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2hでどこまで解けるかチャレンジ(店舗):⑦計算問題

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計算問題は、週末の一気解きにもってこい。

TAC模試を月末に控え、「1次」受験予定の方は過去問回転に余念がなく、「2次」専念の方は明日は勉強会・・といった感じでしょうか。

ここでサプライズ提案・・。といいますか、明日午前中の2hだけ、当サイトにお貸しいただけませんか?

過去問題集を使わない計算練習(2hドリル)
①過去問計算練習は、一冊の問題集を論点順に解くと、解き方を思い出して体得しやすい。
②ところが解き方を覚えてしまい、H30「Ⅳ」のような変化に弱い。
③そこで当サイトが並べ替えた順に2hでどれだけ解けるか試し、効果を見てみる。
2hドリルのやり方
①一度解いた問題は「解く」のではなく、「思い出す」。
②時間節約のため、「先に正解を見て」「電卓使用でOK」。
③○×の答えを先に見たくない方は、協会PDFをDL。
④正答率A~Cは確実に当てる。DEは飛ばしてもOK。

答えを覚えたはずの過去問が、解く順番を変えると、意外に間違える。

「事例Ⅳ」はそんな「理解の穴」を巧みに突いてきます。では初学者、経験者を問わず、明日の2hだけ一口乗ってやるか。ぜひ試してご感想をお聞かせください。

2hでどこまで解けるかチャレンジ(店舗):⑦計算問題

予算計画、MD
小売業の基本は、売れる分だけ仕入れる。またいくら儲けるか、いくらまでなら値引きするかの利益計画が大切です。
H28第28問 予算計画(回転率) Bランク

「財務」「運営」で頻出の割り算問題。慌てず4つのウソに×を付ける。

小売店の商品管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア ある期間の商品回転率が6である場合、当該期間の売上高は期末在庫高の6倍である。
×イ 売上高が減った場合でも、平均在庫高を一定に保てば商品回転率は維持できる。
×ウ 売場に商品を補充する際、先入れ先出しをすると必ず商品回転率が高まる。
×エ 売れ筋商品の品ぞろえを増やして売上高が増加すれば、平均在庫高が増えたとしても必ず商品回転率が高まる。
〇オ 需要期後に売れ残った季節商品を値引きや廃棄して処分すると、その処分をしないよりも商品回転率は高まる。

ウエの×必ずはナイ。アは×期末→〇平均、イは×一定に保てば→〇それに応じて下げればで正解に。○オ一択です。

H30第28問 予算計画(利益計画) (1)(2)Bランク

福袋の原価計算? ここは慌てず総当たりで。

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
ある店舗で下表の商品を用いて、福袋を作って販売することを計画している。福袋は全部で5 個作り、売価は4,000 円とする。また、下表のすべての商品を使い切り、1 つの福袋に同じ商品が入ることもある。なお、消費税は考慮しないものとする。
(設問1)
最初に売れた1 つの福袋の粗利益率は10 %であった。この福袋に入っていた商品の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
×ア 商品Aと商品Cがそれぞれ1 個ずつ
×イ 商品Aが1 個と商品Dが2 個
×ウ 商品Bが1 個と商品Dが2 個
○エ 商品Bと商品Cと商品Dがそれぞれ1 個ずつ
×オ 商品Cが2 個と商品Dが1 個
(設問1)は↑このような計算メモを作り、総当たりで計算する。

①売価4,000で粗利10%なら、②仕入原価=3,600円だと浮かべば大丈夫。計算のやり方は自由です。

(設問2)
福袋の販売計画に関する次の文章の空欄A〜Cに入る数値として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
今の販売計画では、5 個の福袋を計画した売価ですべて売り切ったときの福袋
販売全体の粗利益率はA %である。粗利益率を3 ポイント高めて B %とするためには、福袋の売価設定をC 円とする必要がある。
×ア A:17  B:20  C:4,120
○イ A:17  B:20  C:4,150
×ウ A:23  B:26  C:4,120
×エ A:23  B:26  C:4,150

売上原価率=仕入原価16,600/売上高20,000=83%は計算できるはず。残りの粗利率=17%でアイに絞ります。

粗利率20%になる売価を式にすると、16,600÷0.8÷5=4,150円(正解○イ)ですが、この計算も自分のやり方でOKです。

H28第31問 予算計画(利益計画) Cランク

予算計画といっても、一般常識か簿記の応用で解ける。Cランクですが合否は左右しないので、苦手の方は捨ててOK。

下表の条件で3種類の商品を仕入れ、販売単価を設定したとき、3商品全体の売価値入率(小数点第2位を四捨五入)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
○ア 36.8 %
×イ 38.3 %
×ウ 61.7 %
×エ 63.2 %
総額計算は要らないので、A:B:C=3:1:2の組製品として仕入、販売単価、粗利率を計算する。

