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「Ⅲ」のしょっぱいIE対応:生産管理 ④形容詞エラー

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工夫でラクして、暗記を減らす。

知識重視へのシフトとともに、こちらの様な「1次」過去問を扱う記事が増えてきた。これはこの時期大変助かるものです。

過去問は4択で知識を増やすテキスト代わり。
ストーリー記憶になるので暗記が要らない。

さらに素早く回して答えを覚えると、どうラクして解くかの工夫が始まる。そこで合理性追及の塊なIEは、どんな工夫でラクをするのか。誤答パターン=形容詞エラーと先に知り、ちょっとズルして理解を深めます。

「Ⅲ」 のしょっぱいIE対応:生産管理 ④形容詞エラー

テキスト代わりのABランク

H27第15問 IE時間研究 Bランク

時間研究は「Ⅲ」で出るかも? そこで慌てずテキスト代わりに。

標準時間の算定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
〇ア PTS 法で標準時間を算定する際には、レイティングの操作をする必要がない。
×イ 観測作業の速度が基準とする作業ペースより速いとき、レイティング係数の値は 100 より小さく設定される。
×ウ 正味時間は、観測時間に余裕率を掛けることで算定される。
×エ 標準時間は、正味時間と付帯作業時間から構成される。

当問はテキストレベルのBランク。当ててウキウキではなく、図のイメージを使って知識を固めます。イは×小さく→○大きく、ウは×余裕率→○レイティング係数、エは×付帯作業時間→○余裕時間で正しい知識に。

H28第14問 IE時間研究 Bランク

「2次」試験の80分間でも、しっかり時間研究を。

作業管理に利用される「標準作業」に関する記述として、最も不適切なものはどれか
○ア 作業管理者を中心に、IE スタッフや現場作業者の意見を入れて全員が納得した作業でなければならない。
×イ 作業者の教育・訓練の基礎資料とするため、熟練作業者であれば実施可能になる最善の作業でなければならない。
○ウ 生産の構成要素である 4M(Man, Machine, Material, Method)を有効に活用した作業でなければならない。
○エ 製品または部品の製造工程全体を対象にした作業順序・作業方法・管理方法・使用設備などに関する基準の規定でなければならない。

熟練したベテランが7色の蛍光ペンを鮮やかに駆使して与件にマーキングして、ドヤッ。そんな時代と比べると、診断士「2次」の受験技術は標準化が進みました。イを×熟練作業者~→○誰でもできるのが標準作業に。

最後の2択がCランク

H29第13問 IE工程分析 Cランク ※国語ひっかけ

細かすぎる知識を聞かれたときは、単純な「国語ひっかけ」が怪しい。

工場内でのマテリアルハンドリングに関する記述として、最も不適切なものはどれか
×ア 運搬活性示数は、置かれている物品を運び出すために必要となる取り扱いの手間の数を示している。
○イ 運搬管理の改善には、レイアウトの改善、運搬方法の改善、運搬制度の改善がある。
○ウ 運搬工程分析では、モノの運搬活動を「移動」と「取り扱い」の2つの観点から分析する。
○エ 平均活性示数は、停滞工程の活性示数の合計を停滞工程数で除した値として求められる。

○イウエは正直良くわかりませんが、×アは「活性示数」だから、「どれくらい活性化かを示す」でないとおかしい。×必要となる→○既に省かれた、に直します。

H30第15問 IE時間研究 Cランク

IEの暗記は細かくなりがち。苦手、時間がない方は後回しに。

新製品を組み立てるための標準時間を PTS(Predetermined Time Standard)法を利用して算定することにした。標準時間を設定するための準備に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
×a PTS 法で算定された標準時間を組立作業を行う作業者の習熟度に応じて調整するために、作業者の組立職場での就業年数を調査した。
○b 設備による加工時間を別途付与するために、設備で試加工を実施して加工時間を計測した。
×c 標準時間を見積もるための基礎資料を整備するために、既存製品の組立作業に対して時間分析を実施した。
○d 試作品を組み立てるための模擬ラインを敷設して、製品組立の標準作業を決定した。
×ア aとb
×イ aとd
×ウ bとc
○エ bとd

cの×既存製品→○新製品は直せる。abdのどれか1つがウソつきなので、aを×(PTSでは)習熟度に応じて調整→○(微動作レベルでは個人差がないので)レイティング不要と、覚えていたかどうかです。

捨てるか拾うかDEランク

H30第19問 設備 Dランク ※心理ひっかけ

上級ひっかけ問題を使い、国語力をレベルUP。

故障
設備が次のいずれかの状態になる変化。a)規定の機能を失う,b)規定の性能を満たせなくなる,c)設備による産出物や作用が規定の品質レベルに達しなくなる。

JIS Z8141-6108
JIS で定義される設備故障とその保全活動に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 機能停止型故障を抑制するために、事後保全を実施した。
〇イ 寿命特性曲線上での設備の初期故障を抑制するために、保全予防を実施した。
×ウ 設備故障の状態は、「設備が規定の機能を失う状態」と「設備が規定の性能を満たせなくなる状態」の 2 つに分類される。
×エ 設備の信頼性を表す故障強度率は、1 - (故障停止時間の合計/負荷時間の合計) によって計算される。

当問は誤答を狙った「ひっかけ」で、間違っても「故障」のJIS定義なんて覚えちゃいけません。

アは明らかに×事後保全→○予防保全。すると正解イの○保全予防が怪しく見えます。そして×ウは3つある正解知識の1つを抜かしただけなので、○イを正確に覚えていないと、ここに飛びついてドボン。本番ではこれは誤答でOKです。

H28第22問 生産技術 Dランク ※捨て問

垂直多関節⇔水平多関節ロボット? そんなの知るかいっ。

画像:メカトロアイデア
工場内で利用される産業用ロボットに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 運転中の作業者への危険を回避するため、労働安全衛生法の規制対象となる産業用ロボットを運転する際には、柵または囲いを必ず設けなければならない。
×イ 垂直多関節型ロボットは、上下方向に部品を強く押し込んだりする作業の自動化に向いている。
×ウ 水平多関節型ロボットは、多方向からの複雑な作業の自動化に向いている。
〇エ 労働安全衛生法の規制対象となる産業用ロボットの可動範囲内において教示等を行う作業者は、同法で定める特別教育を必ず受講しなければならない。

この手の意地悪クイズは今後も出るので、慌てず国語で解く練習を。×イウは垂直⇔水平の入れ替えと察して落とすと、アエの2択=「必ずではないのはどっち?」に絞れます。アウは法律でなく、規則・指針レベルの細かい知識なので、こんなの覚えず鉛筆コロコロで。

今日のまとめ

H30「Ⅲ」で連合作業分析が出たから、今年はワークサンプリングだ。スクール・サークルにそう囁かれ、嫌々当記事に目を通す方もいるはずだけど。

IEの工夫でラクして、誰でもできる標準作業。

診断士のIEなんてクソ暗記? 受験側がそんな古い先入観を捨て、工夫でラクする道具として取り組み始めると。

新進気鋭の試験委員が嬉しくなって、合格努力・実力順にスコア差をつける「Ⅲ」の新作にヤル気満々。これは本当にありそうです。

ボタンを押して今日もイタダキ↓。
試験の進化は待ったなしです。

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