③解きっ放しにせず、使う知識ごとに自分でまとめ。
④すると「Ⅲ」の初見トンデモ問題でも、慌てない。

そうそう。コロナチェックで行列ができるのは、実施する側のバイトが不慣れで手際が悪いから
同様に計算問題が出ると予めわかっていれば、スイスイ解けるし、そもそも電卓持ち込み禁止の手計算だから、基本は猫でも当たるサービス問題に。

とはいえ、受験票にもし「幕張メッセ 展示場」と書かれると、待ち受ける試験会場はこんな風景に。。

首都圏指折りの受験者数を誇る市川中学校では、第1回入学試験を毎年幕張メッセにて行っています。第1回入試には「一般入試」2611名の(中略)志望者が集結。
画像:模試情報センター

では会場入り口のコロナチェックは? 心配なトイレ事情は? 試験準備で忙しいあなたに代わり当サイトが調べておいたので、関心ある方は朝5:00の記事もご覧ください。

わかりやすさがマスト、具体的ならベスト
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