当問を筆算で解くのは大変なので、エクセルの表を描いて正解を先に確かめます。苦手な方は、「粗利で多くて3割ぐらいじゃね?」とアイの2択に絞れば十分です。

H29第27問 予算計画(利益計画・相乗積) Bランク

相乗積? そんなメンド臭いものはエクセルに計算させる。万一「Ⅱ」に出題されたらまるっとイタダキです。

店舗Xにおける商品カテゴリー別の売上高と粗利高を示した次の表を見て、この店舗における今後の販売計画を検討する際の考え方に関する記述として最も適切なものを、下記の解答群から選べ。
ただし、値引きや廃棄ロスを考慮せず、商品カテゴリーごとの粗利益率は変動しないものとする。
×ア カテゴリーbの売上高が表の数値の2倍になり、他のカテゴリーの売上高が変わらない場合、カテゴリーbの相乗積はカテゴリーaより高くなる。
×イ カテゴリーcの売上高が表の数値の2倍になり、他のカテゴリーの売上高が変わらない場合、カテゴリーcの相乗積は2倍になる。
○ウ カテゴリーeの売上高が表の数値の2倍になり、他のカテゴリーの売上高が変わらない場合、店舗全体の粗利益率は高まる。
×エ すべてのカテゴリーの売上高が表の数値からそれぞれ10 %ずつ増えた場合、相乗積がもっとも増加するのはカテゴリーcである。
×オ すべてのカテゴリーの売上高が表の数値からそれぞれ100 万円ずつ増えた場合、カテゴリーそれぞれの相乗積は変わらない。

相乗積は一般にエクセルを使わないと計算できませんが、エクセルを使うと簡単すぎて試験問題にすらなりません。当問を解きたい方は、エクセルでこの表↓を作り、数字を打ち換えて確認を。

エオは×10%ずつ⇔100万円ずつを入れ替えると、ピタリ正解知識に。アは×2→○2.5、イは×2→○2.33にすると正解になりますが、そんなのもちろん手計算ではできません。

人時生産性ほか
次の基本は、店員やパートさんの人件費。赤字回避には、①月給メインの製造業ではCVP分析、②時給が多いサービス/小売業では人時生産性が役に立ちます。
H29第28問 予算計画(人時生産性) Bランク

人時生産性=粗利÷総労働時間。この定義を覚えた前提で、まず1問を。

画像:KAMISHOBO
ある売場において、商品を300万円で仕入れ、10日間ですべての商品を販売することを計画している。この売場で、2人の従業員が毎日それぞれ5時間ずつ労働し、売上高が500万円であった場合、この期間の人時生産性として、最も適切なものはどれか。
×ア 1万円
○イ 2万円
×ウ 3万円
×エ 4万円
×オ 5万円

粗利200万円/総労働時間100h=2万円。定義を覚えていれば○イ一択にしかなりません。

H30第26問 予算計画(人時生産性) Cランク

前年H29第28問で定義(人時生産性=粗利÷総労働時間)は覚えた。でも過去問の答えを覚えても、当てさせないのがCランク。

下表は、ある店舗における1 カ月の営業実績をまとめたものである。人時生産性を改善するために、営業時間などを変えた販売計画を検討している。それぞれの販売計画に関する下記の解答群の記述のうち、現状の営業実績と比べて人時生産性を最も大きく改善できるものはどれか。
×ア 営業時間を延長して売上高を20 %増やす。ただし、総労働時間は810 時間となり、粗利益率、人件費単価は変わらないものとする。
×イ 人件費以外の販売経費を10 %削減して営業利益を増加させる。ただし、総労働時間、粗利益率は変わらないものとする。
×ウ 総労働時間を30 時間減らして人件費を削減する。ただし、売上高、粗利益はそれぞれ5 %減少し、人件費単価は変わらないものとする。
○エ 値引きロスを減らして粗利益率を33 %に改善する。ただし、売上高、人件費、総労働時間は変わらないものとする。

答えを先に書くと、人時生産性(粗利/総労働時間(円/h))はアイウエの順に4,500円、4,000円、4,500円、4,950円となり、正解○エに。でも本試験でそんな筆算をする暇はありません。

アウは計算しないと○×不明なので後回しに。イエだけ見比べ、イに×このケースでは粗利は増えないとバツをつければ出来すぎです。

参考:当問やCVPの感度分析には、エクセル利用を推奨
H28第29問 ISM(陳列計画) Aランク

棚割とかフェイズって?

画像:Store Manager
下表は、商品Aから商品Eの5商品の販売棚における陳列数と最近1か月の売上数量を示したものである。これらの5商品の商品単価と商品パッケージのサイズは同じで商品棚に陳列できる最大フェイス数は20とした場合、棚全体の売上数量を増やすために商品棚割を改善する考え方に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、期間中に品切れは発生していなかったものとする。
×ア 売場面積あたりの生産性が最も高い商品Aのフェイス数を増やす。
×イ 商品Dと商品Eのフェイス数を2ずつにそろえる
×ウ 商品補充の作業性の面で最も効率が悪い商品Dのフェイス数を増やす。
○エ フェイス数を1つ増やしたときに売上数量が増えるフェイス効果は、商 Aより商品Eの方が高い。

売れる商品はフェイスを増やし、そうでなければフェイスを減らす。売り上げ増大(商品の回転率UP)がメインですが、フェイスを拡げることでより目立ったり、商品補充がしやすくなる効果も。

商品A⇔Eを比べるとAがフェイス8倍、数量6倍なので、この時点でEのフェイスを増やそうと○エ一択に出来ます。アイウを一番簡単に正解になおすと、アは×商品A→○商品E、イは×そろえる→○揃えても売り上げは増えない、ウは×商品D→○商品Eです。

H30第32問 輸配送管理 Aランク

小学生の算数より簡単な問題。

下図は、配送元P、配送先A、Bの各拠点間における2 種類のトラックの配送方法を表している。矢印は始点から終点へとトラックが走行することを表し、数字は配送距離である。配送元Pから配送先A、Bへと、配送方法(Ⅰ)は2 運行、配送方法(Ⅱ)は1 運行で配送した場合を表している。
トラックの最適な配送ルートを選定する方法の1 つにセービング法がある。セービング法の考え方に基づき、配送方法(Ⅰ)と(Ⅱ)を比較したときの配送距離の節約量(セービング)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア  3
×イ  6
○ウ 10
×エ 16
×オ 20

Ⅰ(7+7+6+6)-Ⅱ(7+3+6)=10。○ウ一択です。

マーケットバスケット分析
amazonで何か買おうとしたら、別な何かをオススメされてついで買い。その仕組みがこちら。
画像:advanlink
H28第39問 マーケットバスケット (1)Bランク (2)Eランク

ここ3年でマスト知識になったリフト値は、考えたってわからない。そこで計算練習と、くだらなくして体で覚える。

画像:Albert より一部加筆
リフト値をくだらなく覚えるには?
「1次」に合格すると、 ふぞろいを購入する確率は合格前の3倍に増える(当サイト推計による)
画像:【経験が邪魔をする】
ある小売店の一定期間におけるID-POS データを用いて、100 人のある顧客セグメントに対するマーケットバスケット分析を行ったところ、商品aと商品bの購買に関して、下表のような結果が得られたとする。このとき、以下の設問に答えよ。
(設問1)
支持度(サポート)に関係する記述として、最も不適切なものはどれか。
○ア 商品aのみを購買した顧客数は10 人である。
○イ 商品bのみを購買した顧客数は30 人である。
○ウ 商品a と商品bを共に購買した顧客数は10 人である。
×エ 商品aも商品bも購買していない顧客数は40人である。
○オ 商品aも商品bも購買していない顧客数は、商品bのみを購買した顧客数より多い

(設問1)はベン図を描いて一発です。エは×40→○50に。

(設問2)
リフト値(lift(商品a ⇒ 商品))の値として、最も適切なものはどれか。
×ア 0.25
×イ 0.50
×ウ 1.00
○エ 1.25
×オ 2.50
H29第40問 マーケットバスケット (1)Eランク (2)Bランク
あるスーパーマーケットの、ある期間に購買のあった顧客1,000 人分のID-POSデータを用いて、顧客が当該期間内に購入する商品の組み合わせを分析した。その結果、商品Aの購入者が200 人、商品Bの購入者が250 人、商品Aと商品Bの両方の購入者が100 人であった。
(設問1)
商品Aを購入した当該顧客の何パーセントが商品Bを購入するか」という値を、商品Bのプロモーションを検討する材料として計算したい。このときこの値は、一般に何と呼ばれる値か、最も適切なものを選べ。
×ア Jaccard 係数
×イ 支持度(サポート)
○ウ 信頼度(コンフィデンス)
×エ 正答率
×オ リフト値

マーケットバスケット分析論点では、イ支持度、ウ信頼度、オリフト値の3つを使います。ですが前年H28第39問を受け、100人中100人が×オを選ぶでしょう。リフト値を説明するには、設問文をこう直します。

×商品Aを購入した当該顧客の何パーセントが商品Bを購入するか

→これは○ウ信頼度の説明

○商品Aを購入した顧客は、通常の何倍商品Bを購入するか

→これがオ リフト値の説明
(設問2)
設問1の「商品Aを購入した当該顧客の何パーセントが商品Bを購入するか」という値を実際に計算したとき、最も適切な値はどれか。
×ア 15%
×イ 20%
×ウ 25%
×エ 40%
○オ 50%

(設問2)は(〃1)の名称を誤答しても、ベン図を描いて○オ50%一択に出来ます。×オ=リフト値が2.0になる所まで復習が要ります。

H30第39問 マーケットバスケット (1) Cランク (2) Dランク

上の2問と連続で解けば、このC、Dランクは実質Bランクのサービス問題に。

マーケットバスケット分析は、頻繁に購入される商品の組み合わせ(相関ルール)を見つけ、併買を促すためのヒントを見つけ出すのに活用される方法の 1 つである。この相関ルールの評価に関する下記の設問に答えよ。
(設問 1 )
相関ルールを多角的な観点から評価するためには、複数の指標が用いられる。
このうち、リフト値は重要な評価指標の 1 つであるが、他に 2 つの評価指標を挙げる場合、以下の①〜④のうち、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
×① コンバージョン率
〇② 支持度(サポート)
〇③ 信頼度(コンフィデンス)
×④ 正答率
×ア ①と③
×イ ①と④
〇ウ ②と③
×エ ②と④
×オ ③と④

だからマーケットバスケット分析で使うのはこの3つだって。○ウ一択です。

(設問 2 )
商品Xと商品Yの相関ルールを評価するとき、商品Xの購買が、どの程度、商品Yの購買を増大させているかを示すリフト値を計算する式を次に示す。
以下の①〜④のうち、式の空欄AとBに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
① 全顧客数
② 商品Xを購入した顧客数
③ 商品Yを購入した顧客数
④ 商品XとYを購入した顧客数
×ア A:①  B:②
×イ A:①  B:④
×ウ A:②  B:②
〇エ A:②  B:③
×オ A:③  B:④

頭で覚えようとしても無理ですが、3年連続で「同じベン図を描けば即答」と分かります。だから今年出てもイタダキです。

H29第43問 ネット通販 Dランク

ネットビジネスに関する常識クイズ。対策のしようがないので鉛筆コロコロ。

ある企業が同じ商品を5つの異なる WEB サイトで、それぞれバナー広告 A〜Eを掲載している。このとき、あるか月で下表のような結果が得られたとする。ここでクリック単価はユニークな顧客がクリックしたときに発生する金額、クリック顧客数は各広告をクリックしたユニークな顧客数、広告費は当該広告をクリックされたことによって生じた総広告費用、商品購買客数は当該広告によって商品購買に至ったユニークな顧客数とする。
コンバージョンレート(CVR)によってバナー広告を評価するとき、最も効率的なバナー広告はどれか。下記の解答群から選べ。
×ア A
×イ B
×ウ C
×エ D
〇オ E

当問は「広告費(円)」が解答に使わないダミー条件になっていて、購買客一人当たり広告費のコスパが良いBを選んでドボンしがち。

CVRの定義は「購買客数/クリック顧客数」なので正解〇Eですが、物知りクイズをやってる時間が勿体ないので、間違えても気にしません。

今日のまとめ

マーケットバスケット分析は、「関連度」の科学を自負するだけあって。関連させてタテ解きするとわずか3問でバッチリ理解できる。

当記事に収録した「店舗管理」全計算問題の多くは、簿記の関連知識です。つまり一から覚える必要がないので、最小努力でスラスラ当たるボーナス論点に。

そうか、計算問題を週末に一気に解くと、相乗効果でスコアが伸びる(範囲の経済)。

そして当記事全問は2hでは解けないけれど、2周、3周やればスラスラ解ける。そっちは経験曲線効果です。

はっ、この勢いで解き直すと「財務」も得意にっ?

はい、他の計算問題を関連購買(ついで解き)したくなった方には。こちらのリンクがうってつけです。

ボタンを押して今日もイタダキ↓。
試験の進化は待ったなしです。

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